フラワーカップ2020の予想を公開!
公開日:
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最終更新日:2020/03/25
重賞レース考察・予想
フラワーカップ2020(中山芝1800m)の予想です。
3月20日に中山競馬場で開催され発走時刻は15:45です。出走馬はレッドルレーヴ、ミアマンテ、ポレンティア、シーズンズギフトなど。中山競馬場の芝1800mで行われるGIIIです。
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フラワーカップ 2020予想
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予想の根拠
中山芝1800mで行われる3歳牝馬限定のGIIIレース。同じ週に同条件でスプリングステークスが行われるが、スプリングステークスとフラワーカップでは求められる能力と適性が全く異なるので注意が必要。なぜ同条件なのにここまで異なるレースになるのかを解説したい。
まず考えたいのがメンバーレベル面。皐月賞を目指す馬同士のトライアルレースであるスプリングステークスはGIを狙う馬が集まるわけですからそれなりのメンバーが集まって当然。一方でフラワーカップは優先出走権がもらえるレースではありませんし、同時期にチューリップ賞などのトライアル戦が行われるためにその裏で行われるこのレースは手薄になりがち。そんな背景もあってフラワーカップは重賞という冠こそついていますが、牝馬限定の1勝クラスとさほど変わらないレベルのメンバーで落ち着きます。
もう1点考えたいのがこの時期の3歳の牡馬、牝馬にとっての芝1800mがどういう位置づけかという事。3歳の牡馬ならば春の最大目標は皐月賞なわけで、芝1800mというのは走り慣れている馬が多い距離。牝馬よりも基礎体力がある馬も多いでしょうし、そうなれば1800mはある程度マイラー適性も問われるスピード条件(特に皐月賞を狙うような馬同士ならば)となりやすい。
一方で3歳の牝馬の春の最大目標はチューリップ賞。よほど長距離適性が高い馬でなければ基本的に春までは阪神マイルの大舞台を目指しているわけで、この時期の芝1800mは牡馬にとっての芝1800mとは訳が違う。今までは牝馬限定重賞での最長距離は1600mだったことを考えても今回は一気に条件がタフになる感じで、加えて開催後半の荒れてきた中山の馬場も影響してかなりのスタミナ勝負になりやすい。もちろんスプリングステークスに出ても勝負になるぐらいの馬(アルビアーノ、ファンディーナ、コントラチェックなど)が出てくればタフな条件なんて関係なく楽勝する事が多いですが、そうではない馬は非常にタフでスタミナが要求される中山芝1800mを走り抜けるかという舞台適性が問われる感じだ。
そんなわけもあってこのフラワーカップはスプリングステークスとはまるで違う思考で予想した方が良いレース。今まであんまり問われなかった「スタミナ」の部分が重要になる傾向で、例えば高速馬場のスローペース戦でキレ負けしていた馬や、牡馬混合戦でそれなりに走れていた馬が牝馬同士のスタミナ比べになって一気にパフォーマンスを上げて大穴を開ける事が多い(シーズララバイ、ウインクルサルーテ、アースライズなどは全く同じパターンで穴を開けている)着順だけでなく、今までのレースをしっかり見直すことや血統面からスタミナがあるかを分析する事が重要になるレースだと言えます。
どうも木曜午後時点での天気予報を見ると、中山競馬場周辺は木曜深夜ごろにかなりの大雨が降りそうな感じ。雨が降る時間こそそこまで長期間ではないですが、相当量の雨が降るとの予報が出ているのでおそらく金曜日は芝も重馬場スタートになりそう。まず金曜日はメインレースの頃までは道悪の影響が残るタフ馬場になるはずで、どんなスローペースで推移したとしても上がりがかかるスタミナ戦になるんじゃないだろうか。
先週の馬場傾向から行くと雨が降ると極端な外差し馬場になりそうな感じもするが、先週の東風ステークスのように全馬がインを開けて外を回した結果、最内を突いたストーミーシーが勝利なんて事も十分にあり得そうですし、もう現時点ではそこまで予想するのは難しいので馬場予測に関してはある程度目を瞑りました。
というわけで予想の発表。
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フラワーカップ 2020の印
本命 ◎チェスナットドレス
本命は全く人気なさそうだが、能力、適性ともに最上位に推せるこの馬の激走に期待する。
デビューしてからすでに5戦、未勝利を勝ち上がるまでに4戦を要しているように非常に地味な戦績の馬ではあるが、今までの戦績を見直しても負けているレースはほぼキレ負けが敗因の全て。いかにも血統的にキレないスタミナ型の馬で、スローペースの瞬発力勝負でキレ負けしていたがゆえに未勝利を勝ち上がるのに時間がかかったという感じだ。
使われるごとに良さが出てきた感じもあり、それに加えて秋の京都のタフ馬場や積極的に乗ってくれるマーフィー騎手の力も加えて4戦目で未勝利を突破。馬柱だけで見ると地味な未勝利勝ちで終わりそうなのだが、このレースは京都のタフ馬場を2番手追走から3着以下を大きく突き放しての圧巻の内容。2着に競り落としたファルコニアは次走で未勝利を圧勝し、その後にあすなろ賞を連勝して今週末のスプリングステークスでも上位人気に推されるような馬。そんな牡馬の皐月賞トライアルで人気になるような馬をあっさり倒しているような馬が、牝馬のGIIIで全く人気にならないなんておかしい話だろう。
おそらく人気を落としている理由は前走の昇級戦で結果が残せなかったからだろうが、その前走は超タフ馬場のスローペースからの瞬発力勝負という特殊すぎる展開。上がりのかかる馬場だったにしてもこの馬は相対的にキレ負けしたような感じでしたし、4着に負けたとはいえ上位とはほとんど差のない大混戦での4着。このレースだけで人気を落とすならむしろラッキーと言えるぐらいに気にしなくて良いだろう。
血統背景を見ても父がタフ馬場が大得意の◯◯◯◯◯◯◯で母がダート馬。母母父がロベルトというのもタフな中山コース向きな印象を受けますし、血統背景やレースぶりからしていかにもデビュー当時のクリンチャーとイメージが被る。今回は時計のかかるタフ馬場でなおかつ立ち回りの活かしやすい中山芝1800mというのもベストに見えますし、鞍上も日本人騎手の中では最もマーフィー騎手のような競馬をしてくれそう。未勝利勝ちと同じだけ走ればここはあっさりと大穴を開けてもいいと見ました。
対抗 ◯シーズンズギフト
対抗は人気でもシーズンズギフトの評価を下げる理由が特にない。
ここ2戦はどちらも余裕十分の圧巻のパフォーマンスだったと見て良いですし、前走は普通ならばスローペースで着差がつきにくい流れでこれだけの内容。おそらくペース流れていれば大楽勝となっていたか。
血統を見ても父がエピファネイアでロベルト系で母父がゼンノロブロイ。いかにもタフな中山芝中距離の重賞で良さが出そうなタイプですし、鞍上の横山騎手も中山芝1800mは大得意としています。そこまでスパッとキレるタイプではないので本番のオークスではどうかと思いますが、ここは人気馬の中なら最も信頼できる馬でしょう。
単穴 ▲ポレンティア
三番手は素質最上位級のポレンティアを評価したい。
新馬戦のパドックの馬体の素晴らしさ、並びにあっさりと突き抜けたパフォーマンスからクラシックに乗っていいと評価していた馬。もともとハーツクライ産駒で兄弟が中距離で走っていることからも距離が伸びて良さが出ると見ていた馬で、今回の距離延長自体も良いんじゃないだろうか。
前走のフェアリーステークスは鬼門の長期休養明けながらスムーズに立ち回って3着好走。最後の脚色を見ても距離が伸びるのは良さそうですし、ここはデビュー戦の時にクラシック級と評価をした素質をある程度信頼したい。
特注 ☆レッドルレーヴ
四番手はここ2戦のレースぶりから能力は間違いなさそうなレッドルレーヴにします。
デビュー戦は東京コースの道悪馬場で3着以下を大きく突き放しての2着。勝ち馬フィリオアレグロは共同通信杯でも人気したような馬ですし、タイムランクAの時計指数を考えても素直に評価できそうだ。
2戦目の未勝利戦はペース流れた展開をインで上手く脚を溜められたとはいえ最後は余裕十分で突き抜けての完勝。すでにこの時点で道悪馬場と中山コースのどちらも経験できている点は評価していいはずで、普通に考えれば上位評価が妥当か。
気になるのはあれほどの勝ちっぷりだったにも関わらず、当初ルメール騎手がミアマンテの方を選んでいた点。将来性はミアマンテの方が上だとルメールが考えていた感もあり、加えてまだ日本競馬に慣れきっていないヒューイットソン騎手で前に壁を作れないリスクもありそうな大外枠というのも不安はあり。それでもここ2戦の内容からこれぐらいの評価は必要だろう。
△ クリスティ
前走牡馬混合の1勝クラス勝ちで人気になりそうなクリスティは抑えまで。
確かに前走はハイレベルなメンバー相手に突き放しての勝利は見事だが、かなりのスローペースを完璧な競馬で勝利という感じで恵まれた感じは否めず。その前走以外のレースを見てもそこまで強烈な強さを感じない馬ですし、今回ある程度人気になるようならば妙味はそこまでないか。
△ トリンカデイラ
完全に未知数な存在ではあるがトリンカデイラは大駆けあっても驚けなそう。
血統を見ても瞬発力には全く秀でていないタイプに見えるが、初戦はスローペースの流れを追い出し遅れながら一瞬で差し切って勝利。時計的な価値は全くわからないが、それでもインパクト十分な勝ちっぷりなので評価はできそう。正直、どれくらい強いかは今回でわかると思うが、それでも勝ちっぷりの割に全く人気にならなそうですし、これならば印を打っておいた方がいいのでは?
人気のミアマンテは馬体が小さくて成長力に疑問が残る上に、兄弟が全て短距離で走っている血統が気になるところ。ハーツクライ産駒のミスエーニョですらマイルがギリギリのような馬でしたし、タフ馬場の芝1800mで差し込んでくるイメージが湧かない。
ショウナンハレルヤはいかにも母父クロフネの影響が出た持続力タイプで、菜の花賞の手応えの悪さを見てもこの馬はタフな馬場がダメそう。ある程度人気するなら嫌って妙味か。
フラワリングナイトは出遅れ癖あるので信頼できない馬だが、前走は折り合い不安を見せて終始かかり気味のレースぶり。その反省から今回は溜める競馬に徹するはずで、果たしてそれで届くだろうか。顕著な外差し馬場になるなら相手に加えてもいいが前日時点では判断できない。
これらある程度人気になりそうな馬があんまり買いたくない感じ。と言っても混戦のメンバーなので嫌った馬が馬券に絡んじゃう事もありそうだが、そこは馬券の買い方でカバーしていきたい。
印まとめ
◎チェスナットドレス
◯シーズンズギフト
▲ポレンティア
☆レッドルレーヴ
△トリンカデイラ
△クリスティ
勝負度 C
推奨馬券
ワイド 3→12,10,14,11,2 本線ベース
ワイド 3→12,10,14,11 重ね買い
ワイド 3→12 重ね買い
馬連 3→12,10,14,11,2 本線ベース
馬連 3→12,10,14 重ね買い
馬連 3→12 重ね買い
三連複 3→12,10,14,11,2 本線ベース
三連複 3,12→10,14 重ね買い
単勝 3 チェスナットドレス おまけ
※ここは◎チェスナットドレスはいくら穴人気しても8番人気ぐらいでおさまる前提。それならばワイド本線でも十分に妙味が出そうですし、買いたい馬と買いたくない馬がいる一方で印を広げるとどこまでも広げたくなるようなメンバー。それならばある程度印を打った上で、印から切った馬が馬券に絡んじゃってもまずワイドで回収できるようにしたい。
その上で馬連か三連複も当たればワイドも同時に当たるので大万歳。おそらく馬連も三連複も100円当たっただけでかなり跳ねるでしょうし、ここが来てくれたら大きいですね。まだオッズも何も出ていないので単勝がどれくらいつくのかわかりませんが、本当に全く人気ないなら単勝もすこしは買っておきましょう。ファルコニアに楽勝できる馬ですからここもあっさり勝つ可能性もあります。
→今回の馬券的テーマは「買いたくない馬を買わない分、しっかりとワイドを買う」という感じです
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