新潟2歳S [1] 過去のデータを鵜呑みにするのは危険か
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重賞レース考察・予想
結局、昨晩はほとんど寝れず。というのも、月火はTBSラジオのJUNKを聴いてから寝るのが習慣なので、3時まで「伊集院光の深夜の馬鹿力」を聴いて、一瞬だけうたた寝した後、朝4時からプレミアリーグのアーセナル×リバプールを見ておりました。早朝からTwitterのタイムラインを汚して失礼いたしました。
まぁ結果に関しては前半だけ見れば負けなくて良かったってところでしょうが、後半を見ると勝ち切りたかった感じも。
メルテザッカーとコシェルニーの両センターバックがどちらともいないとここまで守備が酷いのか、、、という試合でしたね。
守備陣で孤軍奮闘していたガブリエルと、神がかり的なセーブを見せたチェフが今日の試合のMVPでしょうか。クソ使えなかったチェンバースは大誤算でした。まぁこういう選手がラムジーみたいにワールドクラスになるのがアーセナルなんですが、ちょっとあまりにも酷すぎたので。。。
エジルとサンチェスに関してはコンディションが徐々に上がってきた感じなので、あとはカソルラのコンディションが上がってコンビネーションが整えば攻撃陣は問題ないと思っています。ひとまずマンチェスター・シティに独走される前にチームを整えてください。
過去のデータを鵜呑みにするのは危険か
新潟2歳ステークスは読者の皆さんも予想ファクターが少ないと思うので、いつもの人気5頭の総評だけでなく、出走馬全頭の総評をお送りしたいと思います。
明日に8頭、明後日に残り8頭くらいな感じでお送りできれば!!
というわけで、今日でこのレースの傾向なり狙い目をサクッと書いておきます。
新潟2歳ステークスってもともとは、
仕上がりの良い早熟馬がよく走るレース
だったんです。
ミスプロ系を代表とする米国のダート血統がとにかく走りまくっていた重賞でした。ですので5年スパンなり10年スパンで血統傾向やデータ傾向を出すと、2015年も狙い目は仕上がりの早い早熟馬だったり、米国のダート血統を狙うレースということになってしまいます。
ただ、このレースは明確にここ数年で傾向が変わってきていると感じています。
特にこの2年は顕著です。
<2014年>
1着:ミュゼスルタン キングカメハメハ産駒 NHKマイルカップ3着
2着:アヴニールマルシェ ディープインパクト産駒 NHKマイルカップ4着
3着:ニシノラッシュ サクラバクシンオー産駒
<2013年>
1着:ハープスター ディープインパクト産駒 桜花賞1着 オークス2着
2着:イスラボニータ フジキセキ産駒 皐月賞1着 ダービー2着
3着:ピークトラム チチカステナンゴ産駒
これだけ見ると強い馬が普通に好走するレースかと思いますが、ここ5年の好走馬で後々GIで好走した馬がでてきたのはここ2年だけ。そしてこの2年の連対馬はどれもクラシック戦線で人気を集めて好走するほどの馬になりました。
<以前>仕上がりの良い早熟馬がよく走るレース
↓
<近年>クラシックを狙えるような本格派の馬が走るレース
このような感じで新潟2歳ステークスが変化しつつあります。
この理由はもう明確でしょう。
以前に比べて素質馬のデビューが早くなってきていることが要因です
昔はこの時期は仕上がり早の早熟傾向の馬がデビューすることはあっても、クラシックを賑わせるような馬はほとんどデビューしていませんでした。
クラシック組は大体が涼しくなった秋開催から始動するのがほとんどで、そうなれば早めにデビューした馬の中で、一番仕上がりがよくて完成度が高い馬が新潟2歳ステークスで好走していたのです。
それが、クラシック戦線の路線整備や育成のレベルアップにより、明らかに素質馬のデビューが早くなった。そうなると、新潟2歳ステークスはほとんど紛れのない新潟芝外回り1600mで行われますから、強い馬が強いレースになりがちです。
ですから、あんまり今年の新潟2歳ステークスも過去5年や10年のデータや血統傾向は参考にしないほうがいいかも。新潟コースと同じく直線の長い東京や中京で好走した強い馬は素直に評価したほうがよさそうです。
その上で穴馬を見つけるなら過去の傾向ではなく、現在の新潟芝コースに働いている血統バイアスに合う血を持った馬でしょう。
今の新潟芝コースで特に走っている血統は、マンハッタンカフェとグレイソヴリン系。先週の新馬戦は父ジャングルポケットというだけで対抗に推した13番人気サバイバルポケットが3着に好走して自分でもびっくりしました。結構グレイソヴリンのバイアスは効いていそうです。
面白そうな狙い方は、
(1)堅軸の強い馬(左回りコースで強いパフォーマンスを見せていればなおよし)
↓
(2)バイアスに合う穴馬数頭(グレイソヴリン系、マンハッタンカフェなどなど)
↓
(3)ヒモ
のような感じのフォーメーションでしょうか。一昨年、昨年と見てもそう大きく荒れる傾向はなさそうなので、きちんと強い馬は強いと認めつつ、ピークトラムやニシノラッシュのような馬を穴馬で拾いたいレースです。
軸馬候補はこの馬。
意外と強い馬が集まらなかった印象の今年の新潟2歳ステークス。このメンバーなら新馬戦のパフォーマンスで一番評価できるのはこの馬でしょう。
今週は夏の波乱レースを無料提供!
8/30 日曜 札幌11R キーンランドカップ
このレースは高確率で仕留められる!
自信アリの理由は…
\一目見ればわかります!/
今週末のレースで
『興奮』と『感動』を受け取ってください。
コチラから
今週末、高確率で波乱が予想される
札幌11R キーンランドカップですが・・・
これほどまでに、
前走、過去傾向が重要となるレースは珍しいのです。
その理由は、
夏のスプリントシリーズ5戦目で、
今年のデータがすでに揃っているという事。
過去データを見ていけば
的中率は“恐ろしい程飛躍します!”
獲りやすいからこそ見逃してはいけないレースなのです。
スプリントシリーズの終盤に行われるこのレースで
しっかりと的中を獲りましょう!
では、キーンランドカップの抑えるべきポイントを
お伝えしますね(^^)/
■前走と8月の成績に注目!
アイビスサマーダッシュ3着以内、
函館スプリント4着以内だった馬が馬券に良く絡んでおり、
過去5年で複勝圏内馬15頭中13頭は、前走で5着以内に好走していた馬!
■圧倒的に前有利な展開
8年間で馬券内に入った24頭中15頭が
逃げ、先行脚質で圧倒的に前有利の展開。
■重賞成績にも注目
3着以内24頭中20頭が重賞連対実績があった。
ただし、これまでのキーンランドカップで勝利している
リピーターも多い事から、リピーターにも注目しましょう。
■4、5歳馬を中心に予想を組む
4、5歳馬が馬券に絡む確率はここ5年間で約70%!
基本的に4、5歳馬から馬券を組み立てたいです。
このように、
使える過去データがわんさかわんさか出てくるのです。
「過去は過去だろ!!」
と過去を振り返らない硬派なあなたも、
キーンランドカップだけは振り返ってみてください。
では、
このデータから導き出された勝ち馬とは!?
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