ジャパンカップ2023の予想を公開!
公開日:
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最終更新日:2023/11/30
GIレース考察・予想
ジャパンカップ2023(東京芝2400m)の予想です。
11月26日に東京競馬場で開催され発走時刻は15:40です。出走馬はイクイノックス、リバティアイランド、ドウデュース、スターズオンアースなど。東京競馬場の芝2400mで行われるGIです。
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ジャパンカップ 2023 予想
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ジャパンカップのレース概要
秋古馬3冠の2戦目として行われる芝2400m路線の世界一決定戦。この距離でのビッグレースはフランスで凱旋門賞が行われていますが、あちらはかなりスタミナに偏った2400mの世界一決定戦なので、今は実質このジャパンカップが2400mの世界一決定戦と言っていいはずです。
もはやこの距離路線は日本馬が世界ナンバーワンになっている感じで、そんな日本馬のホームである東京競馬場で行われるとなると外国馬は全く歯が立たない感じ。2006年のウィジャボードを最後に外国馬は馬券に絡めていませんし、その後は凱旋門賞馬のデインドリームなどが参戦してきてもさっぱりな結果で終わっています。
ジャパンカップは1年に行われるGIレースの中でも最も堅く収まりやすい部類のレース。過去5年の配当結果を見てももっともに気薄で馬券に絡んだのは2019年の5番人気カレンブーケドール。それ以外の年では1,2,3,4番人気の馬しか馬券に絡んでいませんし、極端な穴狙いは厳しいレースと言えるでしょう。
データ的な見地からの考察
超主流条件の東京芝2400mで世界一の馬を決めるレース。サラブレッドとして旬の馬しか好走することは許されない感じで、こうして見ても3−4−5歳馬しかチャンスはありません。過去10年で3歳馬の勝利はアーモンドアイだけですし(もう少しだけ遡るとジェンティルドンナがいます)、基本は古馬になって脂が乗った4−5歳馬が勝ちやすいレースと言えます。
基本的に東京芝2400mは内枠有利の舞台設定。こうして過去10年のデータで見ても外枠は壊滅的な成績になっていますし、昨年にしてもヴェラアズールとシャフリヤールの枠が逆だったら着順も変わっていたんじゃないでしょうか。
ただ、今年に関してはパンサラッサがぶっ飛ばしてハイペースの縦長の隊列になりそうで、あんまり内枠で良いポジションを取れるから云々というようなレースにはならなそう。正直あんまり外枠でもマイナスにならなそうですし、狙っている馬が外枠を引いてオッズ的に嫌われるならラッキーぐらいの感覚で良い気がします。
ラップ的な見地からの考察
スタートしてすぐにコーナーがあって舞台設定的にはペースが速くなることはあまりない舞台。前半はスローペースになりやすいですが、上級条件になるほどにペースアップ地点が早くなってロングスパート適性が求められます。
普通はそんなラップ考察になるところなのですが、今年に関しては超個性的な大逃げ馬パンサラッサがいるのでその常識が通用しなそうな感じ。2番手につけるだろうタイトルホルダーもヤワなペースでは行かないでしょうし、かなりのハイペースでスタミナが問われるレースになりそう。
ただ、とんでもない化け物が何頭か出走していますし、ラスト1ハロンでは化け物級の馬が先頭にたって加速ラップで上がってしまう可能性も否定できません。
血統的な見地からの考察
日本ダービーと同じ東京芝2400mで行われるGIレース。全てのホースマンは東京芝2400mで強い馬を作るために日々鍛錬しているわけで、そんな舞台で行われるGIレースとなれば主流血統しか走らないのは当然でしょう。こうして見てもディープインパクト系やキングマンボ系、それに加えてハーツクライやステイゴールドやエピファネイアなど主流条件で走りそうな血統ばかりが上位に来ています。
また、今年は高速馬場でなおかつパンサラッサがぶっ飛ばして逃げそうなので、恐ろしいハイペース高速決着になりそうな予感。ちょうどワールドレコードの2:20:6が記録された2018年のジャパンカップは2,3,4,5着までがすべてトニービンの血を持つ馬で独占となりました。今年も同じようなレースになりそうなのでトニービン持ちの馬は強調したいところです。
レベルや馬場、展開などを踏まえて今年はどんなレースになりそうか?
東京競馬場は今週で最終週。と言っても京都競馬場のようにタフな馬場にはなっておらず、絶好の馬場コンディションをキープしております。ワールドレコードが出てもおかしくない馬場でしょう。
イクイノックス、リバティアイランドという怪物ばかりが注目されますが、レースを面白くしそうなのはパンサラッサ、タイトルホルダーといった徹底先行タイプの馬たちの存在。どう考えても引き付けて逃げてイクイノックスに勝てるなんて思っていないでしょうし、おそらく前半1000m=57秒台ぐらいのハイペース大逃げを打って会場と日本中を沸かせてくれそう。パンサラッサとタイトルホルダーの存在でかなりのスタミナ勝負になりそうで、その点において人気通りの順番で決着しない可能性はありそうです。
考察まとめ
【レース質】ハイペースからのスーパーロングスパート勝負。<□□■■>
【波乱度】超ガチガチに決着することが多い。
【ラップ特徴】パンサラッサの大逃げでハイペース縦長の展開。
【血統特徴】王道血統優勢。とにかくトニービンの血が重要。
【狙えるタイプ】3−4−5歳馬しか好走できる土台に上がれない。
【狙えるタイプ】とにかく長く脚を使える化け物級の馬。
ジャパンカップ 2023の印
◎スターズオンアース
オークスは圧巻の競馬で勝利。時計指数やパフォーマンスを見てもリバティアイランドとそこまで差があるわけではないだろう。秋華賞は出遅れて完全に脚を余していましたし、まともならこの馬も3冠馬になっていた可能性が高い。
大阪杯も出遅れて最後は凄まじい末脚を披露。ヴィクトリアマイルはどう考えても距離が短い中でソングラインと接戦できていますし、普通に考えて強い内容。これらのレース内容から考えて2000m-2400mの距離路線なら現役最強級と見ていいんじゃないだろうか。
今回は外枠を引いたことで評価を落としている感じはあるが、今年のジャパンカップはハイペースで縦長の隊列になりそうであんまり外枠はマイナスにならなそう。上がりがかかる展開で上手く脚を溜められれば最後はズバッと差し込んでくるんじゃないでしょうか。
【対抗 ◯2 イクイノックス】
今年に入ってからのドバイシーマクラシックと天皇賞(秋)の走りは歴史上最高レベルの馬と言ってもいいもの。普通に考えれば歴史上最高の馬なら敵はいないはずで、内枠からスムーズな競馬ができれば再度の圧勝が見れていいか。
負けるとすればリバティアイランドも歴史上最高レベルの馬だった場合か、やはりあれだけのウルトラレコードで走ったその反動が出た場合か。さすがにこれより低い評価にはできない。
【単穴 ▲1 リバティアイランド】
秋華賞こそ超スローペースでそこまで目立つ内容ではなかったが、桜花賞とオークスに関してはアーモンドアイの3冠時に匹敵かそれ以上の可能性もある凄まじい勝ちっぷり。過去に牝馬3冠を取った馬はジェンティルドンナ、アーモンドアイがジャパンカップを勝っていますし、デアリングタクトも超豪華なメンバー相手に3着好走。基本的に3冠を取れるレベルの馬はジャパンカップでも上位なんでしょう。
今回は初の古馬相手のレースで、パンサラッサが大逃げを打って超ハイペースになりそうなのでそれに戸惑わない火が心配だが、一方で秋華賞からしっかりと間隔を取って斤量54キロで出走できるという点はプラス。総合的に考えるとイクイノックスとはほぼ互角なんじゃないだろうか。おそらくこの2頭で3着以下は突き放す可能性が高い。
【特注 ☆5 ドウデュース】
今回と同条件の日本ダービーでイクイノックスを倒している馬。京都記念までは強いパフォーマンスだったが、天皇賞(秋)は位置を取りすぎて折り合いを欠いたにしても負けすぎ。戸崎騎手のコラムを見ても「経験上からもゆったり走る馬の出方ではなかったですね。」と前走のレースについてコメントされていますし、あの止まり方を見ると古馬になって距離が長くなった可能性は否定できない。
今回は前走の反省から下げて折り合い重視の追い込み競馬になると思いますが、その戦法でも最後に脚を使えるかは半信半疑。3歳時のダービーのパフォーマンスは歴代最強クラスなだけに、溜めて差す競馬で変わり身があった場合は一角崩しがあってもいいか。
【消3 タイトルホルダー】
これまでの戦績、血統背景などを見ても間違いなくスタミナを活かしてこその非根幹距離巧者。まともな王道条件は3歳のダービー以来使われていませんし、今回は全く向かない条件だと思います。
印まとめ
◎スターズオンアース
◯イクイノックス
▲リバティアイランド
☆ドウデュース
勝負度 D
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月曜日に先週の重賞回顧を配信します。前週に行われた重賞レース出走馬全ての馬に回顧コメントをつけて配信しております。次走注目馬などもご紹介。
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水曜日には前週に行われた中央競馬の全レース分の回顧文&データを配布します。
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ただ、この文章だけではなかなかどういうものか伝わりにくいと思うので、2016年の函館競馬場の全レース分析データを下記リンクで無料でダウンロードできるようにしておきました。こちらを見てどんなものか確認頂ければ幸いです。
【金曜日】重賞プレ予想
金曜日は重賞のプレ予想を配信いたします。ここで「競馬開催日の競馬ノート」の週末のパスワードを配布いたします。ここから週末のレース予想が始まっていきます!
【土曜日】重賞買い目&平場の狙い目
土日は重賞の買い目と平場の狙い目を掲載します。また、リアルタイムで予想が見れる「競馬開催日の競馬ノート」というページをメルマガ読者様限定で公開しております。
【日曜日】重賞買い目&平場の狙い目
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地方交流重賞並びに南関競馬の重賞をメルマガ限定コンテンツとして配信しております。
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