新潟大賞典2022の予想を公開!
公開日:
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最終更新日:2022/05/12
重賞レース考察・予想
新潟大賞典2022(新潟芝2000m)の予想です。
5月8日に新潟競馬場で開催され発走時刻は15:20です。出走馬はステラリア、シュヴァリエローズ、アイコンテーラー、アルサトワなど。新潟競馬場の芝2000mで行われるGIIIです。
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新潟大賞典 2022予想
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新潟大賞典はどんなレースになりやすいのか?
新潟競馬場の芝2000mで開催されるハンデ重賞。この時期は大阪杯、天皇賞(春)、宝塚記念などのビッグレースが連続している上にハンデ戦ということもあって有力馬は出走してこない。そんなわけで毎年小粒なメンバーが集まって波乱が起きることも多いレースです。
新潟芝2000mは向こう正面の引き込み線スタート。最初のコーナーまでの距離が長く、コーナー半径も大きいのでまず速いペースにはならない舞台です。その上で新潟競馬場の日本で最も長い直線を走るわけですから、とにかく後半の末脚が重要になるレースと言っていいでしょう。
昨年はタフ馬場でマイスタイルがぶっ飛ばしてハイペースになったので例外と見て良さそう。それ以外の年を見ても大体は前半-中盤がスローペースからの直線での瞬発力勝負になっている。
ただ、新潟競馬場は直線が長すぎるのでスパッと一瞬のキレを使うような馬では最後の1ハロンで脚が止まってしまう感じ。スパッとキレる馬よりも最後までずっと伸び続けられるような馬が有利で、そんな理由からこのレースはトニービンを持つ馬がやたらと走る傾向になっています。
今年はどんなレースになりそうか?
今週が新潟競馬場は開幕週。昨年は春から新潟競馬場を使い続けてメタメタの馬場での開催でしたが、今年はまるで違う馬場での開催になりそう。土曜日の芝レースを見てもそれなりに時計は出る馬場ですし、極端な差し追い込み系は若干割り引く必要がありそう。。
このメンバーならアルサトワ、ラインベックあたりが逃げる展開が濃厚。それをアイコンテーラーが追いかける展開になったとしても速いペースになることはまずないか。良い位置をつけて最後まで長く脚を使える馬が有利になりそうです。
考察まとめ
【レース質】開幕週の高速馬場での後半ロンスパ勝負。<■□□■>
【狙えるタイプ】トニービンを持っている馬。
【狙えるタイプ】ある程度の位置から最後までバテずにずっと伸びてこられる馬。
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新潟大賞典 2022の印
【本命 ◎2 アイコンテーラー】
もう2世代がデビューしているドゥラメンテ産駒だが、ここに来てその特徴ははっきり分かってきた感じ。その特徴を大きく4つに分けると「晩成」「高速馬場得意(タフ馬場も不問)」「スピード持続力勝負が得意」「気性難あり」と言ったところで、いまや現役最上位級の存在になったタイトルホルダーも晩成で気性難があってスピード持続力勝負が得意でしっかりと産駒の特徴を受け継いでいる。
この馬もまさに晩成のスピード持続力勝負向きの馬という感じで、もともと左回りの新潟コースしか走らないような戦績だった馬がここ2戦はタフ馬場の小倉コースや高速馬場の阪神コースでも走れるようになったのは単純に本格化しているからか。
今回は力をつけたタイミングでベスト条件の新潟芝2000m替わり。アルサトワとラインベックを行かせて開幕週の馬場で絶好のイン3番手ぐらいのポジションが取れそうですし、斤量も52kgなら裸同然。今回のメンバーでトニービンを持っているのはこの馬を含めて2頭しかいませんし、ここはスムーズな競馬さえできれば勝ち負け必至だろう。
【対抗 ◯4 アルサトワ】
ルーラーシップ×ダイワメジャーの配合イメージ通りの馬で、前半ゆったり走って後半のロンスパ勝負に持ち込めば相当に強い馬。これまではコーナー4回の単騎逃げしかダメなイメージだったが、前走はワンターンの芝1800mで2番手からの競馬にも対応してオープン勝ち。高速馬場とはいえ後半1000m=57.6で1:44:6の時計ですから普通に評価して良さそう。
今回は開幕週の絶好馬場で競馬ができますし、この馬が逃げるにしろラインベックの2番手にしろ持ち味の後半ロンスパ性能を存分に活かせそう。今回のメンバーでトニービンを持っているのはアイコンテーラーとアルサトワだけですし、ベタベタにトニービン先行馬で決まってくれないだろうか。
【単穴 ▲12 シュヴァリエローズ】
なかなかクラシック期間に活躍はできなかったが、母がフランス馬のディープインパクト産駒ということで古馬になっていよいよ本格化してきた感じ。寿ステークスからレースぶりが変わってきていますし、何よりも白富士ステークスで4着に走れている点は評価して良さそう。
今年の白富士ステークスはオープンながらGIII級のメンバーが揃っていた感じで、決着時計1:57:4で後半1000m=58.0という数字だけ見ても普通にハイレベルだったはず。実際に勝ち馬ジャックドールは次走で金鯱賞を勝ちましたし、2着馬アドマイヤハダルは次走で中山記念3着、4着馬グラティアスもその後は距離短いマイル戦で強い競馬を見せていますし、それらとの比較を考えてもこの馬は普通に強いはず。
前走の福島民報杯はタフ馬場のハイペース戦を途中で捲る競馬で2着好走。溜めてこそのディープインパクト産駒に合うレース質ではなかったと思いますし、そういうレースでも走れるようになったというのが成長の証。今回は前走より明らかに条件は良くなりますし、白富士ステークスで先着された馬たちより強い馬もいなそう。十分に勝負になるだろう。
【△3 スマイル】
地味なキャラながら後半のロンスパ勝負ならそれなりに強そうな馬。AJCCでは前崩れの展開の中で早めに仕掛けて見せ場十分の競馬でしたし、日経賞は大外枠じゃなければもう少しやれていた感じも。今回は新潟コースで決め手の点で心配はあるが、使ったことがない条件だけに新味を見せる可能性も。
【△6 ラストドラフト】
昨年シーズンは三浦騎手にことごとく消極的に乗られて良さを活かせないレース続き。若干2000mは短いと思うが、直線の長い新潟コースなら位置さえ取れれば長く良い脚を活かせる可能性はあり。ただ、どうせ今回も三浦騎手が消極的な競馬に終始する気が・・・
【△8 カイザーバローズ】
血統イメージの割に完成が遅い馬で、常に条件戦で人気になってようやくオープン入り。とはいえ少頭数のぬるま湯スローペース戦しか使われておらず、唯一ちゃんとペース流れたウェルカムステークスは出遅れたとはいえ全く抵抗できず。ディープインパクト産駒の上積みを加味しても今回は重賞で壁にぶつかる可能性が高い。
【△9 ステラリア】
血統イメージ通りのスタミナタイプのキズナ産駒で完全な非根幹距離巧者。前が止まって上がりが掛かるレースでこその馬ですし、今回はGIIIでも開幕週の馬場の根幹距離の2000mでは分が悪そう。
【△10 ラインベック】
昨年の江の島Sと新潟記念はスムーズな先行策で好走。その後は良い結果が出ていないが、どうも自分の形で競馬ができていない点がダメな感じ。今回は友道厩舎が得意な広いコースで逃げる戦法を取るとの事ですし、変わる可能性はあるんじゃないだろうか。
【△11 トーセングラン】
脚部不安で長期休養を繰り返している馬で、今回も1年の休み明け。正直、今の能力や成長などは全く分かりませんし、完全にブラックボックスなディープインパクト産駒なら抑えておいていいか。
【△13 ヤシャマル】
これまでのレースぶりを見ても根性で走る非根幹巧者のキズナ産駒で、前走の日経新春杯は条件や展開がハマっていたか。今回は根幹距離での末脚比べになりそうですし、開幕週の馬場で決め手比べではそこまで強調できなそう。
【△14 レッドガラン】
いまだに適性が難しい部分もあるが、これまでのレースぶりを見ても直線スピードに欠ける小回りの芝1800m-2000m巧者。そう考えれば中山金杯でパフォーマンスを上げた点も納得ですし、今回は新潟外回りコースでトップハンデの57.5kgではどうだろう。
【推奨買い目】
単勝 2 アイコンテーラー (6倍想定)
三連複 2→4,12→4,12,3,6,8,9,10,11,13,14 (2,4,12は重ね買い)
馬連 2→4,12
【買い目及び予想のポイント】
ここは当初から穴人気になる事は織り込み済みで、それでも◎アイコンテーラーでいいと思います。相手がなかなか難しそうなのでまずは単勝でベースを作りつつ、◯▲を相手本線として三連複フォーメーションと馬連を買ってみたい。
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