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【2016】エルムS / 有力馬考察(モンドクラッセ、ロワジャルダンなどの徹底分析)

公開日: : 最終更新日:2016/08/11 重賞レース考察・予想

今日は8/14(日)に行われるエルムステークスのレース考察を行います。札幌ダート1700mで行われるGIII戦です。その前に余談を少し。

 

連日暑すぎるので、家で仕事をしているとおそらく電気代がパニック状態になると思い、週の半分くらいを今は図書館で過ごしているのですが、夏休みも中盤に差し掛かってきたからなのか、最近はやたら子供の数が多くてびっくりしています(いまこれを書いているのも最寄りの区営図書館)

まぁ小学生や中学生が多いというのは読書感想文の本でも借りに来ているからなんでしょうが、図書館の司書さんが選んだと思わしき候補リストを見ていると、果たしていまの小学生や中学生が理解できるのか、と思う本が並んでいます。(私なんて小学生の頃はかいけつゾロリくらいしか内容を理解できなかった気がする。。。)

なぜかランキング形式になっていて第1位が夏目漱石の「こころ」になっていました。私が読んだのは確か中学2年の時。結構な衝撃を受けましたが、それでもきちんと理解して読んだのは大学になってからだったかと思います。

おそらく今までで一番読んだ本はこの本だと思いますが、こうして時代を超えてずっと読まれ続けているのはすごいですね。なかなか本なんていまの学生さんは読まないんだろうと決めつけていただけに、びっくりした次第でありました。

 

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【2016】エルムステークス 予想考察

エルムステークス 有力馬考察

モンドクラッセ

小回りダート1700mがとにかく合うというのもあるだろうが、前走はいつもとは違う番手に控える競馬での圧勝劇。逃げなきゃダメだった馬がこうやって勝てたことは非常に大きそうで、前走のレコード内容を見ても今回は中心視されるのはわかる。

このレース自体が4コーナーで位置を取っている馬が上位に来るレースですし、能力最上位の先行馬という点でこの馬を評価するのは当然。あとは先行馬がかなり揃った印象なので、自分の競馬ができない可能性だけちょっと怖いです。

 

ロワジャルダン

昨秋の活躍ぶりを見ていると今年の成績はただただ不満でしかない印象。ただ、今思い返してみると、昨年の好走劇はみやこステークスもチャンピオンズカップも激流でしっかりと脚を溜めた形。

それに比べて東海ステークスもフェブラリーステークスもアンタレスステークスも平安ステークスも、積極的に自分から勝ちに行って脚がなくなった印象。恐らくこの馬は道中で脚を溜めて決め手を活かす競馬が合っているんじゃないかと思う。

その意味でロスなく運ぶことに関しては世界一上手いだろうモレイラ騎手が乗るのは間違いなくプラス。とにかく直線入り口まではじっとしていて、馬群さえ捌ければ一変してもおかしくはない。ただ、モレイラ騎乗で過剰人気は確実で馬券的妙味はなさそうな感じ。

 

クリノスターオー

前走の内容がまさしくこの馬の真骨頂という感じでしたが、とにかくこの馬は直線で手応えが全くなくなるのですが、それでもバテずにじわじわ伸びて馬券圏内を確保できるような馬。特に勝負どころの4コーナーで一気に手応えがなくなるので、そこで捲られないようなレースなら強さを発揮できる馬です。

ただ、こういう馬にとって一番難しいのは出入りの激しい小回りコース。昨年も4コーナーで動けずにジェベルムーサに捲りを許して馬券圏外になりましたし、世間が思っているよりもこの馬は小回り適性低いと思います。危険な人気馬はこれか。

 

ジェベルムーサ

半弟のアルカサルを見てもそう思うが、この血統は小回りコースで基礎体力を存分に押し出すようなレースが真骨頂。この馬も過去の好走歴は全てコーナ−4回のコースで無理矢理に捲るようなレースをした時で、普通の馬ならやっちゃいけないようなレースこそこの馬に最も合う形。

前走は東京ダート2100mで何もできずに終わったが、どう考えてもエルムステークスが最大目標なはずで前走はただの叩き台だろう。先週の小倉記念のベルーフと同じく、この馬も1年に1度だけ訪れる絶好舞台がこのレース。

鞍上の岩田騎手は昨年このレースを制していますが、それ以降ほとんど重賞での活躍がありません。ただ、この馬は細かい駆け引きが必要な馬というよりは、とにかく追って追って追うことが求められる馬。不振の岩田騎手にとっては復活の最大のチャンスと言えるんじゃないでしょうか。

 

リッカルド

ようやく重賞に出てきたか、という印象が強い馬。もう勝ち味にとにかく遅い馬で、何度もあったオープン勝ちチャンスをみすみす見逃してきてここまで来てしまった。

重賞は初挑戦だが、戦える能力はあっていいはず。前走は戸崎騎手の腕で勝たせた感じはあるので、今回は誰が乗るかが鍵に。レベル的にはここでもギリギリ通用していいかなくらいなので、人気でそこまで買いたいかというと微妙です。

 

今年のエルムステークスは上位人気馬がそれなりに強そう。穴馬も特に面白そうな馬はいませんし、上位人気馬の取捨が鍵になる気がします。

 

その上位人気馬の中でもこの馬は危ないと思います。

その馬の名はブログランキング(危)で公開中

 

相対的に3、4番人気くらいになりそうですが、先行馬が多いレースで捲りタイプの馬もいるとなると、この馬は4コーナーでスピードについていけないはず。ジェベルムーサに捲られた上で、伸び返せるような能力、適性があるとは思えません。

 

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