【2016】マイルCS / 有力馬考察(サトノアラジン、イスラボニータなどの徹底分析)
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最終更新日:2016/11/17
GIレース考察・予想
今日は11/20(日)に行われるマイルチャンピオンシップのレース考察を行います。京都芝1600mで行われるGI戦です。その前に余談を少し。
昨日は日本代表の試合がありましたね。普段はあんまりJリーグ以外のサッカーに興味がないのですが、さすがにサウジアラビア戦は天王山感がプンプンしていたので放映しているバーでしっかりと観戦しました。
本田圭佑外しで話題になりましたが、なんだかロシアW杯までは本田、香川、岡崎の時代が続くのかと思っていましたが、完全に原口、大迫、清武の時代になりそうですね。昨日の試合は世代交代の関ヶ原みたいな試合だった感じがします。
やっぱりサッカー選手というのは21歳〜28歳ぐらいのスピードあって判断もフレッシュな選手が主力を張っていないとダメなんだなぁとあらためて感じました。その辺はリアルタイムで動くスポーツだけあって野球とは違いますよね。ただ本田圭佑もこのまま終わる選手とも思えないだけにこれからどうなっていくでしょうか。
【2016】マイルCS 予想考察
マイルチャンピオンシップ 有力馬考察
サトノアラジン
どうも玄人であればあるほどこの馬をマイナス評価とする感じがしますが、現在のマイル路線での能力と適性を考えれば今回はそこまでマイナス評価とする必要があるのかは疑問。1400mとはいえ京王杯スプリングカップとスワンステークスは非常に強い競馬でした。安田記念は直線で捌けないロスがなければ2、3着には来ていましたし、昨年のマイルチャンピオンシップはハナ差の4着でした。
その昨年のマイルチャンピオンシップで先着されたのはマイル王モーリスと、明らかに今年よりは能力高かったであろうフィエロ、イスラボニータですから今年のメンバー相手ならば能力上位とみていいんじゃないでしょうか。本命にはしないと思いますが、上位評価にはすると思います。
イスラボニータ
ここ最近のルメール騎手のハイパフォーマンスぶりを見ても相当な人気を被るのは確実。前走の富士ステークスは馬のパフォーマンスが落ちてきているとみて無印評価としましたが2着好走。ただ、前走に関しては500万条件のような超超超スローペースで枠順バイアスと位置取りバイアスが最大限に働いた印象。春の一連の走りを見ても全盛期からは少しパフォーマンスを落とした感じはしますし、確変しているルメールを評価したとして中心視までするのはどうかという気がします。
ヤングマンパワー
3歳時は重賞での伏兵的立場だったが、今春にレベルの高い準オープン戦を制するとその後は重賞を2連勝。確かにもう重賞でも通用するレベルにはなってきていますが、この2連勝は戸崎騎手だからできたものという感じは否めない。
関屋記念に関してもハイペースを絶妙な外の位置取りで追い出すタイミングも抜群でしたし、富士ステークスも超スローペースを枠順と位置取りで制した感じ。今回はメンバー上がる上に立ち回りだけでは対応できない京都外回りコース。それに加えて何よりも戸崎→シュタルケの乗り替わりはマイナス。印から切ることは怖くてできませんが、中心視する必要はないんじゃないかと見ています。
ミッキーアイル
とにかく逃げないとダメという気性の馬。最近デビューした半弟のタイセイスターリーも気性難っぷりを見せていましたし、この血統はそういう運命にあるということでしょうか。
ハナさえ切れれば強い馬で、先日のスプリンターズステークスでも長期休養明けで2着に粘る好走。ですが、どう考えても秋の最大目標は前走だったはずで、今回は使うところがなくてマイルに戻してきた感じは強そう。
相変わらず調教は動いているので状態面にさほど心配はないでしょうが、常識的に考えてスプリントにずっと使われていた馬がここに来てGIでの距離延長というのは買いづらく、おそらくこんな人気にはならないと思いますが、評価の難しい馬です。印が回らない可能性は大いにありそう。
ロードクエスト
今年の3歳世代のレベルが高いことは周知の事実。それはマイル路線にも当てはまりそうで、マイル王者メジャーエンブレムが強い馬だということは間違いないですし、NHKマイル3着のレインボーラインも古馬GIで互角に戦える馬でしょう。そんなマイル路線でも互角に戦えていましたし、何よりも皐月賞であわやという内容を見せた通り能力は相当なもの。
左回りコースでの好走が多いので直線長いコースでこそと思われている馬ですが、ギアチェンジ力に秀でた(ここまで速いのはトウショウドラフタかこの馬ぐらい)馬で、勝負どころでスッと上がっていけるのが強み。後方から競馬をするタイプですが、この適性のおかげで不発は少ないタイプ。適性を活かすためにもスローペースの一団競馬はベストでしょうし、直線平坦の京都コースはベストに近いはず。有力な本命候補です。
今年のマイルチャンピオンシップはオッズ面からも分かる通りの大混戦。サトノアラジンが一応の中心にはなりそうですが、大穴激走まで可能性ありそうです。
現時点で面白いと思う穴馬を最後に挙げておきます。
富士ステークス終了後の次走の狙い馬として以下のようなコメントを出していた馬。
「超スローペースを最後方追走ながら最速上がりで5着まで追い上げたのは強いの一言。やはりこの馬は中京記念で福永騎手が乗って以来、別馬になっており、脚さえ溜めれば末脚の破壊力は一番だろう。マイルチャンピオンシップでは人気にならないでしょうが、一番末脚キレるディープインパクト産駒ということで勝ちまであると思っています。現時点での本命候補。」
もともと素質抜群として昨年末の締めのブログエントリーで「2016年でGIで期待できる1頭」として挙げていた馬。ここ2戦のパフォーマンスからも十分に今回も勝負になって良さそうで、本命はこの馬かロードクエストで悩む日々になりそうです。
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