府中牝馬ステークス2023の予想を公開!
公開日:
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最終更新日:2023/10/18
重賞レース考察・予想
府中牝馬ステークス2023(東京芝1800m)の予想です。
10月14日に東京競馬場で開催され発走時刻は15:45です。出走馬はルージュスティリア、ルージュエヴァイユ、ディヴィーナ、ストーリアなど。東京競馬場の芝1800mで行われるGIIです。
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府中牝馬ステークス 2023 予想
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府中牝馬ステークスのレース概要
東京芝1800mで開催される牝馬限定重賞。共同通信杯や毎日王冠なども同じですが、東京芝1800mの上級戦は日本競馬の中で最も直線スピードが問われる舞台。スローペースでも先行した馬が渋とく粘るというケースはあまりなく、化け物級の末脚を使える馬がビュンと差し込んでくるケースが多い。
実際に過去10年の府中牝馬ステークスを見ても逃げ馬はクロコスミア一頭しかいませんし、近年もイズジョーノキセキやシャドウディーヴァなどが鬼脚を使って差し切りました。それだけ末脚の絶対値が問われる条件ということでしょう。
血統のところでも後述しますが、このレースは今まであんまりキレる脚が使えないんじゃないかと見ていたような欧州血統の馬がズドンと凄い末脚を使って穴を開けることが多い。そのためあんまり堅く収まっている年はありません。
データ的な見地からの考察
3歳馬は同週に秋華賞があるために出走するケースはほぼなし。末脚の絶対値が問われるために高齢馬の活躍はあまりなく、基本的にフレッシュな4-5歳馬が走りやすい傾向になっています。
前項でも書きましたが、とにかくこのレースは末脚の絶対値が問われる傾向。過去10年の結果を見ても上がり最速を使った馬の複勝率は凄いことになっていますし、近5年は上がり最速を使った馬が全て勝利しています。
ラップ的な見地からの考察
この時期に牝馬限定重賞が他にないのでマイラーが出走してくることも多いレース。下級条件ではスローペースが頻発する舞台ですが、近5年のラップ傾向を見る限りはそこそこペースは流れています。
ただ、今年は逃げ馬ゼロで前に行く馬もほとんどいないので、さすがにスローペースになるんじゃないでしょうか。
血統的な見地からの考察
府中牝馬ステークスは直線で爆発的な末脚を発揮できる馬が有利。じっくり道中で脚を溜めて末脚を活かす競馬はアメリカよりもヨーロッパ寄りの競馬ですし、近年の好走馬を見ても欧州血統を持つ馬の活躍が目立ちます。
欧州血統は奥手でなかなか完成するまでに時間がかかりますが、完成した際の末脚の破壊力は相当なもの。近年のイズジョーノキセキやシャドウディーヴァなども欧州血統を保持していて古馬になって完成して鬼脚を発揮しました。今年も同じようなイメージの欧州血統を持つ馬を狙いたいです。
レベルや馬場、展開などを踏まえて今年はどんなレースになりそうか?
東京競馬場は今週が開幕して2週目。先週は3日間競馬で雨の影響もありましたが、もともと路盤の良い東京競馬場なので普通の高速馬場になるでしょう。
毎年のように鬼脚タイプの馬が走るレースですが、今年はさすがに前に行く馬があまりにも少なすぎる感じ。超スローで位置が取れないと厳しくなる可能性も考えてはおきたい。
考察まとめ
【レース質】とにかく絶対的な末脚の質が問われる。<■□□■>
【波乱度】キレるイメージがなかった欧州血統が鬼脚を見せて穴を開ける。
【ラップ特徴】近年は道中ペースがそこそこ流れているが、今年はスロー濃厚。
【血統特徴】晩成の欧州血統が本格化して凄まじい末脚を引き出す。
【狙えるタイプ】とにかく凄い末脚を使えそうな馬。
【狙えるタイプ】4−5歳馬。
【狙えるタイプ】今年は少し位置も取れた方がいいか。
府中牝馬ステークス 2023の印
【本命 ◎11 シンリョクカ】
父は菊花賞と有馬記念を制覇した晩成型で、サトノグランツなどを見ても産駒も仕上がり遅い晩成タイプが多く出ている。それに加えてこの馬の母はダノンシャークの半兄弟。ダノンシャークは6歳でマイルCSを制覇したような馬ですし、そんな配合のこの馬はおそらく晩成タイプでしょう。
そんな晩成タイプの馬ながらデビュー2戦目でGI2着激走。その後はGIレースばかり使われていますが、桜花賞はイン先行有利なトラックバイアスで大外をぶん回してこの結果なら上出来(外をぶん回して突き抜けたリバティアイランドが怪物級なだけ)ですし、オークスも外を回して直線半ばまでは馬券圏内濃厚の手応え。そこから最後に伸び負けたのはダノンシャークの近親という血統背景から来る距離の限界だと思いますし、負けて強しの内容だったでしょう。
おそらく晩成でまだ成長途上だった段階で3歳クラシックで2戦連続で負けて強しの競馬。見立て通りならば一夏を越してかなりの成長が見込めますし、実際に調教内容も抜群の動きができています。
新馬戦での東京マイルでの圧巻のパフォーマンスやオークスで最後に止まった内容からも東京芝1800mはベストに近い条件に見えますし、この馬以外の中枠〜外枠の馬が全て出たなりで脚を溜める競馬をしそうなのでスムーズに外目の好位ポジションが取れそう。どう考えてもスローになりそうな展開を考えると最高の位置で競馬ができそうな感じがします。GIレースを回避してまでここに挑んできたんですから賞金加算は必須命題でしょう。
【対抗 ◯5 ルージュエヴァイユ】
父がジャスタウェイで母父フランケル、母母父デインドリームという恐ろしい良血馬で、父が晩成タイプで母系も欧州血統となるとおそらく晩成血統。
東京コースでスムーズな競馬ができた時は常に鬼脚を繰り出していますし、メイSは直線でスペースがなくて全く追えなかったのでノーカウントでいいはず。
前走のエプソムカップはまさかの先行策で2着に粘りこんだが、道悪馬場でペースも流れていた中で先行しての2着は普通に強い結果ですし、いつもとは違う戦法で結果を出した点も評価できそう。
トニービンの系統は成長段階では位置が取れずで差して届かずというタイプが多いが、リスグラシューやキセキなどを見ても筋肉がついて位置が取れるようになったタイミングで大化けするケースが多い。この馬もまさしく大化けのタイミングに見えますし、こういう欧州血統持ちのサンデーサイレンス系が府中牝馬Sはやたらに走りやすい。横山武史騎手なら後ろで構えて脚を余す競馬にはならないでしょうし、好位で末脚を活かす競馬ならまず好勝負でしょう。
【単穴 ▲7 ディヴィーナ】
ヴィクトリアマイルでのレース内容を見てもマイルで折り合いがつけば今回のメンバーでは最上位。ただ、もともと気性的に怪しいところがある馬で、マイル戦でもその危うさが度々見えていた感じ。近走は落ち着いてきたと言ってもここに来ての距離延長は少し怖さはある。
前走の関屋記念は連戦で状態がイマイチそうだったとはいえ、1枠から完璧な競馬ができてアヴェラーレに差されてラインベックにも差されかけた。そもそも最近は全く信頼できないデムーロ騎手ですし、今回は1ハロン延長で崩れてくれた方が配当的にはありがたい。
【△4 ストーリア】
スパッとは切れないが長く脚を使える馬。前走も字面だけ見ると33.1の上がりを使えているが、後半3ハロン部分がすべて直線の新潟コースでじわじわと伸びて差し切った感じ。今回はスローペースから極限の決め手勝負になりそうですし、恐らくそういう競馬はあんまり向かないはず。調教を見ても今回は坂路の終い時計が遅いですし、CWもラスト1ハロンだけしか速い時計を出していないので仕上がりも微妙に見えます。
【△6 プレサージュリフト】
東京マイル重賞では常に強い競馬を見せていますし、オークスでもそれなりに走れているように能力はここでも上位。今回は骨折での長期休養明けと久々の1800mの距離をこなせるか。骨折での休養明けに関してはノーザンファーム天栄の外厩仕上げなのでそこまで心配はいらないかもだが、ちょっとここに来ての距離延長は不安。
このスーヴェニアギフトの家系はアイビスSDを連覇したオールアットワンスがいるようにとにかく短距離適性が強くなる。マンハッタンカフェ産駒のデアレガーロやゼンノロブロイ産駒のロワアブソリューも最終的には短距離馬になりましたし、この馬も4歳秋になって距離適性がはっきりしてくると1800mは長いんじゃないだろうか。
【△10 ファユエン】
江の島Sや関ケ原Sの末脚を見ても決め手ならここでも上位の可能性あり。前走は木幡巧騎手でいつもと違う先行策を取って折り合いを欠いていた感じ。今回は横山和生騎手なら鞍上強化ですし、本来のリズム重視の溜める競馬ができればやれてもいい。
【△12 イズジョーノキセキ】
昨年のこのレースでの勝利や有馬記念4着の結果を見るとここでは能力上位。今年に入ってからはほとんど適性条件に使われていませんし、クイーンSはスローで展開向かなかった上に直線どん詰まりでは厳しかった。6歳馬が全く馬券に絡んでいないデータは気になるが逆に言えばそれぐらいしかマイナス要素はない。どうせ人気もないならある程度は評価したい。
【△13 フィアスプライド】
いかにも母系が欧州血統の晩成のディープインパクト産駒で、近走はじっくり溜めて末脚を活かす競馬で本格化気配。今回はいかにも適性に合いそうな舞台ではあるが、今年は例年以上にスローペースになりそうな点がネック。外枠から外を回してどこまで差し込んで来れるか。
【×3 ルージュスティリア】
マイル戦でも掛かり気味に行ってしまう馬で折り合いの問題はかなり深刻。フローラSでは暴走気味の競馬で1600m過ぎで失速していますし、その時以来の1800m以上の条件となると同じような結果にならないか。実際に1週前の調教でも暴走しかけています。
リーディング1位でもう川田騎手だけ買っておけばいい、という感じの風潮になっていますが、先週も土日の東京開催は川田騎手は未勝利。タイトに位置を取って我慢させてこそのスタイルなので、川田騎手も東京コースではそこまで鬼神にはなれない。
【×9 アンドヴァラナウト】
昨年3着好走時は1枠から福永騎手がこれ以上ないぐらいに完璧に乗って最後に垂れていた。かなり折り合いが難しいタイプで、阪神牝馬Sのようにマイル戦で溜めに溜めて終い勝負ならという感じ。今回は出たなりで溜める競馬にしても1800mへの距離延長では強く推せない。
【推奨買い目】
馬連 11,5→11,5,7,4,6,10,12,13 本線ベース
馬連BOX 11,5,7 重ね買い
馬連 11→5 重ね買い
三連複2頭軸流し 11,5→7,4,6,10,12,13,3,9 (11,5,7は重ね買い) 本線
【買い目及び予想のポイント】
ここは「府中牝馬Sに合う鬼脚が使えそう」+「位置が取れそう」の2点に合致するのが◎シンリョクカと◯ルージュエヴァイユの2頭。この2頭だけの印でも良いかなと思ったのですが、単勝とかは割と売れそうであんまり妙味がないのと他の人気馬は怪しい感じもするので、このダブル本命から相手は少し波乱も期待して買ってみたい。
◎◯どちらかが勝ち負けになってくれる前提での馬連で、この2頭で決まってくれるor穴っぽい伏兵とセットで来てくれるのがベスト。トリガミも出てきそうですが、他の人気馬が飛んでの小波乱に期待したい。
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