阪神大賞典2018の予想を公開!
公開日:
:
最終更新日:2018/03/18
重賞レース考察・予想
阪神大賞典2018(阪神芝3000m)の予想です。
3月18日に阪神競馬場で開催され発走時刻は15:35です。出走馬はクリンチャー、アルバート、レインボーライン、サトノクロニクルなど。阪神競馬場の芝3000mで行われるGII戦です。
PR【重賞4レース予想】3連単を狙いやすいのは「スプリングS」と「阪神大賞典」
的中に特化した予想。
3月10日(土)三連単・三連複50%、単勝91.7%という高水準の的中率を叩き出しました。
このデータを使って、今週の重賞「フラワーC」「ファルコンS」「スプリングS」「阪神大賞典」をひも解いて行きたいと思います。
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このデータで狙いやすいと分かるレースは「スプリングS」「阪神大賞典」です。
過去4年指数上位馬が馬券に絡んでいます。
そして、最も取りたいのは3連単ですよね。
週末までにじっくり研究したいと思いますが、現時点でわかっていることは「スプリングS」「阪神大賞典」共に過去4年1着から3着までスプリングSの2015年1着を除いて【赤文字の指数で馬券決着】している点。ここに注目です。
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阪神大賞典 2018予想
阪神大賞典の週中分析記事はこちらから
予想の根拠
どうやらクリンチャーが断然人気に推されそうな一戦。前走でアルアインとレイデオロを倒して2走前が菊花賞2着ならばその評価も納得か。
ただ、この馬はそれ以前のセントライト記念と日本ダービーは何もできていない馬。ここ2戦は明らかに道悪に恵まれており、今回は高速馬場になってどうか。
とは言っても、もし昨年の皐月賞が終わった後に「来年の阪神大賞典にクリンチャーが出てきたら買いますか?」と聞かれたら玄人の競馬ファンはほぼ100%でYESと答えるはずで、今回なんだか買いたくない雰囲気が漂っているのは今までが完全に穴キャラだったこの馬が断然人気になっているからだろう。
クリンチャーは穴馬として伏兵の立場でこそ良さが出る馬。他のキレる馬より先に仕掛けて持久力勝負に持ち込んでこそという馬で、そういう競馬ができていた藤岡佑介騎手から武豊騎手への乗り替わり。冒険ができない断然の1番人気というのは決してプラスにはうつらない。いくらバテないと言ってもアルバートと近い位置で競馬をしてしまえば相対的にキレ負けするはずで、そう言った意味でクリンチャーは武豊騎手がどう乗るか次第と言える。それでいてここまでの人気ならば中心視はしない方がいいだろう。
今回クリンチャーがここまで人気を被っているのは京都記念でアルアインとレイデオロを倒したから。と言っても、アルアインはセントライト記念でも伏兵ミッキースワローにあっさりと倒されていますし、現4歳世代は強い強いと言われていますが、それは上の世代の有力馬がすっぽりいなくなったおかげでの相対的な印象も。
そんな「伏兵にサクッと倒されるキャラのアルアイン」を倒した事でクリンチャーが人気するのであれば、この条件が合いそうな馬の大駆けに期待してみたい。
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阪神大賞典 2018の印
本命 ◎サトノクロニクル
本命は現4歳世代でも素質は最上位級と見ているサトノクロニクルに期待したい。
この馬は新馬戦2着の走りを見た時から只者ではないと思っていた馬。その新馬戦はスローペースで完全に脚を余した結果となったが、最後に猛然と追い上げて僅差だったのは後に京都新聞杯を勝つプラチナムバレット。相当にレベルが高い新馬戦だった。
その後は未勝利を順当に勝つも、水仙賞は適性条件だったが超スローで差し損ねて2着。京都新聞杯もスローでキレ負けして2着。ラジオNIKKEI賞は合うはずのない小回り1800mで度外視できますし、セントライト記念はスローペースで内枠でスパート遅れの3着、菊花賞はあのカオス馬場ではどうしようもありませんでした。
チャレンジカップは明らかに短い小回り2000mという条件で地力だけで勝ちきった勝利。有馬記念はあの菊花賞を含む秋4戦目で疲弊しやすいハーツクライ産駒では走れなくても頷ける結果でしょう。
このような感じで素質はありながらもまだ適性ベストな条件に一度も使われていないような馬。エンジンのかかりが遅いながらも一旦加速するとどこまでも伸びて行きそうなTHEハーツクライ産駒というイメージの馬で、適性条件や成長過程もシュヴァルグランやスワーヴリチャードにダブらせて良さそう。
そのハーツクライ産駒はギアチェンジ力に欠けるのでとにかく東京と阪神の長丁場でしか大舞台は走れない血統。シュヴァルグランもGI級のポテンシャルを初めて見せつけたのは阪神大賞典でしたし、このサトノクロニクルも自身のポテンシャルをここで初めて大衆に見せつける可能性が高い。
ハーツクライ産駒はとにかく断然人気馬がいる時に伏兵の立場で大仕事をやってのけるケースが多く、今回はクリンチャーという人気馬がいる上での伏兵の立場。いかにも頭まで突き抜ける気がします。
対抗 ◯アルバート
対抗はアルバートにします。
2500m以上の距離で折り合って末脚を使わせたら現役最上位級という馬で、阪神大賞典は初参戦になるが舞台適性はまず合っているだろう。前走のステイヤーズステークスを見ても、次走でダイヤモンドステークスを勝つフェイムゲームに圧勝していますし時計も優秀。
福永騎手がなんだかんだで不安視されそうですが、この馬の場合はしっかりと脚を溜めた方が良さそうなので変に動かない福永騎手は手が合うはず。鞍上も阪神大賞典とは相性が良いイメージありますし、ここは無難に上位評価とします。
単穴 ▲ムイトオブリガード
三番手は常識的には狙いにくそうですが、この馬の大駆けに期待します。
とにかくこの馬は前走の走破時計とレースラップが超優秀。走破時計は同週に行われた1000万条件よりも0.5秒も速いというもので、その1000万条件を勝ったテーオーフォルテもすぐにオープンに行けるぐらいの実力がある馬。名目上は500万勝ちという立場だが前走内容は1000万を圧勝していてもおかしくないものであった。
そして、その前走のレースラップが阪神大賞典と非常に互換性のありそうな優秀な内容で、、、
12.7 – 11.6 – 12.1 – 12.2 – 12.6 – 13.0 – 13.3 – 12.2 – 11.9 – 11.5 – 11.5 – 11.3 – 11.9 (2:37:8)
序盤から押して行って先行する形で決してテンに楽ではない競馬。途中でラップを緩めたのは1コーナー付近の13.0-13.3の部分だけで、2周目の向こう正面からは再びスパートをかけてラスト5ハロン連続で11秒台を刻んでぶっちぎった。
しかも4コーナーほぼ馬なりで他の先行馬を全て潰してのこのパフォーマンスで最後は余裕十分に流してまだまだ伸びそうな勢い。母シンコウラヴリイという超良血馬で今まではキレ負けしていたところをスタミナ条件で地力勝負させたら一変したという事だろう。
ヤマカツライデンが前半3F=36.0 5F=61.0程度のラップで逃げると想定すれば、前走のこの馬のペースそのままで追走しても2、3番手で同じようなペースで行けるはず。暴論にはなるが前走であと中盤が2ハロン分13.3で緩んだと仮定して、
12.7 – 11.6 – 12.1 – 12.2 – 12.6 – 13.0 – 13.3 – 13.3 – 13.3 – 12.2 – 11.9 – 11.5 – 11.5 – 11.3 – 11.9 (3:04:4)
こんな感じで阪神大賞典の例年の走破時計ぐらいは走れそうな計算になる。もちろん小倉と阪神で比較するのなんて暴論だが、前走のあの余裕の勝ちっぷりならコース替わりを差し引いても対応できて不思議ない。これが本命として狙うのならリスクはあるが、穴馬としてならば十分に狙ってみていい馬ではないだろうか。
特注 ☆クリンチャー
前述の通りでクリンチャーは武豊騎手の乗り方次第。
3歳時の皐月賞のパフォーマンスを見ても地力勝負に持ち込んで早めスパートのような形なら良馬場でも相当強いはず。ただ、ここ2戦のように直線で他馬との追い比べのような形になる場合は良馬場では厳しいはずで、阪神芝3000mだとしても相対的にキレ負けする不安が残る(芝とダートで違うがケイティブレイブのようなイメージだ)
今回はキャリアで初の1番人気で藤岡騎手よりも脚を溜めそうな武豊騎手への乗り替わり。評価するとしても全幅の信頼とまではいかない。
△ レインボーライン
一見すると毎回速い上がりを使っていて強そうなレインボーラインはこの条件に疑問が残る。馬場も条件も絶好に向きそうだった宝塚記念では3コーナーからのスパートを仕掛けるも途中で脚が上がった。その他のレースは序盤でレースに参加せずに最後方待機している分で最後は伸びてきている感じで、この馬は使える脚が一瞬しかないんだろう。
宝塚記念のように自分から勝ちに行く競馬をしてしまうと阪神の長距離戦では最後に脚が上がってしまいそうで、かといってこの条件で最後方待機で届くのかも微妙。強い可能性もありますが、直線半ばで脚色が周りと同じになっての5着ぐらいがイメージしやすいです。
× カレンミロティック
常識的に考えれば10歳馬で厳しそうなカレンミロティックは抑えの抑え。昨秋の京都新聞杯とアルゼンチン共和国杯は厳しい競馬ながら内容は悪くなく、絶好条件のここならば最後の一撃が少しぐらいはあるかもしれない。
× ヤマカツライデン
単騎逃げ叶いそうなヤマカツライデンも抑えの抑えまで。オープン昇級後は展開と馬場に恵まれた函館記念の好走のみ。ここも厳しいと思いますが、こういうタイプの逃げ馬はどこかで恵まれて穴を開けるので一応抑えておきます。
印まとめ
◎サトノクロニクル
◯アルバート
▲ムイトオブリガード<穴推奨>
☆クリンチャー
△レインボーライン
×カレンミロティック
×ヤマカツライデン
勝負度C
推奨馬券
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【月曜日】重賞回顧データ配布
ここは以前と変わらず、重賞回顧データを配布します。なるべく月曜中に重賞は回顧をお届けできるようにいたします。
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地方交流重賞並びに南関競馬の重賞をメルマガ限定コンテンツとして配信しております。だいたい地方競馬の重賞は水曜日に行われるので、火曜日の夜にメルマガにて予想を配信しております。
※地方交流GI並びに南関のSIレースに関してはブログで全体公開とする場合がありますのでご了承ください。
【水曜日】全レース分析
水曜日には前週に行われた全レース分のデータを配布します。
エクセルファイルにて競馬場ごとに新馬戦から上級戦まで、全てのレースの結果情報、レース回顧コメント、先週の結果分析のタイムランク情報などを載せたデータファイルになります。
正直言って回顧をやっているブログ、メルマガはあれど、中央競馬の全レースの回顧をまとめて配信している媒体はウチだけだと思います。
これを見れば縦比較で走破時計やレースラップがどれくらい優秀なのか把握できますし、予想の際にこれを見ればどの馬が強いレースを戦ってきたのかが一目瞭然です。
ただ、この文章だけではなかなかどういうものか伝わりにくいと思うので、2016年の函館競馬場の全レース分析データを下記リンクで無料でダウンロードできるようにしておきました。こちらを見てどんなものか確認頂ければ幸いです。
また、エクセルでの全レース分析データの配信と同時に、メルマガ内にて前週の全レースの中で不利を受けたりペースに泣かされたりして次走は狙い目だと思われる馬を多数ピックアップしてお伝えしております。
↓こんな感じ↓
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木曜日は前週のレースの中でも特に新馬戦だけを抜き出して、そのレースレベルや勝ち馬の将来性についてを配信しております。
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水曜日に全レースの回顧を配信した上で、新馬戦に関してはここまで細かいレビューを出しています。まず他ではここまでの回顧は出していないでしょう。とにかく競馬を極めたいマニアな方のために新馬もここまでやっちゃいます。
【金曜日】重賞まとめデータ配布
金曜日は重賞のまとめデータを配布します。この時点で重賞のプレ予想を配信いたします。
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