【2016】中山金杯 / 枠順&展開考察(フルーキー等が出走するGIII戦です)
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重賞レース考察・予想
今日は1/5(火)に行われる京都金杯の枠順&展開考察を行います。京都芝1600mで行われるハンデ戦のGIII戦です。その前に余談を少し。
来週から京都に行く予定なので、久しぶりに森見登美彦作品を読み返しています。森見登美彦さんの作品は大体が京都が舞台で、実在する場所やお店がかなり登場します。
その中でも一番好きなのは『夜は短し歩けよ乙女』で、これは今まで読んだ本の中でも5本の指に入るレベルに好きです(一番好きな場面は詭弁論部での「ビスコを食べればいいのです」の部分)
京都に行った際には黒髪の乙女が通ったルートそのままに先斗町の夜の街を歩いて偽電気ブランを飲もうと思います。
ろくなバカンスになる気がしませんが、京都でここは行っておけというのがあれば、ぜひともお教えください。なんせ2週間もいるもんで(汗)
枠順考察
今年の中山金杯はフルゲート割れの14頭。比較的捌きやすい頭数になったので、枠順も例年ほどは重要ではないかも。
ただ、外枠で馬券になるのは例年人気馬だけなので、5番人気以上の穴馬が外枠で来るケースはほとんどないということも覚えておいたほうが良いかもしれません。
今回の中山金杯は枠順より何より展開が重要そう。サクッと展開考察に移ります。
展開考察
今年の中山金杯のポイントは、例年のような中山記念になるのかどうか、ということ。
というのも、メンバーを見渡してもあまりにも逃げ、先行馬が少なすぎる。
逃げ馬は皆無ですし、先行タイプと言える馬もほぼいない。あえてあげればマイネルフロストとヤマカツエースですが、マイネルフロストは最近ゲート難が見えてきているので先行できるかはゲート次第。ヤマカツエースも自在タイプなので別に先行しなくて競馬はできます。
スピリッツミノルがここで大逃げかませば相当面白いと思うんですが、前走で差しである程度の結果が出たのでここも控える競馬を選択するでしょう。その控える競馬の中でも酒井学騎手の積極性である程度の位置で控えることができれば今回は穴馬としておもしろそう。
ネオリアリズムも折り合いに多大なる不安がある馬で、今回は前回騎乗時に折り合いミスの経験ある戸崎騎手。あんまり出していきたいと思ってはいなそうで、出たなりで折り合いに専念しそうな感じもあります。
恐らくマイネルフロストとヤマカツエースがじわーっと出て行くも、どちらも牽制しあって別に行ってもいいステラウインドあたりが一応のハナの形になるんじゃないかと見ています。このあたりはスタート次第ですが、ちょっとステラウインドかマイネルフロストくらいしかハナに立ちそうな馬が見当たらない。
そんな馬がハナに立つんですからまずペースは超スローで確定でしょう。
恐らく前に行くだろうヤマカツエースとステラウインドは小回りコースでのコーナリングが抜群にうまいので、恐らくこの2頭は馬なりでも3コーナーあたりからスッと抜け出す競馬になるはず。これを許すまじとするブライトエンブレム、ベルーフあたりが仕掛け始めて3コーナーあたりからスパートが始まるんじゃないでしょうか。
恐らく走破時計は2分1秒くらいはかかると思います。前半が超スローの分、後半いくら早くなっても時計の限界はありそう。あとは馬群がどれだけ凝縮されているかで上位に来れる馬は変わるか。
もしごちゃごちゃの凝縮した馬群で来れば、直線だけの瞬発力勝負になって外差し馬がバンバン突っ込んでくるレースになるはず。逆にあまりのスローで3コーナーくらいからレースが動けば、前の馬はコーナリング上手いのでそのまま惰性で残る可能性大と見ています。
今回のペースで一番面白いなぁと思ったのはバロンドゥフォール。最初は本命も考えました。ただテン乗りの横山騎手だけに後方ポツンで何もしないリスクもあるのでちょっと本命は打つ勇気はなさそう。
今回のまとめと想定オッズ
最後に今回のまとめと私が独自に考えた想定オッズを書いておきます。
1 フルーキー 3.5倍
2 ヤマカツエース 3.8倍
3 ブライトエンブレム 4.2倍
4 ベルーフ 7.0倍
5 ライズトゥフェイム 8.3倍
6 ネオリアリズム 8.6倍
7 マイネルフロスト 9.4倍
8 ステラウインド 10.5倍
9 バロンドゥフォール 18.5倍
10 フラアンジェリコ 22.0倍
11 スピリッツミノル 32.1倍
12 ロンギングダンサー 35.0倍
13 マイネルディーン 42.4倍
14 メイショウカンパク 96.5倍
普通に考えれば、条件面不安あるもデムーロ人気と前走勝ちが評価されてフルーキー、そして適正面で売れそうなヤマカツエース、皐月賞と弥生賞の好走が評価されてブライトエンブレム、この3頭が抜けて人気するとは思います。
ただ、データ面を重視するのが最近のファンの傾向。中山金杯はベリー騎手が2連覇しており、3年前も2着に好走しており、今回はベリー騎手騎乗のベルーフはかなり売れると見ています。勝負服もサンデーですし、もともと人気先行型ですし。
その後はこれまた最近のファンが人気にしがちな上がり馬。ライズトゥフェイムは加えて中山適性もあるのでかなり穴人気するでしょう。ネオリアリズムも未知の魅力で相当買われると見ています。
実績はあるけど地味なマイネルフロストとステラウインドあたりが10倍前後で続く形になるんじゃないかと見ています。
そこから少し離されて伏兵の差し馬勢が続くと見ていますがいかがでしょうか?
今日の考察を見た感じでの注目馬はコチラ。
血統、展開、能力、適正ともにベスト評価なので、ここは文句なしの本命といきたいところなんですが、この馬は最近本当にスタートが下手。いつもヒヒーンて感じでゲートを出るので、ここもちゃんと先行できるかは非常に心配。人気するようなら他の馬から入る可能性もあり。
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