【2016】安田記念/ 有力馬考察(モーリス、リアルスティールなどの徹底分析)
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GIレース考察・予想
今日は6/5(日)に行われる安田記念のレース考察を行います。東京芝1600mで行われるGI戦です。その前に余談を少し。
なんだかんだで仕事が終わらずに、今週はどこかへ行くのはやめました。家で静かに本読んだりアニメ見たり映画見たりして過ごします。その代わりに遠い先に旅行へ行く計画を立てます。
とにかく今行きたいのはロサンゼルス。ちょうど11月の第1週にブリーダーズカップがあるんですよね。今年はサンタアニタパーク競馬場で開催ということで、一度アメリカの競馬の祭典に行ってみたいなぁと思い、色々と画策しております。
最後に海外に行ったのが3年前のロンドンなので、おそらくその時点でも末期症状なくらい英語を忘れていたので、今行ったら英語が全くできないだろうなぁという不安はありますが、それでも知らない土地に行くというのは刺激が得られていいですからね。というわけでブリーダーズカップに行きそうな人を今探している次第です。
【2016】安田記念 予想考察
安田記念 有力馬考察
モーリス
現在の世界最強マイラーと称してもおかしくない歴史に残る1頭。今回は上半期のGIの中でも一番の単勝人気になるはずで、恐らくは単勝1.4倍〜1.7倍くらいまでは被るはず。実際に馬のフルポテンシャルを要求されるようなレースになればこの馬が一番強いはずで、フルゲートのレースこそ逆に買いやすかったかも。
今回は安田記念の歴史上でも稀に見る超少頭数戦が濃厚。それもこれもモーリスにビビった馬が多数出たからでしょうが、この馬は少頭数のスローペースになることがそんなにいい気はしません。どう見ても強い馬ですが、やはり血統的にロベルト系のスクリーンヒーロー産駒。超スローペースからの瞬発力勝負よりは地力が問われるレース向き。実際にここ5戦はそういったレースを勝ってきていますしね。超スローの決め手勝負ではディープインパクト産駒に負けても驚けません。
そして何よりの不安が鞍上のTベリー騎手。この馬のGI3連勝は、安田記念での川田騎手の完璧なエスコート、マイルCS、香港マイルでのムーア騎手の完璧なエスコート、チャンピオンズマイルでのモレイラ騎手の完璧なエスコート、とこの馬自身の強さももちろんですが、騎手の手腕も多分にあったはず。もちろん能力はずば抜けたものがあると思いますが、この連勝のタイミングでTベリー騎手が乗っての断然の1番人気というのは危ない匂いが少しします。
リアルスティール
ドバイターフではムーア騎手が完璧に乗りこなして悲願の勝利。エピファネイアと同じく福永騎手でダメで一流騎手に乗り替わっての勝利パターン。福永騎手は相当に悔しい思いを抱いているはずです。
中山記念後に「今年のレースはもうリアルスティールの2、3着固定をずっと買い続ければいいんじゃないか」と書いた記憶がありますが、それもリアルスティールが強いということと、福永騎手が勝ちきれない勝負弱さがあったから。ただ、ここ最近の福永騎手を見ていると明らかに怪我前の勝負弱さが消えてきているイメージがあります。目黒記念のクリプトグラムの騎乗なんかも完璧でしたしね。
この馬に東京マイルはどうなんか、という話ですが、ワンターンの東京芝コースは共同通信杯でドゥラメンテに勝利しているように間違いなく得意なはず。全兄ラングレーは完全にマイラーでしたし、この馬もこの条件は合っていると思われます。モーリスに逆転するチャンスも十分にあるでしょう。
サトノアラジン
前走は外差し馬場に助けられた部分もありましたが、勝ちきれなかったこの馬にしては鮮やかな差し切り勝ち。やはり決め手に関してはちょっと抜けているなぁというのを感じさせました。今のマイル路線は昨秋のマイルチャンピオンシップの上位馬が中心と考えればいいはずで、この馬も展開ひとつで安田記念ウィナーになっておかしくない馬でしょう。
全姉ラキシスも4歳秋に本格化したようにこの一族は全体的に開花傾向が遅くなりがち。この馬も前走内容を見ても今がピークという感じで、この安田記念はGI奪取には絶好のチャンスと言って良さそう。オーナー的にも日本ダービーでハナ差栄冠を逃し、そろそろGIは取れそうな雰囲気。コロッとこの馬でとってもおかしくない気はします。
イスラボニータ
昨秋のマイルチャンピオンシップを見てもマイル路線なら一線級とも互角に戦える感じ。ここ2戦はレベルの高い中山記念と大阪杯で何もできていませんが、少しこの馬にとっては長い距離だった可能性もありまだ見限れないかなぁという気はします。
2000mだと最後の最後で伸び脚が鈍る傾向あり、距離的にはマイルぐらいが一番合うでしょう。スローペース濃厚なのである程度前目で自在に競馬ができるのも強みになりそう。ただ、ここ最近の成績を見ていると、今回は人気薄で買えそうだったのに頭数が少なくなりすぎて結局人気になりそうなのはなんだか嫌ですね。
フィエロ
前走は藤原厩舎の叩き台仕様で鞍上も鮫島騎手。ストレイトガールのパターンを見ても今回は馬が一変ということも十分にありそう。ただ、昨年もそのパターンで伸びあぐねての4着。この馬は根本的に東京芝1600mは苦手(というよりも京都芝1600m以外苦手)な感じはするので、いくら藤原厩舎の叩き2走目と言っても厳しい感じはします。
ある程度人気はしそうなので、人気馬ではここが飛んで配当が大きくなってくれたらいいなぁという印象です。
今回の安田記念はモーリスを信頼するかしないかが全てでしょう。私個人としてはある程度は信頼するけれど、頭は少し危ない気がしています。いずれにせよ勝てるとすれば少差だとは思いますが。
今回のメンバーでモーリスに勝てそうなのはこの馬あたりでしょうか?
スローペースの上がり3ハロンだけの勝負になればこの馬はナンバーワンの決め手が使えるはず。一瞬のスピードだけならモーリスに勝るはずなので、大駆けあっても不思議ないと見ています。
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