【2016】TCK女王盃の予想(ホワイトフーガらの評価は?)
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地方レース考察・予想
今日は1/13(水)に行われるTCK女王杯のレース予想を行います。大井1800mで行われる牝馬限定のJpnIII戦です。
絶賛、京都観光中です。
初詣とか一切行ってなかったので、清水寺が詣初めです。せっかくなのでおみくじを引いたらなんと大吉でした!
きっとこれから2016年は全レースが当たるという知らせでしょう!
その後、てくてくと四条河原町のタワレコにデヴィッド・ボウイの新譜を買いに行ったら案の定売り切れ。なかなか今の時代にCDが売り切れるって凄いことですね。
というわけで、TAROの競馬さんオススメの、鴨川を見渡せるスターバックスに来ました。ここでTCK女王杯の予想でもしてみます。おみくじによると当たるはずなので、外れたら予想をした立地のせいです!
というわけで、予想に移りましょう。
ちなみに前回の地方予想のニューイヤーカップは、、、
◎タービランス → 2着
◯モリデンルンバ → 1着
▲アンサンブルライフ → 4着
☆フォクスホール → 5着
◎→◯の馬単が大本線だったので悶絶のハナ差。。。
なんだかもどかしいレースになりましたが、サクッとTCK女王杯で2016年の地方競馬初当たりと行きたいところです。
今回のこのレースの鍵は何と言っても、、、
単勝1.1倍のホワイトフーガの取り扱い方
これに悩まされている方も多いと思いますが、このサイトではきっちりと西野カナ以上にホワイトフーガのトリセツを作ってみたいと思います。
レース傾向
実は地方の牝馬限定の交流戦というのは、一番中央馬と地方馬の差が激しい舞台。過去5年のレースを見ても、ハルサンサン一頭しか絡めておらず、あとはJRA勢のワンツースリーになっています。
ですが、今は中央のダート勢は牡馬も牝馬も世代交代の真っ最中。今年に限って言えば地方馬は台頭があってもいいかなとは思っています。
ただ、過去の傾向を見ても中心は中央馬という考えで行ったほうが良さそうです。
ラップを見ていただければわかると思いますが、地方交流のレースにしては極端に上がりが早いのがTCK女王杯。牝馬限定戦ということもあり、前半がスローで進み、最後に36秒台の決め手が要求されるレースが多いです。
今年も少頭数で典型的な逃げ馬不在となるでしょうから、上がり勝負になる可能性は考えておいたほうがいいでしょう。頭数をみても、そう縦長のレースにはならないはずで、それならば前へ行ってバテないタイプの馬よりはある程度の位置から決め手を使える馬を狙ってみたいです。
レース予想
まず考えたいのが、現在の牝馬交流重賞の勢力図。私の中の考えでは、、、
サンビスタ
アムールブリエ
ホワイトフーガ
トロワボヌール
この4強だと思っています。この4頭はそこまで能力差はなく、展開でコロッと着順が変わる印象。
ただし、今はダート界全体の層が薄いので、サンビスタがチャンピオンズカップを勝ったり、アムールブリエが名古屋グランプリを勝ったり、とこの4頭は牡馬相手でも通用する強い馬だとは思います。
この4頭それぞれの馬キャラを考えてみましょう。
サンビスタ 総合力タイプ、どんな展開でも崩れないが横綱相撲で崩れる
アムールブリエ とにかくスタミナタイプ、2000m以上の持久力勝負で
ホワイトフーガ スピード持続力タイプ、決め手はないがマイル〜1800mの締まったペースで
トロワボヌール 瞬発力タイプ、左回りの脚抜きの良いコースがベスト
こんな感じでしょうか。恐らく上記4頭は自身の馬キャラにハマった時にベストパフォーマンスを示している感じで、それ以外では上記4頭の別の馬にコロッと負けたりもしているはずです。
この視点からJBCレディスクラシックを見てみましょう。
12.2 – 11.6 – 12.0 – 11.8 – 11.8 – 12.5 – 13.6 – 13.1 – 12.9
前半が全く緩まない超スピード、持久力戦。早めに仕掛けたサンビスタ、アムールブリエはあっさりと止まりましたし、このレースはもうとにかくバテずに走れるかだけが問われたレース。
このレースをホワイトフーガは圧勝しました。サンビスタやアムールブリエ相手に圧勝していることからも、能力比較で今はこの馬が抜けて強いという評価をされがちですが、JHCレディスクラシックの真実は、、、
スピード+持続力勝負というホワイトフーガのベスト条件で、大野騎手がインで死んだふりをする完璧な競馬ができての圧勝
ということは忘れてはいけません。
実際、JBCレディスクラシックの前の2レースでは、サンビスタ、トロワボヌール、アムールブリエといった馬たちに完敗しています。
3歳馬ですからJBCまでの間に急成長を遂げた、という意見もあるでしょうが、ブリーダーズゴールドカップはアムールブリエ向きのレースで、レディスプレリュードはサンビスタ向きのレースだった、というただそれだけだと思います。
ここで先ほどの話に戻ってもらい、今の牝馬交流重賞は4強だということを前提に話を進めると、ホワイトフーガとトロワボヌールは展開、条件次第ではどちらが勝ってもおかしくない馬と言えます。
そんなほぼ互角と言っていいトロワボヌールは、前走前残りレースのクイーン賞で初ダートのディアマイダーリンに後塵を喫しました。その上位馬のタイム差を見てみましょう。
トロワボヌール=ホワイトフーガ
トロワボヌール=ディアマイダーリン、ノットオーソリティ、パワースポット
4強の一頭と目されていたトロワボヌールも得意条件で、これらの馬と差のない競馬になったのがクイーン賞。今回、ディアマイダーリン、ノットオーソリティ、パワースポットが出走してきますが、トロワボヌールとホワイトフーガの力差がそこまでないことを考えれば、ホワイトフーガ単勝1.1倍というのは明らかに過剰なオッズということができます。
地方交流戦は展開と条件次第で着差はかなりつきます。JBCレディスクラシックだけの結果を見て、ホワイトフーガと他の馬は勝負付けが済んでいるという安易な考えをしている人がここまで多いという事。
もちろんホワイトフーガは牡馬の一線級と互角に戦えたサンビスタやアムールブリエと差のない能力と言っているわけで、ここでも勝つ可能性はかなりあるでしょう。ただ単勝1.1倍は明らかにおかしいオッズなので、できれば何かが負かしてくれる馬券を買いたい。
今回のレースの展開を考えてみましょう。
恐らくハナに立つのはセキショウではないかと思います。砂を被りたくない馬ですし、陣営からも押して行けという指示が入りそう。
その番手を最内枠からノットオーソリティ、中枠からディアマイダーリン、そしてそこにホワイトフーガがぴっちりマークしてつけてくるはず。
そしてパワースポットは前走は大外枠でテンに行けなかっただけで、もともとそこまでスタートが遅い馬ではありません。今回、大井を知り尽くした真島騎手がテンで出していかないわけはないと思うので、インのある程度の位置を取りに行くんじゃないでしょうか。
ホワイトフーガはJBCレディスクラシックの時は、サンビスタが1番人気の競馬をしてくれる中で、自分は全く動かずインで伏兵の競馬をする事ができました。
ですが、今回は単勝1.1倍を背負う立場。そうなれば早めに動いて人気馬の競馬をしなければなりません。前を潰す役割を背負うはずなので、4コーナーから前に被せ気味の競馬をしてくるはず。
そうなればホワイトフーガより前にいる馬は、強い馬に被せられて早めに仕掛けざるをえないので相当厳しい競馬になると思います。クイーン賞とは比べ物にならないくらい前はタフなレースになるはず。
ただ、ホワイトフーガも単勝1.1倍と言えるほど抜けた馬ではありません。外側から被せ気味に人気馬の競馬をすれば、恐らく最後は若干足が鈍りそう。もともとTCK女王盃は最後の直線で決め手を使える馬が台頭しやすいレース。ここはホワイトフーガよりもワンテンポ遅く動いた馬の一発に期待してみます。
というわけで予想の発表。
本命は◎パワースポットに期待します。
てっきりこの馬はディアマイダーリンと並ぶ3番人気に推されるかと思ったのですが、ディアマイダーリンと大差つけられての4番人気。前走の内容を見ていればこの2頭はそんな能力差があるようには思えないんですが・・・
前走のクイーン賞は初地方重賞挑戦で大外枠。もちろんその状況でテンからダッシュをつけて先行策がとれるはずがなく、最後方からの競馬に。結果的に上位3頭は1コーナーで1、2、3番手に付けた馬の前残りになったわけですが、そんな展開をこの馬は最後方から捲って勝ち馬から0.3秒差まで差してきたわけです。
中央での実績を見ても、まずディアマイダーリンよりは強いはずで、前走はレースぶりの上手さと展開面での差のみ。今回はより少頭数に替わり、鞍上も大井を熟知した真島騎手に。直線の長い大井コースに替われば、まずクイーン賞組の2頭はほぼ間違いなく逆転できると思っています。ディアマイダーリンもノットオーソリティもホワイトフーガにマークされる競馬になるはずで、そうなれば最後はバテるはず。そこをワンテンポ遅れた差しを決めればこの馬の能力ならクイーン賞組は交わせるでしょう。
問題はホワイトフーガまで交わせるかどうか、ということ。2015年は中央の重賞で2度も馬券に絡んだ実力馬で、ダート適性も全く問題なし。それでいて前走から舞台替わりも全てプラスに向きそうで、ホワイトフーガが自分で前を潰す競馬をしてくれる。よほど位置取りが絶望的ではない限りは、接戦での勝ち負けに持ち込めると見ています。それならばこのオッズなら頭馬券を買いたいでしょう。勝ちまで期待しています。
対抗は◯ホワイトフーガで仕方ないと見ています。
いくらなんでも馬券外は外さないでしょうし、前の馬に残られて負けることはまずないと思っています。あるとすれば早めに仕掛けすぎて、後ろの馬に差されることだと思いますが、それだけの能力があるのもパワースポットくらいと見ているので、まず2着には残るんじゃないでしょうか。
恐らく1、2着はこの2頭で、できればパワースポットが勝ってほしいという想定。3着馬に関しては実際どの馬が来てもおかしくないと思っています。ホワイトフーガが前を潰しにいくでしょうし、その中でどの馬がバテないかは騎手の腕次第で決まっちゃう感じも。ですので、以下の印はオッズ的妙味順に並べます。
3番手は▲ノットオーソリティにしました。
前走はほぼディアマイダーリンと差のない競馬ながら、相手は単勝4倍に対してこちらは単勝30倍。明らかに不当な人気差でしょう。今回は前走より厳しい競馬になるとは思いますが、3着は恐らく1、2着に離されてどの馬がバテないか、という勝負になりそう。それならオッズ的妙味でこの馬を三番手に。
4番手は☆ティーズアライズの激走に期待してみます。
というのも前の馬はホワイトフーガに潰されそうなレースになりそうで、かといって差し馬もパワースポット以外は強くなさそう。それならこの馬は大井1800mでの勝ち鞍ありますし、前走も復調気配を見せました。勝利時の矢野騎手に戻りますし、恐らく3着は走破時計1:54:00くらいで走れれば足りるはず。全く人気がないのでこれが3着に来たらどでかいです。
5番手は△ディアマイダーリンにしました。
前走内容は先行馬の中で相対的に勝ったというだけで特に強調できる要素はなし。コース替わりも未知数ですし、ホワイトフーガを買いたくない層がこぞってこの馬を買っている感じ。先行馬は全てホワイトフーガに潰される可能性もありますし、この馬がバテて3着外から飛んでくれると配当がどでかくなります。
六番手に一応△タマノブリュネットを抑えておきます。
この馬、レパードSで3着という実績でそれ以降ずっと売れているんですが、その後の2戦は私は無印にしましたし、実際見どころなく大敗しています。レパードSは人気馬がやりあって垂れたところを漁夫の利で差して来れたレースでしたし、あれは能力ではなく展開面での好走でした。
今回は久しぶりに漁夫の利的な展開が向きそうな感じもしますが、同じ差し馬なら断然パワースポットの方が強そうで、それでいて未だにレパードS好走で人気しています。それならば能力が足りないということで凡走してくれた方が嬉しいです。
印まとめ
◎パワースポット
◯ホワイトフーガ
▲ノットオーソリティ
☆ティーズアライズ
△ディアマイダーリン
△タマノブリュネット
勝負度C
推奨馬券
<本線>
単勝 ◎パワースポット 15倍想定
馬連 ◎→◯ 6倍想定
<ボーナス>
三連単 ◎→◯→▲☆△△
もうここは無駄な点数を買わずに一騎打ち想定で、馬連と単勝本線でいいでしょう。頭に来てくれればドカンという馬券組立てにしたいです。
もうほぼ本線の2点しか買いませんが、三連単は4点だけボーナスを買ってみたいです。とにかくノットオーソリティかティーズアライズが3着に来ると跳ね上がります。
ティーズ3着だと15万馬券になるので、そうなれば今日は京都の夜で豪遊したいと思います。
というわけで、こんなところでTCK女王盃の予想は終わらせていただきます。ご静読ありがとうございました。
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