JBCスプリント2022の予想を公開!
公開日:
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最終更新日:2022/11/04
地方レース考察・予想
JBCスプリント2022(盛岡ダート1200m)の予想です。
11月3日に盛岡競馬場で開催され発走時刻は17:20です。出走馬はレッドルゼル、ダンシングプリンス、テイエムサウスダン、リュウノユキナなど。盛岡競馬場のダート1200mで行われるJpnIです。
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JBCスプリント 2022予想
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JBCスプリントはどんなレースになりやすいのか?
毎年、持ち回りで開催されるJBC競争の準メインレース。今年は盛岡競馬場のダート1200mで行われるが、この条件で毎年行われているクラスターカップの結果から傾向を導き出してみたい。
スタート地点から最初のコーナーまで500mも距離があるのが最大のポイントで、外枠の馬が勢いをつけてスピードに乗せやすい舞台。内枠の馬は外枠の馬に被せられると最初のコーナーまで終始競られる展開になりますし、構造的に外枠有利な舞台と言っていいか。こうして過去5年のクラスターカップの結果を見ても圧倒的に外枠有利の傾向になっています。
速い時計が出やすい盛岡競馬場のダートコースということもあり、なかなか後方からの差しは決まらないレース。外枠から勢いをつけた先行タイプがそのまま粘り込むケースがほとんどで、過去5年のクラスターカップの結果を見ても好走馬15頭中13頭は4コーナーで4番手以内の位置でした。
ダート短距離の上級戦ということで、基本的にはアメリカのスピード血統を持っている馬が有利なのは当然。こうして見てもヴァイスリージェント、ストームキャット、ミスタープロスペクター、エーピーインディなどのアメリカ血統が順当に走っています。その中でも左回りの大箱コースということでヴァイスリージェント系の活躍は目立っていますね。
アメリカのスピード血統の活躍の一方で気になるのは、ダート短距離の上級戦の割にはサンデーサイレンス系を筆頭とする芝血統を併せ持つ馬の好走が目立っている点。こうして見ても父はサウスヴィグラスやクロフネでも母父がサンデーサイレンスの馬だったり、サンデー同様に芝適性が高いキングマンボの血を持つ馬が良く走っています。JBCクラシックも芝血統の活躍が目立っていますし、盛岡ダート1200mも芝血統を少しぐらい持っていた方がいいのかもしれません。
今年はどんなレースになりそうか?
盛岡競馬場は水曜時点では良馬場。ただ、木曜の午後に結構な量の雨が降るという予報が出ており、その雨量によっては稍重〜不良ぐらいの馬場になるかも。ちょっとこの天気予報は難しいところですね・・・
昨年のチャンピオンズカップ覇者のレッドルゼルが中心にはなりそうですが、ダンシングプリンス、リュウノユキナ、テイエムサウスダンなど、超豪華なメンバーが揃った印象。豪華なメンバーが揃いましたが、それぞれコース適性や与えられた枠順などに優劣がありそうで、順当に決まるレースには見えません。
考察まとめ
【レース質】高速決着になりやすいスプリント戦。<■□□□>
【狙えるタイプ】外枠の馬が圧倒的に有利。
【狙えるタイプ】差しはあまり決まらずで先行有利。
【狙えるタイプ】ヴァイスリージェントの血を持つ馬。
【狙えるタイプ】サンデー系のような芝血統を併せ持つ馬。
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JBCスプリント 2022の印
【本命 ◎12 リュウノユキナ】
1400mの距離でも脚が止まってしまうスピードタイプで、スプリント戦でもタフな舞台よりスピードが活きる舞台を好む。そんな馬だけに毎年、北海道スプリントカップではパフォーマンスを落としており、そこから高速決着になるクラスターカップでパフォーマンスを上げるというのが定番。昨年のカペラステークスは超ハイレベル戦で1:09:5の時計でダンシングプリンスの2着でしたから、スピードが活きる高速決着なら現役最上位級の能力はあるでしょう。
今年は北海道スプリントカップで予定通りパフォーマンスを落としてクラスターカップも2着止まり。とは言っても、このレースは不良馬場で前半3F=34.8の超スローペース。逃げたオーロラテソーロのただもらいレースでしたし、ほとんどこの馬の良さはいかせていないので参考外で良さそう。
今回は前走よりも普通の馬場でスピードが活きる条件でなおかつ外枠。横山武史騎手ならしっかりと位置を取りに行くと思いますし、今回のメンバーならじわっと外から早めに動ける外枠は絶好。内枠の馬がスムーズさを欠きそうな分で好勝負必至と見ます。
【対抗 ◯13 テイエムサウスダン】
昨年までは交流重賞の1400m専用機というイメージだったが今年になってから本格化。中央のスピード勝負やキレ勝負にも対応できるようになってきましたし、前走は久々のダート1200mでもレッドルゼルの僅差に好走。
このメンバーに入っても能力とスピードは最上位だと思いますし、外枠の先行馬が有利というクラスターカップの傾向にも完全合致。スムーズなら好勝負必至と見ていいんじゃないだろうか。
【単穴 ▲6 ダンシングプリンス】
昨年末のカペラステークスの圧巻のパフォーマンスだったり、リヤドダートスプリントの圧勝ぶりを見ても日本の現役最強ダートスプリンター。前走のクラスターカップはゲートに突進してしまって一歩目で躓いて完全にスムーズさを欠きましたし、スプリント戦であれだけのロスがあっては馬券圏外も仕方がないか。
今回は速い馬が揃ったが、そんな速い馬が揃う中でもまともならずば抜けて速い馬だと思いますし、前走よりも脇もマシ。父パドトロワで母父バブルガムフェローというのも盛岡ダート1200mの血統傾向に合いそうな感じがします。
【特注 ☆14 スマートダンディー】
8歳にして本格化して交流重賞でも通用する素材に。1400mよりも1200mの方がビシッとした脚が使える馬で、北海道スプリントカップではリュウノユキナを後ろから差してダンシングプリンスにも迫ったように能力は通用。前走の東京盃はただ直線で前がどん詰まっただけですし、完全にノーカウントでいいだろう。
今回は秋山→戸崎の鞍上超絶強化で盛岡ダート1200mでは絶好の外枠をGET。速い馬が多いので内枠の馬は渋滞を起こしそうですし、相対的にスムーズな競馬ができれば上位争いになっていい。高速決着よりはタフな決着を好むタイプに見えるので、その分で一枚割り引いた感じ。
【△8 ヘリオス】
中央重賞向きのスピードタイプ。あまり交流重賞のコーナー4回の舞台は合わない感じで、根岸ステークスはワンターンの舞台で強い競馬。そんな馬だけに前走はワンターンの盛岡ダート1600mということで本命を打ったが、やはりこういう条件でスピードを活かせれば強いんだろう。
今回は一気の400mの距離短縮がどうかだが、もともとスピードは十分にあるタイプですし引き続きのワンターンの左回り条件はプラス。外目の枠も引けたので揉まれずにスムーズな競馬ができればやれていいか。
【消1 レッドルゼル】
現役最上位のキレを持つダート短距離馬で、とにかく末脚の質が活きる条件でこそ。ドバイゴールデンシャヒーンはこういう芝っぽい差し馬が毎年走りやすいレースですし、前走の東京盃は少頭数で決め手が存分に発揮しやすい舞台でハマった感じあり。
今回は快速馬がズラリと揃った中での1枠1番となると間違いなく位置を落とすでしょうし、盛岡ダート1200mのフルゲート戦となるとインを突くのは至難の業。この豪華メンバーで雨の影響を受ける馬場になれば、外に出そうと思ってもそのロス分で外枠の有力馬は差せなそう。ここは明らかな危険人気馬に見えます。
【消2 コパノフィーリング】
このメンバー相手ではスピード負けして終わる。
【消3 キラットダイヤ】
持ち時計ならこのメンバーでも通用していいものがあるが、今回は快速馬がズラリと揃った中での内枠。ダンシングプリンスやヘリオスに外から被されて耐えられるイメージはない。
【消4 ラプタス】
自分のペースで行けないと脆いところがある馬。1200m条件は久々ですし、今回は快速馬に外から被される最悪な展開になりそう。前走は韓国馬相手にスッとハナを奪われて差されていますし・・・
【消5 イグナイター】
ダートグレードを連勝して南部杯も4着好走。能力的に通用するのは確かだが、シュッと速いスピードを使えるわけではなく時計のかかる1400mぐらいが良さそう。前走は不良馬場で位置を取ってなだれこんだ感じに見えましたし、今回は距離短縮で位置を落とすと外枠の馬を有力馬を差し置いて抜け出してこれるイメージはない。
【消7 プライドルード】
ここに来てのスプリント重賞での2連勝は素晴らしいが、まだ南関レベルでのもので本当に速いスプリント戦を経験したことがない。これまでの戦績からも時計が足りなそうですし、父ラブリーデイという血統背景からも今回のメンバー相手ではスピード負けしそう。
【消9 ワールドリング】
末脚は強烈なものが使えるが1200mだとスピード不足。今回のメンバーに入るとスピード負けして終わりそう。
【消10 キモンルビー】
スピードは十分に通用すると思うが、難関レベルの1000mでも最後に甘くなっている馬。今回は1200mでこれだけ強力なメンバーが揃うとなると厳しいだろう。
【消11 ティーズダンク】
能力値は高い馬だがスプリント戦は門別時代以来。1400m戦でも浦和コースで時計がかかるスタミナ勝負が得意なタイプですし、盛岡のダート1200mではスピード負けして終わるか。
【推奨買い目】
馬連 12,13→12,13,6,14,8 (BOX12,13,6は重ね買い)
馬単 12,13→12,13,6,14,8
三連複 12→13,6,14,8 (12,13→6,14,8は重ね買い)
三連複 13→6,14,8 (12,13→6,14,8は重ね買い)
【買い目及び予想のポイント】
ここは1枠のレッドルゼルが怪しそうなので外枠の有力馬2頭のダブル本命で相手を絞って買いたい。雨の影響受ける馬場で時計が速くなると地方馬ではキツそうなので、なんとか外枠のJRA勢で上位独占を期待。
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