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【2016】スプリングS / レース考察(中山芝1800mで行われるGII戦を徹底考察します)

公開日: : 重賞レース考察・予想

今日は3/20(日)に行われるスプリングSのレース考察を行います。中山芝1800mで行われるGII戦です。その前に余談を少し。

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先週末は悶絶の連続で心を病みそうになりました(苦笑)

個人的に特にエグかったのが日曜の中京1R。

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<結果>

1着:◯ダンツチェック 8番人気

2着:△シルヴィーボーテ 5番人気

3着:◎オーシャンマタハリ 3番人気

普通に三連複本線でも万馬券でしたし、ダンツチェック勝ち負けとまで書いたんだからダンツ頭のオーシャン2、3着買っておけば16万だったんですよねぇ。。。

なぜか欲を出して帯を狙いに行き、オーシャン頭固定からダンツチェック2、3着付けの三連単に放り込んで私は外しました(苦笑)悶絶とはまさにこのことでしたね。

ただ、会員様からはかなりの的中報告頂き、それだけが救いでございました!願わくば来週は私もそのぶちかましの輪に参加したいところでございます(汗)

 

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by ネギトロこぼれ様

 

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by ぐるん様

 

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by 輪切り様

 

皆様おめでとうございます。正直、私よりも会員様のほうが買い方が確実に上手いというw

 

そして悶絶その2。

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<結果>

1着:◯キャプテンペリー 4番人気

2着:▲スターオブペルシャ 1番人気

3着:◎ナックビーナス 3番人気

「もちろんボーナスで三連単1、2着固定も買う予定。本当の行った行ったで決まったらお祭りだ」

えぇ、もちろん三連単◎◯→◎◯→▲に突っ込んでましたよ(苦笑)ラスト200mで的中を確信しましたが、100m地点でナックビーナスの脚色が怪しくなり、最後杉原騎手が2着まで追い込んできてしまい三連複のみの的中に。。。

もちろん三連複も大本線は結構買ってましたが、断然人気のスターオブペルシャが入ってるので三連複当たるのと三連単当たるのでは天と地の差。杉原くんこんな時だけ頑張らなくても。。。

 

重賞2つも結構エグい結果に終わりまして、フィリーズレビューは◎ダイアナヘイローから☆ソルヴェイグへの馬連、馬単本線で結構買っていたところ、国分騎手が出遅れて引っかかって大外ぶん回すという月一レベルのワースト騎乗。直線はいつぞやのマヤノリュウジンの追い込みのように一頭だけ大外の違うところを通りながら4着できたのを見ても、騎手がマトモなら勝っていたでしょう。能力が違うと読んでの馬連、馬単勝負だっただけに、ただただため息しか出ません(苦笑)

中山牝馬Sは◎シュンドルボン、◯ルージュバックで一見本線的中ですが、3着のメイショウスザンナが抜けて外れ。しかも馬券は◎シュンドルボンの頭固定で◯ルージュバッックの2、3着固定で大きく張っていたので、もう少し広く流しておけばなぁと。隣でTAROの競馬さんがルージュバック2、3着固定馬券で三連単数十万をぶちかましていたので、やっぱり持っている人は違うなぁと思った次第です。

 

というわけで、実にストレスフルな日曜日だったのですが、もう切り替えて今週末の3日間開催に挑んでいこうと思います。サクッと帯当てたい。。。というわけでスプリングSの考察へ。

 

【2016】スプリングS 予想考察

過去5年のレース傾向

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※2011年は震災影響で阪神開催のため載せてありません

近年では皐月賞の最重要トライアルという位置付けになっているスプリングS。桜花賞とチューリップ賞の関係性を見ても、普通は同距離同コースで行われる弥生賞のほうが最重要トライアルになるはずですが、なぜスプリングSが最重要トライアルになるのか?

それはトライアルのペースが一番大きい理由だと思います。得てして皐月賞本番よりもトライアルはペースが緩みがち。そして近年の皐月賞は締まったペースでの高速決着になりやすく、その早いペース、時計に対応するためにも、2000mで緩いペースで競馬をしてきた馬よりも、1800mでマイラーなどと一緒に競馬をしてきた馬のほうが皐月賞に適応しやすいというのはあるでしょう。

 

過去5年を見ても1番人気は馬券から外れたことがありません。その1番人気の名前を見てもローズキングダム、ディープブリランテ、ロゴタイプ、アジアエクスプレス、リアルスティールと錚々たるメンバーが揃っています。

ただ、1番人気で勝ったのはロゴタイプのみというレース。いずれの年も2〜5番人気の馬が逆転してこのレースは勝利しています。今年もロードクエストという信頼できそうな1番人気馬がいるので、この馬を中心と考えつつ、どういう決着になるかを考えるのが良いと思います。

そして、これは皐月賞の時に書くべきことだと思いますが、おそらく今年も皐月賞考察時に「弥生賞よりもスプリングSのほうが重要」という論説がたくさん出てくると思います。ただ、今年に関してはこれは通用しないと思います。

というのも、今年は弥生賞自体がペースが流れてのレコード決着になっています。先ほども述べたように、なぜ同距離同コースの弥生賞よりもスプリングSの方が本番に直結するかと言えば弥生賞が緩いペースになりがちだから。今年はそれが本番同様の締まったペースになっているわけですからそれなら同距離同コースで行われる弥生賞のほうが評価は高くなるはずです。

今年は弥生賞だけでなく、共同通信杯、きさらぎ賞と皐月賞のトライアルレースが全てミドルペース以上で行われています。例年よりは相対的にスプリングS組の皐月賞での優位性は下がると見ています。

 

血統傾向

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このレースは血統傾向を理論的に簡単に説明できるレース。

近年の好走馬を見てもほとんどがボールドルーラーやストームキャットなどのダート血統を持っている馬がほとんど。これも1800m戦でマイラーも出走してくるレースだからこそスピード能力が要求されるレースということでしょう。

昨年も父サンデーサイレンス+母ダート血統で1、2、3着が独占しました。こういう馬が走りやすいレースということを考えれば、ダートも走れるサンデーサイレンス系も走りそうというのも言えますね。そういう意味でこのレースではフジキセキ産駒がよく走る。芝での決め手、そして1800mまでの距離適性がありながらサンデー系で屈指のダート適性あるフジキセキ産駒がよく走るのも納得でしょう。

中山牝馬Sの時にも述べましたが、改修後の中山芝はとにかくキングマンボ、ディープインパクト(ブラックタイド)軍団の独壇場となっています。先週の中山牝馬Sも唯一の母父キングマンボ系だったシュンドルボンが快勝。そのキングマンボ系の代表系統であるキングカメハメハ産駒もこのレースで相性が悪いわけはないでしょう。

こんな感じでスプリングSは血統的には狙いがはっきりわかりやすいレースです。父サンデーサイレンス系+母系ダート血統の馬や、フジキセキ系統、キングマンボ系統の馬を狙えば当たるんじゃないでしょうか。

 

レースラップ傾向

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昨年こそかなりのスローペースで残り3ハロンのギアチェンジ戦になりましたが、このレースはマイラーが多数出走してくるために基本的に緩まない持続力勝負になりがちです。だからこそ皐月賞に直結するレースになるんでしょう。

今年もマイネルハニーが強気の逃げを打つ可能性が高く、まずスローペースにはならないでしょう。過去にマイルで強い競馬をしている馬。先ほど血統のところであげたようにダート血統でスピードを保持している馬などはラップ面を見ても強調できるでしょうね。

逆にハービンジャーだったりサドラーズウェルズのように重い血統が全面に出ているような馬はこのスピード戦には対応できない可能性が高そう。そう見ていくと今年のスプリングSは買える馬と買えない馬にはっきり分かれてきます。

 

レース傾向まとめ

今日のところはこの辺りにしておきます。出走メンバーはこんな感じ。

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ロードクエストの一本被りにはなると思いますが、ミッキーロケット、マイネルハニー、マウントロブソンもそれなりに人気すると思うので単勝1倍台には行かないんじゃないかと思っています。

このレースは先ほども述べたように買える馬と買えない馬がはっきりわかっている上に、人気の中で信頼できる馬とバッサリ切れる馬どちらもおり、勝ち馬候補が2頭くらいに絞れるので点数も抑えられそう。4ヶ月ぶりくらいの勝負度Aで大勝負をするつもりでおります。

 

先ほどこのような事をtwitterで書いたところ、一瞬で10以上のイイネを頂きました。それだけ分析記事、考察記事を楽しみにして頂いている方が多いということは励みになりますし、それに応えたいなぁとただただ思う次第です。

この記事一本を書くのに一時間以上かかっていたり、と全く手抜きができない結構大変な作業なのですが、そういう手を抜いていない部分が見ていただけている理由なのかなぁと思い、これからもちゃんと書いていこうと思います。

 

というわけでスプリングSは現時点ではこの馬を狙ってみたいと思っています。

その馬の名はブログランキングで公開中

このレースはちょっと複雑な買い方で勝負度Aにすると思うのですが、勝つ可能性が一番高いと思っているのはこの馬です。父母父ボールドルーラーで血統傾向にも合致。展開も合いそうですし、週末の雨予報もこの馬にとっては朗報でしかないでしょう。出遅れさえなければほぼ勝てる気はしています。

 

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