菊花賞2020の予想を公開!
公開日:
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GIレース考察・予想
菊花賞2020(京都芝3000m)の考察です。
10月25日に京都競馬場で開催され発走時刻は15:45です。出走馬はコントレイル、ヴェルトライゼンデ、バビット、サトノフラッグなど。京都競馬場の芝3000mで行われるGIです。京都競馬場の芝3000mで行われるGIです。
土曜に行われた富士ステークスは一応的中もしょっぱい結果に・・・
<富士S レース結果>
1着:◯ヴァンドギャルド 4番人気
2着:×ラウダシオン 3番人気
3着:◎ケイアイノーテック 6番人気
4着:▲ペルシアンナイト 9番人気
3歳馬のレベルが低そうだったので古馬中心に買っていましたが、ラウダシオン粘っちゃいますかー(>_<)ラウダシオンがいなければ馬連も三連複も大本線だっただけに、ここだけ見立てを間違えてしまいしょっぱい配当に。
まぁ土曜日はほとんど買いたいレースがなく静観で過ごしていたので、とりあえず当てられたことをプラスに日曜に向かいます。さぁ先週の秋華賞に続いて菊花賞も当てましょう!
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菊花賞 2020予想
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予想の根拠
秋華賞の時と同様に、基本的な菊花賞のレース傾向などは既に週中に2回ほど考察を載せておりますので、そちらをまずご参照いただきたいところ。
そちらをご理解頂いた上で、今年の菊花賞で私が重要と考えているポイントは秋華賞と全く同じですが「世代レベル」「馬場」「展開」の3点になります。それらを一つずつ解説していきたい。
現3歳世代のレベル
もうブログやメルマガで何度も書いているが、今年の3歳世代は上位勢とそれ以下の能力差が凄まじく開いており、その2つの層をはっきりと分けて考えるべき。
牡馬でいえばコントレイル、サリオスの2頭だけが抜けて強いように見えますし、牝馬でいえばデアリングタクトとレシステンシアの2頭だけが強いと言っていい。実際に故障で出走していないレシステンシア以外の3頭は秋初戦を余裕の楽勝。もう同世代ならこの4頭に関しては疑う必要のないぐらいに抜けていると考えていいだろう。
牡馬、牝馬ともに3番手以下の馬は一気にレベルが下がりますし、これらの世代レベルを理解していないと毎日王冠で2番人気のサトノインプレッサ、新潟記念で1番人気のワーケアを評価してしまって痛い結果を見ることになったはずです(どちらも何もできず惨敗)
今回の菊花賞は牡馬2強の中ではコントレイルのみ出走。しかも神戸新聞杯は持ったままでの楽勝でしたから、もう戦前から3冠は決まりというようなムード。ただ能力は間違いなく評価できるとしても今回の菊花賞の条件はコントレイルにとってどうなんだろうか。
先週の秋華賞はデアリングタクトに本命を打ったが、それはタフな外差し馬場の京都芝2000mなんてデアリングタクトにドンピシャにハマりそうな条件だから、一方でコントレイルはデアリングタクト以上に牡馬の中で抜け切っているとは思うが、タフ馬場の京都芝3000mのイメージからはかけ離れている血統とキャラクター。今回はコントレイルの絶対能力を信用するか、それとも適性外条件である程度は嫌うのか、という点が予想においての最重要ポイントでしょう。
良馬場でもタフになりそうな外差し馬場
もともと秋の京都競馬場の開幕3週目に行われる菊花賞は、高速馬場で行われることで内枠を引いて上手く好位で立ち回ることができるか、という点が重要だった印象。
それがここ数年は秋の京都の芝傾向が変化して一気にタフ馬場化。どうも天皇賞(春)を含めても、京都芝長距離戦はタフ馬場化の影響で前半部分で仕掛けた馬が最後までもたないケースが多くなってきており、近年の菊花賞、天皇賞(春)のどのレースを見ても、前半はじっくりと溜めて勝負所からじわーっと仕掛けていくような差し馬の活躍が目立つようになってきています。いまだに内枠絶対有利な立ち回り勝負で予想している人も多そうですが、今のタフ馬場の菊花賞はそこまで内枠有利でもないでしょう。
京都競馬場は週末こそ晴れ予報ですが、金曜の明け方に相当量の雨が降った影響で土曜はその影響を少し引きずっての開催になりそう。もう先週の土日の芝のレースを見ても、馬場が乾いてもインは壊滅的な外差し馬場になりそうですし、今週もその傾向に添った外差しタフ馬場になると考えるのが妥当か。
ノースヒルズ陣営のチームプレーによって先行馬は厳しい展開になる
コントレイルに対して戦績的に対抗できる一番手ともいえるのが3連勝中のバビットだが、今回はコントレイルのノースヒルズ陣営がバビット潰しのためにキメラヴェリテを登録。もう何が何でも逃げなきゃダメな馬なのでバビットに絡んででも主張するでしょうし、この2頭が刻むペースは相当に速くなりそう。
ただ、この2頭以外の先行馬候補(ディープボンド、ビターエンダーなど)は陣営コメントを見る限りでは「控えて差す競馬をしたい」との事なので、ディープボンドがもしかしたら結局はノースヒルズ陣営のラビットで煙幕を張っているのかもしれないが、キメラヴェリテ、バビットの2頭がぶっ飛ばす縦長の展開でも3番手以下は離れそうな感じ。
前述の通りで今の京都のタフ馬場での長距離戦は前半部分で溜めての末脚勝負ができる馬が有利ですし、それに加えてキメラヴェリテ、バビットの2頭がぶっ飛ばすハイペース戦となると、この2頭の近くで競馬をしちゃいそうな馬は展開的に厳しいと思います。
縦長馬群の中団ぐらいで1番人気のコントレイルと2番人気のヴェルトライゼンデはじっくりと構える競馬になりそう。ちょうど去年の天皇賞(春)のフィエールマンとグローリーヴェイズのような感じで勝負所から2頭がスーーっと上がっていって先行馬を飲み込むような展開になりそうで、その時点で飲み込まれた馬はズルズルと下がって大敗で終わりそう。同様にコントレイルが動くのと同じタイミングでスパートを仕掛けた馬も直線では脚が止まってしまいそうな感じがします。
もう今年の3歳世代は桜花賞、皐月賞、オークス、ダービー、秋華賞と全てが離された3着になっていますし、その全てが馬場や展開に最大限恵まれての穴馬が激走している印象。今回の菊花賞も「外差し馬場」と「前傾ラップの差し有利な展開」を最大限に味方につけた追い込みタイプが漁夫の利的に3着穴を開けそうなイメージを持ってます。
というわけで、今年の菊花賞における3つのポイントを最後にまとめておくと、、、
(1)3歳世代は上位勢と下位勢の能力差が顕著
(2)タフな外差し馬場でスタミナがある差し馬が有利
(3)ノースヒルズのチームプレーで先行馬には厳しい展開で差し馬が有利、穴を開けるのも追い込みタイプ
まぁ(1)の通りでコントレイルは能力抜け切っていますが、秋華賞のデアリングタクトとは違って(2)のようなタフな外差し馬場はコントレイル向きとは言えなそう。この点において今回の菊花賞は若干コントレイルが逆転される可能性があると見ています。
そして、話題はコントレイルが3冠を達成するかどうか、という点の1、2着だけに集中しそうですが、今回の菊花賞の馬券的な妙味を考えると最も重要なのは3着争い。ここは秋華賞と同様に全く人気のない大穴が突っ込んでくる可能性もありそうなので、コントレイルを予想の中心に置きながらも十分に高配当を手にできるチャンスはあるんじゃないだろうか。
というわけで予想の発表。
より詳細な予想考察はメルマガにて
メルマガでは金曜日に重賞まとめデータと称して、その週の重賞の全頭診断などを含むより詳細な予想を公開、配信しております。
推奨買い目などもメルマガ限定の公開となっておりますので、ご興味ある方はコチラより詳細をご確認ください。
菊花賞 2020の印
【本命 ◎6 ヴェルトライゼンデ】
ここは前哨戦内容、臨戦過程、血統背景、コース適性などが全て評価できそうなヴェルトライゼンデの激走に期待したい。
全くインの伸びない馬場に泣いた皐月賞以外は常に上位争いができているようにこの世代の馬場では上位の存在と見てまず間違いなさそう。ただ、これまでの1800m〜2400mの距離条件では明らかにスピード不足だった感じで、コントレイル、サリオスの2強には全く歯が立たなかったというのが正直なところだろう。
前走の神戸新聞杯は「苦手な休み明け」「熱発で一頓挫あった臨戦過程」「大外枠」「距離不足で瞬発力が問われる中京芝2200m」など、言い訳が効く点がズラリと揃っていたが、最後に大外から勢いよく突っ込んできて3着以下には明らかに差を見せた強いレースぶり。1着のコントレイルもほぼ追わずで圧巻のパフォーマンスだったが、これだけ不利な要素が揃っていてなおかつロスの多い競馬でこれだけ迫ってきたヴェルトライゼンデも相当に評価していいレースぶりだっただろう。
今回はタフな外差し馬場での京都芝3000mという条件替わり。コントレイルの絶対能力は凄まじいものがありますが、こと今回の条件に関してはヴェルトライゼンデがベスト条件なのに対して、コントレイルはベストから程遠い条件と見て良さそう。ホープフルSや前走の神戸新聞杯の着差を考えても、上積みや適性を加味すれば若干の逆転はあって良いように思います。
父はタフ馬場得意なドリームジャーニーで、母マンデラはドイツ血統で昨年覇者のワールドプレミアの半弟にもあたる血統背景。近年のタフ馬場の京都芝長距離戦にいかにも合いそうな血統に見えますし、じっくり溜めて末脚を伸ばすスタイルも近年の菊花賞の傾向や今の外差し馬場にハマりそうな感じがします。
枠順を見てもコントレイルと近いところが引けたので、池添騎手なら変に勝ちにいくための奇策は取らずにコントレイルをマークしながらオーソドックスな差し競馬をしてくるはず。2周目の3コーナーぐらいからコントレイルと一緒にスーッと進出してきて直線ではこの2頭のデッドヒートになりそうで、3着以下は大きく離されるような感じがしています。正直そこでコントレイルに競り勝てるかはわかりませんが、相手が単勝1.1倍になるなら逆転の可能性にも期待してみていいだろう。
【対抗 ◯3 コントレイル】
能力が抜けていることに異論を挟む余地はない。ただ先週のデアリングタクトが条件絶好の3冠目だった事に比べると、ディープ産駒で母系がスピードの塊のようなこの馬は今回の条件には適性が低いはず。今までの戦績を見ても高速馬場の左回りよりタフ馬場の右回りの方が2着とは僅差ですし、ホープフルSでのヴェルトライゼンデとの着差、皐月賞でのサリオスとの着差を考えても、同じくタフな馬場で1000mの距離延長となれば逆転される可能性はあっていいでしょう。何より単勝1.1倍で誰も負けることを考えていないオッズになるからこそ、今回は少ないとしてもその可能性は考えるべきです。
ただ、その数少ない逆転の可能性があるのは本命馬のヴェルトライゼンデのみというのが私の見解。2周目の3コーナーぐらいからコントレイルとヴェルトライゼンデがスーッと動いて直線半ばでは2頭のデッドヒートになるとの読み。そこでヴェルトライゼンデの距離と馬場の適性が勝つのか、コントレイルの絶対能力が勝つのかは正直やってみないとわかりません。
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単穴はいかにも馬場や展開がハマりそうな大穴のこの馬に期待したい。
前半部分でじっくり溜めれば最後に脚が使える馬で、皐月賞や特にダービーでは最後に印象的な末脚を使えていた。前走はさすがに古馬相手で厳しかった上にイン伸び馬場で無理矢理に大外を回しては厳しかった感じですし、今の3歳馬の中でコントレイルとサリオス以外で古馬GIIに挑戦して互角に戦える馬がいるか、と言われれば微妙なところでしょう。
札幌実績を見てもタフ馬場の平坦コースがベストに見えますし、陣営コメントを見ても「溜めて直線だけの勝負をしたい」との事。もう全てのコメントに「外差し」をイメージさせるような記述がされていますし、考察文中にも書いた通りで今年の菊花賞の3着穴イメージに一番当てはまるのはこういう馬だろう。空気のように全く人気がないので、最後は1〜2着の争いに世間が夢中になっているところを後ろの方から追い込んで波乱を起こしてほしい。
【特注 ☆4 マンオブスピリット】
今までのレースぶりを見ても、素質はあるがいかにも不器用なルーラーシップ産駒。ここ2戦のレースぶりやミルコのコメントを見る限り左回りではモタれて追いづらそうな感じで、まだトモがパンとしていないので京都の下り坂を活かして加速する形が合いそう。まず間違いなく京都のタフ馬場の差し比べこそがベスト条件と見ていいはず。
そんな京都の長丁場での差し比べという条件では、今回いかにも玄人人気しそうなディープボンドと互角の戦いができていますし、その後のディープボンドのダービー、神戸新聞杯でのレース内容を見てもこの馬も能力的には十分に通用していいはず。
考察文中にも書いた通りで今年の菊花賞の3着穴イメージは「外差し馬場」と「前崩れの流れ」を味方にできる漁夫の利タイプ。この馬は最後方で脚を溜めて直線だけの競馬をしそうですし、オーバーペースで前の馬がバテてくれれば大外一気で3着に突っ込んでくる可能性は十分にありそう。ほぼ最低人気になるような馬ではないと思いますし、鞍上が若干不安ではあるがここは大穴を開けて欲しい。
【△8 ディープボンド】
京都新聞杯、ダービー、神戸新聞杯のレースぶりを見ても、キレはないが世代屈指のスタミナはありそう。距離が伸びて良さそうなタイプだと思いますし、同じノースヒルズ軍団でも適性はコントレイルより高そう。今年の菊花賞はタフ馬場のスタミナ勝負ということで、現3歳世代の重賞路線の中では京都新聞杯に最も似たようなレース質になりそうですし、この馬はそのレースで勝利しているという点は強調できるはず。
そんなわけで期待はあるのだが、コントレイルと同馬主でダービーでもチームプレーに徹した感があるので今回もどういう競馬をするかがポイント。コメントを見る限りはコントレイルのラビットではなく「溜めて差す競馬」をするとのことなので、そういう競馬をするなら非常に面白い一頭だと思う。ただ、表立って「今回はコントレイルのラビット役です」なんて言えないでしょうし、実際に蓋を開けてみたらラビット要因だったという可能性はありそう。そうでなくても和田騎手は基本的にワンテンポ早く仕掛けてしまう傾向があるので、今のタフ馬場の長距離戦でアクセルを踏むのが早くならないかは心配。まぁそれでも△評価の中では最上位の存在です。
【△14 ヴァルコス】
いかにもなスタミナ血統で、今回は距離延長と外差しのタフ馬場は向きそうなイメージ。ただ、それはもうバレバレな感じがしますし、3番手以下の層が薄い今回のメンバーになると穴人気は必至か。セントライト記念は展開も馬場も向かなかったのは確かだが、それでも3着には来て欲しかった低レベル戦。そのセントライト記念組をこの馬以外バッサリと切ったことを考えてもこの馬を上位評価にしすぎるのもどうか。
青葉賞の反動があってなおかつスローペースで展開向かなかったとはいえダービーも見せ場がなかったですし、ちょっと血統イメージと前走の負けて強しのレースぶりから過剰人気になりすぎている感じが否めません。まぁ父が欧州血統で母父が距離延長の鬼のダンスインザダークで、外から差し込んでくるスタミナタイプとなれば今回の条件へのイメージはドンピシャで合いますし、過剰人気を考慮してもある程度の評価は必要とみます。
【△12 レクセランス】
母エクセランスIIはフランスオークス3着馬でイメージは昨年のサトノルークスと被る馬。タフ馬場の少頭数レースといういかにも「欧州っぽい」条件で連勝したが、フルゲートでスピードや経験を問われた春のクラシック2戦は何もできず。神戸新聞杯は内枠からこの馬なりに伸びていましたし、今回はタフ馬場で馬群がばらけて上がりがかかるのは良さそう。構える競馬をしてくれれば一発ある。
【△7 ダノングロワール】
キレはないがバテずにじわじわ伸びてくるタイプ。今までのレースぶりを見ても、キレ負け以外に負けたレースがありませんし、スタミナを問われる条件で一気にパフォーマンスを上げてくる可能性あり。自在脚質で相対的に位置が取れてしまう点を気にしていたが、陣営コメントを見る限り「距離が延びた方がいい馬。前走のようにしまいを生かした自分の競馬でワンチャンスを狙っていきたい」とのことで構えて差す競馬はしてきそう。北村友一騎手なら上手く溜めて末脚を引き出せるかもしれませんし、十分にチャンスはあるんじゃないでしょうか。
【△13 ロバートソンキー】
デビューからの4戦を見ても崩れたのは道悪馬場の時だけで、神戸新聞杯では強敵相手に3着に好走。中京芝2200mは能力がしっかり問われる舞台ですし、伊藤騎手がスムーズに乗ったとはいえ能力はあるんだろう。今回はその時の1,2着馬を本命対抗にしましたし、それならば最も僅差の競馬をしているこの馬もチャンスはあるはず。
ただ、思ったより複系オッズは売れている感じで、京都芝3000mなんて乗ったことないだろう伊藤騎手にそこまで期待するのも・・・と思いますし、当日の乗鞍がこの菊花賞だけという点を見ても、今の癖の強いタフ馬場の菊花賞でいきなり結果を残すのは厳しい感じがしますが・・・
【△9 アリストテレス】
前走時計は神戸新聞杯よりも0.7秒速く、なおかつ連勝馬で鞍上がルメールということで間違いなく過剰人気になりそう。まぁ出雲崎特別での馬体増からパフォーマンスを上げてきていますし、馬場差を考慮しても前走時計は神戸新聞杯と大差なし。ただどうも脚質的に前々で競馬をしそうですし、過剰人気での期待値を考えてもそこまで買いたくはない。足りちゃっても不思議ない枠の中で最も過剰人気しそうな馬ですし、もうこの馬が相手に来ることは本当にご勘弁願いたい。
【×1 ディアマンミノル】
もう土曜日の馬場を見ても3着争いは何でもアリと見てディアマンミノルは抑えます。一連のレースぶりを見ても差しが全く決まらなかった甲武特別を除けば、どんなレースでも最後はじわじわと伸びてきている馬でスタミナはありそう。プレ予想時点で嫌っていた理由は内枠と早めに動いちゃいそうな幸騎手でしたが、土曜日の京都芝のレースを見ている限り、幸騎手はタフな馬場を理解していつもよりふわっと差すイメージで乗っていた感。もうレース上がりが37秒台とかになって最後にバテない馬が3着に来るような展開になれば足りちゃってもいいと判断しました。
【×5 サトノインプレッサ】
サトノフラッグと並んで世代最上位の過剰評価馬と見ていて毎日王冠でも軽視したら何もできずに惨敗。この一連の評価通りに大して強いとは思っていないのだが、日本ダービーの4着の内容を見るにじっくり溜める競馬ならこの世代の3着争いはできそう。コントレイルと同厩舎なので早めに勝ちにいく競馬はしないでしょうし、漁夫の利を得られる可能性もありと見て抑えておく。
【×16 ターキッシュパレス】
父が凱旋門賞勝ちのゴールデンホーンで母も英国産馬。過去の勝利は全て道悪馬場ですし、どう考えても欧州のような馬場向きのスタミナタイプ。それだけにタフな馬場の芝3000mというのは悪くないですし、ほぼ最低人気となれば絶対に抑えておきたい感じ。
これで鞍上が秋山騎手や藤岡康太騎手あたりで3着を拾いに行く競馬をしてくれるならもっと印を上げて良かったんですがGI初騎乗の富田騎手がやる気満々の競馬をしそうなのがネック。戦前のコメントを見ても「僕が乗って勝ったレースは、前に行って後ろに脚を使わせる形でした。今回もそういうイメージで乗りたいですね」という積極策のニュアンスが出ていますし、いくらスタミナがあるといっても激流を前々で競馬しそうな馬を積極的には買いたくない。オッズ妙味で抑えるのみです。
【消2 ガロアクリーク】
キンシャサノキセキ産駒の中では距離は持つ方だとは思うが、その実際は低レベルな世代で相手に恵まれているから距離が持っている印象。セントライト記念のレースレベルも相当に低いですし、今回はさすがにこの距離は厳しいはず。加えてインが荒れた馬場で内枠で川田騎手となるとコントレイルに勝つために積極策から早めに仕掛けそう。今の馬場ではそういう競馬では無理だろう。
【消10 サトノフラッグ】
この世代最大の過剰評価馬というイメージ。勝負所でスッと動けるスピードはあるのだが、肝心の基礎体力はGIIIレベルなので底力に欠ける。弥生賞やセントライト記念は緩い流れで弱い相手に自分の動きたいタイミングで動けたからこその激走だろう。皐月賞もダービーも明らかに力負けですし、血統やキャラ的にもこの条件に変わって良くなる感じはない。構えて競馬をする点はいいと思うが。
【消11 バビット】
早苗賞は超スローペース、ラジオNIKKEI賞は内枠で特殊馬場で1枠、そしてセントライト記念は低レベルな相手に超スローペースでの逃げと、ここ3戦はもう全てが恵まれての連勝と言っていいレースぶり。セントライト記念は指数的に何も評価できないトライアルですし、今回は一気の距離延長でタフ馬場でコントレイルのラビットであるキメラヴェリテに絡まれそうな展開。まず無理だろう。
※今年の菊花賞は相当なタフ馬場でペースも速くなりそうなので、ひょっとするとレース上がりが37秒台ぐらいになってもおかしくなさそう。1、2着はまだしも3着争いなんてほぼ何でもアリなレースになりそうですし、騎手の乗り方や直線でのコース取り次第で大穴でも突っ込んでこれる感じがします。
コントレイルという存在がいて印は絞らなきゃいけないようなイメージを持ちがちですが、あえて今回はヒモは広めに流してとんでもない大穴が突っ込んできた時のリターンに期待したい。
印まとめ
◎ヴェルトライゼンデ
◯コントレイル
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☆マンオブスピリット
△ディープボンド
△ヴァルコス
△レクセランス
△ダノングロワール
△ロバートソンキー
△アリストテレス
×1,5,16
勝負度 B
買い目
菊花賞の買い目はメルマガ限定での公開となっておりますので、そちらもご覧になりたい方はぜひともメルマガを購読してみてください。
ここ3週ほどは重賞予想が好調で2週連続で大本線が的中しております。
シリウスステークスは9番人気◎エイコーンから大本線の的中!
<シリウスS レース結果>
1着:◯カフェファラオ 1番人気
2着:☆サクラアリュール 7番人気
3着:◎エイコーン 9番人気
実際のレース予想の全文はコチラからご覧になれます。
先々週行われた南部杯も6番人気◎アルクトスから大本線の的中!
<マイルCS南部杯 レース結果>
1着:◎アルクトス 6番人気
2着:▲モズアスコット 2番人気
3着:△モジアナフレイバー 7番人気
先週行われた秋華賞も◎デアリングタクトから差し穴狙いで本線的中!
<秋華賞 レース結果>
1着:◎デアリングタクト 1番人気
2着:☆マジックキャッスル 10番人気
3着:△ソフトフルート 9番人気
4着:◯パラスアテナ 12番人気
たくさんの的中報告いただきましてありがとうございました!
今週もこれと同じくらいの大爆発をお届けできれば良いなぁと思い、予想に励む次第でございます。
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さて、2020年も10月になりました。
月初になったということで徹底分析メルマガ「競馬をビジネスにする」の新規読者募集をさせていただきます。
今までサイト「競馬はビジネスである」を通して、私自身、競馬ブログサイトの中でも最上級に時間をかけた分析の上、説得力のある予想をお伝えしてまいりました。外れても納得できるだけの自慢の予想をお送りできていたかと思います。
その予想・考察に結び付くまでにどのようなデータを作成しているのか?どのようなプロセスを踏んでいるのか?そういったところまでをメルマガ「競馬をビジネスにする」では全て隠すことなくお伝えいたします。
正直な話、私は尋常ではない時間をかけて競馬のデータと考察を行っています。それを必要とされる方がいるのであれば還元できれば。そして勝ち組になっていただければ、というのがこのメルマガの趣旨でございます。
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毎週、JRAの全レースの分析、回顧をコメント付きで配信しているのは当メルマガくらいだと思います
週末に私が配信する予想で的中頂くのももちろん結構なのですが、それより何より毎週配信しております分析、回顧、そして競馬予想における考え方などをお読みいただき、「自分自身で分析、予想して的中できる」能力を身につけていただくことを目指しております。
ただ丸乗りでいいや、という方は合わないのでご遠慮頂いた方が良いと思います。そうではなく「もっと競馬を知って当てたい!」「もっと競馬を楽しみたい!」という能動的思考の方にお読みいただきたいと思っております。
当メルマガはクオリティでどの雑誌やメルマガにも劣っていないと思っております
正直、過大広告や一度の的中を誇張するメルマガなどが多く蔓延っているのが実情。その中で当メルマガは「クオリティだけに特化して」配信しています。もしかすると2、3週連続で不調で当たらないかもしれません。ですが、その間に配信している内容にクオリティの低いものは一切ないと断言できます。
おかげさまで発行4年になる当メルマガですが、メルマガ発行業界大手のレジまぐ様の売上ランキングで1位になるまでになりました。
購読者数ランキングに関してもPC版とモバイル版の2つに分かれていながら、どちらも2位と3位という圧倒的な支持を頂いています。
この順位までこれたのも「圧倒的に継続読者数が多い」ということが理由です。小手先の一度の的中などに満足せず、必然的に的中するための分析と回顧の積み重ねでクオリティを維持しているおかげと思っております。
もちろんこれだけでは満足せず、、、
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さて、ここでメルマガの各曜日ごとの配信詳細を紹介しましょう。
【火曜日】先週の重賞回顧
火曜日に先週の重賞回顧を配信します。後ほど下記に詳細を書いておりますが、金曜日に配信する重賞まとめデータに結果を書き入れた形のPDFファイルとしても配信します。
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地方交流重賞並びに南関競馬の重賞をメルマガ限定コンテンツとして配信しております。だいたい地方競馬の重賞は水曜日に行われるので、水曜日にメルマガにて予想を配信しております。
※以前は地方交流GI並びに南関のSIレースに関してはブログで全体公開としていましたが、今後はメルマガ限定のコンテンツとなります。
【木曜日】中央競馬の全レース回顧
木曜日には前週に行われた中央競馬の全レース分の回顧文&データを配布します。
各競馬場ごとに前週に行われた全てのレースの詳細と勝ち馬の評価、そしてそのレースで不利を受けた馬や次走注目するべき馬、危険な人気馬などを全て網羅して配信しております。
そんな、文章でのボリューム満載なレース回顧に加えて、、、
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正直言って回顧をやっているブログ、メルマガはあれど、中央競馬の全レースの回顧をまとめて配信している媒体はウチだけだと思います。
これを見れば縦比較で走破時計やレースラップがどれくらい優秀なのか把握できますし、予想の際にこれを見ればどの馬が強いレースを戦ってきたのかが一目瞭然です。
ただ、この文章だけではなかなかどういうものか伝わりにくいと思うので、2016年の函館競馬場の全レース分析データを下記リンクで無料でダウンロードできるようにしておきました。こちらを見てどんなものか確認頂ければ幸いです。
【金曜日】重賞まとめデータ配布
金曜日は重賞のまとめデータを配布します。この時点で重賞のプレ予想を配信いたします。
このような形で週末の重賞の出走馬の全頭レビューを印付きでPDFファイルにて配信いたします。
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土日は重賞の買い目と平場の狙い目を掲載します。また、リアルタイムで予想が見れる「競馬開催日の競馬ノート」というページをメルマガ読者様限定で公開しております。
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桜花賞 [6] 金曜時点での最終見解
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【宝塚記念2021の予想ヒント】枠順から見るレース見解
宝塚記念2021(阪神芝2200m)の考察です。 6月27日に阪神競馬場で開催され発走時刻は1