【2016】セントライト記念 / 有力馬考察(ディーマジェスティ、マウントロブソンなどの徹底分析)
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最終更新日:2016/09/14
重賞レース考察・予想
今日は9/18(日)に行われるセントライト記念のレース考察を行います。中山芝2200mで行われるGII戦です。その前に余談を少し。
日頃、ご愛顧頂いている読者の皆様のおかげですが、「競馬はビジネスである」は今年の10月で開設丸3年を迎えることになります!
最初はアメブロで開始したこのブログですが、あれよあれよと多くの方に読んでいただくようになり、遂に4年目に突入することになります。
2014年12月からメルマガの方も配信しまして、そちらの方ももうすぐ創刊2年目になります。こうしてブログ、メルマガともども続けてこれたのはお読みいただいている皆様のおかげでございます。この場を借りてお礼を言わせてください!
4年目に突入となりますが、これからはもっともっと盛りだくさんでガツガツ当てる(重賞が当たらないので当てたい!)感じの内容で行きたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。
【2016】セントライト記念 予想考察
セントライト記念 有力馬考察
ディーマジェスティ
今年の3歳馬のレベルが異常に高いことはもう既に誰もが知っていること。その中で一番レベルが高かったレースは時計を見ても内容を見ても皐月賞。そのレースで展開利あったとはいえ突き抜けて勝利したこの馬が弱いはずがありません。
今まで母父ロベルトのディープインパクト産駒は強い馬が出ないと思っていましたが、皐月賞とダービーの走りでその認識を変えなければいけないな、と思うほどのインパクト。かなり母父ブライアンズタイムの色が前面に出ているので、スパッとキレる脚はない印象でスローペースからの瞬発力勝負になれば付け入る隙は少しはあると思いますが、中山芝2200mはロングスパートの持続力勝負になりやすく、今年のメンバーを見ても逃げ馬多数でタフなレースになること濃厚。もうそうなればこの馬に逆らう理由はありません。
マウントロブソン
ディープインパクト産駒ながら馬体の色と合わせてもいかにもゴールドシップのようなイメージのあるズブい馬。スーパーハイレベルレースだった皐月賞で先行して粘ったように、普通の年であれば皐月賞馬になっていておかしくない馬で能力はGI級。今回もディーマジェスティさえいなければ断然の主役になってもおかしくない馬です。
この馬もディーマジェスティと同じくキレるイメージはないディープインパクト産駒で、スローペースからの瞬発力勝負になれば脆さは出ると思いますが、今回の条件で逃げ馬多数の乱ペースになれば、まずこの馬がスタミナ面で抜けているはずなのでディーマジェスティと一緒に突っ込んでくるはずです。
ゼーヴィント
ラジオNIKKEi杯では道中上手く立ち回って最後は突き抜けての勝利。そのインパクトに加えて、騎乗する戸崎騎手が8週連続重賞連対というおかしな偉業を達成しつつあるので過剰人気は必至。もしかするとマウントロブソンよりもこちらの方が人気になるかも。
ただ逆を言えば、この馬が頼りになるのは戸崎騎手の腕くらいな印象で、春は500万レベルでも抜けた馬ではなかったように、クラシック路線を歩んできた馬とは雲泥の能力差があると思います。前走にしても1枠1番を引いてロスなく回れたのが全てですし、この馬は前述2頭のようなタフなレースに強いディープインパクト産駒ではない気がします。今回はここを嫌って妙味を得るレースな感じがしますが。。。
メートルダール
どうも長く良い脚を使う東京向きの馬と思われていますが、京成杯での走りを見る限りこの馬は中山向きの馬。前が止まらないと差しては来れない相対差しタイプの馬で、スローペースからの瞬発力勝負には対応できないタイプのレース質を選ぶ差し馬です。
それだけに青葉賞はマイネルハニーとノーブルマーズが引っ張ってくれて展開自体は向いただけに、そこで上位に来れなかったのは少し不満。この馬の適性を考えたら青葉賞はレッドエルディストのような末脚を見せてくれなければいけないはずで、成長力に関しては半信半疑な部分も。ただ今回の中山芝2200mという条件はベストに近いだろう。
プロディガルサン
リアルスティールの全弟ということで、もう血統だけで人気先行タイプの馬。新馬戦も芙蓉ステークスも東スポ杯2歳ステークスも、一度も強いと感じたことはありませんでしたが、前走の青葉賞ではかなり厳しいペースを前目で追走して最後まで粘るなかなか素晴らしい競馬。あれを見てもまぁ重賞級くらいの能力はあっていい馬かも。
2歳時の凄みを見せないながらも安定的に走ってくるレースぶりを見ても、どうも相手なりに走ってくるタイプな感じがあり、今回もあんまり評価はしたくないが走られても不思議ではない。
今年のセントライト記念はちょっと人気馬が強すぎて荒れる可能性はあんまりなさそう。点数を絞ってどう狙うかというレースになると思います。
穴っぽいところで一番面白いのはこの馬だと思っています。
レース相性の良いステイゴールド産駒ですし、前走は休み明けながら余裕で突き抜けての快勝。素質は相当ある馬ですし、一角崩しくらいならあってもいいかも。
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