大阪杯2022の予想を公開！

大阪杯2022(阪神芝2000m)の予想です。

4月3日に阪神競馬場で開催され発走時刻は15:40です。出走馬はエフフォーリア、ジャックドール、レイパパレ、ヒシイグアスなど。阪神競馬場の芝2000mで行われるGIです。

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大阪杯 2022予想

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大阪杯はどんなレースになりやすいのか？

５年前からGIレースに格上げされた阪神芝2000mで行われる一戦。小回りの阪神芝2000mで行われるレースだが、阪神芝2000mのコース形状からも前半からガツンとペースが速くなることはほぼない。

スタート直後に急坂があってなおかつ1〜2コーナーの半径が小さいので必然的にこの部分でペースが緩むのが特徴。そこから向こう正面に入って下り坂になる部分から一気にペースアップするのが特徴で、中盤部分からのロングスパート勝負になりやすい舞台です。

昨年は道悪馬場なので例外と見た方がよさそうですが、それ以外の年は大体同じようなラップ構成。前半部分から中盤ぐらいまではそこまで速いペースにならず、勝負所から一気にペースアップしてラスト800m〜1000mのロングスパート勝負になります。2018年なんてラスト1000mは57.1の時計が出ましたし、とにかくラスト1000mを速く走れる馬が有利なレースと言えるでしょう。

小回りコースではあるのですが、過去5年の血統傾向やGIになる前の血統傾向を見てもディープインパクト系やキングマンボ系の成績が圧倒的。地味な血統よりも王道クラシック血統ばかりが走っていますし、根幹距離のロングスパート勝負でしっかりとスピードやキレも問われるレースと言えそうです。

今年はどんなレースになりそうか？

今週で阪神競馬場はAコース最終週。何度か雨の影響も受けていますが、まだ馬場の内側が荒れきってはおらず最終週も外差し馬場にはならなそう。今週末は良馬場でできそうなので、それなりに高速馬場になるんじゃないでしょうか。

展開は普通に考えればジャックドールの逃げが濃厚。それをショウナンバルディ、アフリカンゴールド、ウインマリリン、レイパパレあたりが追いかけるような展開になりそう。まぁ普通に考えればジャックドールのマイペース逃げになるとは思うのですが、ショウナンバルディの鞍上が坂井騎手なので強気にハナを奪いに行く可能性あり。アフリカンゴールドも前走で逃げる競馬が上手くいったので再現を狙いに行くかも。レイパパレも川田騎手なら金鯱賞とは違う競馬で一発を狙いに行くかもしれません。

考察まとめ

【レース質】前半スローからの後半ロンスパ勝負。＜■□■□＞

【狙えるタイプ】後半1000mを速く走れる馬。

【狙えるタイプ】ディープ系やキンカメ系の王道クラシック血統。

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大阪杯 2022の印

【本命 ◎6 エフフォーリア】

昨年の年度代表馬にして、ひょっとすると歴史上でも最強クラスの可能性も秘めていると思っている馬。

そう考えるのもとにかく弱点がないからで、スタート良くて折り合いも楽につくしセンス抜群で追ってすぐ加速するギアチェンジ性能も抜群。何より東京コースのスロー瞬発戦で超ハイレベル戦だった天皇賞(秋)、中山コースでミドル消耗戦で超ハイレベルだった有馬記念を勝利しているのは圧巻という他なく、もうこの馬はヨーロッパの道悪馬場を除けば芝1800〜2500mなら世界最強馬じゃないだろうか。

今回の条件も皐月賞で似たコースを圧勝していますし、立ち回りセンスもギアチェンジ性能もスタミナもあるとなれば崩れるイメージが湧かない。基本的にはこういう圧倒的な人気馬が出てくると嫌ってナンボと考える人間ではあるのですが、エフフォーリアが全盛期のうちはなかなか逆らいようがない気がします。ここは相手のセレクトが重要。

◯ヒシイグアス

一昨年の暮れあたりから本格化してきた感じで、中山金杯と中山記念はメンバーレベルが微妙なのでどうかと思っていたが、休み明けで大外枠を引いた天皇賞(秋)でも外を通って5着に好走。その後に香港カップでラヴズオンリーユーと差のない競馬ができた点を考えても、もうこの馬はGIでも通用していいんじゃないだろうか。

母父ストームキャットのハーツクライ産駒ということで大阪杯で走りそうな王道血統ですし、これまでの実績からもコーナー4回の芝2000mでのギアチェンジ戦はいかにも合いそう。堀調教師のコメントを見ても「状態は天皇賞、香港カップより上」との事ですし、それなら今回の相手でもやれていいんじゃないだろうか。

【単穴 ▲8 ポタジェ】

友道厩舎の馬らしく徐々に力をつけてきた晩成タイプ。極限のキレ勝負になると厳しいが、34秒フラットぐらいの上がり勝負なら対応できる感じで、昨秋は適性向かないように見えた毎日王冠や天皇賞(秋)でも善戦できていた。もうあと一歩でGIでもというところまできてはいるだろう。

前走の金鯱賞はテンで位置を取れず内枠から最後方に下げて開幕週の馬場で大外をぶん回すというこれ以上ないぐらいの最悪な騎乗。それで４着に来たのを見ても一番強い競馬をしていたはずで、スッと位置をとってスムーズな競馬ができていればこの馬が２着だった可能性は結構あると見ています。

今回は馬場やペースを考えても芝2000mのGIと言っても天皇賞(秋)のような極限の瞬発力勝負にはならなそう。陣営コメントを見ても前走より位置を取りに行くとの事ですし、大阪杯はアルアインやステファノス、レイパパレのような母系が北米ダート血統のディープインパクト産駒が毎年のように馬券に絡んでいます。今年穴を開けるとしたらこの馬というイメージはありますが・・・

【特注 ☆7 ウインマリリン】

立ち回りセンスに優れた非根幹距離巧者。3歳時のエリザベス女王杯を見ても完璧な競馬ができていながら最後は直線スピードで劣って4着でしたし、非根幹距離の2200mでもある程度上がりがかかってこその馬。今回は2000mの牡馬混合戦となるとエリザベス女王杯の時以上に直線スピードに優れた馬がいそうですし、最後はキレ負けする可能性が高いか。

そんな馬だけに日曜午後の雨予報はプラスになりそう。明らかに出来落ちだったエリザベス女王杯の時とは馬が違うでしょうし、絶好枠から松岡騎手が上手くエスコートできれば穴を開けても。

【△4 ジャックドール】

圧巻の連勝劇で大阪杯の主役の座にまで上り詰めた超新星。白百合Sや金鯱賞はどちらも強い相手に優秀なレースラップで逃げ切っていますし、素質的にGI級の馬であることは間違いなさそう。

ただ、今回はレコードタイムで激走してからの中2週のローテになりますし、調教も坂路とCWを軽く一本ずつ追っただけ。今回はエフフォーリアをはじめとしたGIレベルのメンバーで、アフリカンゴールドやショウナンバルディなど競りかけてきそうな馬もいる。これまでのレースを見ても競りかけられたことはほとんどありませんし、厳しいローテで今まで以上にタイトな展開になったとしても同じような競馬ができるんだろうか。（正直、エフフォーリアを本命にしてこちらも上位評価では儲けようがないので、ここが崩れてくれる事を願うべきレースかなと）

【△5 アカイイト】

エリザベス女王杯は上がりのかかる消耗戦を途中で捲ってスタミナを活かして勝利。やはり本質的にはキズナ産駒の非根幹距離巧者でしょうし、今回は根幹距離の2000mでスピード勝負、キレ勝負になってどうか。金鯱賞は位置を取ってこちらの想像以上の競馬をしてきたので成長はありそうだが。

【△14 レイパパレ】

昨年の大阪杯は馬場がハマったにしても強敵相手に大楽勝。宝塚記念、オールカマー、エリザベス女王杯はどれも距離が１ハロン長かった感じですし、大阪杯に相性絶好のディープインパクト産駒と川田騎手となると怖さはある。ただ、今年はフルゲート戦の外枠なのでその点で位置を落としてスムーズな競馬ができない可能性はあるか。

印まとめ

◎エフフォーリア
◯ヒシイグアス
▲ポタジェ
☆ウインマリリン
△4,5,14

勝負度 D

買い目