4月1週のレース回顧〜またしても天栄に驚かされました
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最終更新日:2019/04/12
レース回顧
さて、週末の競馬の回顧を書こうと思いますが、正直な話、ちゃんとした時間をかけた回顧だと長く続かないので、2019年はサクッと短時間で書けるぐらいの量で回顧を続けていければと思います(メルマガでは通常営業でボリュームある回顧を書きます)
今日は中山競馬場に来てみました。桜花賞が行われるのは当然、阪神競馬場ですから、裏開催でオープン戦しかないのですが、なかなか座席を見つけるのも難しいくらいの人の入り。やはりポカポカ陽気でお花見がてらに競馬場という方が多かったんでしょうか。私は日曜の夜に幕張メッセでライブを観に行く予定(サカナクション)があったので、近いので久々に行ってみた感じです。
いつ以来ぶりかわからないぐらい最近行ってなかった中山競馬場ですが、船橋法典駅からの地下通路が近未来風になっててびっくりしました。そんな風景の変わりように驚いたからか、いつもよりも地下通路の長さを感じなかったです。
そんなわけで、ついさっき桜花賞が終わったばかりでこの記事を書いていますが、土日のレース回顧と参りましょう。
<桜花賞 レース結果>
1着:△グランアレグリア
2着:△シゲルピンクダイヤ
3着:▲クロノジェネシス
今週の阪神芝は蓋を開けてみればかなりの高速馬場。日曜日に雨が降るという予報もありましたが全く降らず。先行馬が全くいなかったのでかなりのスローペースになるかと思いきや、そこまでのスローペースにもならず。
大得意の高速馬場での持続力勝負に持ち込めたグランアレグリアが1:32:7という圧巻の走破時計での完勝となりました。
昨年のアーモンドアイ、フィエールマンに続いて、ノーザンファーム天栄仕上げでのぶっつけ本番での戴冠。レース予想の時に「もはやトライアルの概念も薄くなってきている」と書きましたが、まさか年明け初っ端の馬がいきなり桜花賞を勝つ時代になったとは驚きです。わかっていても買いにくいこのローテーション。天栄にあっぱれ、お手上げという感じでした。
グランアレグリアはかなりのスピード持続力型に見えるので次走はどちらに行くかですが、桜花賞を勝った以上はオークスを選ぶか。東京コースの適性は相当に高いと思うので、今の時期ならば距離もこなして良いんではないでしょうか。
一方で本命に挙げた◎アクアミラビリスは何もできずに終了。
もう雨が全く降らない超高速馬場で、なおかつ直前馬体重-10kgの時点で諦めていましたが、ミルコ・デムーロが前走と同じような後方待機からの末脚戦法をとってくるかと思いきやポジションを取りに行ったのは驚きでした。阪神7レースでオーダードリブンを使って差しが届くかどうかの試走をしていたので、てっきり前走と同じような戦法をとるかと思っていましたが、全く違うこの戦法で馬体もガリガリとなっては走れるわけはありませんね。
馬体重やペースは事前に察知できないとはいえ、今回のGIレースは申し訳ない本命推奨馬となってしまいました(>_<) これは素直に謝ります。
<ニュージーランドトロフィー レース結果>
1着:△ワイドファラオ
2着:▲メイショウショウブ
3着:無印ヴィッテルスバッハ
6着:◎コスモカレンドゥラ
ニュージーランドトロフィーは当初はメイショウショウブが本命予定も、かなり人気を被りそうで他に買いたい馬もいなかったので一発狙いで◎コスモカレンドゥラとしましたが、ペース流れずの前残り決着に。ここは全く自信なかったので仕方なし。
<阪神牝馬ステークス レース結果>
1着:無印ミッキーチャーム
2着:△アマルフィコースト
3着:△ミエノサクシード
14着:◎ワントゥワン
阪神牝馬ステークスはペース流れての差し決着に期待しましたが、ダイアナヘイローの楽逃げで完全なスローペースに。まぁこうなるとシュタルケ騎手が馬群を捌けると期待する方が間違いで、まぁこんな結果で妥当でしょう。ここも差し決着になると割り切って予想をしたので悔いはなし。
今週は重賞がダメでした!ただ、土曜の重賞は買いたい馬がさほどいなかったですし、アクアミラビリスも前日予想では判断できない要素で負けた可能性が高いので特に後悔はなし。重賞の方は来週サクッと巻き返してやります。
というわけで、桜花賞から次走注目に値する馬がいたので1頭紹介します。
↓↓
エールヴォア
<推奨根拠>
さすがにオークスは人気するんでしょうかね(苦笑)まぁ初速のスピード的にこういう競馬になるかなとは思っていましたが、ここまで速い上がりを使えるとは思っていませんでした。いたるところでオークスの本命候補にされそうな気はしますが、こういうベタは大事だったりもします。
今週末は重賞が特に自信がなく3タコを食らったんですが、平場は絶好調!
配信したほぼ全レースで的中の結果になったので、その分で重賞の負け分などはサクッと回収ができた週末となりました。こちらがレースを選べない重賞予想と違って、平場の予想は買いたいレースを選べるので、来週以降も同様の的中率を目指して頑張ります!
以下、配信した平場の予想になります。
[4/6(土)] 阪神5R サラ3歳500万下 ダート1800m [勝負度E]
◎5 コンカラー
◯6 セロシア
▲1 レディマドンナ
☆12 ジューンステータス
△13 メイショウテンダン
△4 スズカカナロア
ここは前走が包まれて競馬にならなかった◎コンカラーが面白い。この馬は初ダートだった2走前がなかなかのパフォーマンス。内枠で砂を被っても全くに怯まず、スローペースを馬群から抜けだして最後まで余裕十分に後続を突き放しての圧勝。あのレースぶりならまず普通のレベルの500万なら通用していいはず。前走は久々の一戦だった上にスタートで出遅れ。加えて前半1000m=64.3のスローペースをインに包まれて勝負所で動けない最悪の展開になってしまい、追い出せたのは直線半ばという感じだった。それでも最後は伸びて5着に来ましたし、あの内容ならばもう少し展開流れてスムーズなら500万では上位だろう。今回はひと叩きでの状態の上積みもありそうで、前走よりもペースも流れそう。岩田騎手にも期待して勝ち負けまであると見る。
対抗はこのメンバーなら◯セロシアが有力。超ハイレベルだったノーヴァレンダの500万を除けばどのレースでも確実に差し込んできており、500万レベルならば安定的に走れて良いタイプ。今回のメンバーの中では良馬場で唯一の1分53秒台を記録している馬ですし、それを2戦連続で記録しているのも良い。揉まれても大丈夫なタイプなので内枠も良いですし、そこそこペース流れそうならここなら最後は確実に差し込んでくるのでは?
素質は最上位に見える▲レディマドンナはこの内枠がどうだろうか。前走はデビュー戦ながら加速ラップで非常に評価できる内容。ただ出遅れていましたし、スローの流れを自分のタイミングで動けた点は向いた感じ。素質はありそうだが半信半疑。
☆ジューンステータスは前走がハイペースとはいえかなり強い内容での勝利。今回はCWでの調教内容も良化していますし、前走内容からも時計は詰められて良いはずだ。
<レース結果>
1着:▲レディマドンナ
2着:△メイショウテンダン
3着:◎コンカラー
→ワイドのダブル的中となりましたが、直線ヨレずに追えていたらコンカラーは間違いなく勝ち負けだったと思うので、もう少しガッツリと取りたかったレース。
[4/6(土)] 福島10R ひめさゆり賞 サラ3歳500万下 芝2000m [勝負度D]
◎9 レターオンザサンド
◯1 ラージヒル
▲5 レオンドーロ
☆7 グロオルロージュ
△8 トゥアレグ
×2 ジュピターズライト
ここは能力最上位でベスト条件と言って良さそうな◎レターオンザサンドを信頼して良さそう。この馬は未勝利勝ちを福島芝1800mであげており、その時の勝ちっぷりがなかなかのもの。その後はマイル戦でキレ負け続きだったが、つばき賞ではタフ馬場での超ハイペース戦を逃げて4着という素晴らしいパフォーマンス。前走のザダルの500万も淀みない流れを早めに仕掛けて2:01:2という好時計で4着以下を突き放したましたし、今回のメンバーでは明らかに能力上位と言っていい。
父ゴールドヘイローでダート適性高いサンデーサイレンス系。母父がミスプロ系で母母父がボールドルーラーという配合になっており、いかにも平坦小回りのスピード持続力勝負が得意なタイプ。福島の未勝利勝ちのパフォーマンスからもこのコースでもうワンランク上の走りができそうですし、前走内容からもここはまず上位争いになるはず。
対抗は絶好枠と絶好条件が揃った◯ラージヒルでいいだろう。前走のゆりかもめ賞は全く向かない条件で中途半端な先行策から9着という結果。大きく離されはしたが上位馬がハイレベル過ぎただけと見て良さそうで、この馬も完全タイム差-0.4で走れている。抜群の立ち回りと持久力が売りのタイプで未勝利勝ちの内容からも500万なら上位。父がキングマンボ系で母母父ストームキャットという配合からも、この条件で持続力を活かせれば上位だ。内枠を活かしてくれそな丸田騎手にも信頼。
前走は出遅れたが痛かった▲レオンドーロもここでは上位。前走のスプリングSはスタートで躓いてスローの流れを後方から。最後の直線ではじりじり伸びていましたし、上位馬は強すぎたとしてこの馬も悪くない走りをしていた。勝ち味に遅かっただけで常に未勝利でハイレベルなレースをしていた馬ですし、父スクリーンヒーロー×母父マイネルラヴという配合はいかにも今回の条件に合いそう。枠順と鞍上への信頼度の点でラージヒルよりも下の評価にしたというだけ。
ペース流れれば☆グロオルロージュの差しが決まる可能性もあり。前走の未勝利戦は10番人気と低評価だったが、かなりメンバー集まっていたハイレベル戦だったのが理由。淀みない流れを最後は抜け出しての圧勝でしたし、あのパフォーマンスなら昇級して通用してもいいはず。先行タイプもそれなりに揃ったので差しがハマれば。
トゥアレグは未勝利勝ち以降は大した走りができていないが、前走はしがらきへの放牧明けで+18kgと成長分はあった感じ。それでいて直線はどん詰まりでほぼ追えていませんでしたし、人気ないなら抑えておきたい。
ジュピターズライトは新馬戦の時計がかなり遅いが、これは強風の影響があったか。ただ、それでも相手が弱そうでしたし、血統的にもかなり重いので今回の条件ではスピードについて行けない可能性。ノーザンファーム生産の1戦1勝馬なので変わり身にビビって抑えた感じです。
<レース結果>
1着:◎レターオンザサンド
2着:▲レオンドーロ
3着:☆グロオルロージュ
→ここは堅いレースでしたが実力差とコース適性がはっきりしていたので銀行レースでした。レターオンザサンドは地味に好きな馬です。
[4/6(土)] 中山10R 湾岸S サラ4歳上1600万下 芝2200m [勝負度D]
◎1 マイネルファンロン
◯7 レノヴァール
▲3 ゴールドギア
☆8 レッドイグニス
△5 フェイズベロシティ
△4 アクート
△6 ジュンスパーヒカル
ここは久々に勝負所で楽に先頭に立つことができそうな◎マイネルファンロンが面白そう。この馬はステイゴールド産駒ながら母父ロージズインメイ、母母父ブライアンズタイムという配合のせいで完全にキレない持久力型。その割に折り合い難があったりと乗り難しい印象。モレイラ騎乗で勝利した500万→1000万の内容を見ても馬の気分を損ねずにロンスパに持ち込めれば普通に強いはずで、このクラスでもその形に持ち込めるかがポイントだろう。
近走は苦手な東京コースや京都のスローでの仕掛け遅れなどが敗因。前走の但馬Sは雨の影響残るタフ馬場で最速ラップが刻まれた4コーナー部分で外を動いて早めに先頭に立つ厳しい展開。ラップを見れば最後に止まってしまったのも仕方がないか。今回は他馬の脚質や枠順を見てもどう考えても楽な単騎逃げが打てそうなメンバー構成。途中で動ける馬もほとんどいませんし捲られるリスクもなさそうで、この相手で極端なキレ勝負になりにくい中山芝2200mならば逃げ切れる感じがします。
対抗はこちらも前走が競馬になっていない◯レノヴァールに期待します。いかにもキレないロンスパ型のハーツクライ産駒で、2走前の1000万勝ちはスローからのロンスパの流れでテリトーリアルをあっさりと差し切る強い内容。前走の関門橋Sは超スローの流れを後ろで構えて大外ぶん回しという最悪な展開で度外視可能。今回は条件も良さそうですし相手関係を考えてもポジションは取れそう。スローからのロンスパの流れになれば崩れないと思います。
▲ゴールドギアは近走内容を見ても母ギンザボナンザの距離適性を受け継いでいるようで、あんまりロードカナロア産駒というのを気にしなくてよさそう。今回も前走同様にスローからの加速勝負になりそうですし、今回のメンバーならばロンスパ気味の瞬発力勝負なら上位と見ていいか。
骨折放牧明けでレース勘がどうかですが☆レッドイグニスは展開自体は向きそう。母父ロベルトのキレないハーツクライ産駒で、前走のように上がりのかかる馬場、展開で積極的な競馬をしてこその馬。今回の条件ならキレ負けをする可能性はそこまでなさそうですし、骨折休養明けで状態がまともなら上位に走ってきてもいい感じがします。
<レース結果>
1着:◎マイネルファンロン
2着:△アクート
3着:☆レッドイグニス
→マイネルファンロンからの馬単は的中するも、レノヴァールとの三連複2頭軸ははずれ。レノヴァールはちょっと酷すぎる騎乗でした(>_<) まともなら3着には来てそうでしたが・・・
[4/7(日)] 阪神7R サラ4歳上500万下 芝1600m [勝負度C]
◎10 ロードマドリード
◯13 オーダードリブン
▲14 ブレイニーラン
☆5 ジョーアラビカ
△12 トウカイオルデン
△1 ピエナミント
△6 レッドシャーロット
△2 ルーズベルトゲーム
△15 エアマスカーニ
ここ2戦が全く競馬になっていない◎ロードマドリードが絶好条件で巻き返し濃厚。この馬はもともと素質期待されていた馬だったが、スパッとキレない脚質のせいで勝ち味に遅くて未勝利を抜け出すのが遅れていただけ。成長曲線と騎乗や展開がハマった未勝利勝ちは圧巻のパフォーマンスでしたし、その次走のハイレベル戦だったチトニアの500万での4着の内容を見ても今のこのクラスなら抜けた存在と見ていいだろう。
2走前の中京での500万は直線で追い出そうという時に外から前を完全にカットされる不利があって度外視可能。前走はディープ産駒が全く走れない京都のタフ馬場でのハイペースを先行して失速なら仕方なし。今回は良馬場の阪神という絶好舞台に戻りますし、土曜の阪神芝はもうとにかくディープ×ノーザンダンサーの血統しか走っていなかった。スロー濃厚である程度前目につけられる自在性も良いですし、勝ち味に遅いタイプではあるが上位争いにはなるだろう。
対抗は◯オーダードリブンが有力。適性を探っているうちに6歳になってしまった感じだが、ここ2戦はマイル戦で2戦連続で最速上がりを記録。前述のように土曜の阪神芝はもうとにかくディープ×ノーザンダンサーの血統しか走っていなかったですし、このメンバーならば決め手も上位だろう。
三番手は▲ブレイニーランにします。母父シングスピールのおかげでスパッとはキレないディープインパクト産駒ではあるが、モズダディーの500万や豊川特別の内容を見ても明らかにこのクラスでは上位。調教内容は絶好ですし、キレないディープとは言っても今の阪神馬場ならディープというだけで上位評価にするべきか。
どう見ても逃げ馬不在のメンバー構成で☆ジョーアラビカは明らかに展開に恵まれそう。マイル戦で近走は安定した成績をあげていますし、ここはスローの逃げor2番手の競馬なら粘り込めそうです。
<レース結果>
1着:☆ジョーアラビカ
2着:◎ロードマドリード
3着:◯オーダードリブン
→ここは堅い決着でしたが、これしかないと見ていたので本線的中。ロードマドリードは個人的にPOGにも指名していた愛着ある馬です。500万でも勝ちきれないけど(>_<)
[3/7(日)] 中山9R デイジー賞 サラ3歳500万下 芝1800m [勝負度D]
◎3 アイリスフィール
◯9 ランペドゥーザ
▲7 ミモザイエロー
☆1 クィーンユニバンス
△6 シトラスノキセキ
△8 イルジオーネ
△5 グレイスアン
△4 エピローグ
ここは前走フラワーカップの内容を見ても自己条件の牝馬限定戦ならば◎アイリスフィールが能力上位。デビュー戦は抜群のスタートからかかるぐらいの行きっぷりを見せて先行策から抜け出しての完勝。一転して前走は大外枠で若干スタートで後手を踏んだからか、最初から最後方待機を決め付けたような競馬に。溜めに溜めたとは言え最後はメンバー最速の上がり33.8を使って1:48:5という時計で走りましたし、同週で楽逃げで圧勝したシングフォーユーの未勝利(おそらくここに出ていたら断然人気だろう)の時計と比較してもあっさりと差し切れるレベル。もともと今年のフラワーカップはハイレベル戦でしたし、楽に差して先着したレオンドーロあたりは土曜のひめさゆり賞で勝ち負けに来ていることからも普通にこの馬は強いはず。
問題はポジションになると思うが、前走も行くのを抑え付けていただけでこの馬はスピードも相当にあるはず。ハービンジャー産駒ながら母が短距離馬なのでかかるぐらいの追走スピードもあると見て良さそうで、この枠ならスタートを決めれば新馬戦のような競馬をする可能性が高そう。グレイスアン程度が人気するようなメンバーレベルですし、ここならポジションさえ間違えなければ勝てると思います。
対抗はペース流れてくれれば◯ランペドゥーザが差し込んで来れるはず。この馬は父ゼンノロブロイで母父トニービンという完全な持久力型。とんでもなくハイレベルだったマイネルミュトスの未勝利でも0.3秒差に走れているだけで500万で即通用は当然だと思いますし、未勝利も抜け出してから余裕十分の内容だった。前走の500万はダディーズマインドが超スローで逃げて加速ラップでまとめて押し切ったように展開が全て。今回もスローペースの場合、アイリスフィールと違って不発もあると見て対抗までにしたが、普通にペースが流れれば能力最上位に近いこの馬が差し込んでくると見ます。
三番手はとにかく前半部分で折り合いに専念すれば▲ミモザイエローが巻き返していい。前走のフラワーCは返し馬からイレ込んだ上に、内田騎手が折り合い無視で先行策をとった結果早々にバテた。気性難あるオルフェーヴル産駒で適性はマイルだとは思うが、そのマイルでの未勝利戦の時計及びヴィッテルスバッハと接戦の500万の内容は圧巻。おそらく今回は前走の反省から溜める競馬をしてきそうですし、折り合って距離をこなせれば上位争いになるか。
今回は逃げる競馬をすると見ている☆クィーンユニバンスが穴候補。この馬は未勝利戦が新潟で超ハイペースを先行策で勝利。半兄にグランアルマダがいるのを見てもとにかくキレない持久力型で、前へ行って速い上がりが問われなければ走れて良さそう。田辺騎手は前走でスローからの加速勝負を2番手追走からキレ負けしているのを知っていますから今回は自分でペースを作ってくるはず。上がり35秒台中盤ぐらいで足りるロンスパ戦に持ち込めれば粘り込めていいと見ます。
<レース結果>
1着:◎アイリスフィール
2着:△エピローグ
3着:▲ミモザイエロー
→ここはなんとか引っかかるも安い・・・ランペドゥーザとの2頭軸馬券が欲しかったですが、このスローペースではランペドゥーザは無理でしたね。ただアイリスフィールは強かった!
[4/7(日)] 阪神9R 忘れな草賞 サラ3歳OP 芝2000m [勝負度E]
◎6 ランブリングアレー
◯1 ルタンブル
▲2 カグヤヒメ
勝ち馬に実質上のオークス出走権利賞金が与えられる重要なオープン戦=忘れな草賞。過去にはこのレースからエリンコート、ミッキークイーンのオークス馬が出ていますし、フローラステークス同様に注目したいレースだ。今年はDMMドリームクラブ所属のラヴズオンリーユーが圧倒的な人気になりそうだが、今回は休み明けな上にこの血統は典型的なワンターン舞台巧者。デビューから2戦ともにスタートで出遅れている馬ですし、いくら素質ありそうだとは言えここで単勝1倍台で買うのはリスクが高そう。
ほとんどの馬がまだワンターンのマイル〜1800mしか経験していないような中で、忘れな草賞は阪神芝2000mという特殊な舞台。間違いなく舞台適性は問われるはずで、このコースならば断然人気馬を逆転できる馬はいると見ました。
本命はこの舞台なら◎ランブリングアレーの勝利の可能性が非常に高そう。かかるぐらいの行きっぷりの良さがありながら最後まで渋とく伸び続けられる持久力型。前走は久々のレースながら若干折り合いを欠きながら強敵相手に最後まで食い下がる好内容。4着以下を突き放したのを見ても相当に強いと思いますし、普通に1、2着馬はラヴズオンリーユーよりも強いと考えた方が良さそう。
断然人気馬が出遅れて後ろからの競馬になりそうなのに対して、この馬は抜群のスタートから内回りコースで先行できそうですし、前走と同じぐらい走れば今回のメンバーならば普通に勝てるんじゃないでしょうか?もしラヴズオンリーユーが化け物だったら諦めます。
対抗は好成績ある芝2000mに戻ってこの枠を引けたとなれば◯ルタンブルが穴だろう。前走のフラワーCは控える競馬で何もできずに終了。すみれSではマイペースで逃げて最後の最後で捕まっての4着だったが、今回は牝馬相手で距離が1ハロン短くなります。葉牡丹賞のレース内容を見ても距離は2000mぐらいまでの方が良さそうですし、今回は新馬戦とすみれSで積極的な競馬を見せている松山騎手への手戻り。スローペースの逃げか2番手からの競馬になれば十分に粘り込めるんじゃないだろうか。
もう一頭、前へ行きそうな▲カグヤヒメも穴として一考。前走のデビューの未勝利時は追い切りの動きがずば抜けていてあっさりと勝利。血統を見ても父がマンハッタンカフェで母、祖母がフランスの芝で勝利実績あるような馬で、十分に芝でも走れそうなタイプ。調教は相変わらず動いているので素質はあると思いますし、桜花賞に乗鞍がないのにわざわざ昆厩舎の馬に乗りに来た横山騎手。脚質や他の馬との比較からも逃げることも考えられますし、ペースを味方にすれば穴を開けても。
<レース結果>
1着:無印ラヴズオンリーユー
2着:◯ルタンブル
3着:無印キラープレゼンス
4着:◎ブルーミングアレー
→このレースだけ本命馬が馬券圏外になってしまいました(>_<)
[4/7(日)] 中山10R 隅田川特別 サラ4歳上1000万下 芝1600m [勝負度C]
◎4 ソロフレーズ
◯3 アイスフィヨルド
▲12 ナムラムツゴロー
☆9 ディアジラソル
△10 ベストリゾート
△13 ワールドヘリテージ
△2 ミッキーボニータ
ここは素質ナンバーワンの◎ソロフレーズが思ったより人気していなくて面白そう。この馬はディープスカイ産駒で一見すると地味な血統なのだが、ゴドルフィン生産で半兄がルネイションという良血馬。兄同様に鋭い決め脚を武器にするが父がディープスカイに変わった分でスピードよりも持続力に秀でた感じで、ある程度上がりがかかる差し決着に強い印象。昇級初戦の前走は超スローからの上がり勝負でキレ負けしただけで度外視可能。もう500万の勝ちっぷりからして昇級即通用は明らかですし、500万時代の豊川特別やアルミレーナの500万の内容からも今回のメンバーの中では上位。
ずっと左回りばかり使われていますが、未勝利時代の福島のレースぶりを見ても右回りは何ら問題なさそうですし、逆にある程度上がりがかかる分で中山コースの方が得意そうなイメージ。このコースは同じディープスカイ産駒のイレイションが圧勝した舞台でもありますし、ルックトゥワイスのようにずっと左回りを使ってきたけど中山に変わって一気にパフォーマンスを上げてくる可能性も高そう。ここは絶好枠も引けましたし、よほどのスローになるか江田照男騎手がどん詰まりにでもならなければ勝ち負けまで持ち込めそう。
対抗は一応の能力信頼で◯アイスフィヨルドにします。クリストワイニング産駒の持続力型でスパッとはキレないが高速決着の速い時計にも対応できるタイプ。ニュージーランドT5着の内容や国立特別、ライラックカラーの1000万の2着の内容からもこのクラスで上位は明らかなので今回のメンバーレベルならまともなら上位争い。ただ、スパッとはキレないので内田騎手が内枠でもたついていると凡走もありそう。
人気薄では▲ナムラムツゴローが非常に面白そう。久々に芝に使われた前走だったが、1.0秒差に負けたとはいえこれは勝ったエアアルマスが強すぎただけ。この馬も1000万で勝ち負けできるぐらいの時計で走っていますし、最後までグイグイ伸びていた脚色を見ても普通に強い内容。今回はメンバーレベルも落ちますし、鞍上や枠順が不安ではあるが普通に面白そう。
大穴では☆ディアジラソルが面白いか。この馬は3歳限定の500万時代に中山マイルで連続好走しているように能力はある馬。アッミラーレ産駒で瞬発力には欠けるが持続力はあるというタイプで、1000万に昇級後は苦手な東京コースやスローペースなど恵まれないレースばかり。今回は久々の良馬場での中山マイルでの競馬になりますし、一変まであっていいのでは?
<レース結果>
1着:◎ソロフレーズ
2着:無印エミーリオ
3着:◯アイスフィヨルド
→ここは痛恨のエミーリオ抜け(>_<) 配信は馬単と三連複なので個人的な買い足しの単勝だけ的中もこれではダメです!
とりあえず重賞はダメでしたが、平場がほぼ全て的中してよかった週末でした。重賞以外はまずまずの新年度を迎えることができたので、来週からも頑張っていこうと思います。
これだけ平場のレースが的中できたのも、レース回顧で次走注目馬を選定していたから。
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ただ、この文章だけではなかなかどういうものか伝わりにくいと思うので、2016年の函館競馬場の全レース分析データを下記リンクで無料でダウンロードできるようにしておきました。こちらを見てどんなものか確認頂ければ幸いです。
【金曜日】重賞まとめデータ配布
金曜日は重賞のまとめデータを配布します。この時点で重賞のプレ予想を配信いたします。
このような形で週末の重賞の出走馬の全頭レビューを印付きでPDFファイルにて配信いたします。
【土曜日】重賞買い目&平場の狙い目
土日は重賞の買い目と平場の狙い目を掲載します。また、リアルタイムで予想が見れる「競馬開催日の競馬ノート」というページをメルマガ読者様限定で公開しております。
【日曜日】重賞買い目&平場の狙い目
土日は重賞の買い目と平場の狙い目を掲載します。また、リアルタイムで予想が見れる「競馬開催日の競馬ノート」というページをメルマガ読者様限定で公開しております。
【不定期】海外競馬のレース予想の配信
最近では海外競馬の馬券もPATで購入できるようになりました。海外競馬のレース予想に関してもメルマガにて配信します。こちらは実施が不定期なので配信日はその時々になりますが、メルマガをご購読いただければ海外競馬まであなたの競馬ライフをカバーいたします。
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サイト記事だけではわからない予想する際に使うデータベースや、結論を導くまでのメソッドをメルマガを通して余すことなくお伝えできればと思っております。
今までなんとなく馬券を買ってきたという方は、ぜひ本当の競馬力を身につけていただくためにも読んでいただければ幸いです。競馬予想の真髄をお見せいたします。
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