マーキュリーカップ2018の予想を公開!
公開日:
:
最終更新日:2018/08/01
地方レース考察・予想
マーキュリーカップ2018 (盛岡ダート2000m)の予想です。
7月16日に盛岡競馬場で開催され発走時刻は20:10です。出走馬はヒガシウィルウィン、など。盛岡競馬場のダート2000mで行われるJpanIII戦です。
先週行われたジャパンダートダービーは、、、
1着:▲ルヴァンスレーヴ 1番人気
2着:☆オメガパフューム 4番人気
3着:◎グレートタイム 3番人気
で印上は本線的中も買い目は三連複だけで微プラスのみという最低限すぎる結果に。
昨日の中央競馬は函館記念◎エアアンセムを筆頭にメインレース全制覇で当てられたので、この祝日月曜日のマーキュリーカップもバシッと当てていきたいです。
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マーキュリーカップ 2018予想
過去のレース傾向
一応の交流重賞という名目ではあるが1着賞金は2,300万円。同週にJRAで行われる名鉄杯が2,200万円ですからわざわざ盛岡まで行くというメリットが感じられないレース。そんな背景があるおかげで、このレースは毎年JRA所属の有力馬が集まりにくく、そう行った経緯から2〜3年前は地方馬が馬券に絡んで大荒れ、という年もあった。
そんな荒れた年に比べると、今年はJRA所属馬が揃ったな、というのが正直な感想。昨年このレースを勝利していていまのダート界のトップクラスと言えるミツバを筆頭にダートで4連勝中のフェニックスマーク。重賞勝ち実績のあるマイネルバサラとなかなかのメンバーが集まった感じで、例年で荒ればザイディックメアぐらいが中央馬の筆頭格のようなレベルである事を考えれば今年は地方馬の台頭は厳しい感じがします。
この時期の盛岡ダートコースはとにかく時計が速くなりやすいのが特徴。
このレースもここ2年は2分2秒台の決着時計になっていますし、今年もJRAのメンバーが豪華なので時計レベルも上がりそうだ。そんなJRAのメンバーをどう評価していくか、というのがこのレースのポイントだろう。
マーキュリーカップ 2018の印
本命 ◎ミツバ
本命はこのメンバーで55kgで出走できれば前年王者のミツバには逆らいづらい。
近走を見てもデムーロ騎乗でチグハグの競馬になった東京大賞典以外は崩れていない馬。とにかく追い比べからのロンスパ勝負が得意な馬で、その追い比べに持ち込みやすい地方交流の少頭数レースに向いている印象。近2走は苦手な中央競馬の多頭数レースながら地力の違いを見せて上位に好走しているという印象だ。
今年に入ってからのレースで印象的だったのは名古屋大賞典。スローペースでの超楽逃げを図ったサンライズソアを追いかける形で無理矢理な捲りからのロンスパになったが、直線ではそのサンライズソアを捕らえるんではないか、というパフォーマンスを見せた。普通にいまのダート界の最上位層にいる馬と考えて良さそうで、このレベルの馬がマーキュリーカップに出てきたら反則級。
4コーナーで先行馬を射程に入れるぐらいの位置からスパートに持ち出せればまずここは勝ち負けになるでしょう。
対抗 ◯フェニックスマーク
対抗は4連勝で人気必至ではあるがフェニックスマークが崩れるとは考えにくい。
ここ2戦のタイム面は平凡。ただ、1000万の勝ち時計を見ても1週違いのオープン戦とほぼ同じものでしたし、この時のパフォーマンスの時点で既にこの馬はオープン級の能力を示していた馬。アレキサンドライトSは前半スローペースだったおかげで全体時計も速くならなかっただけですし、前走のブリリアントSにしても4コーナー地点のラップが遅くなった結果、全体時計も遅くなっていた感じ。その前走のゴール前の脚色を見てもこの馬だけ伸びていましたし、余力はまだまだ、時計も詰められると見ていい。
間隔を空けて休養を取るたびに馬が成長してきているような曲線を描いており、今回もオープン勝ちから余裕を持ったローテーションでここへの挑戦。まず前走から一気にスピード指数を押し上げてくることは可能でしょうし、この馬は追い比べになればなるほど強いので今回の条件はおそらくベスト。直線はミツバとのデッドヒートになる可能性がかなり高いと見ています。
単穴 ▲マイネルバサラ
三番手はマイネルバサラを推します。
前走はアンタレスステークスで大敗の結果になりましたが、もともと中央のスピード競馬が得意でない上に大外枠を引いてしまった事で極端な競馬をしなければならず、道悪馬場を無理矢理に逃げた結果、前半1000m=60.2というかなりのハイペースに。早めにミツバが動いてかなり厳しい展開になりましたし、これは度外視して良い内容か。
過去のレースを振り返って見ても、地方交流重賞で積極策から早めに先頭に立つような競馬ができれば非常に強い内容を見せている馬。特に2走前のダイオライト記念はこちらが思っていた以上のパフォーマンスで、ケイティブレイブとアポロケンタッキーという現ダート界の最上位クラスを相手に3コーナーからのロンスパ戦で最後まで食らいついたのは素晴らしい内容。あのレースさえできればここは上位争い間違いない。
この馬に乗り慣れた柴田大知騎手ならばまず間違いなくヨシオが逃げる展開の2番手から早めに捲るような競馬をしてくるはずで、そんな展開になればこの馬が3着以内に来てヨシオが飛ぶのはほぼ間違いないと見ていますが。
特注 ☆ザイディックメア
一応の四番手に消去法な感じでザイディックメアにします。
前走はオープンのブリリアントSで2着に走りましたが、これは鞍上のクリストフ・ルメールが神懸かり的に上手く乗ったというのが大きかった一戦。準オープン勝ちはクリノリトミシュルあたりに接戦での勝利でタイムランクもEであんまり評価できない一戦だった。
スタミナ豊富で他の馬がバテればパフォーマンスを上げてくるタイプ。それだけに前走は2100mへの距離延長が合ったんだとは思いますが、それ以上に内枠からパーフェクトに立ち回ったルメールの手腕が大きい。それでいて最後にフェニックスマークに突き放された内容を見ても今回での逆転は厳しいだろう。
確かにバテない馬なので大崩れはしなそうだが、同じような位置から追い比べになればミツバ、フェニックスマーク、マイネルバサラには敵わないと見て四番手評価。
△ ドラゴンエアル
抑えで門別所属のドラゴンエアルに印を打っておく。
昨年は差し込んできて2:03:1の時計で5着に好走。その昨年よりもメンバーレベルが高いので厳しいとは思うが、今年も好調を維持しており赤レンガ記念の走破時計を見ても昨年と同じくらいの能力はありそう。中央馬で1頭が崩れた場合に1枚抑えておいても良いだろう。
消 ヨシオ
戸崎騎乗でそれなりに人気にもなりそうなヨシオだがこの距離は持たないだろう。
先日のJDDの際のドンフォルティスも2000mは血統的に無理と解説したが、こちらの方はその観点で言えばもっと無理。父はスプリント血統のヨハネスブルグで母父ケイムホームで母母父タイキシャトルという配合。そりゃ最初はダート短距離で活躍していたわけで、揉まれずに先行できるという点で最近はダート1700mを主戦場としているが、スピード優位のダート戦ならまだしも距離延長+タフ馬場でスタミナが問われる交流重賞なんて無理だろう。
ローテーション的にも大沼S→マリーンCを使っての超強行ローテ。北海道から帰る途中にちょうど良いから盛岡に寄っておくか、ぐらいの本気度にしか見えませんしここは厳しいでしょう。
消 エンパイアペガサス
地元の雄という事で人気になっているエンパイアペガサスだが、普通に考えて今回のメンバーでは能力的に太刀打ち不可能。ここ3戦は連勝しているとは言えその前は南関のメンバー相手に頭打ちの内容。ここ2戦を見ても相手が弱すぎたから勝てたような内容でしたし、先行できるようなスピードもないのでここは厳しいはず。
そもそも南関重賞の金盃で8番人気と全く人気がなかった馬が、それよりも数段レベルが高いここでなぜ5番人気になるんだろうか。地元の利点はあるにしても地方勢ではどう考えてもドラゴンエアルの方が強いですし、この馬は消しでいいでしょう。
印まとめ
◎10 ミツバ
◯14 フェニックスマーク
▲9 マイネルバサラ
☆3 ザイディックメア
△7 ドラゴンエアル
勝負度D
推奨馬券
三連複 10,14,9 大本線
三連単BOX 10,14,9 大本線
三連複 10,14,3 本線次点
三連複 10,14,7 抑え
※ここはミツバとフェニックスマークの人気2頭で堅そうな感じ。現時点での能力ベースで見ればミツバ優勢ですが、4歳馬のフェニックスマークは成長分で一気にパフォーマンスを上げる可能性もあり、この2頭はどちらが勝つかは判断しにくい。
血統的に距離が無理そうなヨシオや地元人気でエンパイアペガサスが予想以上に人気しそうなので、これならばベタにミツバとフェニックスマークの2頭軸から三連複を流せば当たるんじゃないでしょうか。大本線はマイネルバサラで6倍ぐらいつくのでそこに資金を一気に投下して、次点でザイディックメアを少し。ドラゴンエアルは万が一の保険ぐらいの配分で買えば十分に投資に見合う配当になると思います。
大本線の三連複はマイネルバサラあたりが勝つと一気に跳ねそうなので、ここは三連複の一部分を三連単BOXに代用しておくと面白いかもしれません。
プラチナカップ 2018予想
過去のレース傾向
昨年までは準重賞として行われていた一戦。今年からは重賞昇格となり、この時期の夏の浦和に重賞競走ができたのは浦和競馬が盛り上がる意味でも良いのではないでしょうか。
その初代チャンピオンの座を求めて、現在の南関競馬の有力マイラーがこぞって出走してきた感じ。JRA重賞でも互角に戦えているキタサンミカヅキを筆頭に、リアライズリンクス、ウェイトアンドシー、ニシノラピート、ノブワイルドなどこの舞台に適性がありそうな馬は揃いましたし、新設重賞としては申し分のないメンバーが揃ったんではないでしょうか。
浦和1400mという差しが決まりやすい舞台なのでポイントはもちろん展開にもあるのですが、今回気になるのは斤量面。
別定で牡馬58kg、牝馬56kgという酷量を背負う事になっており、普段背負っている斤量よりもかなり重い斤量を背負っている馬も多い感じ。この猛暑の時期でもありますし、斤量と暑さが耐えて走りきれない馬も出てくるか。荒れる事までを想定して予想した方がいい感じはします。
そして何より予想を難しくさせているのが小久保厩舎の5頭出し。
しかもその中に徹底先行タイプのウェイトアンドシーとノブワイルドがいるわけで、わざわざここに2頭とも使ってくると言うことは潰し合いをしないのは確実でしょう。前走で逃げられずに終わったウェイトアンドシーと、前走でわざわざ番手で控える競馬をしたノブワイル
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