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東京大賞典2020の予想を公開!

公開日: : 最終更新日:2021/01/02 地方レース考察・予想

東京大賞典2020(大井ダート2000m)の予想です。

12月29日に大井競馬場で開催され発走時刻は15:35です。出走馬はオメガパフューム、ウェスタールンド、ダノンファラオ、モジアナフレイバーなど。大井競馬場のダート2000mで行われるJpnIです。

 

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◎マイルCS   →6,440円/115%

◎エリザベス女王杯→17,040円/355%

◎菊花賞     →14,000円/280%

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◎浦和記念    →11,200円/224%

◎東スポ杯2歳S →15,910円/310%

◎姫路S     →17,000円/340%

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◎京都大賞典   →13,120円/234%

◎東京盃     →17,600円/352%

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◎ブエナビスタC →20,400円/425%

◎セントウルS  →54,720円/912%

◎戸塚記念    →14,400円/288%

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東京大賞典 2020予想

予想の根拠

先日行われた有馬記念はサラキアという伏兵の台頭はあったとはいえ、化け物級の能力を持っていると評価していたクロノジェネシスとフィエールマンの2頭がきっちりと上位に入線。やはり芝の中距離路線は上位層のレベルが高すぎるということを改めて示す結果となった。

そして今度は東京大賞典になるわけだが、今のダート中距離路線は芝同様に上位層のレベルが高すぎる。チャンピオンズカップでは2年連続でクリソベリル、ゴールドドリーム、インティ、チュウワウィザードの4頭が上位を独占。5着以下を突き放して2年連続で非常に優秀な勝ち時計でした。

今回と同じ大井ダート2000mでも過去2回の帝王賞とJBCクラシックはクリソベリル、オメガパフューム、チュウワウィザードの3頭が上位を独占する結果に。4着以下は突き放していましたし、もう単純にこの3頭の能力が抜け切っていたんだろう。

 

そんなわけで、今のダート中距離路線に関しては、、、

クリソベリル

オメガパフューム

チュウワウィザード

(ゴールドドリーム)※ローテやコース条件などの注文はつく

(インティ)※展開やコース条件などの注文はつく

この5頭が出てきちゃったらもうしょうがないと考えた方が良さそう。

今回の東京大賞典は化け物級の馬がそこまで出走してきませんでしたし、紐が荒れる可能性は十分にあると見ていいんじゃないだろうか。

というわけで予想の発表。

 

東京大賞典  2020の印

【本命 ◎7 オメガパフューム】

ここは断然人気でもこの馬に逆らう必要がないだろう。

予想文の中にも書いた通りで今のダート中距離路線の化け物級の能力を持つ馬の1頭。もともと3歳時から大井コースへの適性は凄まじく、東京大賞典は2連覇中で昨年は帝王賞も制している馬だが、今年に入ってさらにその能力をアップさせてきた感じ。

平安ステークスは59kgを背負って超強力なメンバー相手に楽勝しましたし、帝王賞とJBCクラシックは2着に負けたとはいえ相手がクリソベリルなら仕方がなかっただろう。前走のJBCクラシックの2:02:5という勝ち時計は相当速いと見て良さそうですし、この馬の走破時計2:03:0でも今回のメンバーに入れば頭2つぐらいは抜けているだろう。

今回は過去2戦で凌ぎを削ってきたクリソベリルとチュウワウィザードが不在。その2頭さえいなければ過去2戦ともに圧勝しているはずですし、ここに来て位置を取れて前目の位置から競馬ができるようになったのもプラス。最初からチャンピオンズカップをパスして東京大賞典の3連覇に照準を合わせてきたんでしょうし、もうここは正直逆らいようがないだろう。

 

【対抗 ◯9 ウェスタールンド】

もともとダートGIで好走実績があるような馬だが、とにかく自分の競馬ができないと力が発揮できない馬で、近走は鞍上を固定して癖を掴んでいる騎手が乗っていることで戦績が安定してきた。

若干衰えもあるかなと見ていたアンタレスステークスが外差し馬場もあったとはいえ凄まじいパフォーマンス。エルムステークスもコース適性抜群の勝ち馬に負けただけでかなり骨っぽいメンバーを一気に捲り切る凄いパフォーマンス。前走に関してはもう見るからにコース適性がゼロだったはずで、小回りの浦和コースで3コーナーから仕掛けて外外を無理矢理に捲って僅かの差まで迫ったレースぶりは恐れいりましたの一言。

前走やダイオライト記念の内容からも地方の馬場は全く問題ないですし、とにかく前半部分で脚を溜める競馬さえできればこの馬は準化け物級の能力と言っていいか。前走に比べれば直線の長い大井競馬場はどう考えても適性が高いでしょうし、コーナー部分で減速せずにトップスピードに持っていけるセンスは現役ナンバーワン。ここはかつてのサウンドトゥルーのように直線で剛脚を見せて上位争いには加わってくるでしょう。

 

【単穴 ▲8 ノンコノユメ】

もともとは東京ダート1600mでキレキレの末脚を活かして良いタイプだったが、南関移籍後は加齢もあってズブさが出てきて上がりがかかる消耗戦でこそ良さが出るようになってきた感じ。南関重賞でも当然上位なのだが、スローペースで前に行く馬にあっさりと押し切られる事がよくある。一方でペースが上がる交流GIでもパフォーマンスを全く落とさないので、上がりがかかる分で交流GIの方が良い競馬ができている印象があります。

昨年の東京大賞典では今回1番人気のオメガパフュームに最も迫る走りを披露。今年の帝王賞でもスローペースで展開がまるで向いていない中で見せ場十分の走りでした。8歳になった事で休み明けではなかなか走りにくくなってきており、JBCクラシックは明らかに休み明けでの敗戦。2戦目の前走はきっちりモジアナフレイバーには先着しましたし、今回は叩き3戦目ならさらなる上積みがあっていいはず。

 

【特注 ☆16 ミューチャリー】

前走のJBCクラシックはじっくり溜めて末脚を伸ばす競馬で4着を確保。やはりこの馬は羽田盃を圧巻のパフォーマンスで突き抜けた時のように、直線の長いコースで脚を溜める競馬が合うんだろう。

前走は展開向かなかったダノンファラオをギリギリ交わしての4着とも見えますが、強力な相手だったので御神本騎手が勝負せずに脚を測るような競馬をしていた感じも。今回のメンバーなら色気ありな感じで乗ってくると思いますし、クリソベリルとチュウワウィザードがいないならば当然上位争いは可能。ダノンファラオが自滅する可能性が十分にある馬ということを考えてもこの馬は上位評価でいいか。

 

【△3 モジアナフレイバー】

南部杯で日本レコードの3着に走れているのを見てもマイル路線では地方競馬で抜け切った存在。ただ、昨年の東京大賞典では抜群の手応えから伸びあぐねての3着。前走のサンタアニタトロフィーも休み明けの叩き台だったとはいえ、絶好の手応えから伸びあぐねたのを見ても距離が長かったんだろう。今回も2000mが舞台となるとごまかしながら乗らなければならない感じがします。

 

【△5 ダノンファラオ】

ジャパンダートダービーの突然の激走には驚いたが、その後のレースぶりを見ても揉まれずに自分の競馬ができればそれなりに強そう。浦和記念はコース適性もあって川田騎手が完璧に乗ってギリギリの勝利。それよりも評価できるのがJBCクラシックの内容で、終始チュウワウィザードに競りかけられる非常に厳しい展開ながら2:04:00の時計で5着に走れたのは立派。

今回はクリソベリルとチュウワウィザードがいなければ能力上位だとは思うが、スムーズな競馬ができないと惨敗するタイプに見えますし、内枠でワークアンドラヴやカジノフォンテンあたりとの兼ね合いを考えるとそこまで信頼もできなそうだ。なんだか陣営コメントを見ても大幅馬体増で出てきそうな感じもします・・・

 

【△4 ヒストリーメイカー】

地方競馬を使われた3戦は結果が出ていないが、マーキュリーCと白山大賞典は畑端騎手の乗り方が微妙。浦和記念は北村友一騎手が攻めすぎて脚がたまらなかったので度外視はできそうな感じ。

今までのレースぶりを見ても平安S4着やみやこS2着の内容からも溜めて末脚を伸ばす戦法が合いそう。今回はその2戦に条件的には似た大井コースになりますし、道中で脚を溜める競馬ができればそこそこやれていいんじゃないだろうか。

 

【△14 カジノフォンテン】

破竹の連勝劇から初の古馬重賞挑戦の川崎マイラーズこそ負けたが、それ以降は底を見せないパフォーマンス。マイルグランプリは小久保厩舎のタッグプレーに泣いた感じですし、前走の勝島王冠では展開に恵まれたとはいえ、南関の総大将レベルのモジアナフレイバーとノンコノユメを突き放したパフォーマンスは見事の一言。揉まれずに外目から先行できそうですし、オメガパフューム以外は大したことなさそうな今回のメンバーならやれていいはず。

 

【△1 テーオーケインズ】

まさかの連闘策はびっくりだが、前走はオープンとは言えない超ハイレベル戦で2着好走。実質的に重賞と言っていいレースだったと思いますし、その中でスローペースに泣きながらも2着に走った点は評価。ロードレガリスとの着差を考えてもデルマルーヴルよりは評価できそうですし、もともとこの世代でも最上位と評価していたので抑えることにします。

 

【消2 デルマルーヴル】

前走の浦和記念はコーナーのきつい舞台で勝負所でスピードについていけなかった感じ。ただ、JBCクラシックを見ても力不足は明らかでしたし、今回はクリソベリルとチュウワウィザードはいないとはいえ、ミューチャリーに0.2秒差つけられている点を見てもノンコノユメやモジアナフレイバーあたりにも先着されそう。3着なら少しぐらいはありそうな感じもするが、まぁ厳しいと見て最後に印は回らず。

 

【消6 ワークアンドラブ】

単騎で逃げられれば世間が思っているよりは能力がある馬。前走のサンタアニタトロフィーはかなり強い競馬だったが、内回りコースでハマった感じはある。今回は外回りコースで一気の相手強化となるとさすがに厳しいか。

 

【消10 ハナズレジェンド】

前走はいきなりのダート挑戦でオープン勝ちとなったが、相当にメンバーレベルが低く手綱を緩める余裕があったところで「それが?」という感じ。今回はいきなりの東京大賞典となるとさすがに厳しいだろう。

 

【消11 ノーブルサターン】

さすがにここでは厳しい。

 

【消12 クロスケ】

さすがにここでは厳しい。

 

【消13 ナイトオブナイツ】

さすがにここでは厳しい。

 

【消15 エイシンスレイマン】

さすがにここでは厳しい。

 

【推奨買い目】

三連単 7→9→8,16,3,5,4,14,1 本線ベース

三連単 7→8,16,3,5,4,14,1→9 本線ベース

三連単 7→9→8,16,3,5,4 重ね買い

三連単 7→9→8,16 重ね買い

三連単 7→8,16→9 重ね買い

 

【買い目及び予想のポイント】

ここは断然人気でも◎オメガパフュームに何も死角がない。今のダート界の上位層のレベルを考えても、東京大賞典がガチガチに決まりやすいレース傾向という点を考えても、あっさりと3連覇する可能性が非常に高いだろう。

もうそこに関しては逆らわずに工夫したいのは2、3着。ここも対抗の◯ウェスタールンドが準化け物級で今回のメンバーに入れば2番手の座は不動か。乗り慣れた藤岡佑介騎手ならいつものスタイルを崩すことはないでしょうし、自分の競馬さえできれば最後は鬼脚ズドンで突っ込んできそう。ただ後ろから競馬をする馬が好位から競馬をするオメガパフュームは差せないでしょうし、ベタに2、3着で終わると思います。

それ以外の3席目はこのメンバーならなんでもアリな感じ。地方馬の台頭も十分にありそうで、特に▲ノンコノユメと☆ミューチャリーはオメガパフューム以外となら上位に見えます。

2020年最後のGIレースではありますが、まぁ普通に考えて堅そう。無理矢理に波乱を狙うレースではないでしょう。大きく狙うなら絞って買うことをオススメします。それか波乱を狙うならここではなくシンデレラマイルや2歳優駿牝馬ですかね。

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