ダービー卿チャレンジトロフィー2020の予想を公開!
公開日:
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最終更新日:2020/04/10
重賞レース考察・予想
ダービー卿チャレンジトロフィー2020(中山芝1600m)の予想です。
4月4日に中山競馬場で開催され発走時刻は15:45です。出走馬はプリモシーン、マイスタイル、レイエンダ、ストーミーシーなど。中山競馬場の芝1600mで行われるGIIIです。
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ダービー卿チャレンジトロフィー 2020予想
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予想の根拠
毎年、玉石混合のようなメンバーが揃って予想難しいレースだが、今年に関して言えば例年以上にメンバーレベルが低い印象。一応は前走で重賞勝ちのプリモシーンこそいますが、それに続きそうなのが近走成績がイマイチなマイスタイルやレイエンダ。あとは主な実績がオープンぐらいのジャンダルムやストーミーシーといったぐらいの馬しかおらず、明らかにメンバーレベルが低い。
過去5年のレース結果を見ても、2015年はモーリス、2018年はヒーズインラブ、2019年はフィアーノロマーノと条件戦を勝ち上がってきて勢いのあるフレッシュな馬が勝利していますが、今年に関してはそういう類の馬が皆無。もうオープンに毛が生えたぐらいのレースと見ていいんじゃないだろうか。
そんな今年のダービー卿チャレンジトロフィーの出走馬でも多くを占めるのが前走東京新聞杯組。このレースを勝利したプリモシーンが断然人気に支持されそうということを考えても、今回のこのレースのレベルを保っている頼みの綱のようなレースではあるが、今年の東京新聞杯は冷静に考えてレベルが低そう。勝ち時計1:33:0は翌週の1勝クラスと0.8秒しか変わりませんし、上位にオープン大将のサトノアーサー、8歳馬のクルーガー、初芝のスウィングビートあたりが走れちゃったのを見てもその程度のレベルだったということか。
今回はそんな低レベル疑惑がぷんぷんとする東京新聞杯で完璧な騎乗から勝利したプリモシーン及び、それに準ずる走りを見せた馬たちが人気になるレース。この程度のメンバーならば前走東京新聞杯組以外でハイレベルなパフォーマンスを見せている馬が十分に逆転できると判断した。
というわけで予想の発表。
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ダービー卿チャレンジトロフィー 2020の印
本命 ◎ストーミーシー
本命は前走のレース内容が非常に強かったこの馬の激走に期待したい。
もともと「好走しだすと使い詰めても好調が続く」「いつも良い脚を使うが追い込み届かず」という2つの特徴を持っていた馬で、昨年時点でもハイレベルだった東京新聞杯やマイラーズカップで最速上がりで差し込んできて上位とは差のない競馬。ただ、重賞でもオープンでも後ろからしか競馬ができないので同じくらいしか走ることができず、歯痒いレースを繰り返していた感じ。そうこうしている内にさすがに使い詰めがたたって、昨秋あたりからパフォーマンスが落ちてしまった感じで近走はレース内容が目立たなかった。
そんな戦績のところから休養を挟んだ2走前でレースぶりが一変。リフレッシュされた事で完全に調子を戻した感じで、休み明けでいきなり重賞レースでほとんど差のない競馬での6着。同タイムにステルヴィオがいることを考えても普通に評価できるパフォーマンスだったはずで、今回のメンバーに入れば能力上位と見て良さそうだ。
その上で更に圧巻だったのが前走のパフォーマンス。前走時の中山競馬場の芝はもう完全な外差し馬場でインを通った馬は壊滅的なバイアス。その上で前半3F=34.1のハイペースになってしまえば、もうインを通って先行した馬は壊滅するのも当然で、ご覧の通りで先行した馬は軒並み最下位付近に沈むようなレース結果となった。
もう一目瞭然で序盤で先行した馬はほぼ全頭が下位に沈んでいることがお分かり頂けるだろう。そんな馬場バイアスも酷い上に展開も向かない最悪な条件の中で、この馬は内枠からキャリアでほぼ初めての先行策を打ってそのまま押し切るというレースぶり。
インを通って先行した馬は全て最下位近くに沈んでおり、2〜3着馬は馬場の良い外を回って差し込んできた馬たち。それらを考えればこの馬は馬場も展開もまるで向かなかったことを考えれば凄まじく強い競馬をしていたと見ていいか。
相当なタフ馬場だったことを考えれば走破時計1:34:1も普通に評価して良さそうですし、時計面だけを見ても東京新聞杯と差のないレベルだったはず。そんなレースを馬場も展開も合わない中で勝利したことを考えれば、この馬は東京新聞杯組よりも強いのでは?
おそらく前走の積極策で馬が化けたと見て良いと思いますし、今回も内枠から同じように位置をとって競馬ができれば人馬ともに初の重賞獲りが十分にあって良いと見て本命に推します。
対抗 ◯ケイアイノーテック
対抗は能力だけならここでも最上位だろうケイアイノーテックが面白そう。
とにかくマイルの距離でじっくり脚を溜めればそれなりにやれる馬。近走は展開がまるで向かなかったり明らかに長い距離を使われているレースばかり。安田記念では最内を通ったとは言え溜めて差す競馬で上位に走れていますし、ここは差しが決まる流れになれば一発あっていいはず。陣営コメントで「途中で動く競馬」という内容のものが出ているので、ちょっと変な競馬になりそうな点がネック。
単穴 ▲マイスタイル
能力の衰えや調子落ちがないならばマイスタイルはスムーズな競馬ができれば強い。
ここ2戦はさっぱりな内容だが、阪神カップがGI好走の反動、阪急杯がハイペースを競り合う展開と敗因は割とはっきりしている感じ。今回はスムーズな先行策叶えば巻き返して良さそうだが、横山騎手への乗り替わりはプラスにしてもハンデ57.5kgで大外枠となると本命を打つのは気が引ける。
特注 ☆プリモシーン
断然人気になりそうなプリモシーンはここに入れば上位だが信頼できる馬でもないだろう。
前走は復活を遂げる重賞勝ちだったが、実際は東京新聞杯は完全タイム差+1.2の低レベル戦。低調なメンバー相手にミルコが完璧なインサイドアウトを決めて勝利した感じで、そこまで評価はできないか。ただ、今回は前走以上にメンバーレベルが酷い感じですし、相対的に上位評価にはなってしまう。
△ ジャンダルム
近走の好走は中山マイルを完璧に立ち回ってのものがほとんど。前走はハイペースで展開が厳しかったとはいえ、同じような競馬をしたカツジには最後に離されて底を見せた感じも。今回は内枠で上手く立ち回ってどこまでやれるか。
△ クルーガー
東京新聞杯は見せ場十分の競馬だったとはいえタイムランクEの低レベル戦での結果。今回は中山マイル替わりと内枠は良いと思いますが、おそらくこのメンバーレベルなら人気してしまいそう。人気でそこまで買いたい馬ではない。
△ カツジ
マイルCS4着の実績あるように、道中で脚を溜めて差す競馬なら強い馬。近走の敗因は途中で動いてしまっていることが全てで、それでも前走はハイペースを早めにまくってなかなか強い競馬。本来の末脚を活かす形ならケイアイノーテックを倒して重賞勝ちもある馬ですし、一発はあって良さそう。
印まとめ
◎ストーミーシー
◯ケイアイノーテック
▲マイスタイル
☆プリモシーン
△ジャンダルム
△クルーガー
△カツジ
×5,6,8,14
勝負度 D
推奨馬券
単勝 2 ストーミーシー 本線
馬連 2→11,16,7,3,4,15,5,6,8,14 本線ベース
馬連 2→11,16,7 重ね買い
馬単 2→11,16,7,3,4,15 ボーナス
※ここは前走内容が見た目以上に強そうな◎ストーミーシーに妙味があるというのはわかっているんですが、それ以外に全く信頼できそうな馬がいないレース。それならばストーミーシーは先行策で化けたと見て勝ち負けまでは来るという前提で買いたい。そうなると単勝と馬連だが、馬連の相手はレベル低いのでどの馬が突っ込んできても驚けない感じ。広めに買って高めが突っ込んでくるのを期待したい。
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