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マイルチャンピオンシップ2024の予想を公開!

公開日: : 最終更新日:2024/11/21 GIレース考察・予想

マイルチャンピオンシップ2024(京都芝1600m)のレース予想です。

11月17日に京都競馬場で開催され発走時刻は15:40です。出走馬はブレイディヴェーグ、ナミュール、ソウルラッシュ、チャリンなど。京都競馬場の芝1600mで行われるGIです。

 

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マイルチャンピオンシップ 2024 予想

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マイルチャンピオンシップはどのようなレースか解説します

概要・データ

京都芝1600mで開催される秋のマイル王決定戦。京都芝1600mは3コーナー地点が丘になっているために中盤ラップが緩みやすく(のちのラップ項目のところで詳細は後述)、なおかつこの時期の京都芝はタフなヨーロピアン馬場になっていることが多いので案外スタミナが問われやすい。そのためマイルがベストという距離適性の馬よりも中距離がベストでマイルもこなせるぐらいの馬が走りやすいレースです。

実際に京都開催で行われた過去5年の好走馬を見てみても、、、

【2023年】
1着:ナミュール 秋華賞2着
2着:ソウルラッシュ
3着:ジャスティンカフェ 毎日王冠2着、エプソムカップ1着

【2019年】
1着:インディチャンプ 毎日王冠3着
2着:ダノンプレミアム 弥生賞1着
3着:ペルシアンナイト 皐月賞2着 大阪杯2着

【2018年】
1着:ステルヴィオ 毎日王冠2着 スプリングステークス1着
2着:ペルシアンナイト 皐月賞2着 大阪杯2着
3着:アルアイン 皐月賞1着

【2017年】
1着:ペルシアンナイト 皐月賞2着
2着:エアスピネル 菊花賞3着
3着:サングレーザー

【2016年】
1着:ミッキーアイル
2着:イスラボニータ 皐月賞1着
3着:ネオリアリズム 札幌記念1着

こんな感じで1800m〜2000mぐらいのビッグレースで馬券圏内に好走していた馬がズラリ。逆に1400m以下をメインに活躍していた馬はミッキーアイルぐらいですし、それだけ芝の中距離適性が問われるレースといえます。

 

そんな中距離適性が問われるレースということもあってか、短縮ローテの馬の成績が良くなっていますね。

 

レースラップ

前項で書いた通りに京都芝1600mは3コーナー地点が丘のようになっているので、その部分で一旦ラップが緩むのがコースの特徴。中盤が緩んで直線での決め手勝負になるので、その図式は芝の中距離と全く同じ。そんなわけでこのレースは中距離馬がよく走っているんだと思います。

 

血統傾向

血統傾向を見ても、やはりスピード血統よりも中距離血統の活躍が目立ちます。特に活躍が目立つのがハービンジャー産駒で、ヨーロピアンな秋の京都マイル戦はちょうどハービンジャー産駒が走りやすい舞台と言えるかもしれません。

 

今年のマイルチャンピオンシップを予想する上で重要なファクターを解説します

馬場・トラックバイアス

今週末はもともと雨予報だったが結局ほとんど降らずに終わりそう。土曜日のレースを見る限り外が伸びる馬場になっていると思いますが、騎手もそれは理解しているので全馬が外を回す可能性アリ。

先行して馬場の良い部分を選べる馬は良いですが、差し馬は外を回すにしても荒れているインを突くにしても難しいレースになりそうです。

 

展開想定

有力馬が全て差し馬で前に行く馬が全くいないメンバー構成。おそらくマテンロウスカイかバルサムノートあたりが逃げると思いますが、まずスローペースは確定的じゃないでしょうか。

 

ノーザン・ルメール・川田の取捨

ルメール騎手はも川田騎手も京都開催での成績は微妙。ノーザンファーム生産馬は直近5年で4勝ですし、根幹距離のマイル戦ということもあってまずまずの戦績。

 

[結論] どのような馬を狙えばいいか

想定するレース質

タフ馬場のヨーロピアンな京都芝でのスロー戦

 

狙える馬のタイプ

中距離適性があってタフ馬場をこなせる先行馬

 

嫌える馬のタイプ

後ろからしか行けなそうな馬 or マイルよりも適性が短そうな馬

 

 




 

マイルチャンピオンシップ 2024の印

◎エルトンバローズ

調教の動きを見ても瞬発力は間違いなくあるのですが、血統イメージ通りに極限のキレ勝負になると足りないタイプ。そんな馬だけにヨーロピアンな少し時計のかかる京都コースは合いそうな感じで、昨年のマイルCSも正攻法で外を回って上位好走。それまで強い馬だと思っていなかっただけに昨年の好走は本当に驚かされた。

今年に入ってからはなかなか結果が出せなかったが、その主要因はスタートの出遅れ癖が出てきたから。もともと立ち回りを活かしてこそ良さが出るタイプなので出遅れ癖がついたのは痛かった感じで、なかなかこの馬の良さが出せないレースが続いていた。

そんな出遅れ癖を考えると最後入れの大外枠はゲート内にいる時間が短くて絶好だと思いますし、二の足で位置を取りに行くにしても外枠は最高。前走の毎日王冠の乗り方やスプリンターズSのルガルでのこの鞍上の乗り方を見ても間違いなく強気に位置を取りに行くと思いますし、外伸び馬場のスローペース戦で外目の好位3番手ぐらいのポジションを取れそう。ある程度出していってもすんなり折り合える自在性こそが最大の売りの馬ですし、位置を取る上では逆に良いように見えるこの外枠のせいでここまで人気を落とすなら買いでいいはず。

昨年のレース内容からもタフ馬場のマイルCSはベスト条件だと思いますし、中距離適性問われるマイルCSで1800m重賞での好走実績、及び1800mからの短縮ローテはプラスに働くはず。今年は昨年よりも強気な競馬をしてくれると思いますし、トラックバイアスと展開に恵まれれば穴を開けていいはず。

 

【対抗 ◯13 ソウルラッシュ】

自在性があってタフ馬場を苦にしませんし、癖もそこまでないので誰が乗っても好走できる安定タイプ。以前はキレに欠けるので東京コースでは結果が出ませんでしたが、最近は東京マイルでも崩れずに走ってくるあたり完全に本格化しているんでしょう。

今回の有力馬の中では最も前目の位置で競馬ができそうですし、トラックバイアスを考えても枠も良さそうなところ。スローを見越して好位ぐらいで競馬ができればここは好勝負必至じゃないでしょうか。

 

【単穴 ▲7 マテンロウスカイ】

折り合いに難しいところがある馬を騎手と陣営が根気よく矯正してここまで持ってきた感じで、ベスト条件は小回りの芝1800m-2000mぐらい。イメージとしては過去にこのレースで好走したネオリアリズムと同じ感じの馬。 ここ2戦は合うとは思えない東京コースの決め手勝負でもそれなりに走れていますし、休養明けだったことなどを考えても及第点の競馬。

マイルCSは中距離適性の馬が走りやすいですし、昔から天皇賞(秋)からの短縮ローテの馬が走りやすい傾向。タフな馬場は得意なタイプですし、このメンバーなら前々での競馬は確実。若干、マイルは距離不足でキレ負けしそうな感じがするので評価を落としましたが、中距離適性があって前々で競馬ができそうなので穴候補と見ます。

 

【特注 ☆8 フィアスプライド】

ヴィクトリアマイルではハイペースを先行して最も強い競馬での2着。母がヨーロッパ血統で、少しタフな馬場で決め手を活かす競馬が最も合うはずで、今の京都マイルで好位から決め手を活かす競馬はベストと言えそう。

前走の府中牝馬Sはマイルの地点までは上位馬と差がありませんでしたし、このレースは短縮ローテの相性が絶好。枠も最高のところが引けましたし、シュタルケ騎手が上手くエスコートできれば大穴候補。

 

【△2 ブレイディヴェーグ】

前走の府中牝馬Sのレース内容は現役最強クラスのもの。ただ、テンに遅くて距離は伸びた方が良さそうで、使い分けでジャパンカップではなくこちらに来たのは疑問。初のマイル戦で位置を落とすでしょうし、スローペースで馬場の悪いインを突く競馬でどこまで差し込んで来れるか。

 

【△4 ナミュール】

中距離での実績もありますし、なにより昨年の勝ち馬なのでマイルCSへの適性は間違いなく高いはず。ただ、どうも乗り方に注文がつく難しいタイプに見えますし、近走はモレイラ騎手、藤岡康太騎手、武豊騎手などが完璧に乗っていた印象。昨年のマイルCSも外枠で藤岡康太騎手の極限まで溜める騎乗が鬼脚を引き出した点が大きかった。

今年は外伸びのトラックバイアスで内枠を引きましたし、後ろに下げて外を回すにしても馬場の悪いインを突くにしてもロスの大きい競馬になりそう。ドバイターフこそふわっと溜めて乗ったクリスチャンデムーロ騎手ですが、今回の短期免許来日レースでじっと溜めて乗ったレースなんてほとんどありませんし、スローを見越して位置を取りに行ってしまって脚が溜まらず・・・というパターンの負けが割とありそうなイメージです。

 

【△11 チャリン】

今年の一連のレースぶりを見ても欧州NO1マイラーの称号は与えてもよさそう。ただ、欧州は中距離路線に比べればマイル路線のレベルは下がりますし、香港マイルに欧州のトップクラスの馬が遠征してきても通用しないことが多い。

欧州競馬でも後ろからで差す競馬になるタイプですし、日本競馬のペースでほぼフルゲートの頭数で位置を落としすぎないか。スローの前残り想定で予想を組み立てていますし、ちょっと人気になりすぎな気もするのでこれぐらいの評価まで。

 

【△15 セリフォス】

昨年のこのレースまでは明らかにマイル路線で最上位の馬だったが、その後は結果が出ずで評価を落としている感じ。確かに掛かるようになってきて適性が1400mに近づいてきている感じはするが、マイラーズカップは不得意な道悪馬場、安田記念は折り合い気にしすぎて下げすぎて差し届かず、とわりと敗因は見直せるものばかり。

マイルCSは中距離実績ある馬が走るので、それには該当しないこの馬は基本的に評価したくないのですが、昨年1番人気の馬が一気に見放されてこの人気になるのは不当。外伸び馬場で外枠がプラスになる可能性もありますし、川田騎手が先週のラヴェルのように上手く乗ってくれば走ってきてもいいだろう。

 

【無5 ジュンブロッサム】

中距離もこなせるマイラーで昨年3着のジャスティンカフェに似たタイプ。脚力はここでも通用していいが、ジャスティンカフェがタフ馬場不問だったのに対してこの馬は跳びが綺麗で高速馬場じゃないとダメなタイプ。強い競馬を見せたレースを振り返っても、高速馬場で外を回しての差し切り勝ちがほとんどですし、今回はタフ馬場の京都芝の内枠となると外を回しての差しでは届かなそう。かといって馬場の悪いインを突いての差しもダメなタイプに見えますし・・・

 

【無6 オオバンブルマイ】

クラシック路線のレベルの低さも話題になる4歳世代だが、それ以上に酷かったのがマイル路線。NHKマイルカップ上位のシャンパンカラーとウンブライルがその後に何もできていない点からも低レベルなのは間違いなく、そんな世代の中でNHKマイルカップでは明らかに最後に止まった感じでの3着。その後もマイルでは結果が出せておらず、キーンランドカップはタフ馬場の短距離戦に適性があった感じでの3着好走。おそらくベストはタフな差し馬場の1400mという馬に見えますし、中距離適性が高い馬が走るマイルCS向きのタイプには見えません。

どうせ後方から大外一気の戦法になると思いますし、スロー濃厚で前の馬を上位評価としている中でデータにも合わない追い込み馬は買えませんでした。

 

 

印まとめ

◎エルトンバローズ
◯ソウルラッシュ
▲マテンロウスカイ
☆フィアスプライド
△2,4,11,15

勝負度 C

 

買い目

マイルチャンピオンシップの買い目はメルマガ限定での公開となっておりますので、そちらもご覧になりたい方はぜひともメルマガを購読してみてください。

 

先日のローズステークスは大穴◎セキトバイーストからの大本線で今年一番の回収率で会心の的中となりました!!

 

<ローズステークス レース結果>
1着:◯クイーンズウォーク 2番人気
2着:△チェレスタ     7番人気
3着:◎セキトバイースト  11番人気

なかなかここまでの会心の的中を連続してポンポンと出すことは難しいかもしれませんが、今週も全力で予想を配信してまいりますので、ブログメルマガともどもご贔屓いただけると幸いです(^^)

 

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さて、2024年も11月になりました。

ここでは徹底分析メルマガ「競馬をビジネスにする」の新規読者募集をさせていただきます。

 

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月曜日に先週の重賞回顧を配信します。前週に行われた重賞レース出走馬全ての馬に回顧コメントをつけて配信しております。次走注目馬などもご紹介。

 

【水曜日】中央競馬の全レース回顧

水曜日には前週に行われた中央競馬の全レース分の回顧文&データを配布します。

 

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正直言って回顧をやっているブログ、メルマガはあれど、中央競馬の全レースの回顧をまとめて配信している媒体はウチだけだと思います。

これを見れば縦比較で走破時計やレースラップがどれくらい優秀なのか把握できますし、予想の際にこれを見ればどの馬が強いレースを戦ってきたのかが一目瞭然です。

ただ、この文章だけではなかなかどういうものか伝わりにくいと思うので、2016年の函館競馬場の全レース分析データを下記リンクで無料でダウンロードできるようにしておきました。こちらを見てどんなものか確認頂ければ幸いです。

 

【金曜日】重賞プレ予想
金曜日は重賞のプレ予想を配信いたします。ここで「競馬開催日の競馬ノート」の週末のパスワードを配布いたします。ここから週末のレース予想が始まっていきます!

 

【土曜日】重賞買い目&平場の狙い目

土日は重賞の買い目と平場の狙い目を掲載します。また、リアルタイムで予想が見れる「競馬開催日の競馬ノート」というページをメルマガ読者様限定で公開しております。

 

【日曜日】重賞買い目&平場の狙い目

土日は重賞の買い目と平場の狙い目を掲載します。また、リアルタイムで予想が見れる「競馬開催日の競馬ノート」というページをメルマガ読者様限定で公開しております。

 

【不定期】地方競馬の重賞予想

地方交流重賞並びに南関競馬の重賞をメルマガ限定コンテンツとして配信しております。

※以前は地方交流GI並びに南関のSIレースに関してはブログで全体公開としていましたが、今後はメルマガ限定のコンテンツとなります。

 

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