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スプリンターズS [2] 超前傾ラップに耐えられる馬はいるか

公開日: : GIレース考察・予想

今週はスプリンターズステークスだぁ!と思っていたら、今週は南関重賞が2つもあるんですね。完全に忘れておりました。先週のジャジャウマナラシで南関重賞の連勝が止まってしまったので、今週は当たるようになんとか頑張ります。

さて、あと昨日告知したリプライサミットですが、

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超前傾ラップに耐えられる馬はいるか

さて、昨日に引き続きスプリンターズステークスの検証を。

昨日は血統面からこのレースを見てきましたが、今日はラップの視点からこのレースの本質を見てみます。

<2013年>
11.9 – 10.5 – 10.5 – 11.0 – 11.3 – 12.0
1:07:02 前半32.9 後半34.3

<2012年>
12.0 – 10.1 – 10.6 – 11.2 – 11.3 – 11.5
1:06:07 前半32.7 後半34.0

<2011年>
12.0 – 10.2 – 10.8 – 11.2 – 11.5 – 11.7
1:07:04 前半33.0 後半34.4

<2010年>
11.7 – 10.7 – 10.9 – 11.2 – 11.1 – 11.8
1:07:04 前半33.3 後半34.1

<2009年>
11.9 – 10.2 – 10.8 – 11.2 – 11.5 – 11.9
1:07:05 前半32.9 後半34.6

 

ご覧の通り、中山で行われた過去5年全てが前傾ラップになっており、ほぼ確実に前半の方が1秒以上早いラップ構成になります。

そういう超前傾ラップになるのは理由がありまして、

pic_course_turf2

芝1200mは外回りコースを使用しますが、もうそのスタート地点から序盤ずっと下り坂になるわけです。そこで勢いがつくため、間違っても中山開催のスプリンターズステークスはスローペースにはなりません。

とにかくテンのスピードが早くなりながらも、最後の200mでいきなり急坂がやってきます。もう芝1200mのレースと言いながらもスピードだけじゃこのレースは乗り切れないわけです。

最初の早いラップについていけるスピード+最後の直線の坂でバテないスタミナ、これを併せ持つ強い馬しか走れないレースがスプリンターズステークスです。

ここで前回の記事の答えが出ます。

こういうコース形態とラップ構成だからこそサンデーサイレンス系は走らないのです

サンデーサイレンス系の特徴は何といってもスローペースを折り合っての最後の直線の瞬発力でしょう。その対極に位置するのがスプリンターズステークスなわけです。

 

というわけで、基本的にはスプリンターズステークスでは馬場改修があったとしても、サンデーサイレンス系は軽視で問題ないはず。

ただし、今年に関しては出走馬の半数以上が父サンデーサイレンス系になっています。そうなるとまず間違いなく父サンデーサイレンス系の馬は馬券に絡んでくるでしょう。このサンデー系鬼門のコース、レースにおいて、多数出走するサンデーサイレンス系のどれを買うべきか、これがスプリンターズステークス最大のポイントになると言えそうです。

 

また最後に補足で、上記過去5年のラップを見ても、最後に坂があるコースとはいえ走破時計は1分7秒台前半の時計が出るレースになります。前半がとにかく早いラップになるのでその分全体時計も釣られて早くなる傾向。

かといって、平坦高速馬場の小倉の北九州記念で早い時計で走った馬は、例年最後の坂に対応できない傾向。今年はキーンランドカップもただ展開のアヤだけで決まりましたし、セントウルSは1:07:08と近年で最も遅い時計で、これがスプリンターズステークスに繋がるのは怪しい感じ。

 

というわけで、本日最後のまとめ。

(1)父サンデー系が走らないのはコース形態に起因する超前傾ラップが原因。ただし、今年は父サンデー系が多数出走しているため、その取捨がポイントに

(2)例年早い時計での決着になるレースだが、今年に関しては主要トライアルレースでその時計に対応できるような強い馬が出てきていない。別路線組の台頭も十分にありそう

 

本日の考察に関しては以上になります。

ざっくりまとめを見ているとリッチタペストリーは買わなければいけない馬でしょうね。能力的な部分は未知数ですが、父デインヒル×母父サドラーズウェルズというスタミナ血統ですし、主要トライアルレースの馬が信用ならないとなれば、オッズ妙味あればこの馬から買っても良さそうです。

 

ただ、もう一頭面白そうな馬がいます。

この馬は父サンデーサイレンス系ですし、以前スプリンターズSに出走した際は惨敗しています。ただ、その時はハクサンムーンが逃げた鬼ペースを2番手追走してのバテた結果ですし、当時よりも今の方が馬の能力は上な感じ。サンデー系とはいえ父は菊花賞に出走したくらいの中距離路線の馬でしたし、ニジンスキーも持っているので「買えるサンデー系」ではあるはず。今年のメンバーなら主要トライアル組を一気に負かしても良さそうな気がします。

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10/4(日)
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昨年は新潟開催でしたが、
今年は従来の中山開催で行われるスプリンターズS。

同じG1の1200M競走である、
3月29日(日)高松宮記念(G1)は参考になりそう・・・

と思うかもしれませんが、
コースの特徴も開催の季節も異なる為、
実はほとんど参考になりません。


実際、高松宮記念に出走していなかった馬の方が
好成績なのです。

その理由は、このコースはスピードだけで押し切るのは困難で、
高松宮記念以上にパワーと底力が求めらるという事です。

それでは、今年のスプリンターズステークスの
傾向と特徴を見て勝ち馬を紐解いていきましょう!

◆──────────────◆


■日本馬の6歳以上は不振な傾向にあります。

パワーと瞬発力がいるレースですので、
衰え始める年齢である6歳以上の馬は不振に終わってしまうのでしょう。

ただ、海外馬の年齢別成績を見ると、
3着以内に好走したのはすべて「6歳以上」の馬です。
海外馬を評価する際は、「6歳以上」の馬を重視すべきでしょう。


■1~3番人気の馬が連対を外したデータは、
過去10年のレースの中では、1度もありません。

更に、過去10年で実に7回も6番人気以内の馬が結果を出しています。

人気にはあまり逆らわない方が賢明だと言えます。


■過去10年で連対している馬の95%は重賞で2勝以上している傾向があります。

このデータも見逃し厳禁ですので、
過去データをしっかり見ていきましょう。

■ステップレースももちろん参考になります。
スプリンターズステークスの10年間で馬券圏内に入った30頭中13頭は、
セントウルステークス出馬組が来ています。

◆──────────────◆

これらのデータを見ると一見、
実力馬ばかり来るように思うかもしれませんが・・・


実は1頭だけ、この夏で覚醒を遂げ、
成長が著しいと騒がれている伏兵馬が!!

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