ファルコンステークス2021の予想を公開！

公開日： 2021/03/19 : 最終更新日：2021/03/24 重賞レース考察・予想

ファルコンステークス2021(中京芝1400m)の予想です。

3月20日に中京競馬場で開催され発走時刻は15:25です。出走馬はグレナディアガーズ、モントライゼ、ロードマックス、ルークズネストなど。中京競馬場の芝1400mで行われるGIIIです。

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■無料情報[ワイド]3月13日(土)

【中京12R】熊野特別芝2200m

《ワイド》6-7　5000円

買い目合計：1点計5000円

結果：ワイド6-7　160円

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■無料情報[ワイド]3月14日(日)

【中山9R】房総特別芝1800m

《ワイド》
2-11　4000円
7-11　1000円
買い目合計：2点計5000円
結果 :ワイド2-11　360円

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ファルコンステークス 2021予想

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【ファルコンステークス2021の予想ヒント】過去データやラップ、血統などを分析考察します

予想の根拠

芝1400mで行われる3歳限定重賞。本気で桜花賞を目指す馬ならば1400mは使いませんし、NHKマイルカップの前哨戦としてもちょっと時期的に早い印象。もともとは1200mで行われていたレースでもありますし、この時期に使うレースがない短距離馬たちがこぞって出走してきやすい傾向。

この「使うレースがない短距離馬が出走してくる芝1400m重賞」という条件設定は先週行われたフィリーズレビューと一緒。次項で書きますが、中京芝1400mはコース形状からもハイペースになりやすいですし、直線に急坂がある点もフィリーズレビューに似ている。そんなわけでこのファルコンステークスは「牡馬混合のフィリーズレビュー」のようなイメージで予想をするべきレースだと思います。

フィリーズレビューは圧倒的に距離短縮ローテ組の成績が良い傾向で、先週行われたレースでもシゲルピンクルビーとヨカヨカの距離短縮組がワンツー。そのフィリーズレビューに似た傾向を持つファルコンステークスも圧倒的に短縮組の成績が優秀。

前走1200m　　(0-0-1-37) 勝率0.0%　連対率0.0%　複勝率2.6%
前走1400m　　(4-4-2-43) 勝率7.5% 連対率15.1% 複勝率18.9%
前走1600m　　(5-4-6-46) 勝率8.2% 連対率14.8% 複勝率24.6%

一目瞭然で前走マイル組の成績が良いですし、1200mからの距離延長組はフィリーズレビューと同様に最悪の成績。基本的にはマイルから距離を短くしてきた馬を狙うべきレースです。

先週の中京芝は大雨の影響で土日ともに道悪馬場での開催となりましたが、週中に一度も雨が降っていないので今週は一気に馬場レベルが回復しそう。芝の生育も進む時期ですし一気に高速馬場に変貌しても驚けない。

肝心の土曜日の天気だが、どうも中京競馬場のピンポイント予想を見る限りではメインレースの時間まではお天気は持ちそう。そうなれば普通に高速馬場での開催になりそうですし、ファルコンステークスの決着時計も1分21秒前後になりそう。中京向きのタフさも持ちつつ、高速決着や上がり勝負にも対応できそうな馬を狙ってみたい。

というわけで予想の発表。

どんなレースになるかを推理

[コース特徴] 前半ハイペースからの上がりがかかる前傾ラップになりやすい。
[馬場レベル] B=やや高速
[馬場バイアス]フラット
[血統傾向] キレるサンデーサイレンス系ではなく、タフさも備えた血統の好走が目立つ
[レース展開] ミドルペース濃厚
[メンバーレベル] C=標準
[想定ラップ] 12.3 – 10.8 – 11.1 – 11.5 – 11.6 – 11.7 – 11.9
[想定時計] 1:20:9
[勝負度] D

※2021年より馬場レベルという基準を設定。基準はS-A-B-C-D-E-Fの7段階。Sが超高速馬場、Fが超タフ馬場というイメージです。

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ファルコンステークス　2021の印

【本命 ◎10 ロードマックス】

2〜3走前のレース内容を見ても世代上位の能力があるのは間違いないが、前に壁を作って脚を溜めないとダメなタイプで、前半部分に急かして脚を使ってしまうとさっぱり伸びない感じ。前半部分でじっくりと溜めることさえできればモントライゼとも接戦ができる馬ですし、ここも十分に通用していいはず。

前走は重賞だと緊張してしまってかあまり良い騎乗ができていない印象の鞍上が完全に乗りへぐった感じ。スタートしてから促して位置を取ろうとしたら前に壁が作れずにかかってしまって万事休す。前述の通りで前半部分で溜めなきゃダメな馬にとってこういうレースになってしまっては大敗も仕方ないでしょう。

同じように前付けして惨敗した新潟2歳ステークスから距離短縮で溜めた次走でも一変したように短縮ローテは得意そうな印象で、今回はその時以来の短縮ローテ。今回のメンバーの中で一番短縮の恩恵を受けそうな感じがしますし、どう見てもこの乗り替わりは鞍上強化と見て良さそう。出たなりで中団ぐらいで脚を溜めてスムーズに末脚を繰り出せれば、ここは大仕事をやってのけてもいいと思います。

【対抗 ◯4 グレナディアガーズ】

新馬戦2着の時から素質は評価していた馬で、2戦目のハイレベルだった未勝利戦でハミを噛んで凡走した以外はほぼパーフェクトな戦績。朝日杯FSはハイペースで淀みない流れが向いた感じで、圧巻の未勝利勝ちのパフォーマンスからもベストは1400mだろう。中内田厩舎と川田騎手には前哨戦という言葉はありませんし、ここは人気でもまず好勝負必至なんじゃないでしょうか。

【単穴 ▲13 モントライゼ】

小倉2歳Sや京王杯2歳Sのレース内容からも能力があるのは間違いないが、びっくりだったのが朝日杯FSのパフォーマンス。もうこれはルメールの完全な騎乗ミスだと思うが、ぶっ飛ばしてのハイペース大逃げで1400m通過時計は1:20:3ですから1400m以下なら弱いはずがない。今回は前走でぶっ放して制御が効かなくなることだけが怖い。

【特注 ☆8 ファルヴォーレ】

1勝クラス勝ちの内容からも1400mでのMAX能力は相当に高そうだが、ハミ掛かりが悪いのでとにかく溜めないと末脚を発揮できない感じ。今回はマイルで失速してからの距離短縮で1400mというローテはいかにも良さそうだが、こういう馬に秋山騎手が乗るとまず最後方からの競馬になりそう。能力も適性もあるとは思うが、果たして位置が後ろすぎて届くんだろうか。

【△1 ルークズネスト】

能力自体はあるのだが、出遅れ癖、かかり癖、など気難しい部分が多々ある馬で信頼はできなさそうなタイプ。シンザン記念でもじわじわと伸びて最後に差し込んできましたし、上がりがかかる条件は良いにしても1400mが良いかはやってみないことには。内枠からスムーズな競馬ができる可能性もあれば、馬群の中での競馬の経験がないのでこの枠がアダになる可能性もありそう。

【△12 ショックアクション】

新潟マイルでの未勝利勝ちと新潟2歳Sは文句なしに優秀なパフォーマンス。その２戦と比較して、新馬戦と前走のパフォーマンス低下をどう考えるかがポイント。新馬戦は1400mの流れが忙しかった感じもあり、朝日杯FSも1400mのような流れが厳しかったかも。一方で左回りだけ走るサウスポーならば今回の舞台で一変する可能性も。全ては今回で判明するか。

【△6 ニシノアジャスト】

戦績を見ても明らかなサウスポーで、左回りコースでは藤田菜七子騎手の騎乗ミスが全てだった中京2歳Sしか崩れていない。そんなわけで適性は相当に高いと思うが、今までは1勝クラスのメンバー相手だったのが今回は一気の相手強化。能力的にどこまで通用するかがポイントになりそうだ。

【△5 サルビア】

新馬戦ではグレナディアガーズを撃破。その時から素質は重賞級と見ていたが、ファンタジーSでは幸騎手が折り合い無視でハイペース先行の競馬で自滅。その後の2戦はマイル戦でかかり気味で距離長い感じはするが、それでも一瞬の見せ場も感じなかった。距離短縮自体は良いと思うが、果たしてこの相手でどこまでやれるんだろうか。

【×7 インフィナイト】

モルガナイトの血脈だけに中距離で持続力を活かしてこそな感じはするが、近2走に関しては確かに掛かり気味の追走だったのも事実。今回はさらに距離を短くしてきたが、この血統イメージからすると短い感じはするがこの馬個体で見れば合っている可能性も。一応抑えておきたい。

【×15 ヴィジュネル】

これまでのレースぶりを見る限り、上がりのかかる道悪馬場が得意なパワータイプ。いかにもなマクフィ産駒の持続力型に見えますし、芝1400mの激流レースが得意な可能性はありそう。高速馬場に対応できるかは未知数だが、抑えておいてもいいんじゃないだろうか。

【消2 ホーキーポーキー】

【×前走1200m(0-0-1-37) 勝率0.0%　連対率0.0%　複勝率2.6%】

自己条件の1200mでも通用していない馬。そんな馬が連闘で距離延長で重賞挑戦なんて通用するはずがないだろう。

【消3 トーセンウォーリア】

自己条件でも苦戦中。今回はハイレベルな重賞で追走できずに終わりそうな感じがします。

【消9 フォイアーロート】

【×前走1200m(0-0-1-37) 勝率0.0%　連対率0.0%　複勝率2.6%】

いかにも走法から道悪馬場が得意そうなタイプ。近2戦はスプリントの距離があっていたはずで、なおかつ馬場の悪い時期の小倉というのもよかっただろう。距離延長ローテが散々な成績のこの舞台では強調しにくい。

【消11 ラングロワ】

前走は前残りバイアス馬場で積極的な競馬がハマった。レベルが低くなってきた１勝クラスで展開が合えばやれて良さそうだが、いきなりの重賞挑戦となるとさすがに厳しい。

【消14 アスコルターレ】

【×前走1200m(0-0-1-37) 勝率0.0%　連対率0.0%　複勝率2.6%】

前走のマーガレットSはあまりにも鮮やかに展開がハマった感じ。ファルコンSは1200mからの距離延長成績が最悪なデータになっていますし、さすがに前走ほど展開に恵まれることはないんじゃないだろうか。

【推奨買い目】

三連複　10→4,13→8,1,12,6,5,7,15　本線ベース

三連複　10,4→8,1,12,6,5　重ね買い

三連複　10,4→8,1　重ね買い

三連単BOX 10,4,13 本線

【買い目及び予想のポイント】

ここは次走注目馬の◎ロードマックスと☆ファルヴォーレで本命を迷いました。ファルヴォーレは秋山騎手となると最後方近くまで下げそうなので、果たして届くのかという気持ちがあり、それならば中京の福永の安心感があるロードマックスを本命に。これでファルヴォーレが８番人気ぐらいなら妙味重視で本命を打ったかもしれないですが、玄人人気で５番人気ならロードマックスの方がいいか。

相手は◯▲は普通に強そうなのでガチガチ決着もありそう。ちょいズレでの配当アップに期待したいですが、印通りに決まった場合は三連単BOXの順番ズレに期待したい。