安田記念 [1] 消耗ラップに対応できる血統を買う
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GIレース考察・予想
昨日は友人に誘われて高城剛さんのトークライヴなるものに行ってまいりました。
こういった自己啓発的なものは基本的にはあんまり受け付けないのですが、やっぱり面白い生き方をしている人だけあって、要所要所でエッセンスとして取り入れる分には面白い内容でした。
今日は元気があれば、横浜×ソフトバンクでも観に行こうかな、と画策しております。
ほぼ間違いなく前傾ラップになるレース
安田記念は同じ1600mながらマイルチャンピオンシップとは全く別物のレースになることが多い。
【2014年】
12.3 – 11.1 – 11.7 – 12.0 – 12.0 – 11.8 – 12.1 – 13.8 (35.1-37.7)
【2013年】
12.0 – 10.7 – 11.2 – 11.4 – 11.7 – 11.5 – 11.3 – 11.7 (33.9-34.5)
【2012年】
12.2 – 10.7 – 10.9 – 11.1 – 11.4 – 11.3 – 11.8 – 11.9 (33.8-35.0)
【2011年】
12.3 – 10.7 – 10.9 – 11.5 – 11.6 – 11.2 – 11.6 – 12.2 (33.9-35.0)
【2010年】
12.0 – 10.7 – 10.9 – 11.3 – 11.4 – 11.3 – 11.7 – 12.4 (33.6-35.4)
ご覧の通り、過去5年を見ても全てが前半の方が早い前傾ラップ。まぁ昨年は泥んこ馬場だったので参考にはならないでしょうが、基本的に最後の1ハロンはガクッとかかります。
これがマイルチャンピオンシップとの違いで、マイルチャンピオンシップは最初から早いですが、京都の高速馬場なので終いも極端に落ちない。とにかくスピードとキレのある馬が走りやすい条件と言えます。
その一方、安田記念は前半から早いペースで推移するので、それについていけるスピードとマイル適性を持ち合わせながら、最後の3ハロン目で急加速するのに対応できる加速力。そして最後の1ハロンでガクッとバテるところでバテない持久力が求められます。
この最後の持久力の部分こそがマイルチャンピオンシップとの違い。
これが安田記念が中距離適性が必要と言われたり、距離短縮の方が良いと言われたりする所以でしょう。
血統面を見ても、このレースはスタミナに特化した馬や、一瞬ちょっと重いかなぁと思う馬がかなり走っている。
父の系統を見ても、サンデーサイレンス系じゃない馬の活躍が目立ちますし、父ロベルト系は2011〜2013年で馬券内9頭中4頭を占めていました。
ロベルトのような一見マイルでは重そうな血統や、ニジンスキー、ノーザンテーストといった底力を付与するタイプの血統。また東京ですからベタにグレイソヴリンを持っている馬などもいいと思います。
サンデーサイレンス系であれば、ある程度長距離もこなせるマンハッタンカフェ、ディープインパクト、ハーツクライといったところが既に走っていますし、あんまり短距離向きの馬よりは中距離血統でマイルが走れるっていう馬の方が良いかも。
そう考えていくと1番人気濃厚のモーリスは血統的には絶対に切れません。
前走の勝ち方があまりにも鮮やかだったせいで、逆に怪しむ声も聞かれていますが、正直あの走りをされてしまうと今回もモーリスで仕方ない気もします。天下の堀厩舎ですしね。
父はロベルト系のスクリーンヒーローで母父はサドラーズウェルズです。マイルを走っているのが不思議なくらいの重い血統で、本質的にはこの馬は2000mも十分に走れるはず。ただ折り合いが難点なので現状のベスト距離はマイル近辺ということなんでしょう。
前走内容を見ても本命にしてもいいとは思いますが、やはりこの馬もドゥラメンテ同様、圧勝もあれば惨敗もあるような馬だと思います。未知の魅力で人気するタイプの1番人気ですから、能力を最大限に認めてもあまり本命には推したくないかも。そうやってドゥラメンテのように圧勝される可能性は大きいと思いますが笑
血統面で言えば、一番面白そうな穴馬はこの馬だと思っています。
もともとベスト条件は安田記念で、マイルチャンピオンシップには適性がほとんどなかった馬。ただし賞金面の関係で安田記念へ出走するチャンスはほとんどかなわなかった。
昨年は賞金を稼ぐことに専念し、夏はサマーマイルを制覇。昨秋はその疲れが残っていたか凡走続きで、今年に入ってからは大外枠や得意条件でないレースの連続で全く能力を出せていない。
恐らく左回りの消耗ラップのマイル戦であれば頭まであっていい能力の馬だと思いますし、今回は賞金を既に得ていて出走に問題ない状態で、きちんと計算されたローテーションで臨んできています。
父はサンデーサイレンス系の有力長距離種牡馬で東京芝1600mへの相性は抜群。加えて母父は東京芝重賞で抜群に強調できるダンシングブレーヴとくれば、これは爆穴を期待せざるを得ません。恐らく人気は二桁まで落ちるでしょうが、穴党にはオススメしたい一頭です。
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