エプソムカップ2019の予想を公開！

エプソムカップ2019(東京芝1800m)の予想です。

6月9日に東京競馬場で開催され発走時刻は15:45です。出走馬はミッキースワロー、プロディガルサン、ソーグリッタリング、レイエンダなど。東京競馬場の芝1800mで行われるGIIIです。

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エプソムカップ 2019予想

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エプソムカップの週中分析記事はこちらから

• 【エプソムカップ2019の予想ヒント】過去データやラップ、血統などを分析考察します
• 【エプソムカップ2019の予想ヒント】ローテーションや馬場、展開などを分析考察します

予想の根拠

今年のエプソムカップの予想ポイントは馬場と展開。

二転三転した日曜日の東京の天気予報だが、これを書いている土曜日の20時ぐらい時点では朝から雨が降るとの予報。ただ、色々と降水量などを見てもそこまでのザーザー降りという感じではなさそうで、おそらく馬場が悪化してもやや重馬場ぐらいで落ち着きそう。土曜日の東京の芝を見ても、金曜に本当に雨が降ったのかと思うほど速い馬場でしたし、道悪適性だけで全てが決着するような馬場にはならないと想定する。

てっきり土曜日の馬場は外伸びになると見ていたのだが、金曜日にあれだけ雨が降ってもそこまで内の馬場は荒れていない。さすがにCコース最終週で開催中に雨が降る予報の明日はインより外の方が伸びるはずで、インを突きそうな馬よりは外を回しそうな馬の方を上位に評価したい。

また、今年のエプソムカップを考える上で非常に重要に見えるのが展開だろう。

どう見ても逃げ馬不在のメンバー構成で、有力な逃げ候補の１頭だったソウルスターリングも直前回避。おそらく大外枠のダノンキングダムが逃げる展開になると思うが、カラビナ、ストーンウェアあたりが逃げる展開まで想定しておかなければいけないぐらいに先行馬がいない。

どれくらい外伸び馬場になるかだが、今年の東京の芝コースならばスローペースでも外からの差ししか決まらないような顕著な外差しバイアスは起きないと見ています。ダノンキングダムがかなりのスローペースで逃げる展開になれば、直線でインを開けて通った先行馬での行った行ったの展開もあり得ると見て予想を組み立てました。

というわけで予想の発表。

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エプソムカップ　2019の印

本命　◎カラビナ

本命は全く人気がありませんが、いかにも激走ファクターが揃った感じのこの馬に期待したい。

前走は約１年近い休み明けで陣営も弱気のコメントだったがあっと驚く激走。確かにメンバーレベルは低いレースだったが、当時の東京コースは前日の雹の影響で完全な外伸び馬場。もうこの日に関してはインを通った馬は壊滅的な結果に終わっており、そんな中でラチ沿い最内を通って突っ込んできたこの馬は見た目以上に強い競馬をしていた。

もう血統を見てもコテコテのスタミナ配合の馬な訳ではあるが、戦績を見てみると圧倒的に左回りコースに良績が集まっている馬。左回りコースならば上がりが速いレースにも対応できており、前走で休み明けでも走れたのは得意の左回りコースだったという可能性も高そう。そして、この馬が最も得意としているのは血統イメージ通りに「左回りで時計のかかる馬場」なはずで、キタサンブラックが勝利した天皇賞(秋)と同じ日にカオス馬場で圧勝した精進湖特別の内容を見てもタフ馬場は間違いなく得意なはず。

前走を見ても休養期間で以前よりも馬が化けているはずで、陣営コメントを見ても晩成血統でようやく本格化してきたとの事。今回は先行馬不在でスローペース濃厚で、前にも行けるこの馬の自在性はプラスになりそうで、インよりは外の方が伸びる馬場を考えても外枠が引けたのもプラス。稍重スローからの瞬発力勝負を前目から追い出せればここは重賞勝ちまであっていいと見ます。

対抗　◯ミッキースワロー

対抗はここでは能力が抜けているミッキースワローでいいでしょう。

もう何度も言っている通りに今年の新潟大賞典はかなりのハイレベル戦。時計やレースラップを見てもレベルが高いことはわかりますが、１着、５着馬が鳴尾記念でワンツー。４着馬が目黒記念を勝利という結果を見てもまぁ相当なレベルにあったでしょう。そんな新潟記念で57.5kgを背負って伸びないインを詰まりながら伸びてきていたこの馬は最も強い競馬をしていた。

純粋に脚力を発揮しやすいタフ馬場の東京コースはいかにも合いそうですし、捌きやすい少頭数もプラス。まずここは余程のスローでもない限りは突っ込んでこれるんじゃないでしょうか。

単穴　▲ダノンキングダム

三番手は展開利がありそうなダノンキングダムにします。

今までは前へ行って展開利があってようやく粘れるというイメージの馬でしたが、ここ２戦に関しては本格化を感じさせる内容。前走は川田騎手が上手く乗ったとはいえ控えて差す競馬ができたのは成長と見て良さそうで、ここでも通用していいだろう。

今回は逃げ馬不在でこの馬の楽なスロー逃げになりそう。半兄ダノンメジャーでこちらも道悪大得意な逃げ馬でしたし、展開利あれば粘り込めてもいいだろう。

特注　☆ソーグリッタリング

ソーグリッタリングは以前はかなり乗り難しい馬だったが、ここ２戦はしっかりとオープンを連勝。特に前走は非常に強い競馬でしたし、素直に地力強化と見ていいだろう。ここにきて能力はつけてきている感じだが、果たして重賞で伸びないインを通りそうなこの枠となるとどうだろう。

△ ブレスジャーニー

ブレスジャーニーの前走は久々に適性ある条件に使われたが、位置が後ろ過ぎて差し届かず。タフ馬場は歓迎なタイプと見て良さそうで、外伸び馬場になれば枠順も絶好。戸崎騎手に変わることでポジションも上げてきそうですし、ここは素直に有力だろう。

△ プロディガルサン

近走はオープンで安定して走ってはいるがプロディガルサンは重賞では少し足りないタイプ。レーン騎乗で人気確実となると、そこまで買いたい馬ではない。

△ アンノートル

アイルハヴアナザー産駒だがアンノートルはそのイメージを覆すようなキレ者。血統的に1800mの距離がどうかという感じはするが、この距離さえこなせば能力的には足りても良さそうだ。

△ レイエンダ

前走は弱い相手に何もできなかった感じのレイエンダはルメールの神業頼み。ローテーションの迷走から馬が落ちてしまった感じで、名手ルメールを持ってしてどこまで立て直せるか。

△ サラキア

サラキアは揉まれるとダメなタイプで馬群の外を回してこそ良さが出る。タフ馬場で馬群がばらけそうなのは良いはずで、能力的に巻き返しがあってもいいはず。

印まとめ

◎カラビナ
◯ミッキースワロー
▲ダノンキングダム
☆ソーグリッタリング
△ブレスジャーニー
△プロディガルサン
△アンノートル
△レイエンダ
△サラキア

勝負度 D

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もう2019年も6月です。皆様のこれまでの競馬ライフはどんな感じだったでしょうか。

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