【2016】チャンピオンズカップ / レース考察(中京ダート1800mで行われるGI戦を徹底考察します)
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GIレース考察・予想
今日は12/4(日)に行われるチャンピオンズカップのレース考察を行います。中京ダート1800mで行われるGI戦です。その前に余談を少し。
日曜日からブログ、メルマガ全て配信途絶えており、大変ご迷惑とご心配をおかけいたしました。
ちょっと先週、無理して仕事を続けていて、ほぼ睡眠とらずに色々やっていたところ。日曜競馬が終了した時点で体にガタが来た模様で、疲労困憊で丸1日動けず・・・ようやく火曜の午前中になんとか動けるくらいまで回復しました。
点滴打ちに行こうか迷うほどでしたが、その病院に行くまでもだるいという状況で月曜日1日を潰す羽目に。まぁこうしてブログを書けるぐらいまで回復したので、もう大丈夫でしょう。ブログもTwitterもはたまたLINEまで一切音沙汰ない人が多かったので、けいば手帖さん含め何名からか生存確認の連絡来ましたが、ご心配をおかけいたしました。
昨日遅れなかったメルマガは本日中には送りますので少々お待ち下さい。今夜は焼肉でも食べに行ってスタミナ回復に努めたいです・・・
【2016】チャンピオンズカップ 予想考察
過去2年のレース傾向
過去2年しかデータはありませんが、その2年は全く正反対と言っていいレース内容。
2014年=ぬるま湯ペースからの前々の立ち回り勝負
2015年=ハイペースからの差し、追い込み決着
これだけ見るとチャンピオンズカップのレース傾向というのはわかりにくそうですが、この2年だけでもヒントは実はあります。まぁこれは中京ダート全般に言える傾向なのですが、それは・・・
内枠が有利な傾向があるということ
夏のプロキオンステークスなんかを見ても極端な内枠有利の傾向が見えるこのレース。平場のレースを見ても「内枠というだけ」で穴馬がバンバン突っ込んでくる傾向が見えます。
次項の血統のところでも書きますが、中京ダートコースは東京ダートコース以上に芝っぽい適性が要求されるレース。ダートのレースというのは基本的には最初からガーーット飛ばして最後は惰性で粘りこむ、というパターンが多いですが、直線の長い東京と中京では最後に末脚が要求されます。そのために道中でインで上手く立ち回って最後の直線で決め手を活かす、という芝レース特有の内枠有利な傾向が出てくるんじゃないかと見ています。
血統傾向
前項で「芝っぽい傾向」ある中京ダートのお話をしましたが、それは血統面でも如実に表れています。
ここ2年の勝ち馬の血統はキングカメハメハとスズカマンボ。そのどちらも芝のGIを勝っている馬ですし、どちらかといえば芝向きの血統と言えるタイプ。もちろんどちらもキングマンボの血を色濃く持っている馬でした。
2014年の年なんて、2着もゼンノロブロイ産駒で、3着もスペシャルウィーク産駒で、芝血統のワンツースリーという結果でした。どうもこういうところを見ていくと普通のダートコースとは傾向が違ってくるように感じます。
チャンピオンズカップだけではサンプル数が少ないので、同コースで行われる東海ステークスの過去のデータも見てみますが、昨年までの3年間でもキングカメハメハ産駒がどの年も絡むという結果に。特にグランドシチーなんてキングカメハメハ産駒の差し馬タイプで、このコースしか走らないという特徴がありました。それだけ芝っぽい適性が要求される特殊なレースということか。
その血統傾向は今年の東海ステークスでも続いていて・・・
1着:アスカノロマン 父アグネスデジタル
2着:モンドクラッセ 父アグネスデジタル
3着:ロワジャルダン 父キングカメハメハ
芝GIの勝利実績あるアグネスデジタル産駒のワンツーに、4年連続でのキングカメハメハ産駒の馬券圏内。やはり中京ダートコースは芝っぽさが重要。
その意味で今年、断然人気が予想されるアウォーディーは父が思いっきり芝っぽいジャングルポケット産駒。いかにも中京ダートに合いそうな感じがしますが、果たしてどうでしょうか。
レースラップ傾向
ここ2年はどちらも対照的なレースラップ。昨年に関してはコパノリッキーに必要以上に先行馬が競りかけていった感じもあり、ちょっと特殊なレースになった感じはあった。
今年はどちらに転ぶかだが、恐らくは逃げるのはモンドクラッセ。その番手にコパノリッキー、アスカノロマン、タガノトネールという形になるか。何が何でも行ききりたいのはモンドクラッセだけですし、コパノリッキーとアスカノロマンの2頭は激流よりもぬるま湯レースを好むタイプ。スンナリと隊列が落ち着いてしまえばそう早いペースになるとも思えません。
ただ、アウォーディーという馬は肉を切らせて骨を断つようなタイプの馬ですし、早めに動いて先行馬を丸ごと飲み込むような競馬をしてきそうな感じ。捲れるスピードがあるとは思えませんがラニのような馬もいますし、動き次第では差しがズバッと決まる展開があってもいいかもしれません。
レース傾向まとめ
今日のところはこの辺りにしておきます。出走メンバーはこんな感じ。
アウォーディー以外に何が売れるのかが全くわからないレース。ルメールということでコパノリッキーが売れそうな気もしますし、ムーアということでノンコノユメあたりが売れそうな気がしますし、デムーロということでゴールドドリームが売れそうな気もします(笑)アウォーディー以外は外人騎手人気になりそうですね。
ひとまず月曜時点で注目している馬はこの馬です。
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正直なことを言うと、出ていれば今回の本命はグレンツェント予定でした。それだけこの馬の前走は強かったですし、前哨戦としてはみやこステークスはなかなかのレベルだったと思います。そのグレンツェントがいないとなるとアポロケンタッキーかとも思いますが、この馬は2走前の意味不明な凡走があるだけに手を出すのは少し怖い感じ・・・
それならば今年の狙い目はこの馬か。昨年はみやこステークス→チャンピオンズカップと好走続きでそこからはダート界の中心になるかと思われたが、その後は一気に不振に・・・
そのみやこステークスとチャンピオンズカップのレース内容は激流ペースを後ろで脚を溜めて最後に一瞬の決め手を活かす形。そういうレースで2戦好走した後、伏兵ではない立場になってしまったことで自分から動くレースぶりに変わっていったが、どうもそれがダメだった感じ。東海ステークス→アンタレスステークス→平安ステークス→エルムステークス→ラジオ日本賞と全てが早めに動いて最後に脚をなくした印象で、逆に道中で脚を溜めたフェブラリーステークスでは最後に見所ある末脚を使っていました。
前回のみやこステークスの激走も久々にじっくりと脚を溜める競馬を選んだからのものであって、そろそろ陣営コメントを見てもそういう形が合うというのがわかってきた感じ。鞍上もいかにもそんな感じに乗りそうな騎手に乗り替わりましたし(こちらが思っている以上にじっくりと乗りすぎられる感じはありますが笑)ここまで人気ないならば狙い目な感じはします。
血統面を見ても父キングカメハメハでこのレースで特注といえる芝血統のキングマンボ系。昨年の大外枠でのあの走りを見ても、今年は内枠さえ引けて脚を溜められれば相当面白いんじゃないでしょうか。
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