2017年1月17日の厳選予想 (紅梅S)
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平場レース考察・予想
2017年1月17日の中央競馬の平場・特別レースからの厳選予想です。
その日のレースの中で最も馬券内確率が高く妙味ある馬を推奨する「今日イチ!」と、その日の平場・特別レースの中からブログ向けに選別した1レースの厳選予想を公開しています。ちなみに本日の厳選予想は京都10レースの紅梅ステークスになります。
昨日は特に面白そうなレースがないためにこのコーナーはナシとさせていただきました。ちなみに明日は南関重賞のニューイヤーカップもあるのでそちらの予想も夜にはあげたいと思います。
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2017年1月17日の今日イチ!
その日のレースの中で最も馬券内確率が高く妙味ある馬を推奨するコーナーが「今日イチ!」です。昨年までは「厳選の一頭」というコーナーでしたが、名前が堅苦しかったのでこちらにネーミングチェンジします。
本日の今日イチはこの馬になります!
京都5R サラ3歳未勝利 芝1800m
大袈裟でもなく上位5番人気ぐらいまでの馬なら京成杯で馬券に絡んだんじゃないか、と思うぐらいのハイレベル未勝利戦。最終的にオープンに辿り着きそうな馬がゴロゴロおり、ここは馬券というよりも見て楽しみたいレースと言えるか。
その中でもにはダービー候補としての圧巻の走りに期待したい。もうこの馬は言葉で語るよりも新馬戦の映像を見ていただいた方が早い。
最後の直線で猛然と追い込んで2着という結果だが、新馬戦らしいかなりのスローペース戦で前の馬が断然有利で、かつ勝った馬が次走でなかなかメンバー揃っていた500万を差のない3着に走ったプラチナムバレットなんだから相手も強かったと考えるのが妥当。
プラチナムバレットはマンハッタンカフェ産駒で、この血統は初戦から走る傾向。一方でこの馬の父ハーツクライは初戦ではエンジンのかかりが遅くてどんな名馬でも差し損ねる傾向。今年の世代でもリスグラシューやスワーヴリチャードでさえ新馬戦では差し損ねて2着になっており、初戦で負けたことをそう悲観する必要はない。
半兄がサトノラーゼンという良血馬で、池江調教師曰く「兄よりも瞬発力がすごい」とのこと。父がディープインパクトからハーツクライに変わって切れ味が増すというのも不思議だが、母父ロベルトということを考えるとディープインパクトよりもハーツクライの方が相性がいいんだろう。
主役のいない3歳世代ならば一気にスターになれる存在と見ていますし、今回も相手は揃いましたが大外一気で京都競馬場をザワザワ言わせて欲しいです。
本日の厳選予想(紅梅ステークス)
その日の平場・特別レースの中からブログ向けに選別した1レースの厳選予想を公開しています。ちなみに本日の厳選予想は紅梅ステークスになります。
昨年までは平場・特別ハンティングということで、メルマガの勝負レースに設定するには少し足りないなぁ・・・というレースを貼り付けていただけでしたが、一応ブログに掲載するということで、こちらにもきっちりと時間をかけて予想したレースを載せようと思います。
重賞以外の平場・特別レースの中からセレクトしようと思いますが、注目度の高いオープンレースがあればそちらからセレクトする可能性が高いと思います。
京都9R 紅梅ステークス サラ3歳500万下 芝1400m
レース見解
一見するとクラシックには直結しなそうな1400m戦だが、昨年はオークス馬のシンハライト、一昨年は桜花賞3着馬のコンテッサトゥーレ、4年前はオークス馬のメイショウマンボと意外に出世レースになっている感じのこのレース。
今年に関して言えば下手な重賞よりもメンバーが揃った(フェアリーSの2倍くらいのメンバーレベル)印象だが、どちらかといえばクラシック寄りというよりは1400m巧者の強い馬が集まった印象。この条件への適性を踏まえつつ、本当に強い馬を見極めたい。
そして、このレースで重要に見えるのは枠順と隊列だろう。
再投票でも外枠を引いてしまったが、アリンナのスタートと二の足の速さは一級品。秋明菊賞でも外枠からあっさりとハナを奪いましたし、ここも難なく逃げの手を打てるはず。
そして内枠を引いたエントリーチケット、ラプソディーア、カウントオンイットの3頭もスタートの速さは相当。そして前走こそ出遅れているが新馬戦のスタートは抜群だったアロンザモナがその時の幸騎手に戻った。普通に考えれば新馬戦くらいスムーズにスタートは切れるはずだ。
アリンナが外から切れ込んで逃げの手を打とうとするはずだが、内枠の有力馬も皆テンのスピードが速い。ただ、ラプソディーアはハルーワソングの一族、カウントオンイットはホエールキャプチャの全妹、アロンザモナも陣営が期待している逸材ですし、これらの馬が春のクラシックまでを見据えた上でアリンナに競りかけていくような競馬をしていくとは思えない。唯一、ありえそうなエントリーチケットも番手の競馬でいい馬ですし、内枠の馬がスタート速い割にはアリンナの逃げですぐに隊列は落ち着くはず。
そしてポイントになりそうなのはアリンナ陣営の「千四でスピードを生かす競馬を」というコメント。恐らくは鞍上が武豊騎手ならペースを落とした逃げにはしないはずで、淡々とした流れのペースを刻むはず。そうなると道中でゆったり追走できて終いを活かす、という競馬ではなく、1400m特有の息の入らない流れになりそうで、モロに1400m適性が出るレースになりそうな感じがある。
今回人気に推されそうな馬はどれもマイルだったりスローペースの新馬などで比較的ゆったりとしたペースに慣れてきた馬が多い。アリンナが作り出す淀みない「THE 1400m」の流れがハマる馬を狙ってみたい。
白菊賞の印
本命 ◎アリンナ
本命はアリンナが距離短縮で持ち前のスピードを存分に発揮する。
前述の重賞級のメンバーの1頭はこの馬。とにかくこの馬はここ3戦の内容が秀逸。抜群のスタートから先手を楽に奪いきり、1400mであれば最後までグイグイと伸びて差されるイメージが全くない競馬っぷり。
前走は阪神JFで8着に善戦。強い相手、ハイペース、マイルの距離、阪神の急坂、と四重苦くらいのハードルがありながらもここまで頑張ったのは評価できる内容。レース映像を見てもパッタリと脚が止まったのはラスト1ハロン棒を過ぎてからで、1400m通過地点ではソウルスターリングと少差の2着。これはレースラップを見てみれば、、、
12.4 – 23.4 – 34.7 – 46.7 – 58.8 – 70.3 – 81.8 – 94.0 (34.7-35.2)
1400m通過時計は1:21:8でこの時点で例年の紅梅ステークスの水準時計はクリア(まぁ馬場差やコースなど色々ありますが、こういう視点でラップを切り取る事は重要)他にも強そうな馬がいるので、何かに差される可能性はありそうですが、まず抜群のスタートから馬券内は外さないと思います。
日曜競馬の中止発表までの1時間半の売れ方を見ても、今回は被った人気にはならなそうですし狙い目だと思います。
対抗 ◯ビーカーリー
対抗は条件、ペース、馬場が全て向きそうなビーカーリーの一撃に期待。
ここ4戦の内容を振り返ってみると、小倉2歳ステークスが大出遅れで最後は上がり3位の末脚を使うもどうにもならず。次の500万はハイペースの前崩れ戦で距離忙しいながらも差し切り勝ち。デイリー杯2歳Sではしっかり折り合いもついていましたが、スローの流れになってしまい最後は上がり3位の末脚を使うもキレ負け。そして前走は牡馬相手に朝日杯FSを戦い8着と善戦。しかも垂れたのが残り1ハロン棒過ぎてからだったので敗因は距離と見るのが正しい結果だった。
今回のメンバーで500万勝ちの馬はアリンナとエントリーチケットだけ。その上でGIでもそう差のない着順で走っているにもかかわらず、馬や血統、騎手が地味だからと言ってこういうタイプは人気しない。力関係を考えれば十分に通用してもいいはずなのにである(こういうところは愛知杯のサンソヴールに似ている)
今回はアリンナが作り出す道中緩まないミドルペースの1400mらしいレースになりそう。そういうレースは500万で下記のようなラップを刻んで勝ったこの馬にはもってこいなはず。
12.5 – 11.4 – 11.3 – 11.4 – 11.5 – 11.2
このラップの1200m戦を差し切ったのですがゴール前の脚色を見ても距離はもう少しあったほうがいい感じ。淀みない流れを追走して終いの脚を使うレースであればここでは能力上位なはずで、少し時計がかかりそうな馬場も合いそう。母父クロフネは1400m適性を存分に備えている血統ですし、アリンナが強い競馬で逃げ粘る一方で外からこの馬が強襲してくる可能性は高いと見ています。
単穴 ▲アロンザモナ
単穴は新馬戦から素質を買っていたアロンザモナに期待したい。
新馬戦は一見するとスローペースを楽に逃げてそのまま逃げ切っただけのレース。ただ、レースラップを見ても11.8-11.4-11.2という完全な加速ラップ。しかも余裕のフットワークで流しながらこのラップで突き抜けて後ろを引き離す一方のレースでした。この内容を見ただけでこの馬は強いと判断してメルマガの新馬戦レビューでも高評価としました。
前走のこうやまき賞は小牧騎手に乗り替わって出遅れ。小牧騎手はどうもゲート内で重心が後ろにある傾向があり、スタートはそこまで上手くない騎手。これは馬の問題というよりは騎手で変わるスタートと見てよさそうで、今回は新馬戦と同じ幸騎手ならばポンと出て好位を取れるはず。
その前走はスタートもそうですが、4コーナーで他馬の逸走に巻き込まれる大きな不利を受けました。
12.8 – 11.8 – 11.9 – 12.1 – 12.8 – 11.8 – 11.0 – 11.2 (36.5-34.0)
こんな2.5秒も後半の方が速いスローペース戦で、出遅れた上に4コーナーでここまで外に振られる競馬になって上位に来れるはずなく8着に負けました。ですが、体勢を立て直してから一瞬見せた伸びはなかなかのもので、最後に小牧騎手が諦めて追うのをやめなければもう少し着差は詰めていたはず。今回は前述の通りに新馬戦の幸騎手に戻りますし、スタートを決めてアリンナの直後くらいにつけられれば、この馬も相当な能力ありと見ているので勝ちまであっていいと思います。
1400mは初めてになりますが、この馬の父は米国ダート血統のエンパイアメーカー。血統適性的には中弛みのない厳しい流れを追走するのは得意なはずで、新馬戦の行きっぷりを見ても距離短縮で1400mらしい流れもこなせるはず。
特注 ☆ラプソディーア
特注評価はラプソディーアにしました。
この馬も新馬戦の内容が圧巻。抜群のスタートと行きっぷりで楽に番手につけると直線では追って突き放す一方の圧勝劇。猛烈なピッチ走法で走る馬だけに道悪の鬼と読んでおり、もし紅梅ステークスが日曜の雪馬場で決行されていれば勝つのはこの馬と見ていました。
素質通りなら強い馬だと思いますが、この馬に関しては新馬戦がそこまで厳しい流れになっていないことがネック。血統を見ても半兄はマーティンボロ、フレールジャックという中距離馬ですし、この馬は距離の限界ある気はしますが、果たして初めて淀みない流れで追走力を問われた上で終いの脚も新馬戦の時のように使えるのかはやってみあければわかりません。
△カウントオンイット
ヒモの最上位評価にカウントオンイットを置きました。
新馬戦では結果を出せませんでしたが叩いた2戦目で一変。好位から抜け出すとあとは突き放す一方の強い競馬ぶり。ホエールキャプチャの全妹という血統背景はダテではないというところを見せつけてくれました。
この馬も前走を見る限りスタートは抜群に速いのですが、それ以上に内のラプソディーアやエントリーチケットが速そうで、この馬はマイルからの距離短縮になるのでそれらの馬よりは位置を落としそう。前走を見る限り、グイグイ伸びる阪神向きなイメージ。あとはやはり1400mの流れに対応できるかが人気とのバランスで割にあわない感じはします。
まぁですが1400mの流れが得意なクロフネ産駒ですし、素質でこなしちゃっていい気もします。
△エントリーチケット
絶好枠を引いた以上、エントリーチケットはそれなりの評価に。
1400mで行きたがるほど行きっぷりの良い馬で、後々は1200m路線に行くんじゃないかと思う馬。今回もロスない形で上手く立ち回れるだろうが、前走は前へ行く有力馬がこの馬だけという展開面で恵まれたレース。今回は他の有力馬もこの馬の近くにつけそうで、それらの馬が非常に強そう。この馬は立ち回りの上手さこそ際立っていますが重賞級とは言えなそうで最終地点は1000万くらいで落ち着きそうな馬。今回は伸び負けての4、5着ぐらいで終わる気がしています。
△アオアラシ <穴推奨>
おそらく全く人気なさそうなアオアラシを穴として抑えておく。
新馬戦はメンバーレベル低かったが、完全に外差し馬場だった小倉の芝コースで最内からグイグイ伸びての圧勝。前走のファンタジーSも最後はキレ負けした感じだったが伸びてはおり、時計が掛かれば浮上可能。ロスなく回れる枠を引けましたし、雪の影響で時計が掛かれば面白い。
白菊賞でもクリノヤマトノオーがあわやの4着に走ったように、この時期の3歳馬は意外な馬が爆走すること多いので要注意。
△オンリートゥモロー
能力も怪しい上に適性面も微妙なオンリートゥモローは抑えまで。
新馬戦はセンス良く外伸び馬場の最内を伸びたので相手なりにやれるかな、とも思っていましたが、前走の赤松賞はかなり弱い相手に伸び負けての敗戦。4コーナーで大外を回ったのが敗因とも言えますが、この時の東京芝は外差し馬場であって逆に外を回した馬のほうが有利になることも多い馬場。前走の敗戦はポテンシャルがそこまでだった可能性が高そう。
2戦ともにマイルの流れしか経験していないというのもマイナスですし、ポテンシャル足りない上に初めての1400m戦で大外枠となると後方追走で脚が溜まらなくてそのまま終わる気しかしません。
ただ、成長力がズバ抜けているディープインパクト産駒ということと、大外枠のルメール騎手はよく馬券に絡むので抑えには入れておきます。
印まとめ
◎アリンナ
◯ビーカーリー
▲アロンザモナ
☆ラプソディーア
△カウントオンイット
△エントリーチケット
△アオアラシ <穴推奨>
△オンリートゥモロー
勝負度D
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12/ 4中京 9R 2万3050円的中
12/ 3中山 6R 3万0320円的中
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