秋華賞2025の予想を公開！

秋華賞2025(京都芝2000m)のレース予想です。

10月19日に京都競馬場で開催され発走時刻は15:40です。出走馬はカムニャック、エンブロイダリー、ジョスラン、マピュースなど。京都競馬場の芝2000mで行われるGIです。

土曜日は富士ステークスもかなり期待を持ってみていたんですが、土曜の東京芝は直線向かい風の影響が強くて全く差しが決まらず・・・前日時点の予報では風速3メートルでそこまで強い風ではない予報だったんですがねぇ、なかなか風は難しいです。

これは仕方ないと割り切るしかないですね。というわけで秋華賞の予想にまいります！

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秋華賞２０２４年

三連複フォーメーション

1頭目：5

2頭目：2,3,10,13,14

3頭目：2,3,10,11,13,14

三連複15点400円 22.3倍

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今年の秋華賞はどの馬を選ぶか注目です。

秋華賞 2025 予想

秋華賞はどのようなレースか解説します

概要・データ

秋のG1連続開催の2戦目秋華賞。牝馬3冠の3戦目になるわけですが、近年は京都競馬場の改修に伴って阪神競馬場で開催されていました。ここでは京都競馬場で開催された直近5年のレース結果を掲載しております。

こうして見ても直近の京都開催の5年は2018年と2024年を除いて雨の影響を受けてタフな馬場での開催に。もともと秋華賞は内回りコースの割に差しが決まる傾向ではありますが、この近年の結果は雨馬場の影響で差し有利が顕著に出ている感じはします。

開幕２週目の内回りコースを使用するレースなので基本的には外枠は不利。ただ、直近5年は前述の通りで雨馬場で差しが効くレースになっているので、レースデータとして内枠有利、外枠不利にはなっていません。

単純に近年のデータだけを見ると「枠順の有利不利なし！」という見解を出しているところもあると思いますが、雨の影響なく高速馬場で行われるならば内枠の方が有利というのは明言しておきたいです。

また、調子の良し悪しが重要な牝馬のレースらしく、秋華賞は前走で良い着順で走れている馬しか構想できない傾向。過去10年のレース結果を見ても前走6着以下の馬は全く走れていません。

レースラップ

一昨年は例外的な超スローペースからの瞬発戦に。その一昨年をカウントしても近5年の平均前半ペースは1000m=59.3。内回りコースで前傾ラップのハイペースになりやすいレースで、最後は上がりがかかるのでイメージよりも差しが決まりやすい傾向です。

血統傾向

根幹距離2000mのG1レースなので王道血統が有利。その中でも速いペースへの対応力があって立ち回りセンスに優れたキングカメハメハの系統がこのレースは相性が良いと思います。

今年の秋華賞を予想する上で重要なファクターを解説します

馬場・トラックバイアス

当初は土日ともに雨予報でしたが、最新の天気予報では土曜の競馬開催中には雨が降らず、土曜の夕方にざーっと短期間雨が降りそう。日曜日は天気が持ちそうですし、馬場にそこまで影響はないと見ます。

展開想定

先行タイプの馬が内枠に揃い、どれも別に逃げなくてもいい感じの馬ばかり。レーゼドラマが藤岡佑介、エリカエクスプレスが武豊となると無理に主張はしなそうですし、案外１枠１番のダノンフェアレディあたりが逃げる可能性もありそう。秋華賞はペースが流れやすいのでスローを想定するのは危険に見えますが、逆にめちゃくちゃ速いペースも想定しにくい枠並びです。

勢力図

[結論] どのような馬を狙えばいいか

想定するレース質

小回りコースのミドルペース戦想定

狙える馬のタイプ

内枠好位〜中団差しタイプ

嫌える馬のタイプ

外枠から極端に外を回りそうな馬

秋華賞 2025の印

◎ジョスラン

エフフォーリアの半妹にあたるが体質弱くデビューは１２月。その新馬戦で逃げる競馬から一転して控えたフラワーカップは経験値の差が出て４着に終わったが、キャリア３戦目のカーネーションカップが圧巻の内容。

同開催のスイートピーSと比較しても0.8秒速いペースで流れながら終いのラップ推移はほぼ同じですし、なによりこの時に子供扱いしたエストゥペンダという馬が広いコースなら世代最上位級の脚力を持っている馬。そんな馬相手にこれだけのパフォーマンスができていれば間違い無くこの馬は強い。

紫苑ステークスは超高速馬場のスロー戦でケリフレッドアスクがほぼ加速ラップで楽な逃げを打って展開が向かなかっただけですし、最後に勝ち馬に迫ることができていたのはこの馬だけ。このレースに関しては単純に展開のアヤと見ていいでしょう。

データ面から見ても、過去10年の秋華賞はとにかく前走着順が良い馬でないとダメな感じで、この馬は前走3着で好走データに合致。また京都開催時の秋華賞は前走で速い上がりを出している馬しか好走しておらず、その点でもこの馬は前走上がり３位で好走データに合致。

雨の影響を受けなければ基本的にこの舞台は外枠よりも内枠が有利だと思いますし、鞍上の岩田望来騎手はとにかくインからロスなく立ち回っての差し競馬でこそのジョッキー。

父は近年の秋華賞で活躍目立つ欧州系のエピファネイアで母系には特注血統のトニービンまで持っていますし、血統的にも満点。ここまで好走条件揃う馬が３番人気で買えるなら過剰人気ではなく逆に買い、という予想文を考えていたのですが、なんだか蓋を開けてみたら4-6番人気ぐらいになりそうな感じ。これは面白い秋華賞になるんじゃないでしょうか。

【対抗 ◯12 セナスタイル】

父が欧州血統のソットサスで母がオークス馬のヌーヴォレコルト。いかにも晩成タイプの馬がなんとか秋華賞に間に合ったという感じで、ローズSの最後の伸びを見てもカムニャックと同じくらいの脚力を備えている可能性あり。

秋華賞は前走で５着以内に好走している馬が有利で、なおかつ京都コースの秋華賞は前走上がり３位以内の馬の成績が優秀。この馬はその２点に合致する数少ない馬ですし、血統的に秋華賞の適性にあう父が欧州血統で母系にトニービンを持つ配合。

外枠で脚質的にもある程度ペースは流れて欲しいが、岩田康誠騎手ならこの枠からでもイン差しを狙うでしょうし、中穴帯では最も魅力的な馬に見えます。

（とプレ予想で書いたのですが、まさかの３番人気ですか・・・有力だと思いますが、ちょっと玄人人気しすぎですね）

【単穴 ▲8 テレサ】

これまで逃げる競馬で結果を出してきたが、ローズSは超ハイペースを好位で溜める競馬で２着に好走。アドマイヤマーズ産駒ですが母父ナサニエルという欧州血統ですし、少々上がりのかかる中距離戦で溜める競馬で良さを出した感じか。

ローズSでのカムニャックとの差は枠順の差で解消されそうですし、コーナー４回の条件も小倉で経験済み。前走のような好位で溜める競馬ができればここはやれていいんじゃないだろうか。

【特注 ☆17 カムニャック】

最近の秋華賞はオークス馬が結果を残しやすい傾向で、なおかつローズSも超ハイペースを中団前目から不利を受けても強い競馬。能力面でもデータ面でもここでは上位ですが、やはりこの大外枠はマイナス。

京都開催時の8枠成績は近5年で(0-0-1-13)と最悪ですし、この馬も地力あったとして８枠からどこまでやれるか。昨年のステレンボッシュのような感じで地力を見せて３着ぐらいに吐きそうなイメージでいます。

【△1 ダノンフェアレディ】

血統イメージ通りの母型の南米血統が強く出た持続力タイプ。立ち回りセンスが良く、今回の条件と坂井騎手は合いそうだが、ここ２戦がどちらも完全に恵まれているだけに重い印は打ちづらい。カレンブーケドールのようなイメージで速い流れでパフォーマンスを上げてきてもいいが、おそらくこの枠と騎手では穴人気になるだろう。

【△5 ブラウンラチェット】

阪神JFは輸送による馬体減、桜花賞は道悪、オークスは距離と一応の敗因ははっきりとある馬。ただ、クラシックで好走するような馬ならもう少しは差してきてほしかったところ。今回も紫苑Sを回避の頓挫があってどこまでやれるか。絶好枠を引けたので最後に抑える。

【△11 エンブロイダリー】

血統的には完全にマイラーだがギリギリ距離はこなして良さそう。ただ、この馬は距離というよりも内回りコース適性がどうか怪しいイメージ。母父のクロフネの色が出た跳びの大きいロングストライドタイプの馬で、ギアチェンジ戦よりはトップスピードを長く使う競馬が持ち味。

おそらく小回りコースでギアの入れ替えをするのは得意ではなさそうで、サフラン賞の負け方もいかにもそんな感じだった。今回は本質的に少し長そうな距離でギアチェンジを求められてどこまで。

【△14 ビップデイジー】

父がサトノダイヤモンドで母がタンザナイトの血統。これまでマイルの距離を走っていたことがおかしいぐらいで、間違いなく適性は中長距離にあるはず。

どうもチューリップ賞で位置を取りに行く競馬をしたことでリズムを崩していたが、前走は間隔を空けて溜める競馬をしたことでパフォーマンス一変。復調の兆しを見せた。今回も折り合いさえつけばチャンスはあっていいんじゃないだろうか。

【△18 パラディレーヌ】

フラワーカップ、オークスのパフォーマンスからも能力は世代最上位。ローズSは大出遅れ+直線どん詰まりでの敗戦で完全に度外視していいでしょう。

今回は内枠を引いていたら玄人層からとんでもない支持を受けていたけど外枠だから人気薄、、、と見ていたら蓋を開けたら普通に人気。やっぱり前走どん詰まり組の期待値は年々低くなってきており、この枠となると外を回されるロスの方を考えた方がいい。

【消10 エリカエクスプレス】

フェアリーSではハイペースを番手追走でも掛かり気味だった馬。とにかく気性面がヤバい感じで、前走を見ても戸崎騎手は完璧に乗っていたが番手からでは伸びていない。折り合い名人の武豊騎手でもどうしようもない感じがしますし、もし好走するとしたら後続を無視してのぶっ飛ばし逃げしかなさそう。ただ、控える競馬を覚えさせようとしているタイミングで陣営がそんなことをするだろうか。

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