富士S [1] 東京の外差し馬場と先週のハイペースの影響
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重賞レース考察・予想
最近新しくやりたいこと、というより2016年に挑戦したいこととして「登山」と「釣り」をやってみたいなぁと。
2015年は「ロードレーサー」に乗りたいということで、奮発してキャノンデールのCAAD8を買って今ではロングライドが日課になりました。やはりそんな感じで1年に1つくらいは新しいものに挑戦するっていうのは大事かなぁと思います。
登山はもともとフジロックに行く人なので、登山用具をたくさん持っているのでハードルが低いというのがポイント。誘われれば今でもすぐ行けるっちゃ行けるんですよね。
ただ、土日にスマホの電波が入らないというところに行くっていうのは競馬見れないから厳しい部分も。なんとか平日に登山をしている人たちに混ぜてもらえないものか(笑)
あとは『岳』っていう漫画を読んだせいで、毎回人が死ぬのでそれにもビビっている感じもあります。
釣りは以前からずーっとやってみたくてバス釣りの竿だけ家にあるんですが、なかなか初心者が一歩目を踏み出すのが難しくて行けていない感じ。これは誰か師匠を見つけてついていきたいですねー。「釣りバカ日誌」が大好きで今週から始まる新シリーズも大変楽しみにしているので、それをみてモチベーションを高めて来年は釣りに行きたいと思います。
東京の外差し馬場と先週のハイペースの影響
富士ステークスは菊花賞よりも難しそうなレースで、私も週明けから頭を悩ませています。
何よりメンバーが豪華で、どこから入っても行けちゃいそうなレース。本当に毎日王冠と同じようなレースになりそうなんですが、そこに加えて多頭数になりますから毎日王冠以上に厄介なレースになりそう。
そしてそこに難しさの拍車をかけているのが、先週の東京の顕著な外差し馬場。
もう普通なら雨が降った東京の芝はインから乾くんですが、先週は外しか伸びない馬場で、馬の能力なんてほとんど関係ないくらいに外の差し馬ばかりが来ていました。特に白秋Sなんて外差しが顕著すぎて、もう競馬ファンの頭の中は「東京は外差し」というイメージがついちゃったはず。
それで外枠を引いた差し馬を買っておけば済むならまだ楽なんですが、そうも行かないのが現代競馬の難しさ。
シャタリングマシンで馬場をほじくり返している馬場っていうのは、週によっていきなり先行、差しの有利が変わりますし、以前と違って「使われていく内にイン馬場が悪くなって外が伸びる」ということがなくなったので馬場傾向を読むのだけで超難しいんです。
例えて言うなら、美しくなろうと思って整形を繰り返した人の顔みたいな感じ。もう何が何だかわからない人ってテレビで良くやっているじゃないですか。今のエアレーション馬場ってそんな感じだと思うんですよね。馬場を柔らかくしようと思って機械でほじくり出してみたけど、もう馬場が意味不明になっちゃった感じ。
いきなり今週の土曜に蓋を開けてみたら「イン、先行有利でした!」っていうのもなくはないから難しいところ。今確認したところ今週の土曜は3Rに2歳未勝利の芝1800mがあるので、それを見てから最終的な予想は決めようと思います。
馬場が意味不明な状態なので、最終的な決断は土曜昼頃に下すとして、そこで結論を出せるためにもいろんなシミュレーションをしておく必要はあるでしょうね。
どうせ先週の外差し馬場に加えて、結構差し馬が来るレースなので競馬ファンのほとんどは差し馬狙いでくるでしょう。買いたくなる差し馬もいっぱいいますからね。
ですが、メンバーを見渡してみて、果たしてペースってそんなに早くなるでしょうか??
カレンブラックヒルは控える競馬で結果出してきていますし、それ以外に先行馬が皆無。恐らく押し出されてロゴタイプ、シャイニープリンス、クラリティスカイあたりが前につけるんだとは思いますが。
富士Sって過去の統計を取るときに注意しなければいけなくて、ここ2年とその前の年では明らかに傾向が違う。
ここ2年はスローペースからの位置取り、瞬発力勝負レースになっているのに対し、その前はミドルペースに流れての差し比べになっている。これも近年はびこる「スローペース症候群」の影響でしょう。
そのスローペース症候群な現代競馬を制するためにどうすればいいか、をスプリンターズSの考察時に書いていたのでそれをもう一度引用します。
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ここ最近のレース、特にGIを見ていると、どんなに逃げ馬や先行馬が揃っても結局はスロー〜ミドルペースに落ち着くようなレースが多い。
今年のGIで明確にハイペースと言えるのはヴィクトリアマイルくらいじゃないでしょうか。それぐらいまでに現代競馬はハイペースになりにくいのです。ですから、コース形態からペースが早くなったとしても、先行馬総崩れのようなレースにはならない気がします。
こういうところを考えていくと、安易に先行馬が揃ったから差し馬を狙う、というのは得策ではないように思います。
狙い目は好位をロスなく運んで差せるチョイ差し馬
あたりでしょうか。このあたりはもう少し考えてみたいです。
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そうなんです。現代競馬では最初から差し馬狙いって非常に危ないんです。
秋華賞みたいに、傾向的にもメンバー的にもハイペース確定みたいな時は、私もアンドリエッテのような馬を買いますが、「ペース読めない」 or 今回の富士Sのような「スローペース確定」と思われる時に差しタイプを買うのはリスクが大きすぎる。
上記にも書いてあるように、現代競馬では迷ったら「好位をロスなく運んで差せるチョイ差し馬」を買うべきなんです。それが毎日王冠ではディサイファでした。今回だと人気馬ではクラリティスカイあたりが良いでしょうか。
スローペースがただでさえ濃厚な上に、今週の競馬で注意しなければいけないのは、
先週の2重賞がどちらもハイペースでの差し決着になったこと
現代競馬では珍しいハイペースの差し決着が同じ週に起こった、ということは騎手の意識の中にもかなり擦り込まれているはず。前へ行く騎手が同じような乗り方をするとも思えないですし、今回は黛騎手のように無謀な乗り方をする騎手もいません。
先週の結果がモロに富士ステークスは影響する可能性があると見ています。
というわけで、土曜の馬場を見ないと最終結論は出せませんが、現時点で面白いと思っている狙い目は、
競馬ファンのほとんどがレース傾向、先週の馬場から差し馬を狙ってきそうなレース
↓
ただし冷静にメンバーを見てみると先行馬がほとんどおらずスローペースが濃厚
↓
現代競馬はスローペースの前残りレースばかりで、かつ先週の重賞2つがハイペースの差し決着だったことで騎手も相当それを意識しそう
↓
競馬ファンが無視しているだろう先行タイプの馬に妙味が大きくなりそう!
これが火曜日の現時点での結論です。
ある程度の位置につけられてちょい差しができるタイプを軸に据えつつ、競馬ファンに無視されそうな先行タイプに流すような馬券を買ってみたいです。
そして土曜午前のレースを見た上で、その理論も消えちゃうような外差し馬場だった場合は切り替えます。ただ、そこで前残り馬場だった場合、競馬ファンの大多数の裏をかけますから妙味は大と見ています。
こういう思考が現代競馬では本当に大事。
(1)展開がわからない場合は「スローペースに張る」
(2)そういうレースは「レースのうまい好位チョイ差し馬」を軸に据える
(3)ファンの意識が片方に寄っている割にどんな展開にもなりそうなレースなら来た時の妙味を考えて逆側に張る!
データ競馬全盛期を勝ち抜いていくためにも、悪い言葉ですが「どう他の競馬ファンを出し抜くか」という狡猾な意識を常に持ちたいです。
というわけで、狙ってみたいのはこの馬。
昨年は9番手からの差し競馬になりましたが、今年のメンバーを見ているとまず先行策をとるでしょう。追ってから反応微妙もジワジワ伸びるタイプの馬で、東京の長い直線は絶好の条件。叩いて良くなるタイプでもあり、叩き3戦目の今回は絶好の狙い目でしょう。じわじわ伸びて3、4番手からちょい差しあれば勝ちまであって良さそうと見てます。
昨年は馬単4,470円的中!菊花賞はこの男に血統予想にお任せですね
いよいよ今週は菊花賞が行われますね。菊花賞は距離が3,000メートルと非常に長く、
きちんとスタミナがある馬を狙えるかどうかが馬券的中のカギを握るため、
血統が重要な予想ポイントとなります。
そこで参考にして頂きたいのが、血統評論家「栗山求(クリヤマモトム)」氏の予想。
栗山求氏とは・・
テレビ、雑誌、イベント、ブログなど幅広いジャンルで活躍。
抜群の知名度と安定の的中率を誇るプロ競馬予想家。
血統を基にした予想方法が得意で、競馬通信社でのコラム『血統SQUARE』の連載やフリーライターとして雑誌や書籍などを手掛けるなど多くの経験をしてきた栗山求氏の配合分析は有名である。
現在では『競馬総合チャンネル』、『web競馬王』、『競馬王』などに連載を持っており、今年3月に発売されたパーフェクト種牡馬辞典2015-2016では監修を務めている。
グリーンチャンネルなどのテレビやイベントにも多く出演しており、
抜群の知名度とキャリアを誇る栗山求氏は血統評論家として日本を代表する存在である。
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そんな栗山氏ですが、昨年の菊花賞では馬単4,470円的中!
そして今年の8月は5週連続で無料予想で高配当を的中させていて今好調なんです!
昨年の菊花賞は▲◎で馬単4,470円的中でした!
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そして2015年8月1日(土)の新潟11R新潟競馬場開設50周年記念では3連単82,090円をGET。
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8月8日(土)の札幌11R札幌日経オープンでは3連単48,730円をGET。
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8月16日(日)の新潟11R関屋記念では馬単6,580円をGET。
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8月22日(土)の新潟11R日本海ステークスでは3連単28,700円をGET。
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10/24(土)東京11R 富士S(G3)
10/25(日)京都11R 菊花賞(G1)
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