【2016】東京2歳優駿牝馬の予想を公開!
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地方レース考察・予想
今日は12/31(土)に行われる東京2歳優駿牝馬のレース予想を行います。大井1600mで行われるSI戦です。
おととい行われた東京大賞典は、、、
1着:◎アポロケンタッキー 5番人気
2着:◯アウォーディー 1番人気
3着:▲サウンドトゥルー 2番人気
で印通りの大本線的中!!力関係、隊列、展開が全て読み通りでハマった会心の一撃になりました。
昨日行われた東京大賞典は、、、
1着:◯トーセンセラヴィ 1番人気
2着:▲リンダリンダ 2番人気
3着:◎モダンウーマン 4番人気
と配当は安かったですが印通りの本線的中!
2016年も残すはこの東京2歳優駿牝馬のみ。最後も大本線でドカンと的中させて笑顔で終わりたいところです。
※最初はメルマガ限定公開にしていましたが、SI戦でしたので全体公開に変更とさせていただきます。
東京2歳優駿牝馬 予想
前日の東京シンデレラマイルと同じく大井1600mで行われる重賞。ただ、シンデレラマイルほど内枠有利の立ち回り勝負になるわけではなく、それも2歳戦でポテンシャル勝負になりやすいからだろう。
過去5年を見ても1コーナーからハナを切った逃げ馬は2011年のエンジェルフェイスしか馬券に絡んでいないレース。毎年3〜6番手くらいの好位からグイグイ伸びてきた馬が馬券に絡むレースで、今年も基本的にはその狙いをするべきか。
過去5年の上位馬の臨戦過程を見てみると、、、
【2015年】
1着:モダンウーマン ローレル賞1着
2着:リンダリンダ ブロッサムC2着
3着:ミスミランダー プリンセスC3着
【2014年】
1着:ララベル ローレル賞1着
2着:ティーズアライズ すみだ特別5着
3着:リボンスティック ローレル賞3着
【2013年】
1着:ブルーセレブ 東スポ師走OP1着
2着:ストロベリーラン ローレル賞3着
3着:クライリング ローレル賞1着
【2012年】
1着:カイカヨソウ 北海道2歳優駿1着
2着:ケンブリッジナイス ローレル賞2着
3着:サブノハゴロモ みずどり特別1着
【2011年】
1着:エンジェルツイート 平和賞1着
2着:エミーズパラダイス みずどり特別1着
3着:ショコラヴェリーヌ ローレル賞2着
過去5年はローレル賞上位組が確実に馬券に絡んでいるという結果に。このレースが2歳牝馬限定では唯一の重賞になりますから、有力どころはそこに出てきているわけで、ローレル賞組を重視すべきレースというのがベースにはありそう。
では、今年はローレル賞を圧勝したアップトゥユーを信頼すればいいのか、となるとちょっとそれは安易な感じ。というのも過去のローレル賞の勝ち時計を比較してみても・・・
過去10年スパンで見ても今年のローレル賞の勝ち時計1:45:9は極端に遅い時計。6年前のオリークックが勝った時が同じくらいの走破時計だが、この年のローレル賞上位馬は東京2歳優駿牝馬では全く通用しなかった。ローレル賞組が中心とは言いながらも、今年のローレル賞はレベルが高くない、という構図が成り立つと言えるだろう。
次に展開を見てみよう。
注目は金沢競馬で逃げて5戦5勝のヤマミダンスの出方だろう。この枠なので揉まれたくないので出していくとは思うが、南関馬相手にはそう簡単にはいかないはず。
というのも、同じくデビューから7戦連続逃げているスターインパルスが抜群にスタートが速いからだ。この馬は外枠が圧倒的不利な浦和マイル戦でも外枠からあっさりとハナを奪えるほどの抜群のテンの速さを持つ馬で、デビューから7戦一貫して逃げているのですから、まず今回も逃げの手を打つはず。ヤマミダンスは二の足は速いですがスタートの出は普通なので、間違いなくスターインパルスがハナを奪えるはず。
また前走で揉まれる競馬で惨敗したゴーフューチャーも今回は絶対に揉まれる競馬はしたくないはずで、スタート直後から出していくはず。恐らくはスターインパルスのスタートが速すぎてあっさりとハナは奪われるでしょうが、その外めの揉まれない位置にスッとつけてくるか。
それ以外にもエーデルワイス賞で逃げられたぐらいのテンの速さを持つアップトゥユーも外枠に入っており、これらの馬がスタート直後に位置を取りに行けばヤマミダンスはインの2、3番手で揉まれる競馬になる可能性が高そう。そもそもヤマミダンスのヤングチャンピオンの勝ち時計はそれほど特出したものでもなく、金沢レベルでの連勝劇をどこまで評価するか、というのもある。
絶対に逃げたい馬が2頭いることに加えて、それなりに前に行きたい馬も多く、ペースは流れるはず。といっても今の前有利な馬場を考えてもそこまで差しがズバッと決まる気はしないが、ある程度タフな流れをじわじわと好位から伸びてこれる馬を狙いたい。
今回1番人気に推されるのはアップトゥユー。そのアップトゥユーはこのレースと相性の良いローレル賞を圧勝してきた馬。そのローレル賞のレベルを怪しんでいるとなれば、他に狙えるのは金沢のヤマミダンスと門別所属馬というのがロジカルな能力比較から導き出される結論か。
ただ、そのローレル賞で圧勝のアップトゥユーとて門別出身の馬。今年のローレル賞がレベルが低いとはいっても、やはりそれなりの評価は必要。あとはアップトゥユー以上に強い馬がどれだけいるか、という事になるか。
というわけで予想の発表。
本命は◎オーブスプリングが能力最上位と見ます。
ローレル賞のレベルを怪しんでいるならば、狙うべきは能力比較が不明瞭な別路線組。その中でもこのオーブスプリングは過去の戦績やレース内容からアップトゥユーよりも恐らく強いと言い切れるので軸としては最適と見ています。
そのアップトゥユーとの能力比較が見て取れるのがエーデルワイス賞だろう。オーブスプリングはそもそも距離が忙しすぎる事に加えて大外枠という最悪な条件。一方でアップトゥユーはスプリント適性ある上に1枠1番でスッと逃げの手を打つことができた、という対照的なレース内容。それでいて最後は差し遅れ気味に突っ込んできたオーブスプリングが4着まで追い上げ、2着のアップトゥユーとタイム差なしまで迫った。
その後にアップトゥユーはローレル賞を使って圧勝して今回は1番人気。一方でオーブスプリングは明らかに適性差あった中でアップトゥユーと差のない競馬をしているのに今回は5、6番人気になりそう、となれば狙い目はこちらだろう。
さすがにエーデルワイス賞は1200m戦で大外枠ということで位置が取れなかったが、もともとスタートセンスは良い馬で、マイル戦ならばそれなりの位置が取れる馬。前走のブロッサムカップでは3コーナーで動いた馬が上位を独占、という特殊なレースになり、早めに動いたジュンアイノキミが圧勝になったが、オーブスプリングは押し上げが遅かったための差し遅れだっただけで、能力は決して劣らないはず。
そう考えるのも9月のフローラルカップでジュンアイノキミ相手に完勝しているから。位置を取って追い出しのタイミングさえ間違えなければ、バテずに長く良い脚を使える馬なだけに、ジュンアイノキミとは能力同じくらいだろうがレースセンス差でこちらの方が能力上位と見て良いだろう。
そのレースセンスは多頭数になればなるほど活きるはずで、今回も先行激化の流れを4、5番手でじっくり見れる展開になりそう。枠順も絶好ですし、前述の通りスタートは速い馬。ヤマミダンスやスターインパルスがそのまま逃げ粘るようなレースになるとは思えず、そうなれば好位から抜け出したこの馬が突き抜けるシーンはかなりあると見ています。
対抗は前走で全く力を出していない◯ゴーフューチャーにしました。
前走はローレル賞でアップトゥユーから大きく離された11着という結果。そこに加えて今年のローレル賞がレベル低いという事を考えるととても買えなそうだが、この馬はそのローレル賞で単勝2倍ジャストの人気を背負ったほどの馬。牡馬混合で明らかにローレル賞よりもレベルが高かっただろう鎌倉記念で差のない2着に走れており、純粋な能力の絶対値ならこのメンバーでは間違いなく上なはず。
前走の敗因は砂を被って揉まれてしまったこと、というのが明白で、揉まれずに気分良く先行できればスターインパルスやヤマミダンスよりはまず強いはず。前走は1枠1番だったことが揉まれてしまった要因で、今回はそれよりはマシな3枠6番を引く事ができ、スターインパルスに行かせての外めの2番手あたりで被されずに競馬ができれば有力な1頭でしょう。
三番手は▲ジュンアイノキミが有力。
本命馬のオーブスプリングを前走で倒している馬で、もちろんそこの能力比較を考えてもこの馬も強いと考えていいはず。ただ、この馬はスタートがもっさりと出るタイプの馬で、前走も上手く途中から動いて基礎体力を押し出す競馬ができたからこその好走という印象は否めない。今回は多頭数の内枠という条件で、スタートで後手を踏んで後ろからの競馬になった場合、能力同じと考えてもオーブスプリングより信頼できるとは考えられないだろう。
例年の傾向を考えて☆アップトゥユーは4番手にしました。
確かにローレル賞のレベルは低そうですが、それでも2歳牝馬の有力どころが揃っていたレースを圧勝したわけで、そこまで嫌う理由もなさそう。揉まれない外枠を引く事もできましたし、本命にはリスクありますがフォーメーションの2番手には置くべき馬と見ています。
前走の勝ち時計、内容が悪くないアンジュジョリーも大外枠と距離延長を克服できれば圏内か。
大穴で面白そうなのはウズメヒメ。先行激化が濃厚で1頭くらいは外を回した差し馬が突っ込んできそうな雰囲気があるレース。前走のはくたか特別は牡馬混合でかなりレベルが高そうなレースでしたし、牝馬相手で展開が向けば一発あっても。
前走レベルは疑問でも堅実な差し脚が武器のイクノチャンは軽視しないほうがよさそう。前走はトラストという南関では次元の違う馬がいて特殊なレースになってしまっており、差し向く流れならば台頭あっても。
距離延長と休み明けが全くわからないがピンクドッグウッドも門別のレベルの高さを考えれば通用してもいい。
逃げ馬受難のレースだが、スターインパルスも今の前残り馬場を考えれば抑えておかなければいけない馬。
人気であまり買いたくはないが、能力比較がよくわからないヤマミダンスも抑えにはいれておかなければいけないと見ます。
印まとめ
◎オーブスプリング
◯ゴーフューチャー
▲ジュンアイノキミ
☆アップトゥユー
△1アンジュジョリー
△2ウズメヒメ <穴推奨>
△3イクノチャン
△4ピンクドッグウッド
△5スターインパルス
△6ヤマミダンス
勝負度C
なんだかこのレースは大荒れになりそうな予感がします。アップトゥユーとヤマミダンスの2頭がぶっ飛べばかなり配当つくと思うので、できればそのパターンに期待したいところ。
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