セントライト記念2023の予想を公開!
公開日:
:
最終更新日:2023/09/21
重賞レース考察・予想
セントライト記念2023(中山芝2200m)の予想です。
9月18日に中山競馬場で開催され発走時刻は15:45です。出走馬はソールオリエンス、レーベンスティール、キングズレイン、ドゥラエレーデなど。中山競馬場の芝2200mで行われるGIIです。
日曜日に行われたローズステークスはなんとか三連複まできっちりと的中!!
<ローズステークス レース結果>
1着:◯マスクトディーヴァ 7番人気
2着:☆ブレイディヴェーグ 1番人気
3着:△マラキナイア 5番人気
ここは◎ラファドゥラと◯マスクトディーヴァのダブル本命の三連複が上手く当たってくれました。ただ、それなりに上位人気馬が飛んだ割にもう少し三連複の配当はついてほしかったですねー(汗)
とりあえず勢いはついたので日曜日もセントライト記念や平場のレースを当てていきましょう!
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ラッキーゲート情報
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まずセントライト記念に関するお話
近年このレースのラッキーゲートは2番と9番。
新潟開催年を除く2010年以降は12年連続で
必ずどちらかの馬番を引いた馬が好走しています。
枠順が確定したら2番9番をどの馬が引くか?注目ですね!
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そして最後に答え合わせへ
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セントライト記念参考レース
皐月賞・東京優駿的中
皐月賞 3連複16点300円
4,800→11,310円
東京優駿 3連複16点300円
4,800→14,100円
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ソールオリエンスはずっと見えてる模様!!
シャザーンも見抜いてますね笑
セントライト記念2023予想
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セントライト記念 2023 予想
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セントライト記念のレース概要
中山芝2200mで開催される菊花賞のトライアルレース。菊花賞の最重要トライアル戦は神戸新聞杯になりますが、最近は関東馬の活躍馬が目立っていますし、関東で行われるセントライト記念にも有力馬が集まるようになってきています。昨年はこのレース2着だったアスクビクターモアが菊花賞馬になりました。
後ほどラップ分析のところで書きますが、中山芝2200mというのは非常に特殊な舞台。日本の主流条件とは異なる適性が問われる舞台なのですが、それを陣営もわかっているからこそ「中山芝2200m向き」の馬が出てきて順当に走ることが多いレースです。
2021年はアサマノイタズラが大駆けを見せて波乱の結果になりましたが、それ以外の年は平穏な決着続き。やはり前走ダービー組の有力馬が順当に走りやすいレースなので、そこまで大波乱を期待するレースでは無いでしょう。
データ的な見地からの考察
あんまりはっきりとした理由はわかりませんが、セントライト記念は小型馬が苦戦して大型馬の活躍が目立つレース。こうして見ても過去10年で459kg以下の馬は壊滅的な戦績になっていますし、一方で520kg超えの馬は半数が馬券に絡んでいます。
セントライト記念は菊花賞のトライアルレースですが、基本的には前走重賞組の成績が優秀。あんまり条件戦組、特に1勝クラス組の活躍は目立っていません。
前走重賞組の中でも圧倒的に日本ダービーとラジオNIKKEI賞の2レースからの出走が多い傾向。実際に好走馬もこの2レースから多く出ています。
ラップ的な見地からの考察
中山芝2200mは中山競馬場の中長距離戦で唯一外回りコースを使う舞台。中山競馬場の外回りコースは3コーナー地点が非常になだらかなカーブになっており、なおかつその地点が下り坂になっているので中盤区間からペースが流れやすい。
他のコースよりもスパート地点が早くなりやすく、スパッとキレる脚を持った馬よりもバテずに最後まで伸び続けられるスタミナタイプの差し馬が走りやすい舞台です。
血統的な見地からの考察
菊花賞のトライアルレースということで重厚なスタミナ血統がよく走っている感じ。極端な血統的な偏りはありませんが、ロベルトの血を持っている馬がよく走っているようには感じます。
レベルや馬場、展開などを踏まえて今年はどんなレースになりそうか?
今週が中山馬場は開幕2週目。開幕週は金曜に大雨が降りましたが、その影響はほとんどない超高速馬場になりました。土曜日は外からの差しも決まっていましたが、日曜日は一転してインが伸びる馬場に。普通に考えれば日曜もインの方が有利な馬場になりそうですが果たして。
昨年もかなりのハイレベルレースになりましたが、今年も皐月賞馬ソールオリエンスを筆頭にかなり豪華なメンバーが集まった印象。ローズステークスも舞台にに合わないハイペースになりましたが、このレースも先行タイプの馬がそこそこいるので極端なスローペースにはならなそう。高速馬場の持続力勝負に対応できそうな馬を狙ってみたい。
考察まとめ
【レース質】外回りコースの非根幹距離条件で持続力が問われる。<□■■□>
【波乱度】ダービー組が順当に走って堅く収まりやすい。
【ラップ特徴】中盤から早めに流れてのロンスパスタミナ戦。
【血統特徴】菊花賞を走るようなスタミナ血統が有利(ロベルト持ち)。
【狙えるタイプ】ある程度馬格がある馬(460kg以上)。
【狙えるタイプ】前走重賞GI組。
セントライト記念 2023の印
【本命 ◎14 ソールオリエンス】
間違いなく世代最上位の馬だが、そのキャラはキタサンブラック産駒のイメージそのまま。エンジンがかかるまでに時間がかかるが、一旦エンジンがかかってしまえばどこまでも伸びていくような馬で、外伸び馬場の皐月賞で大外をぶん回して圧巻の競馬を見せた一方で、日本ダービーでは馬群の中で包まれる形になってギアチェンジ戦で不覚をとった。
セントライト記念が行われる中山芝2200mはスパート地点が早くなって長く良い脚が問われる舞台で、昨年ガイアフォースが勝利したようにキタサンブラック産駒との相性はおそらく抜群。他馬に邪魔されずに伸び伸びと走れる外枠も良いと思いますし、今回は絶好条件が揃ったんじゃないだろうか。
このレースは春の2冠で馬券圏内に絡んだような馬が出走してきた場合はほぼ確実に好走しますし、近年の例外はどん詰まりでレースにならなかったタイトルホルダーぐらい。この馬は春の2冠で馬券に絡んだどころかクラシックを圧勝しているわけですし、どう考えてもここは絶対的な存在でしょう。逆らう余地はありません。
【対抗 ◯3 コレオグラファー】
父モーリス×母父ミスプロ系という配合はジャックドールやノースブリッジと同じ。この2頭と同じような晩成の持続力型と見て良さそうで、ノースブリッジは今回と同条件のAJCCで重賞を勝利しました。
これまでの戦績は非常に地味なものですが、非根幹距離の芝2200mでスタミナを活かす競馬をした時は底を見せていない感じ。未勝利勝ちは凄まじくスタミナが問われる中京芝2200mで途中で捲る競馬で押し切りましたし、前走の阿賀野川特別は淀みないペースの持続力勝負で4着好走。2着のウインオーディンとは同じ上がりでしたし、キレないこの馬で位置を取りに行かなすぎただけでの負けと見て良いでしょう。
キレはないがバテない馬なので今回の条件はベストに近いと思いますし、今の高速イン有利馬場で内枠が引けたのも間違いなくプラス。先行馬の数も多いので極端な瞬発戦になるとは思えませんし、ある程度の位置を取ってインからロスなく運べれば大穴を開けていいと見ます。
【単穴 ▲13 ウインオーディン】
早期から活躍している馬だが、どうもウインの馬で地味だからか正当に能力を評価されていない印象。共同通信杯は休み明けでスタート出遅れて最速上がりで5着に差し込んできましたし、この時の上位馬がクラシックで上位に好走してきたことを考えてもメンバーレベルは高かったはず。唯一崩れた皐月賞は道悪のタフ馬場で言い訳は聞くでしょう。
前走は今回のセントライト記念を見据えてか、非根幹距離の芝2200m条件に起用。前半から速い流れでしっかりと脚を溜めて、途中から大外を捲って早めに進出しての2着は普通に強い内容だったと思いますし、今年の阿賀野川特別は歴代2位の走破時計。勝ち馬も京都新聞杯3着リビアングラスだったことを考えても評価していいか。
前走で芝2200mのスタミナ条件で長く脚を使えることは分かりましたし、何よりもその流れを経験していることはプラス。新潟コースより中山コースの方が差しは効きやすくなると思いますし、ここは不当に人気がないが大穴を開けてもいいんじゃないだろうか。
【特注 ☆5 ドゥラエレーデ】
ダートでもUAEダービーで2着に走れているように、キレはないが先行力とスタミナは相当なレベル。ホープフルステークスは確かにスローペースで展開に恵まれたが、中山コースで前々で競馬ができればやれる馬だと思いますし、2着馬シルトホルンが札幌記念でも2着に走ったので単純に先行馬が恵まれただけの結果ではなかったか。
前走は果敢に宝塚記念を使ったが、前半3F=34.0の超ハイペースを先行して10着なら負けて強しの内容。今回もそれなりに先行馬がいるので展開がポイントになりそうだが、前走のペースを経験していれば少々速い流れでも楽に思えそう。上手く競り合わずに前々で競馬ができればここは勝負になっていい。
【△1 キングズレイン】
百日草特別とホープフルステークスの内容だけ見ると世代最上位の馬かにも見えたが、どうもここ2戦は案外な結果。おそらく毎日杯は速い流れになって追走スピードが問われたのがダメだったと思うが、前走の町田特別はマッハモンルードが展開向いたにしてもあの程度の馬を交わすのにここまで手間取って良いものか。
手塚厩舎の育成馬はウインマリリン、マイネルファンロン、ユーバーレーベンなどを筆頭に、調子の良い時と調子の悪い時の波が極端。スランプ期は全く走らなくなりますし、このキングズレインもそのパターンにハマった可能性あり。どうも調教本数も少ない気がしますし最終追い切りのCWの手応えも微妙。それでいてこの人気なら軽視したい。
【△2 セブンマジシャン】
デビュー当時のぬるま湯レースでは強さを見せていたが、ホープフルS→京成杯→スプリングSとハイレベルなレースになると完全に力負けしていた印象。前走の西武日刊スポーツ杯はスローペースを直線どん詰まりで脚を余していたが、2勝クラスにしては低調なメンバーでしたし、あのメンバー相手に詰まって脚を余したことは過大評価するべきではないか。
今回は叩いた上積みや内枠というプラス要素はあるが、一方で再び重賞の強力なメンバーとの対戦。過去の重賞3戦だけ走っても通用するとは思えず、どれだけ成長しているかがポイントになりそうだ。
【△4 レーベンスティール】
ソールオリエンスと大接戦を繰り広げた新馬戦や1勝クラスの圧巻のパフォーマンスを見ても素質は相当。誰が見てもラジオNIKKEI賞は脚を余して惜しい内容でしたし、能力値ベースで言えば評価するのは当然。
ただ、リアルスティール産駒は他の馬を見ても父親同様に1800m条件に特化している馬が多く、この馬もデビューから一貫して1800mしか使われていない。レースぶりを見ても行きっぷり良くてスピードと瞬発力を兼備しているタイプに見えますし、果たして今回は中山芝2200mのスタミナ勝負でどうなるのか。
おそらく今回は何が何でも権利を取りにいくはずなのでモレイラ騎乗なら先行策は確実。今までよりスタミナが問われる条件で今までより早めに動く競馬になりそうですし、素質でこなす可能性も大いにあるが若干の危うさも感じます。△評価の中では最上位。
【△6 シャザーン】
非根幹距離のすみれステークス快勝の内容から当初は評価するつもりでいたが、どうもこれまでスタミナが問われる流れを経験していない点がネック。すみれステークスも非根幹距離条件とはいえ超スローで上がりだけの勝負になりましたし、果たして本当にスタミナが問われる2200m戦になって適性があるのか。
母はエリザベス女王杯を勝利したクイーンズリングとはいえ父はスピードタイプのロードカナロア。友道厩舎はゆったり構えて長い直線で末脚を活かす育成スタイルのため、こういうトリッキーな中山芝2200mのような条件はあんまり得意にしていません。コメントを見るに、どうも今回はある程度位置を取りに行きそうな感じもしますし、スタミナ条件でいつもより前で競馬をして果たして脚が溜まるんでしょうか。
【△9 アームブランシュ】
スパッとキレる脚は使えないが、長く良い脚を活かせる条件ならそこそこやれそう。負けているレースは大体がスローでキレ負けしている感じですし、中山コースでは弥生賞で最速上がりを使って差し込んできた実績もあります。
今回の条件はおそらく適性ベストに見えますし、上手くスタミナが問われる流れになれば最後に差し込んでこれてもいいか。大穴で一考。
【△12 コスモサガルマータ】
マイネルモーント相手に楽勝した前走内容はまずまず。ただ、この馬はこれまでの良績を見ても前半スローからラスト3ハロンの瞬発力に特化したレースしか結果が出ていないのはネック。ヴィクトワールピサ産駒は得てしてこういうタイプが多く、この馬は中山芝2200mで長く脚を使うタイプというよりは直線だけでビュンと速い脚を使ってこそ良いタイプだろう。
それでも一昨年のアサマノイタズラ(ヴィクトワールピサ産駒)のように直線まで我慢して末脚を引き出す競馬ができれば面白そうだが、今回騎乗の松岡騎手は強気な乗り方をするのでほぼ間違いなく早めに動いてしまうはず。あんまり期待できる感じはしないが・・・
【推奨買い目】
三連複 14→3,13,5→3,13,5,1,2,4,6,9,12 本線ベース
三連複 14→3,13,5,4 重ね買い
三連複2頭軸流し 14,4→3,13,5 重ね買い
【買い目及び予想のポイント】
ここは断然人気でも◎ソールオリエンスは逆らっても仕方なし。ただ、それ以外の人気馬は割と怪しそうで、2列目に穴馬、大穴馬を置いて紐荒れに期待したい。おそらくソールオリエンスがあっさり勝つとみていますが、このオッズだと三連単で買っても三連複で買っても変わらなそうなので、点数を抑える意味でも三連複でいいでしょう。
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