【2016】ステイヤーズS / レース考察(中山芝3600mで行われるGII戦を徹底考察します)
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重賞レース考察・予想
今日は12/3(土)に行われるステイヤーズステークスのレース考察を行います。中山芝3600mで行われるGII戦です。その前に余談を少し。
今週は全てが後手後手となってしまい、ステイヤーズステークスの初回考察が木曜日になってしまうという事態・・・来週はきちんと体調戻して月曜からバリバリ更新しますので今週はお許しください!
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【2016】ステイヤーズS 予想考察
過去5年のレース傾向
中山芝コースで行われる3600m戦。もちろん国内の平場競争では最長距離になりますし、中山コースの標準最長距離の2500mよりも1100mも長い距離になります。
それだけ距離が長いレースですから、能力よりも適正が要求されるというのはわかりやすい話。上の表でも2回以上馬券に絡んでいる馬には色をつけましたが、とにかくリピーターが走りやすいレースと言えます。
そしてトウカイトリックの10歳超えでの激走でもわかるように、このレースは高齢馬でも走りやすいレース。競走馬は年齢と共に瞬発力は衰えますが、スタミナはそこまで衰えないもの。ダート馬が芝馬に比べて恒例まで活躍できるのもそのあたりでしょう。このレースでは高齢馬ということでマイナス評価とする必要はなさそうです。
血統傾向
天皇賞馬マイネルキッツ、天皇賞でもあわやの好走があったトウカイトリックなど、ベタなステイヤーが結構走ってくるレース。好走血統を見てもスタミナ色が濃いレースにはなっています。
グレイソヴリンやロベルトを持った馬が好走傾向。ここ2年を見ていると超スローペースからのギアチェンジ戦になる様相があり、スタミナだけでなくある程度中距離適性も必要なレースになっている感じはありますが。
レースラップ傾向
18ハロン分の表が入りきらなかったので、今回はラップ表記だけで失礼します。
【2015年】アルバート
13.2 – 11.7 – 13.0 – 13.6 – 13.0 – 12.6 – 12.0 – 12.6 – 12.4 – 12.5 – 13.3 – 13.2 – 13.1 – 12.4 – 11.6 – 12.0 – 11.8 – 11.9
【2014年】デスペラード
13.1 – 12.2 – 13.8 – 12.9 – 12.5 – 12.0 – 12.5 – 13.5 – 13.1 – 13.3 – 13.6 – 13.1 – 12.8 – 12.1 – 11.6 – 11.7 – 11.6 – 12.4
【2013年】デスペラード
12.7 – 11.3 – 12.5 – 12.1 – 11.9 – 12.3 – 12.4 – 12.4 – 12.6 – 13.0 – 13.2 – 13.3 – 12.8 – 12.7 – 13.2 – 12.6 – 11.8 – 12.4
【2012年】トウカイトリック
12.8 – 12.0 – 13.3 – 12.9 – 12.0 – 11.8 – 12.8 – 13.4 – 12.9 – 12.4 – 12.6 – 13.2 – 13.0 – 12.5 – 12.0 – 12.2 – 12.1 – 12.6
【2011年】マイネルキッツ
12.4 – 11.5 – 12.7 – 12.2 – 12.2 – 13.6 – 13.5 – 13.3 – 13.6 – 13.4 – 13.3 – 13.2 – 12.9 – 12.6 – 12.9 – 12.4 – 11.9 – 13.2
近年は中盤が極端に緩んでラストは加速力も必要になるレースになりがち、ただのステイヤーというだけでは走りにくいレースに。それでも昨年ほぼ加速ラップで終わっているのは突き抜けたアルバートが強すぎた感じもあり、普通であればこれだけの距離を走れば最後の1ハロンはバテ比べになります。それは他の年を見ればお分かりになるかと思います。
レース傾向まとめ
今日のところはこの辺りにしておきます。出走メンバーはこんな感じ。
ここは実績を見てもアルバート、モンドインテロの2頭に人気は相当被りそう。その後に続く馬がいないので、まずこの2頭以外売れないと見て良さそうです。
ひとまず月曜時点で注目している馬はこの馬です。
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前走も休み明けながらきっちりと伸びて上位を確保。その後はジャパンカップにも登録ありましたが「タダ貰い」感満載のこちらに進んできたということは陣営も相当な自信があるんでしょう。
適正があることは昨年のレースの内容とラップを見れば一目瞭然。ここは有馬記念に向けて勝ち方が問われるレースだと思います。
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