青葉賞 [2] 超スローの瞬発力勝負に対応せよ
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重賞レース考察・予想
昨日はベイスターズもマリノスも広島に負けるという体たらく。
どちらも敗因は高橋尚成と比嘉ってわかりきっているので、次に向けての修正は楽だとは思います。
ベイの方はマエケンから2点は取れているので、尚成が試合さえ壊さなければ今のカープからなかなか2点以上は取られる気がしないので勝ち負けだったでしょう。もう正直2年間も何の仕事もしていないのでお引き取り願いたい気持ちでいっぱいです。
マリノスの方は最初の20分間は左サイドの下平、学を中心に攻めることができて得点も取れましたが、小林が累積で出れないおかげで右サイドバックで出場した比嘉が全く攻撃に関わることができない。
パスをもらっても90%がバックパスだし攻め上がることもできない。技術も乏しいですから右サイドからは何の攻撃も見出せない。そこを広島に突かれて守備のバランスを明らかに左サイド限定のシフトを組まれてマリノスは全く攻めることができなくなり、徐々に相手に主導権を渡して万事休すって感じでした。
ちょっと比嘉はJ1では通用しないレベルなので、後半開始から見切りをつけて三門を右サイドバックにして中盤に俊輔を入れてもよかったと思いますがね。
スローペース頻発の最近の重賞
今週末の重賞、天皇賞と青葉賞、そしてオープンですがスイートピーSに関して、まだ木曜時点でほとんど予想していません。
というのも、
ここ最近の重賞はあまりにもスローの展開が多く、枠順でほとんどが決まる
場合が多いからです。
ちょっとこれじゃあ競馬がスポーツとしては面白くないよ、くらいのレベルで最近はスローなレースばかり。きっと柏木集保先生も嘆いているとは思います。
予想を組み立てる上でも、逃げ馬がどれだけ出走登録に入るか、枠順がどうなるか、がわからないうちに狙い馬を絞ってしまうのは桜花賞のようなことにもなるので、今週はあえて木曜まで予想をしていません。
スローペース確実な青葉賞
そんな今週末の重賞の中でも、まず間違いなくスローペースになるのが青葉賞。
ダービートライアルで東京芝2400mで行われるレースです。トライアルレースというのはペースが緩みがちですし、そうなればある程度の位置を取れる馬か上がり3ハロン最速を出せるような切れ味がある馬でないと厳しい。
過去5年の前後半のラップ比較を見ても、
【2014年】35.8 – 34.8
【2013年】36.6 – 34.7
【2012年】35.1 – 34.9
【2011年】37.4 – 34.4
【2010年】35.1 – 34.5
すべての年で後半3ハロンの方が早いラップ構成となっており、そのほとんどが1秒以上後半の方が早くなっています。
そうなると差し馬は爆発的な切れ味があるようなタイプでないと厳しい。
代表格はディープインパクト産駒、そうでなければペルーサ、ウインバリアシオン、ショウナンラグーンといった突然変異的に異常な瞬発力を持った馬じゃないと厳しいです。
ディープインパクト産駒で今年登録されているのは、
スモークフリー
ティルナノーグ
レッドライジェル
レトロロック
の4頭。
スモークフリーはもともとダート系統の馬ですから、33秒台の末脚を出せるかと言われたら怪しいですし、ティルナノーグは秋からの成長が全く見られない。レトロロックもディープ産駒にしては切れないで位置取りで勝負する馬ですからあまり買える要素はない。
となると、
ディープ産駒の筆頭格はレッドライジェルで良さそう
明らかにここ2戦で馬が変わりましたし、中山であの切れ味があるなら東京に変わって更にと思わせてくれるところもあります。
人気次第ではレッドライジェル本命でも良いかなぁと思っていますが、恐らくレーヴミストラルに次ぐ2番人気ってところでしょうか。
レーヴミストラルも前走内容を見ても、負かしたサンライズセンスが次で500万を快勝したのを見ても相当強いと思うので、あまり嫌える要素はありません。瞬発力も前走を見たら化け物級にあると思うので。
そうなるとレッドライジェルやレーヴミストラルを評価は落とさずに、その相手に切れ味や位置取りで対抗できる穴馬を見つけたいです。
筆頭候補はこの馬でしょうか。
父は切れ味とはあんまり結びつかない馬ですが、最近だとパワースポットのような末脚特化系の馬も生んでいます。前走は出遅れて前残りの流れを一頭だけ外差しで突っ込んでくるという濃い内容。
もともとある程度の位置取りは取れる馬ですし、現在の高速馬場である程度の内枠を引ければ、どうせ人気しないでしょうしかなり面白いと思います。
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近年は一線級が回避して寂しいメンバー構成になる時もあったが、今年はキズナ、ゴールドシップ、フェノーメノと3頭のGI馬が参戦。他にも台頭してきた新興勢力が多数出走し、中々のメンバーが顔を揃えることになりそうだ。
GI馬の実績や実力を今更とやかく説明するまでもないだろうし、世間的には人気を集めることになるだろう。しかし、それぞれ決定的な死角がある上に、毎年波乱が生まれやすい舞台の淀の3200mとなれば、決して盤石の存在ではない。
例えばキズナ、道悪が応えたとは言え牝馬ラキシスに後塵を拝した大阪杯には、「今までが過大評価だったのかもしれない」とこぼす関係者の姿は少なくなかった。実際、GIを勝ったのは日本ダービーのみ。脚質的にも開幕したばかりで前が止まらない京都が合うかと言えば疑問が残る。
同じくゴールドシップ、過去2年も人気を裏切っているように、高速決着の京都は明らかにこの馬は不向き。しかも、宝塚記念に直行する予定を取りやめてココへ急遽参戦という経緯には不自然さが残る。実は、この参戦には表に出せない某関係者の裏事情があるそうで…。
そして、3連覇がかかるフェノーメノだが、近走は凡走続きでこの馬らしさが全く見られない。コース適性は言うまでもなくこの中でもトップクラスだが、復活があるのかは果たして…。
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