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【2016】札幌2歳ステークスの予想を公開!

公開日: : 重賞レース考察・予想

今日は9/3(土)に行われる札幌2歳ステークスの予想です。昨年は8番人気◎クロコスミアで的中させたレースなので今年も当てたいところ。

 

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札幌2歳ステークス 予想

新潟2歳ステークスの分析の際も、今年の2歳馬はメンバーレベル低いと書いた記憶がありますが、それは北海道シリーズとて同じ。ただ北海道シリーズの場合は今年の2歳馬のレベルが低いというよりは、6月の東京開催の新馬戦ができたおかげで有力馬が北海道に流れてこなくなったというのが大きいと思います。昨年の札幌2歳ステークスの好走馬はクラシックで全く活躍できませんでしたし、以前のようなグランデッツァ、ゴールドシップ、コディーノのような素質馬が最初に対決する舞台という意味合いは弱まったか。

昔はこのレースこそ翌年のクラシックを最速で占う、という印象がありましたが、近年はとにかく現時点での能力を競い合うという意味合いに変わってきた印象。そう考えれば今年のメンバーは現時点での能力差は計りやすそう。恐らくあの馬の能力が抜けているはずです。

というわけで、予想の発表。

 

 

本命は◎タガノアシュラのスピードと基礎体力が抜けています

新馬戦はレコードタイムでの大圧勝劇。もう皆が書いていることですが、その2着のサトノアリシアは未勝利→コスモス賞を連勝。大きく引き離した3着以下の馬も未勝利で活躍しているだけに、ここはメンバーレベルの高いレースでタガノアシュラが抜け切ったレースをしたと考えるのが妥当か。

スタートが抜群に速い馬で、溜めてスパッとキレるようなイメージは湧きませんが、現時点での基礎体力とスピードは抜け切っている印象。マンハッタンカフェ産駒なので内枠で揉まれたり変に控えると危ないと見ていましたが、良い具合の外枠を引くこともできましたし、陣営コメントや武豊騎手のコメントを見る限り恐らく逃げの競馬をするはず。先々の事を考えて競馬を教えるというよりは完成度の高さを活かして賞金を稼ぎにくると思います。

初戦もレコード勝ちでしたがまだまだ余裕ある内容でしたし、ここもマンカフェ産駒の脆さを出さなければまず勝ち負けになるでしょう。普通に圧勝まであっていいと思います。

 

武豊騎手はこういうタイプの逃げ、先行馬に乗るとスローペースには落とさず平均ペースで逃げるケースが多く、キャリアの浅い基礎体力のつききっていない2歳馬ですとタガノアシュラの平均ペースの逃げに潰される可能性が高そう。そうなると相手として連れてくる可能性が高いのは、前へ行く馬ではなく控えて決め手を活かす馬でしょう。

 

そう考えると対抗は◯コリエドールで良さそう。

母レクレドールという良血馬で、新馬戦の内容はタガノアシュラの次に評価できそう。スタートはぬるっと出るので早くはありませんが、新馬戦はかなりのスローペースを後ろから差し切る強い内容。加速ラップで終わっているところを見てもまだまだ余力はありそうで、並びかけられてからまた伸びたところを見ても勝負根性は相当。

ベルーフの半弟というところを見ても持続力勝負は問題なさそうで、今回はタガノアシュラに前の馬は潰されそうなのでスタートが遅い事も逆に向きそうな感じもします。

 

三番手は人気でも▲ディープウォーリアに期待。

新馬戦はやや重馬場を早め先頭で押し切る渋い内容。あんまりスパッとキレるディープインパクト産駒のイメージはないですが、最後は加速ラップで終わっているのを見てもまだ余力はあるか。普通に考えてこの血統なら良馬場に替わるのは良さそうで、脚を溜める事でパフォーマンスを一変させることもあるかも。

 

穴として期待したいのはあたりでしょうか。

全く人気ありませんが前走で倒した相手は結構骨っぽい馬。前走のタイムランクはEですが、この馬は時計云々ではなくバテずにグイグイ伸びてくるスタミナ差しタイプの印象。前走も他の馬がバテた中で伸びてきて勝ちきった感じですし、今回はタガノアシュラが前を潰しそうな展開がドンピシャでハマりそうな感じはします。

 

アドマイヤウイナーは新馬戦の内容自体はまずまず。4コーナーでポジションを落としながら直線だけで勝負を決めた事に関しては評価したい。

 

素質馬インヴィクタはとにかくこの枠がネック。ハービンジャー産駒は内枠ですと何もできませんし基本的に昇級しての期待値はゼロ。その中でも札幌2歳ステークスはまだ走りやすい舞台だとは思いますが、重い印を打つ必要はないか。

 

アンノートルは本州組との能力差がどうかというのが鍵ですが、ここ2戦を見る限りバテたと思ってもじわじわ伸びてくる持久力タイプ。条件自体は合いそうですが、アイルハヴアナザーという馬のイメージがいまいちまだ信用できないのでヒモまで。

 

前走は立ち回りの上手さで勝ち上がった感じのあるトリオンフは今回は展開が厳しそう。この枠を引けたことはいいと思います。

 

エトルディーニュはタガノアシュラさえいなければ本命にしてもいいかなと思っていた馬。前走も序盤で折り合いを完全に欠きながら2着を突き放す完勝。ただ外枠でタガノアシュラが逃げる展開となると好走の期待値はかなり下がるか。

 

ブラックオニキスとトラストに関してはちょっとクローバー賞のレベルが低すぎ。中央での1勝馬が1頭しかいないというようなメンバー構成で、未勝利よりもレベルが低かったと言わざるを得ません。

そのレースをブラックオニキスはインを上手く立ち回って勝利した感じ。トラストも前評判から人気していますが、1500mでも折り合いに苦労していた馬が1800mで上手くレースできるかは疑問。今回は前に行きそうなのでそうなるとタガノアシュラに潰される気もします。

 

印まとめ

◎タガノアシュラ
◯コリエドール
▲ディープウォーリア

△1アドマイヤウイナー
△2インヴィクタ
△3アンノートル
△4トリオンフ
△5エトルディーニュ

 

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