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レディスプレリュード2021の予想を公開!

公開日: : 最終更新日:2021/10/11 地方レース考察・予想

レディスプレリュード2021(大井ダート1800m)の予想です。

10月7日に大井競馬場で開催され発走時刻は20:10です。出走馬はテオレーマ、ウェルドーン、クリスティ、グランデストラーダなど。大井競馬場のダート1800mで行われるJpnIIです。

 

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レディスプレリュード 2021予想

予想の根拠

大井ダート1800mで行われるJBCレディスクラシックの前哨戦。大井ダート1800mという条件は個人的なイメージでは非常にオーソドックスで能力がしっかりと反映されやすい印象。中央競馬で言えば東京競馬場の芝コースのようなイメージで、能力があってなおかつ末脚の質に秀でた馬の活躍が目立つ。

こうして過去5年のレース結果を見ても、タマノブリュネット、クイーンマンボ、アンデスクイーン、マルシュロレーヌなど末脚の質に秀でた馬の活躍が目立っていますし、末脚の質が問われやすい本格派コースでの前哨戦という意味では今週末に行われる毎日王冠と同じようなイメージのレースだろう。

今の牝馬交流重賞路線は中央勢ではマルシュロレーヌが絶対的王者として君臨し、南関勢ではサルサディオーネが素晴らしい充実期を迎えている感じ。ここはマルシュロレーヌが出てきたら正直仕方がないレースだったと見ているが、ブリーダーズカップに向かうということでここに出走してこなかった。そうなればどの馬にもチャンスがある一戦と見て良さそうで、前述の通りで「末脚の質が問われる」レース質に合いそうな馬をきちんと評価して予想を組み立てたい。

というわけで予想の発表。

 

レディスプレリュード  2021の印

【本命 ◎3 テオレーマ】

条件戦善戦レベルの馬だったが昨秋あたりから本格化。父ジャスタウェイ同様に遅咲きの馬だった感じで、2勝クラス勝ちからマリーンCまでのレース結果と内容を見れば、マルシュロレーヌに次ぐ牝馬交流の女傑誕生という認識でいいはず。

2勝クラス勝ちの日野特別は東京ダート1600mで凄まじい末脚を見せての勝利でしたし、準オープン勝ちの豊前Sも小回りの小倉ダート1700mで圧巻の差し切り勝ち。ダート戦でも溜めて末脚を活かせる条件でこその馬で、重賞初挑戦となったマリーンCは適性外条件で能力の違いだけで圧勝したと考えていい。

前走のスパーキングレディーカップは道悪馬場の小回りマイルなんて最悪な条件だっただろうが、それ以前に熱中症で走れる状態になかったとのこと。昨年も夏に惨敗して次走の秋初戦で巻き返していますし、今回は涼しくなって状態戻っていれば前走のようなことはないはず。

何よりも今回は大井ダート1800mという条件が魅力的で、脚力がずば抜けているこの馬の末脚を見せつけるにはこれ以上ない舞台。レディスプレリュードというレース自体が毎年決め手ある馬の末脚がズバッと決まることが多いですし、ここは状態さえ整っていれば圧勝も十分にある。

 

【対抗 ◯8 レーヌブランシュ】

THEクロフネというジリっぽいスタミナタイプで、トップスピードの質には劣るがバテ比べになれば相対的にパフォーマンスを上げてくる。テンスピードや追走スピードに欠けるので中央競馬や多頭数レースでは前に行けないので走れず、牝馬交流重賞の少頭数で外枠が引けて前に行けた時だけが好走レンジと考えていい。

まさにその全てが揃っていた今年初旬のTCK女王盃で2着に好走。その後はエンプレス杯はスタートで出遅れて終了。その後の2戦は中央の上級戦でスピード不足で全く歯が立たず。今回は除外を挟んでの休み明けで状態面がポイントにはなるが、とりあえず走れる条件は全て揃った。東京拝でのサクセスエナジーを見ても松山騎手は間違いなく外枠から積極策を取ると思いますし、外目2番手ぐらいからじわっと仕掛ければ有力だろう。

 

【単穴 ▲10 ダイアナブライト】

当初は道悪馬場専用機と見ていたが、近走は良馬場の準オープン戦でも差のない競馬ができるように。やはりディープインパクト産駒だけあってダートでも決め手を活かすような競馬が合いそうで、近走も大きな不利を受けて巻き返した吾妻小富士Sやスローで展開向いていないBSN賞はなかなかの競馬をしている。

牝馬交流重賞は中央3勝クラス善戦級で通用するレベルですし、この馬は決め手を活かしてこそなのでレディスプレリュードのレース傾向にも合いそう。菅原騎手はこの馬を手の内に入れている感じもしますし、テオレーマと同厩同士で最後は差し込んできて欲しい。

 

【単穴 ☆2 ラインカリーナ】

もともと関東オークスを制しているように能力はある馬だが、ハナを切れないと脆いところがあり脆いところがあり4歳時からはなかなか逃げられずで結果が残せていなかった。その後は南関移籍となって近走は徐々に復調。東京シンデレラ賞や浦和スプリントオープンでは好位からでも渋とく伸びていましたし、前走のビューチフルドリーマー賞ではついに念願の逃げが叶って久々の重賞勝ちとなった。

その前走内容を見ても、やはりハナを切れた時の粘りは素晴らしいものがあり、この相手でも逃げられれば穴候補。幸い同型はクリスティしかいないメンバー構成ですし、あちらは久々のダートで1枠でデムーロと行けない要素は揃っている。とにかくスタートを決めて逃げてくれれば・・・

 

【△6 ウェルドーン】

今回1番人気になりそうだがこの馬は普通にぶっ飛ぶ可能性もありそう。近2走は重賞で連続好走という成績だが、関東オークスは高速馬場にしては微妙な走破時計。JRA勢のランスオブアースやベルヴォーグはその後の2勝クラスで全く歯が立っていませんし、2着のケラススヴィアは次走のダービーグランプリで最下位大敗。ダービーグランプリのレース内容を見てもサウスヴィグラス産駒で距離の壁に泣いた感じで、この馬は関東オークスではそんな適性外条件の馬を倒しただけと見ていいか。

前走のジャパンダートダービーも上位馬のその後の戦績を見ても、ほぼ間違いなく史上最低レベルのレースだったと見て良さそう。

1着:キャッスルトップ→次走ダービーグランプリ5着
2着:ゴッドセレクション→次走シリウスステークス16着
3着:ウェルドーン
4着:スマッシャー→未出走
5着:リプレーザ→未出走
6着:ロードシュトローム→次走レパードステークス12着
7着:ブライトフラッグ→次走戸塚記念8着

ジョエル、ギガキング、セイカメテオポリスはダービーグランプリで巻き返したが、それもジャパンダートダービーではスローで力を発揮できなかっただけで、この3頭が走った程度でレースレベルを上げる理由にはならない。

確かに鳳雛S勝ちがあったり、今回は今までのゴッドセレクションやロードシュトロームと違って牝馬限定なら・・・という感じもするが、中央オープン級のテオレーマ、クリスティ、ラインカリーナに中央3勝クラス級のダイアナブライト、レーヌブランシュ、グランデストラーダがいるとなると普通に苦戦する可能性もありそう。それでいてこれが1番人気濃厚なら評価は落とす。

 

【△1 クリスティ】

母父クロフネという血統背景や先行力がある点からダート適性があると思われているようだが、この馬は今までのレースぶりを見ても持続力を活かしてこその芝の先行馬。唯一ダートを使われた関東オークスも外目の揉まれない枠が引けてスムーズに立ち回って大差の3着。

芝スタートとは違いダートスタートでは行き足がつかなそうですし、1枠でデムーロ鞍上となるとラインカリーナに先手を奪われる可能性が高そう。インで揉まれる競馬になりそうな感じがしますし、今回のメンバーを見るとレーヌブランシュ、ウェルドーンなど早めに外からジワっと動きそうな馬が多い。インで揉まれる形で外から早めに仕掛けられるとかなり厳しい競馬になりそうな感じがします。

 

【△7 グランデストラーダ】

スパーキングレディーカップは道悪馬場の小回り戦で位置を取れたメリットだけで粘り込んだレース。最大限に恵まれて離された3着でしたから交流重賞で上位とは言えない存在だろう。

前走の秋桜賞を1.5秒差で圧勝したことで今回も人気になりそうなのだが、今回は全く条件が異なる上に一気の相手強化。この人気となると△評価ぐらいが妥当に見えるが・・・

 

【消4 コーラルツッキー】

前走は門別で重賞勝ちも倒した相手はブリーダーズゴールドカップやマリーンカップでボコボコに負けている馬ばかり。南関での実績を見てもここでは厳しいか。

 

【消5 サルサレイア】

昨年のクイーン賞で3着に走るも大きく離された3着争いをギリギリ制したのみ。今年のTCK女王盃やその後の戦績を見てもここでは脚力不足に見えます。

 

【消9 ロカマドール】

近走成績からもさすがにここでは厳しい。

 

【推奨買い目】

馬単 3→8,10,2,6,1,7

三連複 3→8,10,2→8,10,2,6,1,7

三連単 3→8,10,2,6

 

【買い目及び予想のポイント】

ここは状態さえ万全なら◎テオレーマの能力と脚力が抜けているはず。人気を分け合っている△ウェルドーンと△グランデストラーダはそんなに強いと思っていませんし、クリスティもダートで勝ち切るまでの能力があるようには見えない。まともならテオレーマが圧勝になると見て馬単。

まぁ競馬なのでテオレーマが差し届かない場合もあるので抑えの意味合いも込めて三連複は穴っぽい3頭を2列目に。◯レーヌブランシュも休み明けで状態次第だが今回はベスト条件で松山の騎乗も予測しやすく普通に好走していいはず。▲ダイアナブライトも能力通用でレディスプレリュードのレース傾向にも合うタイプ。☆ラインカリーナはとにかく逃げさえ叶えば関東オークス馬です。粘り込みもあるか。

先にも書いた通りで状態まともなら川田騎手も信頼できますしテオレーマは突き抜けるイメージ。◯▲☆の3頭とまぁなんだかんだで牝馬限定なら3着には来ちゃいそうな△ウェルドーンまでを加えて三連単も買いたい。

テオレーマが前走の熱中症の影響で状態戻らず・・・の場合は素直に諦めます。その代わり復調していれば突き抜けそうな馬が単勝2番人気想定ならそこそこ妙味あるのでは?

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