【2016】毎日杯 / 有力馬考察(スマートオーディン、レプランシュなどの徹底分析)
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最終更新日:2016/03/23
重賞レース考察・予想
今日は3/26(土)に行われる毎日杯のレース考察を行います。阪神芝1800mで行われるGII戦です。その前に余談を少し。
さて、いよいよ金曜日からペナントシリーズが始まります。
本当は週明けのホーム開幕の巨人戦に行く予定だったんですが、チケット発売日にぴあを開くとかが苦手な人間でして、気づいたら売り切れてました。
一応、ベイスターズの年間会員に入っていて、年に7枚はチケットを無料で取れるんですが、その予約開始日も毎回忘れていて未だに一枚も取れていません。。。思い起こせば昨季もそんな感じで優勝争いから脱落した9月くらいに週2くらいでスタジアムに行く羽目になりました。ですので、今季は早めに見に行きたいところ。
すでに4月のカープ戦と中日戦はチケット確保済みで、中日戦の方は初めてスカイバーカウンターでの観戦。座席に10リットルのビールサーバーがついてて、それを飲みながら観戦できるという夢のような座席です。
ゴールデンウィークまでに4、5試合くらい行くのを目標にして、暇を見つけては野球行ってこようと思います。
【2016】毎日杯 予想考察
毎日杯 有力馬考察
スマートオーディン
前走の共同通信杯はミドルペースを好位で進んで全く脚が溜まらず。惨敗の度合いは違うが、萩Sでもロングスパート戦で脚がにぶって負けており、この馬は間違いなく末脚の持続力は短いタイプ。
新馬戦でもレヴィンインパクトに迫られたところで一追いでギュンと加速しましたし、東京スポーツ杯2歳ステークスでも超スローからのギアチェンジ勝負でギュンと加速しました。それだけ反応の良いタイプでギアチェンジ戦は大得意。本質的にはマイラーなので1800m戦ならば道中ゆったり流れての上がり勝負しか対応無理な馬でしょう。
その点、今回の毎日杯は先行馬がそういませんし、恐らくはゆったり流れての上がり勝負になるはず。この舞台は父親のダノンシャンティも勝っている舞台ですし、後にNHKマイルカップで活躍する馬が多いことからもマイル距離と密接な関係のあるレースでもあります。道中でしっかり脚を溜められれば十分に逆転あっていいでしょう。
レプランシュ
前走は1、2、3着がディープインパクト産駒という特殊なレースに。それだけ京都芝1800mがディープインパクト産駒に向いたということはあるでしょうが、今メンバーを見てみるとサトノダイヤモンド以外強い馬が全くいなかったということも言えるかもしれません。
今回の毎日杯もディープインパクト産駒の成績がとても良いレース。この馬は既に阪神コースも経験していますし、少し歴代のディープ産駒の好走馬よりはスケール小さい気はしますが、評価は落とせない馬だと見ています。
ロワアブソリュー
前走はメンバーレベルの低かったアーリントンカップで3着。さすがにきさらぎ賞の負けで人気を落としすぎていたところはありました。
ゼンノロブロイ産駒でフットワークを見てもマイルでは距離が短いでしょう。本質的には2000m以上に向きそうな馬ですが、新馬戦を見てもきさらぎ賞を見ても折り合いがまだ全くつかないタイプ。だからこそ前走はマイルが向いたんでしょう。
前走はマイルにしても前半が早かったレースで、今回はそこから距離延長でスローペース濃厚。まず折り合いを欠くのは間違いなさそうで、そうなればここはメンバーレベル的に厳しいと思います。
タイセイサミット
このハイレベル3歳世代の物差し役としてブラックスピネルと共に活動している印象の馬。東スポ杯、朝日杯で不利を受けながらもある程度走り、寒竹賞では圧巻の強さで勝ち切るなど例年のクラシック路線なら伏兵として注目されてもいいぐらいの馬。
ただ今年はクラシックにでてくる馬のレベルが高すぎるせいで、そことは圧倒的な能力差を見せつけられた印象です。それでも弥生賞では4着に走ったように超一線級の次くらいの能力はありそう。ダイワメジャー産駒は阪神芝1800mは良く走りますし、ここも前走の厳しいレースの反動がなければ有力と言えるんじゃないでしょうか。
アーバンキッド
前走はハイペースになったアーリントンカップを、いつもとは違う先行策で前々で競馬をした結果、最後に脚をなくしてタイム差なしの5着。まぁそれでもあと1m我慢できていれば「前々でいつもと違う競馬をした上で凌ぎきっての勝利」と賞賛されたんでしょうし、逆にこの5着で今回人気を落とすのは良いと思います。
ひいらぎ賞、ジュニアカップとそれぞれのレースの末脚は目を見張るものがあり、晩成傾向強いハーツクライ産駒でこの頃から最速上がり連発で走れているのは間違いなく素質ある馬でしょう。
今回は前走の敗因を踏まえて、まず待機策からの差し競馬に変えてくるでしょうし、ハーツクライ産駒は阪神芝1800mで良く走ります。適正ベストな条件であればここは十分に走っても良さそうです。ただ、5番人気よりももっと人気ないと買いづらいかも。
今年は少頭数になりそうで、かつ上位馬と能力下位の馬がはっきり分かれそうなので穴馬を狙うのは難しそう。ここは買い方勝負のレースになる気がします。その買い方勝負をする上でもキーになる馬はこの馬でしょうか。
前走は相手が異次元の競馬をしただけ。間違いなくこの世代でも能力上位の馬で、持続力ある末脚を使うタイプなので、阪神芝1800mも向く舞台でしょう。ただ血統的にも今までのレースぶりを見ても決め手に秀でたタイプではありません。基礎体力で3着以内は堅いですが、ディープインパクト産駒やスマートオーディンなどのキレ者に1着は奪われる気がしています。
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