マイルチャンピオンシップ2017の予想を公開!
公開日:
:
最終更新日:2017/11/25
GIレース考察・予想
マイルチャンピオンシップ2017(京都芝1600m)の予想です。
11月19日に京都競馬場で開催され発走時刻は15:40です。出走馬はエアスピネル、イスラボニータ、レッドファルクス、サトノアラジン、ペルシアンナイトなど。京都競馬場の芝1600mで行われるGI戦です。
PR【マイルCS直前予想】過去3年間の馬券に統一性あり!
2016年 3連単40,290円
2015年 3連単12,000円
2014年 3連単193,290円
この3年間の馬券に統一性が見つかりました。
・優勝していた馬(単勝)
・馬券に絡んだ馬(複勝)
・単オッズ10倍以上で馬券に絡んだ馬(穴馬)
この3つがわかります。3連単を取れる条件です。
お金をかけて新聞を見たり、どこかの情報サイトを見てもこのデータは拾えません。
先週、全レースを対象に2回に1回3連単的中。
3連単の的中率50%という数字をだした予想データ(指数)を利用します。
無料で誰でも使えるので、今、このデータは注目されています。
※一般的に3連単平均的中率は10%以下と言われています。
※みなさんご存知の有名な5頭BOX予想、10%も的中率ありますか?
このデータは間違いなく日本最強です。
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ではその統一性とは?
・優勝していた馬(単勝)
⇒指数順位 3年間すべてが3位or4位
・馬券に絡んだ馬(複勝)
⇒指数順位 3年間すべてが1位or2位
・単オッズ10倍以上で馬券に絡んだ馬(穴馬)
⇒指数順位10位以下 単オッズ10倍台
過去3年間のマイルCSは、すべてこの条件で馬券が決まっていました。
この指数順位は、このサイトでしか公表されていません。
2014年の19万馬券もこの条件に一致。
2017年はどうなる?今こそ負けを取り返せるチャンスです。
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マイルチャンピオンシップ 2017予想
予想の根拠
モーリス引退後は再びの混戦模様となっているマイル路線。
古豪イスラボニータに今年に入ってマイル路線に挑んできたエアスピネルあたりが路線の中心となるが、この2頭がこぞって安田記念でコケたのを見ても絶対的な存在とは言えなそうで、世間的な見方も今回のマイルチャンピオンシップは大混戦という感じだろう。
オッズもかなりバラけると見ているが、個人的にはこの京都マイルの条件なら1強なんじゃないかと見ている。オッズがばらけるのであればその馬を狙い撃ちにしたい。
=レッドファルクス
というのが週中時点で書いていたマイルチャンピオンシップの予想記事。
ただ、予想以上に今の京都の芝は荒れていると考えた方がよさそうで、火曜に降った雨の影響で金曜昼時点で稍重発表というような感じ。それに加えて金曜夜から土曜昼にかけて結構な雨が降ったおかげで今週末の京都芝は少し乾いてもかなりのタフ馬場になりそうだ。
土曜の馬場傾向を見てもイン伸びや外伸びなど極端な馬場バイアスはないタフ馬場。
京都7Rや京都12Rのようにスローの流れで進めば、トリオンフやベルカプリのように逃げ切り勝ちも見られたが、一方で京都4R、京都11Rのように逃げ馬がある程度飛ばす流れになればズバッと差しが決まっていた。
今の京都の馬場は普通ならば平均ペースのような流れでも前が厳しくなる傾向あり、飛ばす馬がいれば差し有利のレースになる傾向と見るべきか。
今回のマイルチャンピオンシップはマルターズアポジーという徹底先行タイプの馬がおり、飛ばして逃げるのはほぼ間違いなさそう。武士沢騎手は今開催の京都コースで乗るのは初ですし、日曜日も芝1200mの未勝利戦の1鞍しか騎乗機会がありません。どれくらいのペースで逃げれば今の馬場で普通のペースなのかがわからないはずで、普通の馬場想定で逃げの手を打てばオーバーペースになる可能性が高そう。
同じくマルターズアポジー以外の先行馬を見ても、津村、藤岡佑介、北村友一などGI未勝利の騎手が多い感じ。どの騎手も今の馬場での水準ペースを理解しているとは思えず、マルターズアポジーが普通の馬場のペースで逃げればそれについていって自滅しそうだ。
そういった馬場、展開想定を考えると狙いは中団くらいから差して来れる馬。そしてきちんと今の馬場での水準ペースがわかる騎手が乗っている馬(まぁほぼ外人になりそうですが笑)が最後に突っ込んでくるようなレースになると思います。
次に現在の京都芝コースの血統傾向を見てみます。
これは土曜日の芝コースの1〜3着馬の血統傾向ですが、もう一目で見てわかるように非サンデーサイレンス系の独壇場。その中でも父が欧州ノーザンダンサー系が5勝もしており、今の京都の馬場は父ノーザンダンサー系馬場と見て良さそう。
とにかくキレよりもタフさが要求される馬場状態と見て良さそうで、欧州ノーザンダンサー系並びにキングマンボなどのタフさを兼ね備えた米国系ノーザンダンサー系の活躍がやたらに目立っています。
ここで今秋の京都のGIの好走馬をざっと振り返っておきますが、、、
<秋華賞>
1着:ディアドラ(ハービンジャー産駒)
2着:リスグラシュー(ハーツクライ産駒)
3着:モズカッチャン(ハービンジャー産駒)
<菊花賞>
1着:キセキ(ルーラーシップ産駒)
2着:クリンチャー(ディープスカイ産駒)
3着:ポポカテペトル(ディープインパクト産駒)
<エリザベス女王杯>
1着:モズカッチャン(ハービンジャー産駒)
2着:クロコスミア(ステイゴールド産駒)
3着:ミッキークイーン(ディープインパクト産駒)
ご覧の通りで秋の京都GIは非サンデーサイレンス系が全勝。普通であればディープインパクト産駒の独壇場となるべき傾向なだけに、これは特筆すべき事か。
サンデーサイレンス系の中でもステイゴールド、ディープスカイ、ハーツクライなどのスタミナ溢れるタイプの馬が好走しており、つまりは今の京都の馬場はそれだけタフなんだろう。
最後にマイルチャンピオンシップで重要と考えるデータについて述べて印の発表に移ります。
このGIはエリザベス女王杯と同様に年齢面で好走できる馬が限られるレースと言って良さそうで、、、
ほとんど4〜5歳馬しか走らないレース
と断言していいぐらいこの年代しか走らないGI。まぁそれでも6歳馬はそれなりに走りますが、
3歳&7歳以上は全く走らないレース
というのは過去のデータからも間違いなさそう。
7歳以上馬はマイルの一線級と戦う上でのスピードが衰えてきているという事でしょうし、3歳馬に関してはこのレースがガチンコで古馬マイラーと戦う初めてのレースという事が大きいか。3歳のマイル路線はどうしてもクラシック脱落組同士での争いになりますし、本当の厳しいマイル戦でいきなりぶっつけGIというのは厳しいんだと思います。
以上の事から、、、
(1)馬場が読めない先行勢が飛ばす展開で差し有利
(2)現在の京都芝は非サンデー系(特に欧州ノーザンダンサー系)が絶好
(3)マイルチャンピオンシップは4〜5歳馬しかほぼ走らない
の3点に合致する馬を買う事にします。
この3つに該当するのは3頭ぐらいしかいないので、その中から一番妙味がありそうで、今回のマイルチャンピオンシップで走ってくるイメージある馬を本命に選びました。
というわけで予想の発表。
マイルチャンピオンシップ 2017の印
本命 ◎クルーガー
本命は狙える要素が全て揃った伏兵のこの馬に期待する。
もともと3歳時から能力期待していた馬で、京成杯で絶望的な位置からタフ馬場をグイグイ追い込んできて3着に突っ込んできたのが非常に記憶に残っている馬。
キレではなく持久力で勝負するタイプだけに条件戦を勝ち上がるのに苦労はしたが、オプン昇級後は長期休養明けの2走前以外は重賞でも差のない競馬。京都コースでも重賞勝ち実績ありますし、このコースへの適性も十分あるでしょう。
前走は伏兵のレッドアンシェルが逃げ粘りそうになったようなレースで、馬場が悪すぎてどの馬も末脚が使えないような条件。それをほぼ最後方から鬼脚で突っ込んできたこの馬はなかなか強い競馬をしていた。2着イスラボニータとは位置取りの差だけだっただろう。
京成杯や前走の富士Sのパフォーマンスを見ても、折り合いさえつけばどんな馬場でも確実に最後にグイグイ伸びてくる現役屈指のタフ差しタイプ。先週までの京都芝なら確実にキレ負けすると見ていましたが、マルターズアポジーが飛ばす流れでの稍重に近いような馬場なら最後に確実に差してこれそう。
父は非サンデー系でいかにも走りそうな血統ですし、母系もサドラーズウェルズ持ちでいかにもタフ馬場得意なタイプ。このレースで好走する5歳馬ですし、条件やデータ的には全て揃った感じがします。
枠順も絶好に見えるのであとはこの鞍上がどう乗るかだけ。昨年もマジックタイムに本命を打って出遅れで終了したので、勝負できる位置で競馬をして欲しいところ。その点、近くにイスラボニータ、エアスピネルあたりがいる枠順ですし「ムーアやルメールの近くにいればオッケー」的な乗り方をしてくれれば最高ですが・・・
対抗 ◯レッドファルクス
対抗は能力的に最上位に見えるレッドファルクスにします。
この記事にも書いた通り、この馬は直線が平坦コース部分で急加速する平坦巧者の可能性高く、過去2年のスプリンターズステークスでは急坂部分で伸びずに最後の平坦部分だけで伸びての好走。マイルの距離は安田記念をみてもまったく問題ないというか、逆に1200mより向く感じあり、今回は初めての平坦コースでのマイル戦になる。
インの中団で脚を溜められそうな絶好枠を引けましたし、マルターズアポジーが引っ張ってそれなりに差しが決まりそうな展開も絶好。京都の外回りコースなら内回りコースとの合流部分でインを突けますし、オッズ妙味を考えればこの乗り替わりは悪くない。
能力的には短距離界で最強と見ているので、見立て通りに平坦巧者だった場合はキャリアハイのパフォーマンスで突き抜けてもおかしくないと思います。
ただ、さすがに今のタフ馬場となると不安はあり。恐らくはマイルぐらいが距離的に限界な馬でしょうし、そうなるとこのタフ馬場で追走で一杯一杯になってしまわないかは心配。オッズ的な妙味もなさそうなので本命予定でしたが対抗に落とします。
単穴 ▲エアスピネル
もうエアスピネルは人気妙味考えなければこれが本命でもいい。
スパッとはキレない体力型のキングカメハメハ産駒で、本質的にマイラーというよりは中距離では瞬発力不足だからこの路線に来ている感じ。今の時計の掛かる馬場もマルターズアポジーが引っ張る流れも合いそうで、普通に考えれば非サンデー系の差し馬で買うならこの馬だろう。
ムーアへの乗り替わりがどう転ぶかもやってみなければわからないところあり、ほぼ1番人気で本命にしてもなぁ・・・ということで三番手に。
特注 ☆イスラボニータ
四番手はイスラボニータが無難に上位争いになりそうだ。
前走はどう考えても向かないカオスな道悪馬場で地力で2着好走。跳びが綺麗な馬だけに最悪な条件だったはずで、それでも2着に来たのは評価していいはず。
昨年のマイルチャンピオンシップでもミッキーアイルにわずかまで迫っており、今年も今のところ特に衰えはなさそう。枠順的にもロスなく競馬ができそうなところが引けましたし、今年も順当に上位争いになってきそうだ。
デムーロの9連続好走ばかり騒がれていますが、今年のGIレースはデムーロとルメールのどちらかがほぼ全てのレースに絡んでいるというのがトレンド。今回はデムーロはかなり厳しい条件になりそうですし、そうなればしれっとルメールが上位争いというのはありそうな結果ではないでしょうか。
四番手評価まで落としたのはやはり父サンデーサイレンス系の中でもスタミナ色薄いフジキセキ産駒という点。まぁそれでもミッキークイーンのように能力で突っ込んできそうですが。
△ グランシルク
能力的には足りそうなグランシルクだが、ローテーションと輸送が微妙。
春ぐらいから使い詰めでのマイルチャンピオンシップ参戦で、どうも本来の目標はサマーマイルシリーズだった感がプンプン。前走の富士ステークスにしてもなぜ使ったか疑問ですし、ちょっとさすがに使いすぎな感じも。
展開ハマった時の末脚は魅力的ですが、関西遠征時は凡走していますし輸送面も不安。これぐらいの評価が妥当ではないでしょうか。
△ ペルシアンナイト
9連続GI馬券圏内ということでペルシアンナイトはかなり過剰人気になるはずで、今回はさすがに厳しいと思っていたのだが、馬場的に普通に好走あっても良さそうな雰囲気になってきた。
秋の京都GIはハービンジャー産駒は全て馬券に絡んでいるという異常事態。今回のメンバーの中で父ノーザンダンサー系の差し馬はこの馬ぐらいですし、大外枠もそこまで気にならない馬場になってきました。
まぁただ全く走らない3歳馬というデータもありますし、今回はこれぐらいの評価が妥当かなとは思います。
△ マルターズアポジー
単騎で逃げられればマルターズアポジーは強いと思うがなんだかんだ鞍上は不安。
逃げ馬が他に2頭いますが、テンの速さでこの馬に敵う馬はおらず、恐らくはあっさりと隊列は落ち着くはず。ウインガニオンがよほど突っついてこない限りは34.5〜34.9ぐらいで前半は行けるはずで、小倉大賞典や関屋記念の内容を見る限りそれぐらいのペースでいければ十分に粘り込めていい。
ただ、今の京都の馬場は前述の通りで普通のミドルペースで行くと前は止まりそう。強い逃げ馬ではありますが、今のタフ馬場への理解が薄い武士沢騎手というのは信頼度低そう。その割にちょっと人気しすぎじゃないですかね?
印まとめ
◎クルーガー
◯レッドファルクス
▲エアスピネル
☆イスラボニータ
△グランシルク
△ペルシアンナイト
△マルターズアポジー
勝負度D
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週1で良いのでコラム的なものを書いて欲しいというリクエストを多数頂きました。火曜日に競馬力に直結する週間コラムを配信させていただこうと思います。取りあえげるテーマ等はリクエスト頂ければ反映します。
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水曜日には前週に行われた全レース分のデータを配布します。
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木曜日は前週のレースの中でも特に新馬戦だけを抜き出して、そのレースレベルや勝ち馬の将来性についてを配信しております。
↓こんな感じ↓
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このような形で週末の重賞の出走馬の全頭レビューを印付きでPDFファイルにて配信いたします。
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土日は重賞の買い目と平場の狙い目を掲載します。
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