神戸新聞杯2023の予想を公開!
公開日:
:
最終更新日:2023/09/28
重賞レース考察・予想
神戸新聞杯2023(阪神芝2400m)の予想です。
9月24日に阪神競馬場で開催され発走時刻は15:35です。出走馬はハーツコンチェルト、ファントムシーフ、サトノグランツ、ロードデルレイなど。阪神競馬場の芝2400mで行われるGIIです。
土曜日にブログで配信しました大阪スポーツ杯は◎シャンブルから大本線で的中!!
<大阪スポーツ杯 レース結果>
1着:▲サンライズフレイム 2番人気
2着:◯スプラウティング 3番人気
3着:◎シャンブル 5番人気
ここは完全に見立て通りで三連複の重ね買いが当たってくれましたー。日曜日もこの勢いで行ってみましょう!
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神戸新聞杯戦績
ーーーー1着2着3着
22年指数5→12→5位
21年指数1→5→6位
20年指数1→2→15位
19年指数1→2→4位
18年指数2→3→5位
17年指数1→3→2位
16年指数1→5→3位
15年指数6→1→5位
───────────────
去年12人ヤマニンゼストはまーー無理でしたが
頭数多くても上位6頭内
少ない場合指数5位決着
過去戦績見るとわかりますが
阪神会場戦績良好!!
先週16日阪神2R無料後期
3連単134,610円など
穴馬もよく見えてる指数でした!
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神戸新聞杯 2023 予想
先出し本命候補(せっかちな方はこちらから)
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神戸新聞杯のレース概要
4年ぶりに阪神競馬場で開催される神戸新聞杯。菊花賞の最重要トライアルレースであるのは今も昔も変わっておらず、これまで色々と秋のトライアルレースが行われてきましたが、なんだかんだでこの神戸新聞杯がやってくると秋のクラシックも始まるんだなぁと感じます。
神戸新聞杯が行われるのは阪神芝2400m。コース自体が広くて直線が長い芝2400mということで、日本ダービーが行われる東京芝2400mとはかなり似たコース設定になります。そんなわけでダービーで上位に好走した馬が菊花賞の前哨戦としてここを選ぶことが多く、そんな実績上位馬が順当に走ってガチガチに決まることが多いです。
阪神競馬場で開催された近5年は三連複の最大配当が5,170円。おそらく1年で行われる重賞レースの中でも最も堅い決着になっているんじゃないでしょうか。今年もダービー3着馬や皐月賞3着馬が出走してきたので、極端な大波乱は起こらないんじゃないかとみています。
データ的な見地からの考察
※阪神競馬場で開催された直近5年の神戸新聞杯の生産牧場別成績
神戸新聞杯はダービー好走馬が順当に走りやすいレース。日本の競馬界は言ってしまえば日本ダービーを勝つために馬を生産しているわけで、その生産界の最大母体であるノーザンファームの目標もそれ。ダービーを勝つために全力をかけているノーザンファーム生産馬が走りやすいのも当然でしょう。複勝率は6割近い凄まじい数字になっています。
ラップ的な見地からの考察
阪神芝2400mはスタートから1コーナーまでの距離が長く、なおかつ1〜2コーナーの半径が小さいという舞台。前半ペースが速くなることはほぼあり得ないコースで、こうしてみても阪神競馬場で開催された近5年は全てスローペースから後半のスパート勝負になっています。
前半がかなりのスローペースになるので直線が長い阪神外回りコースですが、ラスト4ハロン地点ぐらいからペースアップすることが多い感じ。瞬発力とスタミナをバランスよく備えた馬が走りやすく、ダービー好走馬が順当に走ってくるのも当然という感じでしょうか。
血統的な見地からの考察
日本ダービーで上位に走った馬がそのまま順当に走ってくるレース。そんなわけで好走血統を見てもディープインパクト系やキングマンボ系などの王道ダービー血統がよく走っています。
レベルや馬場、展開などを踏まえて今年はどんなレースになりそうか?
今週が阪神競馬場は開幕3週目。どうも2週目ぐらいからとんでもない高速馬場になっており、先週の阪神芝は歴代最高レベルの超高速馬場になりました。
基本的に神戸新聞杯は地力がはっきり出やすく、クラシックで上位に走ってきた馬が順当に走りやすいレース。ただ、今年に関しては阪神競馬場で開催されていた近年の神戸新聞杯とは2点ほど違う要素がありそう。
(1)今年はダービー上位馬=強いわけではない
ソールオリエンスとレーベンスティールがセントライト記念で素晴らしい競馬を見せたり、トップナイフやノッキングポイントがサマー2000シリーズで勝ち負けしたりといったところを見ると、以前言われていたほど今年の3歳馬は世代レベルが低くなさそう。
世代レベル自体は水準だと思うのですが、今年の3歳馬は日本ダービーの着順で能力値が判断できない、というのが重要なポイント。皐月賞は特殊なタフ馬場ではありましたが、ペース流れてそれなりに能力は問われたレース。一方で日本ダービーはドゥラエレーデが出遅れたり大逃げ馬が出たのに誰も追いかけなかったりで歴史的な大凡戦に。超スローペースで後ろにいた馬はどうしようもなかったですし、今年のダービーは上位に来ているから強いとは考えないほうがいいです。
(2)2019年以前よりも明らかに馬場コンディションが良い
京都競馬場の改修に伴いここ3年ほどはロングラン開催で行われることが多かった阪神競馬場。ロングラン開催に耐えるために明らかにここ3年ほどで馬場コンディションが良くなっているように感じます。例年の9月開催も野芝100%で高速馬場ではありましたが、それでもローズSで1分43秒台の時計が出るような馬場ではありませんでした。
そんな馬場コンディションが良くなっていることで以前の神戸新聞杯よりも立ち回りの上手さは問われてくるはず。特に今年は逃げ先行タイプの馬がほとんどいませんし、ロスなく前々でスムーズに立ち回れる馬は間違いなく有利になるはずです。
考察まとめ
【レース質】瞬発力とスタミナがバランスよく問われる本格コース。< ■□□■>
【波乱度】ダービー上位馬が順当に走って堅く決まりやすい。
【ラップ特徴】前半スローは確定的。後半4ハロンのスパート勝負になる。
【血統特徴】ダービーを走りやすい王道血統が有利。
【狙えるタイプ】ノーザンファーム生産馬。
【狙えるタイプ】春のクラシックで強さを見せてきた馬。
【狙えるタイプ】前付けできるロンスパタイプ。
神戸新聞杯 2023の印
【本命 ◎8 マイネルラウレア】
単純な脚力の絶対値で言えばソールオリエンスと並んでこの世代では最上位ぐらいのものがありそうな馬。デビューから2戦はスローペースでまるで展開が向かない中を大外一気で差し切りましたし、手前が替わってからの伸びは只モノではないオーラがプンプン。ただ、致命的にレースセンスが欠けるために多頭数のレースでは競馬に参加できず、経験値ないままに参加した皐月賞では何もできずに終わった。
前走の京都新聞杯はスタートを決めて1コーナーで5番手という好ポジションを確保。普通のレースになれば絶好のポジションだったが、超スローで途中で捲りが入ってしまう展開になって4コーナーでは8番手。それでいて勝負所で外を回す羽目になって大外から猛然と差し込んで勝ち馬とは0.1秒差。サトノグランツよりも明らかに外を回してのこの結果ですし、まだ全く勝負はついていないでしょう。
今回は一夏を越しての成長も見込めると思いますし、何より先行馬が全くいないメンバー構成で今回の鞍上が魅力的。現在のJRAのジョッキーの中でも屈指に先行意識が強いですし、独自の押し気味にゲートを出す技術で今までゲートを出なかった馬がポンとスタートを決める場面を見ることも多い。
もうこの鞍上は菊花賞でソールオリエンスに乗ることは決まっているので、ここで本番を見据える競馬なんてする必要がなく、権利と賞金を全力で取るために前付けしてくることは確実。ある程度テンで出していっても前半ペースが遅ければそこまで負荷はかからないと思いますし、世代最上位級の脚力の絶対値を前目の位置から繰り出せればここはチャンス大でしょう。
【対抗 ◯3 サトノグランツ】
いかにもな友道厩舎育成のサトノダイヤモンド産駒で、完成するまでに時間はかかるがロングスパート性能はなかなかのもの。京都新聞杯は超スローの瞬発力勝負に対応したのは成長の証ですし、ダービーは大外枠で位置が取れずで超スローを後方からの競馬ではどうしようもない。
テンに位置を取りに行ってハードに追ってくれる川田騎手とも手が合いますし、今の超高速馬場の内枠で好位のインポジションが取れれば上位争いになりそうだ。
【単穴 ▲7 ファントムシーフ】
これまでの戦績や戦ってきた相手を考えれば今回のメンバーでは最上位。もともとレースセンスと立ち回りの良さで早期から活躍してきた馬だが、ここ2戦はスタートで出遅れて後方からの競馬に。今回もトライアルレースでスローペース濃厚なのでスタートをしっかり出せるかは課題になりそう。
ざっくりとしたイメージでは1800m-2000mぐらいの条件で一瞬の決め手を活かして良いタイプ。日本ダービーはあまりの凡戦すぎて2400m適性が分かりませんでしたし、今回は位置を取って好位ポジションで競馬をして初めてこの距離への適性がわかるか。まぁ無難に3番手評価。
【特注 ☆10 ナイトインロンドン】
とにかく長く脚を使える馬で、未勝利勝ち以降は全てあっさりと抜け出して完勝。前走で子供扱いしたライリッズとミステリーウェイは次走で勝利しましたし、この時期の3歳馬で準オープンでも互角に戦えるようなレベルの馬であればここでも通用していいか。自在に競馬ができるタイプなので外枠からでもある程度の位置が取れそうなのも良いと思います。
【△1 サスツルギ】
前走の木曽川特別は低調なメンバーだった上に少頭数のロンスパ戦で展開がドンピシャに向いていた。長丁場のイメージが強いハーツクライ産駒だが、この馬はタワーオブロンドンの下で素軽い走りをするため2000m前後の距離で一瞬の脚を活かして良さそう。絶好枠を引いたのと間隔が空いての成長が怖いが、そこまで積極的に買いたい馬ではない。
【△2 ショウナンバシット】
これまでのレースぶりを見ても、馬場が渋った若駒ステークスや皐月賞で高いパフォーマンス。一方で良馬場ではすみれステークスでシャザーンに一瞬で突き放されたり、若葉ステークスでラスハンメルを交わすのに手間取ったりと目立った走りはできていない。今回は良馬場の2400mで決め手が問われるとどうか。シルバーステート産駒はまだ2400m以上の距離で1勝もしていないというの気になるところです。
【△4 ロードデルレイ】
デビュー2戦の走りを見ても素質が相当に高いのは間違いないが、レースぶりを見てもいかにも足の速いロードカナロア産駒といった感じ。ローズSで2着に走ったブレイディヴェーグに似たイメージを感じる馬で、おそらくベスト条件はワンターンの芝1800mでしょう。
休み明けだった前走はシーウィザード相手に辛勝の結果。状態微妙な中でよく勝ったとも言えますが、重賞で全く通用していなかったシーウィザードを突き放せずで上がり最速もあちらに奪われた内容はどうだったか。どうも距離が2000mに伸びた分で最後の1ハロンで脚が止まったように感じます。
今回はさらに距離を伸ばして全く走るイメージのない阪神芝2400mに起用。坂井騎手のキャラを考えると内枠から逃げる競馬もありそうですが、スタミナタイプの馬に早めに被されるとあっさりバテてしまうんじゃないでしょうか。
【△6 サヴォーナ】
青葉賞は走れなかったが、これは東京芝2400mでやってはいけない外捲り競馬で自滅した感じ。ゆきやなぎ賞では今回人気のサトノグランツと接戦できていますし、その時よりもスタートセンスが良くなって前々で競馬ができるならチャンスがないことはないか。
【△11 シーズンリッチ】
跳びが大きくてキレに欠ける馬ながら折り合いが難しいというクセ馬。毎日杯は時計のかかる馬場で内枠で前に壁を作れたのが良かった感じで、今回は2400で外枠で折り合いをどうつけるか。他に前に行く馬が極端に少ないのでスローの逃げに恵まれる可能性もある。
【△13 ハーツコンチェルト】
新馬戦の時点で後半1000m=58.4の時計で走っていた馬で、芝2400m以上の条件で後半ロングスパート勝負をさせたら世代最上位なのは間違いないところ。青葉賞に関してはスキルヴィングが強すぎただけに見えますし、日本ダービーも大凡戦にならずにアクシデントもなければスキルヴィング、ソールオリエンスとこの馬の3頭が突き抜けていたと思います。
日本ダービーは超スローを外外回って途中で動いて3着で最も強い競馬をしている感じはしますが、一方でホープフルSや若葉Sを見ても自分の型にハマらなかった時は脆そう。今回は外回りの芝2400mという条件自体は良いですが、超高速馬場の大外枠だと終始外外を回る競馬になってもおかしくない。まさにそんな競馬で若葉Sはぶっ飛びましたし、まだ実績ない右回りコースで大外枠でこの人気なら嫌って妙味。
【推奨買い目】
三連複2頭軸流し 8,3→7,10,1,2,4,6,11,13 本線ベース
三連複2頭軸流し 8,3→7,10,13 重ね買い
三連複 8,3,7 重ね買い
馬連 8→3,7,10 (8→3は重ね買い) 本線
ワイド 8→7,10 (8→7は重ね買い) 本線
単勝 8 マイネルラウレア 本線
【買い目及び予想のポイント】
ここは◎マイネルラウレアが横山武史なら悠長に後ろからの競馬なんてしないだろう妄想予想。相手はこの内枠で川田+友道なら◯サトノグランツと見て、この2頭のセット馬券を大本線で買いたい。なんとか大外枠のハーツコンチェルトは飛んで欲しいのですが、ここで3着に入れないと菊花賞に出れないのが悲しいところ・・・
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