目黒記念2023の予想を公開!
公開日:
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最終更新日:2023/06/02
重賞レース考察・予想
目黒記念2023(東京芝2500m)の予想です。
5月28日に東京競馬場で開催され発走時刻は17:00です。出走馬はサリエラ、ヒートオンビート、ライラック、プラダリアなど。東京競馬場の芝2500mで行われるGIIです。
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目黒記念 2023 予想
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目黒記念のレース概要
ダービーと同日に東京芝2500mで行われるハンデ重賞。ダービーから100m距離が伸びるだけだが、そのためにスタート直後に坂を登ることになってスタミナ要素が強くなるのが目黒記念の特徴。過去のレースを振り返っても、ダービーよりズドンと外から差しが決まるスタミナレースになっていることが多かったです。
ただ、最近はどうもダービーと目黒記念のレースイメージが入れ替わってきた感じ。ダービーの方が立ち回りよりも末脚の絶対値が重要なレースに変わってきており、外からの差しもズバズバ決まるようになってきました。一方で目黒記念は近2年が完全な立ち回り勝負で決着。この2年は極端なスローペースでイン先行有利になったのは間違いないですが、立ち回り勝負になるかスタミナ差し勝負になるか見極めが重要になりそうです。
データ的な見地からの考察
目黒記念は過去10年のレース結果を振り返ってみても特にデータ的な特徴はありません。データ部分はあんまり気にしなくていいレースだと思います。
ラップ的な見地からの考察
こうして見ても過去2年は極端なスローペース。おそらく東京芝2500mは今でも平均ペースで流れれば差し有利な条件だと思っていますが、ここ2年はあまりにもスローペースすぎたということでしょう。
ただ、アルゼンチン共和国杯を含めても、最近の東京芝2500mは恐ろしいぐらいにスローペースばかりになっており、今年も近2年のようなスロー前残り戦になっても驚けません。
血統的な見地からの考察
スローペースで前残りが多くなってきていますが、そういう展開でもスタミナが豊富な馬が走りやすいのは変わらず。過去5年の血統傾向を見ても明らかにスタミナタイプの血統がよく走っているように見えます。
父系で最も好走が多いのは父ステイゴールド系の馬。それ以外にもトニービン持ちやロベルト持ちの馬がよく走っており、それだけスタミナ豊富な血統が走りやすいということでしょう。
レベルや馬場、展開などを踏まえて今年はどんなレースになりそうか?
東京競馬場は開幕して5週が経過。今週からCコースになって以前はイン馬場が復活していたのですが、どうもここ2年はCコースになってもそこまでインが有利になっていません。おそらく今年も同じような馬場になるんじゃないかと見ています。
おそらく逃げるのはディアスティマになりそう。近2年は極端なスローペース戦で前残りの展開になっていますが、ペースが流れればズバッと差しが決まるのが目黒記念の傾向。ちょっとどういう展開になるのか読むのが難しく、今回は「前残りver」と「差しver」の2パターンのダブル本命で狙ってみたい。
考察まとめ
【レース質】基本的にはスタミナ差し勝負だが近2年はスロー立ち回り戦。<□□■■>
【波乱度】上位馬人気が信頼ならないので大波乱までアリ。
【ラップ特徴】近年は極端なスローペース戦になっている。
【血統特徴】ステイゴールド系、ロベルト、トニービン持ちが良く走る。
【狙えるタイプ】スタミナタイプの差し馬(ペース流れた場合)。
【狙えるタイプ】スタミナを備えた先行馬(スローの場合)。
目黒記念 2023の印
【本命 ◎1 ゼッフィーロ】
母がドイツ血統のディープインパクト産駒で、その配合イメージ通りにクラシック期間は活躍できずで徐々に力をつけて距離を伸ばすごとに本格化してきた。特に2400mに距離を伸ばしてからのここ2戦は素晴らしいパフォーマンスでしたし、スローペースで完全にイン先行有利だったメトロポリタンSで唯一外から差し込んできたレース内容からも重賞で通用するだけの素質はあるだろう。
目黒記念はいかにもこういうヨーロッパの重厚な血統を持った末脚タイプの馬が走りやすいレースですし、ある程度ペースが流れれば間違いなくズバッと差し込んでこれそう。ただ、近2年のような恐ろしいスローペースになると厳しい部分もあるので、馬券は前に行く馬とのダブル本命にしたい。
【対抗 ◯7 ディアスティマ】
スパッとキレる脚はないが持続力は相当なもの。一昨年のグッドラックハンデの勝ち時計は同日の有馬記念と遜色ないものでしたし、一昨年の天皇賞(春)はかなり厳しいペースの逃げで上位に粘って大健闘の結果。これらのレースを見る限り間違いなく重賞級の器ではあるだろう。
近走は休み明けだったり距離が長かったり逃げられなかったりで自分の形で競馬ができていない印象。日経賞にしてもカオスな不良馬場でタイトルホルダーに逃げられてそれを追いかける競馬だったことを考えれば健闘していますし、天皇賞(春)も位置を取れずで不利を受けながら最後まで伸びていた。
今回は久々に良馬場の適性距離条件でマイペースの逃げが叶いそうですし、上手く持続力を活かせる流れに持ち込めれば十分に勝ち負けになっていいか。基本的に目黒記念はズバッと差しが決まるレースなので、近2年のような前残りの展開になった時の穴候補。
【単穴 ▲16 サリエラ】
体質が弱くて出世が遅れているが、素質は相当に高そうなディープインパクト産駒。母がドイツ血統のディープ産駒で、全姉のサラキアも最終的に有馬記念を好走したように長い距離は大丈夫そう。半兄サリオスは最後まで使う距離を間違えていただけだと思いますし、この馬に関しても距離は問題ないか。
国枝厩舎の馬、特に牝馬は一戦ごとのパフォーマンスの上げ方が尋常ではないですし、ディープインパクト産駒自体もこういう古馬重賞初挑戦のようなタイミングは得意。鞍上もルメールですし、ダブル本命の2頭が負けるとすればこの馬の鬼脚に屈するパターンか。
【推奨買い目】
単勝 1 ゼッフィーロ 大本線
単勝 7 ディアスティマ 本線
馬連BOX 1,7,16 (1→16は重ね買い) 本線
ワイド 7→1,16 抑え
三連複 1,7,16 ボーナス
【買い目及び予想のポイント】
ここは差しが決まるレースverの◎ゼッフィーロと前残りレースverの◎ディアスティマのダブル本命。この2頭の単勝を買いつつ、どんな展開になっても素質で解決する可能性がある▲サリエラを入れた馬連BOXを買いたい。
やはり目黒記念は末脚の質が重要なレースなので、どちらかと言えばゼッフィーロが勝つ可能性の方が高そう。ディアスティマの方は単勝の比率を下げてその分で少しワイドも買いたい。
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