【2016】アルゼンチン共和国杯/ レース考察(東京芝2500mで行われるGII戦を徹底考察します)
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重賞レース考察・予想
今日は11/6(日)に行われるアルゼンチン共和国杯のレース考察を行います。東京芝2500mで行われるGII戦です。その前に余談を少し。
今夜は北海道2歳優駿が行われますが、そちらの方はまだ予想していないので午後にでも配信します。その前にお昼に海外競馬のメルボルンカップの発売もあります。超多頭数のハンデ戦ということで、凱旋門賞よりも更に難しい気はしますがなんとか当てられるように頑張ります。というわけで、、、
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【2016】アルゼンチン共和国杯 予想考察
過去5年のレース傾向
よく言われることですが、東京芝2500mというコースは2400mから100m伸びただけなのですが、レース質が全く異なる舞台。その理由として挙げられるのがスタート位置が下がることで、それによってスタート後が登り坂になることにより、レース中に2度の登り坂を走ることに。これが理由で芝2400mよりも一気にスタミナ傾向が強まるレースになると言われています。
まぁこれは過去に走った馬のキャラを見ればある部分は納得なのですが、昨年のレーヴミストラルは特別スタミナ寄りの馬でもありませんでしたし、100m伸びるだけでそこまで一気に傾向変わるのかな、というのが最近の持論。
もちろんスタミナ寄りのレースになるという部分はありますが、それ以上に東京芝2500mで行われるレースが一線級の馬が出てこない空き巣レースになりやすい、という事が大きい気がしています。
アルゼンチン共和国杯は東京芝2000mで行われる天皇賞(秋)の翌週に行われるレース。そして5月の目黒記念は天皇賞(春)と宝塚記念に挟まれた日程で、なかなか有力馬は使ってくる事がないレース。だからこそ、一線級のキレる馬が少ない分、バテない馬が活躍しているのかなという気がします。昨年のレーヴミストラルのようなそこそこキレる馬が出て来れば走っちゃうレースという気もするのです。
そして昨日の京王杯2歳ステークスのところでも書きましたが、、、
どちらのレースも外枠が上位を独占。その上でレース映像を確認しても外を通った馬しか全く伸びないレースに。特にアルゼンチン共和国杯は内枠からインを突いた馬は全滅(顕著だったのはレコンダイト)といったようなレースになり、もう天皇賞(秋)の結果を見てもこの時期の東京はタフな外伸び馬場というのは前提に入れたほうがいいか。
4着馬のサトノノブレスも外から伸びてきていましたし、この前年のレースも外めを通った馬が伸びていた印象。4着には大穴のアドマイヤケルソが大外から突っ込んできましたし、この時期の東京芝はそういう傾向になりつつあるんでしょう。
血統傾向
空き巣重賞でキレる馬が出走してこない以上、いかに最後まで伸び続けるかという持久力が重要になるレース。その持久力を補完する血統としてグレイソヴリンとロベルトの血がこのレースでは非常に重要になってきています。昨年もロベルトの血を持っている馬がワンツーで3着も母父がグレイソヴリンでした。
それ以外の馬でもニジンスキーを持っている馬だったり、母父サッカーボーイというようなスタミナ色が濃い馬が走っているので、その辺りはチェックしたほうが良さそうです。
レースラップ傾向
基本的にはだらーーーっとずっと進むレースラップになりがち。ここ2年は一気にギアチェンジするようなレースになっていますが、そこまでギアチェンジ力は問われないレースになりがち。とにかく最後まで伸び続けられる馬が走るレースと言えるでしょう。
レース傾向まとめ
今日のところはこの辺りにしておきます。出走メンバーはこんな感じ。
なんとなんとシュヴァルグランとヴォルシェーブという佐々木主浩氏所有の2頭が人気になるというオッズ予想。ずっと前から気になっていたのですが、ヴィブロス、ヴィルシーナ、シュヴァルグランなど「ヴ」がつく名前の馬が多いなぁと思っていたのですが、どうやら奥さんの榎本加奈子さんが「ヴのつく馬は強そう」というアドバイスをしたとか。
ひとまず現時点で注目している馬はこの馬です。
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今回のメンバーを見てみると1番人気のシュヴァルグラン以外はそこまで能力差ないようなメンバーに感じます。ヴォルシェーブにしても準オープンをようやく勝ち上がってきたという馬ですし、準オープンレベルの馬でも適正あれば通用する気がしてなりません。
この馬は準オープンの身での格上挑戦になりますが、前走にしてもほぼ勝ちに等しい内容。後方一気という極端な脚質のおかげで勝ち切れてはいませんが、強敵多い準オープンの舞台で常に最速上がりを記録しているなど、その末脚に関しては重賞でも通用していいものがあるはず。
父ファンタスティックライトでグレイソヴリンと同じナスルーラの血統。母父がブライアンズタイムでロベルト系ですし、母母父がサドラーズウェルズという超重厚血統。恐らくは今回のメンバーの中でも末脚の持続力という点では最大級評価ができるでしょうし、意外に知られていませんがこの馬ってディーマジェスティの半兄にあたるんですよね。そのディーマジェスティはギアチェンジは苦手がどこまでも伸びていくタイプで、今回のような条件は絶好条件の馬。恐らく兄も同じと見て良さそう。あとは外枠さえ引ければ大穴本命として期待してもいいかなと見ています。
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