5月3週のレース回顧〜レーンの買い時、嫌い時〜
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レース回顧
さて、週末の競馬の回顧を書こうと思いますが、正直な話、ちゃんとした時間をかけた回顧だと長く続かないので、2020年はサクッと短時間で書けるぐらいの量で回顧を続けていければと思います(メルマガでは通常営業でボリュームある回顧を書きます)
先週、20代の若い子からあまりにも暇だからオススメの映画を教えてくれと言われたので、何作か紹介したんですが、その中でも「ユージュアル・サスペクツ」があまりにも衝撃的だったらしく、興奮冷めやらぬようでやたらと感想LINEが送られてきます。
そう、私も今まで見た映画で一番好きなのは「ユージュアル・サスペクツ」なんですよね。初めて見たのは学生時代だったと思いますが、あまりの衝撃的なクライマックスに驚いた記憶があります。この映画と「LEON」でケヴィン・スペイシーの凄さに慄いていた、そんな学生時代でした。
クリストファー・ノーランの作品も好きなのですが、やっぱり「メメント」も外せません。これも学生時代に見たと思いますが、結末を最初にバラしてからの逆再生という構成は衝撃的でした。この映画がきっかけでノーラン作品が好きになり「ダークナイト「インターステラー」「プレステージ」など全部好きだったりします。
あ、やっぱり「ファイトクラブ」も好きです。「ユージュアル・サスペクツ」と並ぶ衝撃的なラストシーンですしね。とにかくブラッドピットとエドワードノートンがカッコ良くて、90年代の名作映画の中でも最上位に有名な作品でしょう。
最近はなかなか日々バタバタとしていて映画を観る機会が本当に減っているのですが、こうして久々に好きな映画をオススメする機会があったことでまた映画を見たいなぁという気持ちが起こってきました。なんとか上手く時間を作って週1、2本は映画を見られるようにしていきたいですね。
というわけで、先週の競馬の回顧に移ります。
今日はまず注目馬を最初に紹介しましょう。ヴィクトリアマイルよりこの馬をご紹介。
その馬名はブログランキングの先でご覧ください。
↓↓↓
<推奨根拠>
この馬が強いということは過去のレースを振り返っても明らかだと思いますが、今回は超高速馬場のマイル戦ということで適性ゼロで何もできなかった感じ。主戦騎手が乗れなかったのも大きいと思いますし、この馬は東京コースの芝中距離戦で脚を溜めてこその馬でしょう。どうも適性的に天皇賞(秋)はドンピシャでハマる感じがしますし、牝馬ということでなめられるならば大穴で期待できるんじゃないでしょうか。
<ヴィクトリアマイル レース結果>
1着:◯アーモンドアイ 1番人気
2着:△サウンドキアラ 4番人気
3着:△ノームコア 5番人気
9着:◎ビーチサンバ 9番人気
いやはや、アーモンドアイはマイルでスムーズな競馬ができればここまで強かったのかと。近走ではスタートも安定してきましたし、このスピードと抜群の反応を見てもやっぱりロードカナロアの子供なんだなぁと思いました。次走は中2週で安田記念に向かうとのことですが、相手が強くなると言ってももはやこの馬には関係ないのかなと思いますけどね。
個人的なヴィクトリアマイルに関しては、もうスタートで全てが終了。近走もゲートの出が良くなかったビーチサンバですが、最も重要なヴィクトリアマイルの舞台で近走最悪のスタートを切ってはもうどうしようもなかった感じですね。
レースが終わった後でも、ビーチサンバが今回のヴィクトリアマイルがベスト舞台だったという考えに変わりはなく、こんな最高の枠まで引いて本当にもったいなかったなぁという感想。ただ、こんなに東京マイルに合いそうな馬ではあるのですが、調教師と騎手がビーチサンバを東京マイル向きの馬に育てる適性がなかったのかなとも思いました。
ビーチサンバは父がクロフネで全兄がフサイチリシャールという血統背景。フサイチリシャールは松田国英厩舎でデビュー当時からビシバシと鍛えられてスピードを活かす競馬でGIを制覇。早熟性もあってスピードにも長ける馬だけに、そのスピードを活かすように育てられたのが良かったんだと思います。
一方でビーチサンバが預けられた友道厩舎は典型的な中長距離育成工場。調教師自身が「長い距離が好き」と公言していますし、とにかくこの厩舎は「長距離」「スタミナ」「晩成」というイメージの馬になりやすい。藤原厩舎ではスプリンターだったウリウリの全弟マカヒキが友道厩舎に入ると日本ダービーを勝つ中距離馬になりましたし、池江厩舎ではマイルのレコードを叩き出すような馬だったワールドエースの全弟ワールドプレミアが友道厩舎に入ると菊花賞を勝つようなスタミナ自慢の馬になりました。
そんなわけで友道厩舎の育成スタイルは前半部分のスピードが重要な短距離路線を重視しているとは言い難く、今回のビーチサンバのような馬を育成するのはあんまり得意ではなかったんじゃないかと思います。これが2歳からスピードを活かしてガンガン使っていく中内田厩舎だったり、短距離でスピードを活かす馬を育てやすい安田厩舎だったら全く違う馬になっていたかもしれませんね。
また、ビーチサンバという馬は福永騎手とも致命的に手が合わなかった感じ。福永騎手はとにかくふわっと乗って一瞬の決め脚を使えるような馬と手が合う印象で、インディチャンプやギルデッドミラーのような馬に乗ると最高に上手く乗ってくる。
一方で前半から動かしてスピードを活かした方が良い馬とは相性が悪く、高松宮記念を勝利したとはいえビッグアーサーなんて福永騎手のスタイルがあっていたようには見えませんでした。このビーチサンバも溜めて乗って良いタイプでは全くないですし、調教師に加えて鞍上も良さを活かす競馬ができるように馬を育てられなかったかなという感じはします。
なんだか、今回の結果を見て鞍上が「距離を伸ばした方が良い」と進言しそうな気がしますし、そうなれば更に迷走していきそうな感じ・・・まだ来年のヴィクトリアマイルもチャンスあると思いますし、この馬に関しては横山典弘騎手でも川田騎手でも良いので、前半から攻めた騎乗ができる騎手にチェンジして来年のヴィクトリアマイルを目指した方が良いと思いました。
<京王杯スプリングカップ レース結果>
1着:△ダノンスマッシュ 2番人気
2着:▲ステルヴィオ 4番人気
3着:◯グルーヴィット 3番人気
7着:◎ストーミーシー 6番人気
もうここはレーン騎手万歳!というのが感想の全てでしょうか。ダノンスマッシュが距離延長も左回りもあっさりこなしたのは驚きでしたが、それより何よりこの馬でいきなりハナを奪って完璧なスローペースを作って逃げ切っちゃうレーンさんの凄さに脱帽でした。一方でセイウンコウセイで控えて脚を余す内田騎手を見てしまうと、、、騎手は重要ですね。
レーン騎手に関しては基本的な騎乗技術が素晴らしい上にとにかく積極的な競馬をするので、こういう高速馬場で行われる時は平場では圧倒的な信頼度がある感じ。もう条件戦レベルならば自分で動いて良い位置を取ることができますし、そもそも乗っている馬の能力が抜け切っていることも多いですしね。
一方で重賞GIとなるとレーン騎手が乗る馬以外の他の馬の能力も高いですし、スピードある馬もたくさんいるのでレーン騎手が展開を支配できることはそうありません。それでも今回の京王杯スプリングカップは能力最上位のダノンスマッシュに乗れて、なおかつ先行馬不在でレーン騎手の積極策で展開を支配できたとなれば、こういう結果になったのも後付けではありますが納得です。
一方でレーン騎手は嫌えるタイミングがあるのも事実で、例えばヴィクトリアマイルで2番人気に推されたプリモシーンなんかは戦前に明確な危険人気馬と書きました。こちらは能力抜けている馬でもなく、なおかつレーンが展開を支配できるような馬でもありませんでしたから、いくら騎乗技術が凄くてもレーンにも限界があるということでしょう。もう平場の人気馬にレーンが乗るときには逆らっても仕方がないので諦め、一方で重賞GIでプリモシーンのような能力怪しくて自在に動けるタイプではない馬に乗るときには嫌う、というスタンスでレーンとは付き合っていきたいです。
オークスはすでに本命、対抗から穴馬候補までほとんど決まっているレースで、なおかつ明らかに嫌いたい人気馬もいるので割と自信があるレース。今日の午後あたりに第一段の考察を書く予定なのでお楽しみに。
徹底分析メルマガ「競馬をビジネスにする」のご紹介
さて、2020年も5月になりました。
月初になったということで徹底分析メルマガ「競馬をビジネスにする」の新規読者募集をさせていただきます。
今までサイト「競馬はビジネスである」を通して、私自身、競馬ブログサイトの中でも最上級に時間をかけた分析の上、説得力のある予想をお伝えしてまいりました。外れても納得できるだけの自慢の予想をお送りできていたかと思います。
その予想・考察に結び付くまでにどのようなデータを作成しているのか?どのようなプロセスを踏んでいるのか?そういったところまでをメルマガ「競馬をビジネスにする」では全て隠すことなくお伝えいたします。
正直な話、私は尋常ではない時間をかけて競馬のデータと考察を行っています。それを必要とされる方がいるのであれば還元できれば。そして勝ち組になっていただければ、というのがこのメルマガの趣旨でございます。
恐らくですが、、、
毎週、JRAの全レースの分析、回顧をコメント付きで配信しているのは当メルマガくらいだと思います
週末に私が配信する予想で的中頂くのももちろん結構なのですが、それより何より毎週配信しております分析、回顧、そして競馬予想における考え方などをお読みいただき、「自分自身で分析、予想して的中できる」能力を身につけていただくことを目指しております。
ただ丸乗りでいいや、という方は合わないのでご遠慮頂いた方が良いと思います。そうではなく「もっと競馬を知って当てたい!」「もっと競馬を楽しみたい!」という能動的思考の方にお読みいただきたいと思っております。
当メルマガはクオリティでどの雑誌やメルマガにも劣っていないと思っております
正直、過大広告や一度の的中を誇張するメルマガなどが多く蔓延っているのが実情。その中で当メルマガは「クオリティだけに特化して」配信しています。もしかすると2、3週連続で不調で当たらないかもしれません。ですが、その間に配信している内容にクオリティの低いものは一切ないと断言できます。
おかげさまで発行4年になる当メルマガですが、メルマガ発行業界大手のレジまぐ様の売上ランキングで1位になるまでになりました。
購読者数ランキングに関してもPC版とモバイル版の2つに分かれていながら、どちらも2位と3位という圧倒的な支持を頂いています。
この順位までこれたのも「圧倒的に継続読者数が多い」ということが理由です。小手先の一度の的中などに満足せず、必然的に的中するための分析と回顧の積み重ねでクオリティを維持しているおかげと思っております。
もちろんこれだけでは満足せず、、、
圧倒的なクオリティ業界一を目指します!!!
さて、ここでメルマガの各曜日ごとの配信詳細を紹介しましょう。
【火曜日】先週の重賞回顧
火曜日に先週の重賞回顧を配信します。後ほど下記に詳細を書いておりますが、金曜日に配信する重賞まとめデータに結果を書き入れた形のPDFファイルとしても配信します。
【水曜日】地方競馬の重賞予想
地方交流重賞並びに南関競馬の重賞をメルマガ限定コンテンツとして配信しております。だいたい地方競馬の重賞は水曜日に行われるので、水曜日にメルマガにて予想を配信しております。
※以前は地方交流GI並びに南関のSIレースに関してはブログで全体公開としていましたが、今後はメルマガ限定のコンテンツとなります。
【木曜日】中央競馬の全レース回顧
木曜日には前週に行われた中央競馬の全レース分の回顧文&データを配布します。
各競馬場ごとに前週に行われた全てのレースの詳細と勝ち馬の評価、そしてそのレースで不利を受けた馬や次走注目するべき馬、危険な人気馬などを全て網羅して配信しております。
そんな、文章でのボリューム満載なレース回顧に加えて、、、
エクセルファイルにて競馬場ごとに新馬戦から上級戦まで、全てのレースの結果情報、レース回顧コメント、先週の結果分析のタイムランク情報などを載せたデータファイルを毎週配信しています!
正直言って回顧をやっているブログ、メルマガはあれど、中央競馬の全レースの回顧をまとめて配信している媒体はウチだけだと思います。
これを見れば縦比較で走破時計やレースラップがどれくらい優秀なのか把握できますし、予想の際にこれを見ればどの馬が強いレースを戦ってきたのかが一目瞭然です。
ただ、この文章だけではなかなかどういうものか伝わりにくいと思うので、2016年の函館競馬場の全レース分析データを下記リンクで無料でダウンロードできるようにしておきました。こちらを見てどんなものか確認頂ければ幸いです。
【金曜日】重賞まとめデータ配布
金曜日は重賞のまとめデータを配布します。この時点で重賞のプレ予想を配信いたします。
このような形で週末の重賞の出走馬の全頭レビューを印付きでPDFファイルにて配信いたします。
【土曜日】重賞買い目&平場の狙い目
土日は重賞の買い目と平場の狙い目を掲載します。また、リアルタイムで予想が見れる「競馬開催日の競馬ノート」というページをメルマガ読者様限定で公開しております。
【日曜日】重賞買い目&平場の狙い目
土日は重賞の買い目と平場の狙い目を掲載します。また、リアルタイムで予想が見れる「競馬開催日の競馬ノート」というページをメルマガ読者様限定で公開しております。
【不定期】海外競馬のレース予想の配信
最近では海外競馬の馬券もPATで購入できるようになりました。海外競馬のレース予想に関してもメルマガにて配信します。こちらは実施が不定期なので配信日はその時々になりますが、メルマガをご購読いただければ海外競馬まであなたの競馬ライフをカバーいたします。
これだけのボリュームあるコンテンツを毎日更新予定!!
サイト記事だけではわからない予想する際に使うデータベースや、結論を導くまでのメソッドをメルマガを通して余すことなくお伝えできればと思っております。
今までなんとなく馬券を買ってきたという方は、ぜひ本当の競馬力を身につけていただくためにも読んでいただければ幸いです。競馬予想の真髄をお見せいたします。
なお、現在、徹底分析メルマガ「競馬をビジネスにする」では、
初月無料キャンペーンを実施しております!
当サイトをご愛顧頂いている方、データベースを見たい方、競馬力を身につけたい方、とにかく馬券を当てたい方、皆様に満足いただけるようなコンテンツとなっておりますので、ぜひともご購読頂けますと幸いです。
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