シンザン記念 [4] クイーンズターフについて
公開日:
:
重賞レース考察・予想
フェアリーステークスに行くと言ってたらシンザン記念へ出てきた。菅井調教師が「力のいる中山馬場は合う」と言ったら京都に来た。ディープ産駒は無双状態の京都馬場だが新馬勝ちはダート。ディープ産駒は強調できるが母はフリオーソの全妹。などなど数々のパラドックスを提供してくれるクイーンズターフという馬の存在。今日はここにスポットを当ててみる。
ダート新馬勝ちの評価
メルマガ会員の方は全レース分析で12月の阪神ダート1400mのタイム比較をしてみてほしい。
走破時計自体はまぁ新馬戦では普通の時計。前半3Fがかなり流れて最後の1Fがかなりかかったのも認めよう。だが、映像を見ていただければわかるが、ほとんどの馬が前半3Fのペースについていけずにそこでスタミナを使って、全く差すことができなかったレース。クイーンズターフも前半ペースについていけず、かなり後ろからのレースになり直線を向いたところでは絶望的な位置。そこからレース上がりを1.3秒上回る末脚で差し切っての勝利。
前でペースを作ったトーホウレゼルヴは次走の未勝利戦で3着以下にかなりの差をつけての勝利。相手も強かった消耗戦の前残りレースを問答無用に差した。クイーンズターフの前走評価はそのように評価できる。
少々ペースが早かったとしても1400m戦であっさりと置いていかれるあたりは距離は延びた方が良さそう。芝での瞬発力はわからないが、強い馬で距離を伸ばしたことがいいというのは断言できる。
シンザン記念でのポジティヴ要素
ポジティヴ要素は、
新馬戦を見た感じではとにかく強そうな馬
ディープインパクト産駒
馬名からも芝を使うことが想定されていた事
あたりか。
とにかく現在の京都馬場はディープインパクト産駒が反則的に走る。この馬にしてもディープというだけで馬券は絶対に買ったほうがいい。
そして新馬戦を見る限りはおそらくかなりの能力を持った馬だということは間違いない。芝でどうか、本当にそれだけなのだが、その芝という部分への適性が非常に悩ましい。
シンザン記念でのネガティヴ要素
一見、ディープインパクト産駒でどう考えても芝の方が走るように思うが、
この馬の母の全兄はフリオーソ
言わずと知れた地方ダート界の雄である。母系はかなり重く、新馬戦の見事な勝利も血統的にダート適性があったからという可能性は捨てきれない。
また、シンザン記念に出走した馬の前走ダートの成績は、
前走ダート(0-0-0-12)
このように全く馬券に絡めていない。
かなりの能力を持ったディープインパクト産駒の牝馬が、重賞で初めて芝に挑んでくる。
魅力はあるが同時にかなりリスクがある馬とも言える。
人気がしないのであれば本命級の評価をしてもいいが、人気をするのであれば少し評価は抑えたい。
代わりに評価したいのはこのあたりの馬か。
その馬の名は?
↓↓↓
☆その馬の名はブログランキングで公開中☆
上記ブログランキングの(A)に記載ありますのでチェックしてみてください!
関連記事
-
【2016】ホープフルSの予想を公開!
今日は12/25(日)に行われるホープフルステークスの予想です。 【PR】
-
【セントライト記念2020の予想ヒント】過去データやラップ、血統などを分析考察します
セントライト記念2020(中山芝2200m)の考察です。 9月21日に中山競馬場で開催され発走
-
東京新聞杯2021の予想を公開!
東京新聞杯2021(東京芝1600m)の予想です。 2月7日に東京競馬場で開催され発走時刻は1
-
【2016】クイーンSの予想を公開!
今日は7/31(日)に行われるクイーンステークスの予想です。 【PR】今週も一
-
毎日王冠2021の予想を公開!
毎日王冠2021(東京芝1800m)の予想です。 10月10日に東京競馬場で開催され発走時刻は
-
【2016】アイビスサマーダッシュ / レース考察(新潟芝1000mで行われるGIII戦を徹底考察します)
今日は7/31(日)に行われるアイビスサマーダッシュのレース考察を行います。新潟芝1000mで行われ
-
【2016】新潟大賞典/ 有力馬考察(フルーキー、サトノラーゼンなどの徹底分析)
今日は5/8(日)に行われる新潟大賞典のレース考察を行います。新潟芝2000mで行われるGIII戦で
-
鳴尾記念2017の予想を公開!
鳴尾記念2017(阪神芝2000m)の考察です。 6月3日に阪神競馬場で開催され発走時刻は15
-
フラワーC [1] タフさと決め脚が重要
オーストラリアGPは予想通りにメルセデスの圧勝。昨年のレースを思い起こさせるような予想通りのレースで
-
【京王杯2歳ステークス2021の予想ヒント】過去データやラップ、血統などを分析考察します
京王杯2歳ステークス2021(東京芝1400m)の考察です。 11月6日に東京競馬場で開催され
- PREV
- フェアリーS [2] ある程度重い血は必要
- NEXT
- フェアリーS [3] 有力馬の評価を公開