【2016】フローラS / レース考察(東京芝2000mで行われるGII戦を徹底考察します)
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重賞レース考察・予想
今日は4/24(日)に行われるフローラSのレース考察を行います。東京芝2000mで行われるGII戦です。その前に余談を少し。
すみません、更新が遅くなりました。金土と外泊だったというのと、皐月賞に現地に行っていたもので土日にやらなければいけない仕事やら作業がどっさり溜まっていて、全てをこなしてようやくこの時間です。
頭が沸騰しそうだったのでハーゲンダッツのブルーベリー&ラズベリー味を食べて糖分を補給してようやくこの記事を書いています。競馬の文章ならスラスラ書けるんですが、それ以外のだと結構時間かかるもんでしかも頭を使うんです・・・ただハーゲン効果でなんとか回復しました。
というわけで、先週から競馬関係やそれ以外の事も含めて非常にバッタバタでメール等もほとんど見れてません!いろいろ頂いたメールはサクッと目を通せるものは見ているのですが、本当に返せずですみません・・・仕事メールもほぼ未読状態のがざーっとあるのでお許しいただければと(苦笑)水曜あたりで少し落ち着く予定なので、そこあたりで全てお返ししようと思っております。後出しな感じのメールになるのもあるかもしれませんがご了承ください。
【2016】フローラS 予想考察
過去5年のレース傾向
オークスは内枠絶対有利の週に行われるにも関わらず内枠有利にはなりません。それは桜花賞の時にも書きましたが、恐らく東京芝2400mで行われるレースを走れる馬は限られてしまうから。3歳牝馬がこの時期にこの距離を走るとなるとどうしてもポテンシャル勝負になってしまうんですよね。
ただ、そのオークスのトライアルであるフローラSは見ての通り、典型的な内枠有利なレースになります。そもそも構造的に内枠有利な東京芝2000mですし、東京開幕週ということでインが絶対有利(近年はエアレーションの影響で変わりつつありますが)なんでしょう。
過去5年を見てもほとんどがインを上手く立ち回ってきた馬の好走。しかも枠番を見ていると赤い色で目がギラギラするぐらいに3枠が走っています。この枠順バイアスはダービー卿チャレンジトロフィーでも黄色枠が有利と書いてマジックタイムが実際に勝ちましたし、今年も枠順発表まで忘れずにいた方が良いと思います。
血統傾向
過去5年の勝ち馬を見ても、、、
マンハッタンカフェ
ゼンノロブロイ
タニノギムレット
ステイゴールド牝馬
と、クラシックに全く関係ないような馬が4勝。フローラSローテからのオークス勝利はサンテミリオンまで逆らわなければいけませんし、このレースはオークスへ直結しません。ですので、好走するにはクラシック的な血統である必要がないのです。
2000mの立ち回り勝負になると言っても、この時期の3歳牝馬にとって2000mは十分に長距離です。ある程度の距離への裏付けは必要。そうなるとスタミナを補完するようなマンハッタンカフェ、ゼンノロブロイ、タニノギムレット、ステイゴールドのような血統がいいんでしょう。ただ、これらの血統は最後の決め手、底力に欠けるのでオークスでは一転して全く走らなくなります。
もう「オークスに向けてどの馬が面白そうか」という視点は一切排除して「フローラSだけ走りそうな血統」の馬を探すのがいいと思います。
レースラップ傾向
2011年と2014年はペースが流れましたが、基本的にはトライアル戦らしく緩んだ流れからの立ち回り勝負になります。皐月賞で興奮したポテンシャル勝負脳をいったんリセットして、立ち回りだけで決まる可能性があるのを思い出しましょう。そう考えてみるとシングウィズジョイって立ち回り勝負だけで重賞を2勝してるんですね(汗)
まず今年のメンバーを見ても松岡正海がゲッカコウで強気の逃げでも打たない限りは落ち着いたペースになりそう。そうなると内枠でスムーズに競馬ができた馬が有利でしょう。内枠を引いて、クラシックには関係なさそうな血統の立ち回りが上手い馬が狙い目です。
レース傾向まとめ
今日のところはこの辺りにしておきます。出走メンバーはこんな感じ。
チェッキーノが1番人気って本当ですかね?
なんだか買ってはいけない感じがプンプンするのですが、あんまり書きすぎてアウォーディーみたいに走られると恥ずかしいのでここでは書きません(といいつつ有力馬考察のところではけちょんけちょんに書く気がします)
多分、今のファンのレベルならパールコードが1番人気になる気がします。その次にクィーンズベストとビッシュでしょうか。ゲッカコウは東京替わりで人気を落とすでしょう。
フローラSはこの馬に注目しています。
前走は異常な馬場だったとはいえ圧巻の時計。いくらおかしい馬場といっても後ろは突き放していますし、相当強いと思います。前走は牝馬限定戦とはいえメンバーレベルはなかなか高そう。もともと未勝利では能力上位の立場ながら勝ちきれずにいただけの馬で、牡馬でいうゼンノタヂカラオと同じようなイメージの馬。昇級でいきなり重賞挑戦といってもメンバー的には3歳500万レベルなのでいきなり通用していいと思います。
そもそも前走の舞台は登り坂スタートで地力を問われやすい舞台。左回りの芝2000mという舞台は同じですし、何より血統がいかにもこの舞台に合いそうな感じです。netkeibaの想定オッズよりは人気すると思いますが、十分に狙える馬と見ています。
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