【2016】アルテミスS/ 有力馬考察(フローレスマジック、リスグラシューなどの徹底分析)
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重賞レース考察・予想
今日は10/29(土)に行われるアルテミスステークスのレース考察を行います東京芝1600mで行われるGIII戦です。その前に余談を少し。
昨日の南関重賞マイルグランプリは、、、、
1着:◯セイスコーピオン 1番人気
2着:◎コンドルダンス 7番人気
3着:無印モンサンカノープス 5番人気
で馬連ワイドの大本線!!
印は4頭しか打っていなかったので、三連複こそ取れませんでしたが、週中になかなか良い配当を取ることができました。JBC前に地方競馬は絶好調なわけですが、肝心の中央競馬の重賞がさっぱりなのでそちらも当てていきたいところ。
なかなか忘れてしまうのですが、レース終了後には南関競馬の予想を全体公開にしていますので、ご興味があったらご覧ください。下記リンクはマイルグランプリの予想です。
http://keibabusiness.com/2016-milegp-1
なんだかこの数日で一気に冬の気候になってきましたね。昨日はシャツにパーカー1枚で外に出たら身震いしたので、更にもう一枚羽織ってしまいました。冬というのはこうもいきなり訪れるものなのですね。今週末、府中に並ぶ方はくれぐれも防寒にお気をつけください。
そんな私は来週、エピカリスを見に門別へ行くわけですが、東京都内でも凍えているような冬に弱い私の体が今の北海道に行ったらどうなってしまうのか、心配でなりません。。。
【2016】アルテミスS 予想考察
アルテミスS 有力馬考察
フローレスマジック
新馬戦はスローペースで逃げた馬に残られた結果とはいえ、その勝ち馬のシャイニードライヴは昇級後鳴かず飛ばずの結果。2戦目の未勝利戦はアルミューテンの新馬でスローペースで前で粘り込んで2着だったウインガーランドくらいしか前走好走組がいないというかなりレベルが低かったレースを圧勝。
確かに前走の勝ち方は見た目には圧勝でしたが、走破時計は道悪馬場を差し引いたとしても大したことない時計。そして気になるのが、デビューして2戦とも上がり2位で最速上がりが使えていない点。決して抜けたパフォーマンスを見せているわけではないんですよね。
この血統は若駒時は常に昇級で人気を裏切るというのが常。ラキシスも新馬勝ち後のすみれS、フローラSで期待を裏切りましたし、サトノアラジンも新馬戦でとんでもないパフォーマンスを見せておいての単勝1倍台の東スポ杯で華麗にぶっ飛びました。今回のフローレスマジックも実に同じようなパターンなので嫌って妙味か。
リスグラシュー
この馬は9/20にメルマガで配信した期待できる未勝利勝ち馬レビューの際の原稿を引用すれば事足りるか。
「新馬戦レビューの際に勝ち馬よりもこっちの方が強いと書いていた馬ですが、次走の未勝利戦ではまさかの2歳レコードでの快勝。確かに高速馬場の恩恵は受けましたが、それでもあの突き抜け方は能力なければできないこと。ハーツクライ産駒がひと叩きされて本領を発揮した印象。現時点での阪神JFの最有力と言えるんでは?」
未勝利戦で倒したガンサリュートはその後に強い相手と揉まれながらも未勝利を快勝。弱い馬相手に快勝したフローレスマジックとは前走レース質が異なりますし、普通に考えればこちらを評価するのが妥当でしょう。
初輸送は気になりますし、クライムメジャーのように前走レースレベルを裏切るようなことも2歳馬は良くありますが、クライムメジャーのような先行タイプでもないですし、ハーツクライ産駒の差し馬なら不発はないんじゃないかと見ています。まともなら勝ち負けでしょう。
シグルーン
新馬戦では素質馬カデナに勝利。そのカデナが次走の未勝利を好時計で大外から突き抜けて勝利したのでこの馬の評価も相対的に上がるか。
ただ、この馬とカデナでは新馬戦の評価は全く異なる感じで、新馬戦のカデナは折り合いを完全に欠いた上に直線で全く捌けない中で勝ち馬に迫っての2着。その一方でこのシグルーンはスローをスムーズに競馬ができての1着。今回は昇級で東京替わりのハービンジャーと嫌な条件ばかり重なりますし、特に評価する必要はないか。
サトノアリシア
前走のコスモス賞はマイネルザウバアと共に3着馬を突き放す圧巻の競馬。と、レースを見ただけでは思ってしまいそうだが、このレースをちゃんと予想した人ならいかにこのレースのレベルが低かったかはご存知のはず。
まともな中央の1勝馬はサトノアリシア、マイネルザウバアに加えて微妙な時計で未勝利を勝ったニシノキララコだけという超低レベルなメンバー構成。3着以下を引き離したとはいえ、3、4、5、6、7、8、9着馬は全てが芝を初めて走る門別所属馬たち。そりゃ芝で実績ある中央の1勝馬ならこれぐらい引き離して当たり前で、前走の見た目の強さだけで人気するのであれば今回は危険も危険。
しかも血統はハービンジャー産駒で母父もクロフネ。サンデーサイレンスの血は母母父まで遡らなければ入っていないという血統背景で、これを見れば洋芝→東京コースに替わるのは間違いなくマイナスでしょう。そもそもの能力面で不安がある上に、適性も疑問となれば今回はバッサリ行こうと思います。
トーホウアイレス
新馬戦は新潟芝の外差し馬場で大外一気。2戦目のサフラン賞は前が最後に止まる展開がハマって追い込み決まっての優勝。デビューから2戦は展開がハマった感じは否めませんが、ここ2戦ともに最速上がりを使って差し込んでこれていることからもある程度の評価は必要か。
そのサフラン賞はメンバーレベルを見ても、牝馬限定戦ながらアスター賞よりもレベルが上だったと言ってよさそうで、アエロリットあたりを倒していることは評価できそう。おそらくアエロリットはサトノアリシア、シグルーンといった馬よりは間違いなく強そうで、そことの能力比較で考えても今回のメンバーなら五指に入るんじゃないでしょうか。
今年のアルテミスステークスは普通に買えそうな馬がリスグラシューぐらいで、後の人気馬が軒並み怪しそうな印象。穴馬の台頭も十分にあり得るレースになると思います。
現時点でこの馬は面白いと思う穴馬を最後に挙げておきます。
半姉がペルソナリテという血統の馬で、いかにもその姉っぽく小さい馬体ながら勝負根性で常に上位争いを繰り広げるタイプ。姉はステイゴールド牝馬という狂気の血統でしたが、こちらは父がマツリダゴッホに変わったことで、爆発力はないけれども安定感はありそう。
デビューしてから常に上位争いをしていますし、いかにも相手なりに走りそうな馬。前走は走破時計も良いですし、普通に重賞でもやれておかしくないんじゃないでしょうか。
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