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日経新春杯2017の予想を公開!

公開日: : 重賞レース考察・予想

日経新春杯2017(京都芝2400m)の予想です。

1月17日に京都競馬場で開催され発走時刻は15:45です。出走馬はなどミッキーロケット、シャケトラ、ヤマカツライデン、カフジプリンス、レッドエルディスト、モンドインテロなど15頭を予定。京都競馬場の芝2400mで行われるGII戦です。

 

おととい行われた愛知杯は・・・

1着:◯マキシマムドパリ 1番人気

2着:◎サンソヴール 10番人気

3着:△クインズミラーグロ 6番人気

で大穴サンソヴールが予想通りの展開から2着に粘り込んでくれての本線万馬券!!

 

昨日行われた京成杯は・・・

1着:◎コマノインパルス 1番人気

2着:☆ガンサリュート 7番人気

3着:△マイネルスフェーン 2番人気

で本線的中!!

 

3重賞全制覇するべく明日の日経新春杯も当てたいと思います。

 

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第64回 日経新春杯(G2)

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冬場だけに一線級は少ないが、賞金の高いG2ということで重賞で勝ち負けしている実績馬が参戦。また、ハンデ戦なので準オープンや1000万を勝ったばかりの格下馬が加わり、実力差と斤量差を的確にジャッジすることが馬券的中に向けた最大のポイントと言えよう。

また、各陣営の思惑も様々で、実績馬でも「今の内に賞金を加算して春に備えたい」場合もあれば、「この後は放牧に出すから使ってしまおう」という場合もあるように、勝負度合いは全然違う。格下馬も「今年はこの馬に期待しているんだ。ココでも勝負になるはず」と、「使いたい距離の条件がなかったからね。とりあえず使ってみる」とでは、どちらが“買いなのかは一目瞭然だろう。

しかし、公正競馬を謳っている以上、各紙面には当たり障りないコメントしか並ばない。馬券的中のカギとなる“本音”を掴めるのは、関係者と親しくしている人間、つまり弊社情報ルートのような存在に限られている。事実、昨年の的中はもちろんのこと、6番人気アドマイヤデウスから10番人気フーラブライドで決着した一昨年も馬連1万0150円的中をお伝えしているのだ。

もちろん、今年も各陣営から本音を聞き出せる情報収集態勢が整っている。そこで、今週は弊社シンクタンクに初めてご参加される方に限り、日経新春杯の【◎−穴】1点馬券を無料公開する。コレは必見と付け加えさせて頂こう。

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日経新春杯 2017予想

予想の根拠はコチラです

日曜の発売傾向から見たオッズ分析

日曜の9時から1時間半ほど発売していた幻の京都開催。その間に日経新春杯のオッズをずっと見ていましたがなるほどー、という感じのもの。実に玄人視点が存分に入って、展開も馬場も織り込み済の隙のないオッズになっていた印象でした。というわけで、今日はまずオッズ分析から始めましょう。

 

枠順発表後の想定オッズ(当サイト予測)

人気 馬名 オッズ
1 ミッキーロケット 3.5
2 シャケトラ 4.2
3 カフジプリンス 6.5
4 ヤマカツライデン 7.0
5 レッドエルディスト 8.4
6 モンドインテロ 9.2
7 レーヴミストラル 10.5
8 ダコール 68.7
9 アクションスター 90.2
10 マドリードカフェ 95.5
11 トルークマクト 102.0
12 アドマイヤフライト 134.0
13 ウインインスパイア 252.0
14 テイエムナナヒカリ 288.0

 

再投票前と同じくらいの枠順が引けたミッキーロケットの1番人気はまず間違いないか。そして1時間半ほどの投票の中で凄い売れていたシャケトラも内枠ですし話題性からも2番人気になりそう。

そして次に来る人気が鍵なのですが、とにかく日曜日の発売時間内でのヤマカツライデンの穴人気っぷりがやばかったこと。単勝は6.5倍くらいまで売れていましたし、単勝だけかなぁと思って他の券種も見てみましたが、馬連も三連複も4番人気くらいまで売れていました。おそらく最終的には強いと噂の明け4歳馬ですしカフジプリンスの方が3番人気になると思いますが、そう差のない4番人気くらいになりそうなのはヤマカツライデンを買おうと思っている人は覚悟した方がいいと思います(穴馬では絶対買えないです)

ヤマカツライデンに続く5番人気はレッドエルディストになるでしょうが、おそらくモンドインテロは関東馬で調整難しそうなのでここは人気を落としてくるはず。この馬は翌週のAJCCに行くという案もあったと思うんですが、そこには同じシルクレーシングのゼーヴィントが確勝を期してでてくるということもあってローテ被りで使えず・・・渋々ここに挑んできている感じがします。

デムーロ騎乗でも意外に人気しなそうなレーヴミストラル(現代競馬はとにかく外枠と休み明けが嫌われますしね)が単勝10倍ちょいぐらいの人気になり、その次のダコールとはかなりのオッズ断層が出てきそう。

オッズ分析に関してはここまでにします。これからは本題としての予想の方へ入ってきましょう。

 

能力比較と展開予測

京都芝2400mの若干道悪が残る馬場で強い馬はどれか。まずは出走メンバーの能力比較をしてみたいと思います。

おそらく今回のメンバーで一番強いのはミッキーロケットという考えで問題ないはず。いくら叩き台とはいえ神戸新聞杯でサトノダイヤモンドと接戦を演じましたし、3着以下は引き離しました。菊花賞でも決して向かない距離で5着と善戦していますし、この馬は神戸新聞杯以降は別馬と考えて良さそう。今年はGIでも馬券に絡んでおかしくない馬になると見ているので、ここは素直にこの馬が能力最上位と見ます。

その次の位置に来る馬が難しい。明け4歳馬が強いというのは間違いないので、カフジプリンス、レッドエルディストがそれに続く形か。

その下あたりが大混戦の印象。モンドインテロは明け4歳馬と比較すれば劣るでしょうし、レーヴミストラルもハマらなければそこまで強い馬ではない。時計のかかる2400m戦ならばこれらの古馬たちとヤマカツライデンは能力差はないと考えています。

その下に来るのがオープンレベルからGIIIで恵まれて活躍できるか、という馬たち。衰えや適性面から見てダコールはこのあたり。シャケトラもまだ1000万を勝った身ですし評価してこのぐらいか。そして2走前の準オープンで素質馬ラヴィエベールに勝っているトルークマクトもオープンからGIIIなら十分に勝負になっていいはず。あとは大阪=ハンブルグカップでクリプトグラムと差のない競馬をしているマドリードカフェくらいまでを入れておきましょう。

さすがにそれより下の馬は能力的に厳しそうという意味で説明は割愛します。

 

【第一勢力】能力最上位

ミッキーロケット

【第二勢力】ミッキーロケットにも地力で逆転できる

カフジプリンス レッドエルディスト

【第三勢力】上記馬には劣るが展開や馬場次第で善戦は十分に可能

モンドインテロ、レーヴミストラル、ヤマカツライデン

【第四勢力】かなり馬場や展開に恵まれれば台頭あるか

ダコール、シャケトラ、トルークマクト、マドリードカフェ

【第五勢力】基本的に能力が足りないので無理

ウインインスパイア、アクションスター、テイエムナナヒカリ、アドマイヤフライト

 

次に展開と隊列を見ていきましょう。想定している隊列はこんな感じ。

ヤマカツライデンは再投票で内枠を引くことができましたし、スタートも抜群に速いのでまず確実に逃げられるはず。その2番手は若手の三津谷騎手が乗るウインインスパイアが押していきそう。マドリードカフェもスタートは抜群に速いので内目の3番手くらいを取れそうです。

この隊列を見て「シャケトラは浜中だし前行くんじゃないの?」と思う方もいるかと思います。実際に近走の通過順位もそれなりの位置を取っていますしね。浜中騎手は1月の京都開催はとにかく前への意識が強いですし、普通に考えれば3、4番手くらいを取りに行く気がします。

ただ、この馬はおそらく今回は前へ行けないと思うのです。その理由は下記の通り。

この3つのキャプチャ画像はシャケトラの近3走のスタートを切り取ったもの。これを見てもわかると思いますが、シャケトラはスタート時にジャンプする癖があります。過去のレースで全てこのジャンプスタートをしているので、おそらくこれは騎手のせいではなく馬のキャラクター。

ジャンプしてスタートしてワンテンポ遅れるのですが、その後の二の足が良いのでそれなりの位置が取れていた印象。あとこの馬は少頭数のレースに出ることが多かったので、そのおかげで位置が相対的に取れていたとも言えると思います。

ただ、今回は外隣が抜群にスタート速い上に前に行きたいだろうマドリードカフェ。まず間違いなくシャケトラがジャンプしている間に前を横切られるはずで、その隣のミッキーロケットやカフジプリンスなどもそれなりにスタート速いので相対的に位置を落としそう。浜中騎手もこの馬は「展開云々ではなく強い馬」という認識で乗ると思うので、こうなると位置を落としそうなんですよね。まぁこればかりはゲートが開いてみないとわからないですが、シャケトラは位置が取れない可能性は十分にあり、というのはここで述べておきます。

再度、隊列予想図を出しましょう。

ヤマカツライデンがスッと楽に逃げられるとして、ウインインスパイアはおそらくすごい形相で序盤から追って2番手を取りに行くと思うんですよね。鞍上は若手の中でも乗れない代表格の三津谷騎手ですし、インタビューを見ても「若手らしい騎乗をしたい」というコメントが出ていました。これで再投票前のウインインスパイアが内枠でヤマカツライデンが外枠という枠順ですと、三津谷が玉砕覚悟で逃げの手を打つんじゃないかと思いましたが、さすがにこの枠順ならば行って2番手でおさまるでしょう。

ただ、スッと先行させられるような騎手でもないので、外枠から結構ガシガシ追って2番手を狙いに行くはず。それを見る位置にいる枠順の騎手はヤマカツライデンの存在もありますし、オーバーペースになることを意識すると思うのです。実際に中枠〜外枠の有力馬はほとんど中団か後方待機をするような馬ですし、唯一前へ行く可能性もありそうなモンドインテロもスタートがあまり上手くないシュミノー騎手となれば後ろからになるはず。

(1)ヤマカツライデンは引き離した逃げを打つ

(2)ミッキーロケットやカフジプリンスはスタート上手く出たなりの中団前目追走

(3)ウインがガシガシ追って2番手を取りに行くのを見る外目の有力馬はテンには出していかないはず

今回は展開としてこの3つが揃いそうな感じ。ヤマカツライデンが楽にハナに立てる上に隊列もすぐに落ち着く。その上で途中から大捲りをするような展開を崩す馬もいない。そうなれば京都外回りコースならまず、、、

縦長の隊列になる

という展開予測ができます。

 

ヤマカツライデンはそこまでのスローペースには落とさないでしょうし、そうなると縦長の隊列を早めに動く馬は脱落していきそう。そして馬場はまだインが生きているはずで、雪の影響で時計はかかるはず。

(1)ヤマカツライデンが縦長の隊列を作る

(2)開幕3週目でフラット or どちらかといえばインのほうが伸びる

(3)雪の影響で時計はかかる

現代競馬の主流は一団馬群からのスローペースの瞬発力勝負戦。今年の日経新春杯は縦長馬群からのミドルペースの持久力勝負戦になりそう。しかも馬場が重くて時計がかかるとなれば、単純な力比べでは絶対に決まらないと考えたほうがよさそう。

主流のレースでは良いパフォーマンスを発揮できない馬が一世一代の走りをしてくる可能性は十分にあり、そしてそのキーワードとして今回重要になりそうなのは「内枠」「位置取り」になるでしょう。

現役屈指のスタミナ巧者であるヤマカツライデンが、京都の時計のかかる馬場で縦長の隊列を作り出した時、その展開と馬場を活かしてインからじわーっと粘りっこい脚で伸びてくる大穴が出る可能性ありと今回は見ています。

長くなりましたので印の発表に移りましょう。

 

 

 

日経新春杯2017の印

本命 ◎ヤマカツライデン

本命は馬場と展開が全て向きそうなヤマカツライデンに期待したい。

この馬は今年の序盤から注目馬として挙げていた馬で、スタートが抜群に速くその上で自分で淀みないペースを作れる上に最後はバテないというサラブレッドの理想形のような馬(あくまでも個人的な尺度)しかも冠名がヤマカツなのでそこまで人気も被りませんし、何度もこの馬にはお世話になってきました。

5月頃には「もしかしたら今秋には重賞にでているかも」とメルマガでも書いていた馬で、予想通りにオープン勝ちから京都大賞典→日経新春杯へと進んできたことは個人的にも見立てが間違っていなかったということで非常に嬉しく思っています。

ただ、その重賞初戦の京都大賞典ではシビアに無印評価としました。それはこの馬が重賞で全く通用しないような馬だから、というわけではなく、キレ味よりもバテない強みを活かしたいこの馬にとって2分23秒台の時計が要求される秋の高速馬場の京都コースは向くはずがなく、しかも現役最強のキタサンブラックに徹底マークされる展開が予想されたとなれば京都大賞典では一切評価できないからという理由。ただ、それでも最後までバテずに0.8秒差にまとめましたし格好はつけたと言っていいんじゃないでしょうか。

その京都大賞典と比較しても、今回は全ての条件が好転すると言ってよさそう。冬のオーバーシード馬場ということで、京都大賞典よりも1秒以上時計がかかるのが日経新春杯。その上で雪が降ったことで時計がかかることは確実。おそらく2分25秒台後半〜26秒台くらいの決着になるんじゃないでしょうか。それぐらいの時計なら持ち時計もありますしこの馬は十分に走りきれていいはず。

しかも今回は二番手につけてくる馬がキタサンブラックからウインインスパイアに変わりました。マークされる対象が現役最強馬から準オープンをやっとやっと勝った馬に変わりますし、ヤマカツライデンがマイペースで逃げればウインインスパイアは4コーナーぐらいでバテてしまうと思います。そうなればノープレッシャーで直線を迎えられそうですし、どう考えても展開は向くはず。

再投票前の枠順でも十分に逃げ切れる馬だと思っていましたが、最大の懸念事項だったこの馬よりも内枠にウインインスパイアがいる、という枠順まで順延再投票の結果なくなりました。これで3、4番人気になってしまうのは間違いないですが、ここまで向く条件が揃った以上、一番馬券内に来る可能性が高い馬としてここは人気になっても信頼します。

 

対抗 ◯ミッキーロケット

対抗は能力最上位のミッキーロケットでいいはず。

この馬はHTB賞勝ちから神戸新聞杯の間に完全に別馬に化けました。いくらサトノダイヤモンドが叩き仕上げと言ってもクビ差にまで持ち込むのは力がなければできないでしょうし、実際に強い明け4歳馬たちを相手に3着以下を突き放したんですからまず間違いなく強い。神戸新聞杯が行われた阪神芝2400mは外回りコースの上に直線にも急坂がある非常に地力が問われる舞台。あそこであれだけ走れればこの馬が弱いはずはありません。

菊花賞でも血統を見れば3000mは明らかに長いと言える中で5着に好走。先着されたのはサトノダイヤモンド、レインボーライン、エアスピネル、ディーマジェスティだけですし、それらの馬の力を考えればこの馬も既に重賞級の能力はあるとみて間違いないか。

そして神戸新聞杯前の休養で変わったのは能力だけでなく、スタートも抜群に速くなりました。以前はスタートに難がある馬で後ろからの競馬しかできませんでしたが、ここ2戦は完璧なスタート。今回は枠順を考えても相対的に他の人気馬よりも良い位置が取れそうですし、ヤマカツライデンが変なペースを作りそうなレースでは位置が取れることは相当有利に働くはず。

神戸新聞杯や菊花賞の映像を見ても追い出してからスッとは反応せず、手応えないかなぁと思った頃にグイグイ伸びてくるパワー差し型の馬。父キングカメハメハ×母父ピヴォタルでサンデーサイレンスが入っていない馬だけに、極限の瞬発力を問われると微妙な感じもあり、雪が残ってそれなりに時計がかかるのも良さそう。年明けからの京都芝ではキングカメハメハ産駒がやたらに走っていた印象ですし、ここは人気でも信頼したいと思います。

 

単穴 ▲カフジプリンス

三番手は同じく明け4歳馬のカフジプリンスにしました。

明け4歳世代屈指のスタミナを持つ馬で、丹頂ステークスの圧勝ぶりや神戸新聞杯4着の内容を見ても、ミッキーロケットとまでは言わなくても世代上位の力があることは間違いなさそう。

この馬の弱点は周知の通りに追って反応がズブいこと。前走は中山芝2500mでも勝負どころで一切反応できませんでしたし、ダイヤモンドSくらいで狙えるかなぁというような内容でした。良馬場でスローペースの京都芝2400mならば嫌いたい馬、とも言えるのですが、ヤマカツライデンがミドルペースを作ってくれる上に馬場も渋りそうなのはこの馬にとってプラス。

そして鞍上が福永騎手に乗り替わるのもプラスでしょう。この馬のキャリアハイのパフォーマンスは間違いなく丹頂ステークスでその時の鞍上は福永騎手。それ以降に乗っていた岩田騎手はガシガシ途中で動かしすぎてこの馬とリズムが合っていなかった感じがあり、この乗り替わりはプラス。勝負どころはズブいですがスタートは速い馬なので、スタート上手い福永騎手ならポンと出てそれなりの位置につけられそうなのもプラス。

陣営コメントを見ていると「早めに動いてスタミナを活かしたい」という趣旨のものが出ていますが、スマートさがベースにある福永騎手ならヤマカツライデンに途中で競りかけていくような真似をするとは思えず、同じようなコメントが出ていた有馬記念のシュヴァルグランくらいの早めに仕掛けるイメージということでしょう。

反応の悪さもギアチェンジ問われない馬場と展開になることで解消されそうですし、そうなれば明け4歳馬の能力を信頼して3番手評価でいいはずです。

 

特注 ☆

今回の最大の穴馬はこの馬だと思っています。

前走の金鯱賞で久々に重賞に挑戦しましたが、後方追走で何もできずに終了。この結果だけ見て今回はほぼ全ての人に無視されそうな馬になりそうですが、前走の敗因は外枠とキレ負けが全て。レース上がりが34.0という完全な瞬発力勝負になってしまい、この馬も上がり33.6の脚を使いましたが、いままでのキャリアでMAXで出した上がりが33.5のこの馬にはさすがに上がりが速すぎた。

準オープンの時には位置取り差もあったとはいえ、おそらく2017年に重賞の1つくらいは取りそうな素質馬ラヴィエベールを下しての勝利。ラヴィエベールはシャケトラよりは間違いなく強いはずなので、今回の2番人気レベルの馬を倒した実績ありというのは忘れてはいけないことでしょう。

今回は2000mから2400mへの距離延長。もうこの馬は2400mが大得意な馬で、500万勝ちも1000万勝ちも2400m戦。準オープンでも2400m戦では2回も連対をしているような馬。ここ最近のレースを見ても毎回不発なく自分の脚だけは使っているように見えますし、上がりが34秒台後半くらいでも十分に足りる展開、馬場になりそうなのは間違いなくプラス。その脚をロスなく使えそうな絶好枠を引くことができましたし、スタートも普通ぐらいには出る馬で隊列を考えても中団より前目くらいの位置は取れるでしょう。

そして何よりこの馬を穴馬として期待したいのはその血統。父アドマイヤジャパンは現役種牡馬屈指の穴馬輩出血統で、ニジンスキーの力でとんでもない大穴を時折出す印象。最近では昨年のクイーンSで11番人気のダンツキャンサーの爆走がありました。母父もサドラーズウェルズ系でいかにも渋った時計のかかる馬場で一撃かましそうな配合。

ヤマカツライデンが道悪残りの馬場で縦長の隊列を作ればレースは壊れるはずで、外から普通に伸びてこれない馬は増えるはず。他の馬が走れないようなレースでこそこういう毎回不発なくじわっと伸びる馬は爆走するはずで、もう全てが揃ったここは単勝100倍台とかになりそうですが大いに一撃を期待したいです。

 

△マドリードカフェ <穴推奨>

もう1頭、大穴として期待したのがマドリードカフェだ。

この馬は今までの戦績を見ても典型的な冬馬。大型馬ながら馬体重の増減が激しく、恐らくはカイバ食いの良い時と悪い時の差が激しい馬。だからこそ馬体が減りにくい冬に良績が集まっている感じで、暑い時期の活躍はほとんどないという馬。

前走は得意の万葉ステークスで5着という結果だったが、さすがに+36kgの馬体増でいきなりの好走は厳しかった感じ。それでもずっと馬体が減り続けてきた馬が好調期に近い馬体重に戻してきたのは好印象。今回はさすがに絞るような方向に調整してくるはずで、大阪=ハンブルグカップ2着時の542kgに近い馬体重で出てきそう。

その大阪=ハンブルグカップの走りが秀逸で、荒れ馬場の2400mで大逃げ馬が出ての縦長の隊列。その3番手から直線でパワフルに伸びてのクビ差2着。接戦に持ち込んだのは次走で目黒記念を勝つクリプトグラムで突き放した3着馬はハギノハイブリッドだった。いかにも今回も同じような馬場、隊列になりそうで、この馬の走り時の冬シーズン。この枠順でヤマカツライデンがいるとなれば瞬発力を問われない絶好の展開になりそうですし、大阪=ハンブルグカップだけ走れれば十分にここでも大穴を開けていいはず。

 

△レッドエルディスト

明け4歳馬のレッドエルディストは少し評価を下げる。

春の大寒桜賞と青葉賞の内容を見ても末脚の破壊力は世代トップクラス。ただ秋の2戦の内容を見ていると、どうもこの馬は早めに動くと脚が止まってしまう「爆発的な一瞬の末脚」を使えるタイプ。ゼンノロブロイ産駒というと持久力系の馬というイメージが強いが、代表産駒であるペルーサも「爆発的な一瞬の末脚」タイプで、序盤で位置を取りに行ったりして脚を使ってしまうと最後は案外伸びず、という馬だった。

神戸新聞杯も強い4歳馬相手に3着というだけで評価すべきなんだろうが、途中から押し上げるように動いたことで最後に脚が止まったのは事実。菊花賞でも距離というよりは途中から動いて脚が止まっている感じで、この馬は春の競馬のように最後方でじっとして直線だけに賭ける競馬の方が合うはず。

今回はヤマカツライデンがミドルペースの縦長の隊列を作りそうで、その展開で秋の2戦と同じような戦法を仕掛ければ間違いなく途中でスタミナ切れになるはず。好走あるとすれば春と同じように直線を向くまでは後方で動かないこと。四位騎手はもともとそのスタイルの競馬が上手いのでこの馬のキャラに気付いていれば戦法を変えてくるはず。

ただ、ヤマカツライデンが作る縦長レースを大外一気で差せるかどうかなんてわからず、前に行く馬を本命にする中でこういうタイプを相手にするのは違うでしょう。ハマったら来そうですがそれなら評価を落とします。

 

△モンドインテロ

今回は全く魅力を感じないモンドインテロは抑え評価。

いかにもな父ディープインパクト×母父ブライアンズタイム(ロベルト系)の配合だなぁという馬で、ディープインパクトの良さ=瞬発力を母父ロベルトが消し、母父ロベルトのよさ=持久力をディープインパクトが消した結果、中途半端な詰めの甘い馬になっちゃったという感じの馬。

準オープンまでは素質で勝ちあがれましたが、重賞路線ではもうこの配合の特徴が出てしまって、毎回それなりには走るけれども詰めが甘くて5着みたいな成績を繰り返しています。ディープインパクト産駒だからといってズバッと切れるような末脚があるわけではなく、相手次第でいつもじわっと伸びてきてそれなりに走る馬。今回も内枠を引けてある程度の位置で競馬ができるなら面白いと思いましたが、外めの枠でスタートが得意ではないシュミノーとなると後ろから脚を溜める競馬になりそう。

直線を向いた時点で同じ位置にいる馬との決め手勝負になればレッドエルディストやレーヴミストラルの末脚の破壊力には敵わないはずで、順延による関東馬の滞在調整の難しさもネックになるか。今回はあまり買いたくありません。

 

△シャケトラ

いかにもストロングタイタン臭がするシャケトラはこれぐらいの評価に。

こういう話題先行で「強いかもしれない」人気をする馬を買っていては競馬のスタンスとしてダメ。中山金杯のストロングタイタンなんてまさにそんな感じでの人気でしたし、蓋を開けてみれば弱い上に坂がダメでの惨敗でした。

2番人気濃厚ですがまだ1000万を勝っただけの身。しかもその1000万を圧勝しているならまだしもリッチーリッチーと少差という内容。そのリッチーリッチーが重賞級ならいいですが、いずれオープンまで行くとしてもそこまでの器ではないはず。そんな馬が評判馬というだけで2番人気は中心視してはダメでしょう。

前述した通り、スタートでジャンプする癖があるのでおそらく位置は取れないでしょうし、揉まれて何もできないケースが目立つマンハッタンカフェ産駒。内枠を引きましたし、マンカフェの悪さを出して何もできないケースも十分にありそう。いかにもマンハッタンカフェっぽい馬なので後ろから競馬をすれば追ってモタモタしますし、同じ位置から決め手勝負になればレッドエルディストらの方が上でしょう。

好走あるとすればスタートをなんとか決めて、積極性光る浜中騎手が位置を取りに行った時。幸い、ヤマカツライデンの作るミドルペースのおかげで位置さえ取れればギアチェンジ力不足はカバーできそうなのでやれてもいいはずです。

 

△レーヴミストラル

展開も馬場も合わなそうなレーヴミストラルは抑えまで。

確かに昨年は派手な大外一気での勝利でしたが、あれはスローペースと一団の馬群が向いての特殊なレース。その後の京都記念では道悪を苦にして全く伸びませんでしたし、今回の縦長馬群と道悪が残りそうな馬場はマイナスなはず。

もともとスタート遅い馬でデムーロ騎乗となれば最後方近くの位置取りは確実。休み明けでトップハンデということを考えても、そこから届くと考えるよりは届かないと考える方が賢明か。

 

 

印まとめ

◎ヤマカツライデン
◯ミッキーロケット
▲カフジプリンス
 <穴推奨>
△マドリードカフェ <穴推奨>
△レッドエルディスト
△モンドインテロ
△シャケトラ
△レーヴミストラル

勝負度C

 

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