阪神大賞典2017の予想を公開！

公開日： 2017/03/18 : 重賞レース考察・予想

阪神大賞典2017（阪神芝3000m)の予想です。

3月19日に阪神競馬場で開催され発走時刻は15:35です。出走馬はサトノダイヤモンド、シュヴァルグラン、ワンアンドオンリー、トーセンバジル、レーヴミストラルなど10頭を予定。阪神競馬場の芝3000mで行われるGII戦です。

日曜競馬のレースはざっと出馬表を見ましたが、そこまで買いたいレースがない感じ。月曜もあるので明日は平場は抑えめに行こうかなと思っています。

その中でもこれは買いたいなぁという馬がいたので前日にオススメしておきます。その馬は中山６レースに出走します・・・

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前走の500万はメルマガの回顧でも買いた通り、京成杯よりはメンバーレベル高そうな重賞でもおかしくないレベル。そんなレースを後ろから進めての差し損ねですし、今回は前回に比べれば一気にメンバーレベルが落ちる感じ。未勝利勝ちも中山マイルの舞台でしたし、ここは有力でしょう。

阪神大賞典 2017 予想

予想の根拠はコチラです

有力馬の春の目標が天皇賞（春）から大阪杯やドバイミーティングに切り替わったことにより、始動戦の価値は京都記念や中山記念のほうが上になってきた感じの印象。

かつては最重要ステップレースだった阪神大賞典も、今では長距離適性ある馬がなんとか一発を狙う舞台という感じになってきており、毎年GI級の馬が１頭ぐらいでてきて適性だけで走ろうとする馬を駆逐するようなレースが続いている。

今年に関してもサトノダイヤモンドとシュヴァルグランの能力がちょっとずば抜けている感じ。

サトノダイヤモンドは京都の中長距離がベストだと思いますが、有馬記念でも自らキタサンブラックを潰して勝利しているように弱点が全くない馬。ここでも３着以下になる可能性は極めて低いと考えて良さそう。

シュヴァルグランにしても昨年はこの舞台で圧倒的なパフォーマンス。ギアチェンジ力が問われず直線に坂があるこの舞台が全てのコースの中でベストと言って良さそうで、まずここも勝ち負けになるだろう。馬券の焦点は３席目ということになりそうだ。

おそらく３番人気になるのはワンアンドオンリー。

ここ数戦を見ても着順だけは悪くないもので、今回も「長距離なら・・・」という期待で過剰人気するはず。ただ、３歳秋以降のあの馬は急激にギアチェンジ力が落ちており、おそらくそれはどんな条件になってもパンチ力不足を露呈しそうな感じ。どうせ人気するならばこういう馬は買いたくない。

一方でトーセンバジルやレーヴミストラルといった馬も妙味はなさそうで、３席目は意外に人気薄が突っ込んでくるかも。

三連系の馬券参加者の95%くらいがサトノダイヤモンドとシュヴァルグランの２頭軸を買うレースで、正直この２頭軸を買うのは妙味がほとんどないと思いますが、３席目の人気馬の信頼度が全くない上に、面白い穴馬がいるとすれば狙ってみる価値はあるか。

阪神大賞典 2017の印

本命　◎スピリッツミノル

本命は穴馬スピリッツミノルの激走に期待したい。

ちょうど３歳の頃から持久力を活かしてクラシックにも乗ってきた馬で、今の３歳世代のクリンチャーと良く似ている馬。

強烈なピッチ走法で走るので急坂と道悪が大得意で、スタミナ条件ならば重賞でも馬券に絡めて良い馬。以前は先行しなければダメという難しい馬だったが、近走は脚質転換にも成功。２走前の万葉ステークスではデムーロ騎手が３コーナーから大外をぶん回してかなりロスの多い競馬。それでも最後はタマモベストプレイと差のない３着にまとめましたし、１枠１番でしっかりと脚が溜められればサトノとシュヴァル以外の馬には先着できていいんじゃないでしょうか。

今回は少頭数と言っても２枠のウインスペクトルが前走と同じような大逃げを打つと宣言していますし、そうなれば純粋にスタミナが問われるレースになるはず。もともとスタミナには自信がある上に、１枠１番で他の馬よりもスムーズに競馬ができるとなれば３着なら十分にあると見ます。

対抗　◯シュヴァルグラン

対抗はシュヴァルグランにしました。

もう、ここはどう考えてもシュヴァルグランとサトノダイヤモンドの能力と適性が抜けている感じ。紛れもない頭数で、レース展開的にもウインスペクトルの自滅逃げでポテンシャル勝負になりそうですし、そうなればまず勝ち負けになるか。

昨年の圧巻のパフォーマンスを見る限り、長距離の阪神コースはベスト舞台と言って良さそうで、ここまでサトノダイヤモンドとオッズ差が出るのであれば、適性でこちらが上に来る方に期待してみたい。

単穴　▲サトノダイヤモンド

三番手はサトノダイヤモンドにしました。

周知の通りに現役最強馬。何の癖も弱点もない馬で、ここでも主役であるのは間違いない。まず勝ち負けになると思うが、今回はシュヴァルグランがベスト条件でこちらはそこまで強調できる条件ではないという差はありそう。きさらぎ賞と菊花賞の内容を見てもこの馬は京都コースがベストなはずで、阪神コースで付け入る隙は少しあるか。