ニューイヤーカップ2018の予想を公開!
公開日:
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最終更新日:2018/01/16
地方レース考察・予想
ニューイヤーカップ2018 (浦和ダート1600m)の予想です。
1月10日に浦和競馬場で開催され発走時刻は15:40です。出走馬はハセノパイロ、ヤマノファイト、レベルスリー、シェーンリート、クロスケなど。浦和競馬場のダート1600mで行われるSIII戦です。
先週行われたニューイヤーカップは川崎競馬場まで見にいってきました。GIでもないし余裕こいて行ったのですが、人の入りが川崎記念や全日本2歳優駿よりも多くて正直ビビりました。
一応、予想結果も順当ではありましたが、、、
1着:▲ディアドムス(1番人気)
2着:△オメガスカイツリー(6番人気)
3着:◎トロヴァオ(3番人気)
で新年一発目の地方重賞は的中!!中央の3日間開催は重賞は難しいレースが多くてダメでしたが、地方競馬は良いスタートが切れました。
本日は浦和競馬場でニューイヤーカップが行われます。2018年は中央競馬と同じくらい地方競馬にも力を入れて行こうと思いますのでご愛顧ください。2年ぐらい浦和競馬場に行った記憶がないので、久々に行ってこようかなとも思ってます。浦和競馬場のでっかいチキンカツが大好きなんですよね〜。
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また、先週土日の重賞結果です。
指数1位馬順位
1/6(土)中山金杯(G3)1着(単勝250円)
1/6(土)京都金杯(G3)1着(単勝640円)
1/7(日)フェアリーS(G3)1着(単勝460円)
京都金杯については指数1位〜3位の馬で3連単(11,480円)的中しています。
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ニューイヤーカップ 2018予想
過去のレース傾向
日本一のドル箱コースである浦和1600mで行われる3歳限定重賞。もうこのコースは3〜4コーナーの途中にスタートがあるというカオスなコース形態で日本で一番内枠が有利になりやすい舞台。スローペースなら内枠から先行した馬が有利ですし、ハイペースになれば内枠で脚を溜めた馬が勝ちます。もう内枠だけ狙っていればいいのがこのコースの鉄則。
ただ、2〜3歳限定戦となるとそれだけで軸を決めてしまうのは少し危ないか。もちろん昨年を見ても、後に東京ダービー→ジャパンダートダービーを制覇したヒガシウィルウィンですが、その2レースで子供扱いしたブラウンレガートと最も際どい競馬になったのがこのレース。その理由はその当時の能力差ではなく7枠8番と1枠番の枠順差が全てだったと言っていいでしょう。
このように枠順による有利不利はかなりあるレースではありますが、能力が拮抗している古馬のレースとは違い、3歳戦となればこの後ずーっと下級条件戦をウロウロするような馬もいれば南関クラシックを取る馬もいるわけで、ある程度能力差で枠順は克服できると考えるべきでしょうか。
超特殊なコースでスタート直後は位置取り争いがかなり激しくなります。今まで2ハロン目が12秒台のような少頭数スローペース戦しか経験していない馬にとっては位置取りもスタミナもかなり厳しくなりそう。
隊列予想は結構難しいですが、セイヴェルビットが逃げる形を予想。
恐らく「逃げたい気持ち」だけはシェーンリートの的場騎手が一番だと思いますが、この馬のテンのスピードは並。平和賞は低レベル戦でテンも遅い一戦でしたし、的場騎手の逃げたい気持ちだけで果たしてハナが取れるでしょうか。
ヤマノファイトあたりも1200mを使っていたような馬ですから行こうと思えばハナも取れそうですが、本橋騎手がそこまで主張してハナを奪いに行く姿が全く想像できません。スピード上位でインの好位あたりにスッと落ち着くんじゃないでしょうか。
ここ2戦が短距離で先行策を取れているゴーレンマッハですが、この馬はスタートでワンテンポ置かれる馬。その後の二の足の速さが抜群なのでスッと位置を取れますが、この浦和1600mの舞台ではワンテンポ遅れる部分が位置取り面で致命的になる感じも。この馬より外のシェーンリート、セイヴェルビットあたりが主張しそうですし、そうなると位置を落とすと見ました。
ですが、この隊列予想はちょっとやって見ないとわかりませんね。一応、ハナ候補はセイヴェルビット、ヤマノファイト、シェーンリートの3頭にしておきます。
昨年はスターインパルスという典型的な飛ばす馬がいましたが、今年は不在。恐らく勝負所まで一団の競馬になるはずで、枠順よりも能力がレース結果に影響するような一戦になるはず。その能力面で見ると今年は3頭が抜けているような感じがします。
大好きな浦和マイルなのでこのレースは気合いを入れて臨みたいところです!
というわけで予想の発表。
ニューイヤーカップ 2018の印
本命 ◎ハセノパイロ
本命は今年の南関クラシックの中心と見て間違い無いだろうハセノパイロが絶対的な中心だ。
今年の全日本2歳優駿はJRA所属馬のレベルがかなり高くて史上最高レベルと言ってよかった一戦。しかもサザンヴィグラスが飛ばして逃げたおかげで地力が問われるレースにもなっており、そんな展開でJRAで後にオープンに行くだろうダークリパルサーやビッグスモーキーに先着しての3着はただただ立派の一言。
昨年のニューイヤーカップは全日本2歳優駿4着のヒガシウィルウィンが外枠を克服して勝利。昨年の全日本2歳優駿は1、2着がリエノテソーロ、シゲルコングという低レベル戦でしたし、不良馬場で勝ち時計も1:42:8。今年は良馬場で1:41:6でしたし、東ウィルウィンの走破時計1:44:6とハセノパイロの走破時計1:42:5を比較しても、昨年のヒガシウィルウィンを現時点で凌駕している可能性は高い。
大型馬ですがどんなコースでも活躍できているようにレースセンスは高く、飛ばして逃げる馬もいなそうなので途中で押し上げるように労力を使うような展開にもならなそう。外枠のロスを克服して圧勝できるぐらいのポテンシャルはある馬だと思います。単勝1.2倍ぐらいまで行くかと思っていましたが、前日オッズで単勝2倍台で他の馬券も意外に買えるレベル。ここは素直に信頼して良いでしょう。
対抗 ◯レベルスリー
対抗は前走が破茶滅茶な競馬で勝ったレベルスリーが相当強いはず。
もうこの馬に関しては前走映像を見てもらうのが一番。浦和マイルの外枠でスタートで躓いて大きなロス。これだけで1秒のロスはあったはずで、そこから基礎スピードの違いである程度の位置まで取って持ち直した。3コーナーでは外の馬とぶつかる(吹き飛ばした)ロスもあり、直線ではインを突いたが前が開かずに追い出しが遅れる致命的なロス。南関レベルのダートで、しかも直線の短い浦和コースでは致命的なロスだったが、一瞬できたスペースを見つけるとほんの一瞬で加速して前を交わして勝利してしまった。
走破時計1:44:2は例年の新風特別と同じぐらい。この新風特別組はここ2年ギリギリの4着に終わっているが、このレベルスリーはスタートの出遅れと直線のどん詰まりで2秒くらいのロスはあったはずで、1分42秒台まで時計を詰めるのは容易だろう。
中央でのダート未勝利勝ちの一戦を見ても(芝スタートだったとは言え)全馬の中で一番行きっぷりが良いぐらいのテンの速さを見せていましたし、恐らく前走のスタートのミスは偶発的な可能性が高い。今回は南関競馬もダートスタートも2戦目ですし、元々スタートも速くて1200mでもかかるぐらいに行きっぷりも良い馬。案外、この枠でもスッと二番手ぐらいにつけられちゃう可能性もありそうで、そういう競馬になればもう負けるとすればハセノパイロしか考えられない気がします。
単穴 ▲ヤマノファイト
絶好枠を引いたヤマノファイトも能力抜けている3頭の一角。
今年の門別勢は全日本2歳優駿で活躍できなかったことでさほどレベルは高くないという評価がつきつつあるが、東京2歳優駿牝馬でグラヴィオーラ、ストロングハートがワンツー。兵庫ジュニアグランプリではソイカウボーイが厳しい競馬で3着。その他でも決して門別では一線級と言えなかったマッドドッグやリンノストーンが南関重賞で活躍していますし、やはり基本レベルは高いと考えるのが無難。
この馬はその門別の最出世レースであるサンライズカップを勝利。前走の全日本2歳優駿は強いサザンヴィグラスを追いかける好位で3コーナーから手が動く厳しい競馬。後ろからドンフォルティスに早めに被される競馬でしたし、あそこから5着に残ったのは立派でしょう。
確かにサンライズカップは1枠から上手くインを立ち回ったとは言えますが、逆に言えばインを上手く立ち回ればサザンヴィグラスあたりは倒せる馬。サザンヴィグラスは全日本2歳優駿でも厳しいペースで逃げてそこそこの着差で残している馬ですし、今回は2枠2番とサンライズカップの再現が十分に叶う枠順。何度も書いている通りに浦和マイルはとにかく内枠有利な舞台ですし、転入初戦と本橋騎手というのは不安ですが、イン好位につけられればよほどのことが無い限りは好走と見ています。
△ セイヴェルビット
展開利見込めそうなセイヴェルビットも抑えておきたい。この馬より内のシェーンリート、ゴーレンマッハ、ヤマノファイトあたりとの兼ね合いにはなるが、前走で逃げて好パフォーマンスだったことからも今回も逃げの手に出るんじゃないだろうか。隊列落ち着けばペースは落ち着きそうですし、浦和コースで楽な逃げが打てるとなればマークは必要。
ただ、前走でのレベルスリーとのパフォーマンス差を考えてもレベルスリーより前の着順にいる可能性は低いと思います(レベルスリーが前走以上にロスをする競馬になるとは考えにくい)
△ トーセンブル
全日本2歳優駿の走りを見る限り、トーセンブルはこの条件で大外枠でも少しは注意しておいた方が良い。確かに展開が向いた部分はあるが、前走で繰り出した上がりは勝ち馬ルヴァンスレーヴと同じ。決め脚に関してはJRA勢とも互角だったはずで、あれだけ走れればここも昨年のカンムルのような末脚出せても。鞍上が中野ならあり得る話だ。
全馬短評
枠 | 印 | 馬名 | コメント |
---|---|---|---|
1 | 消 | ヴァンルモンテ | 内枠という以外に買える理由が何一つない。 |
2 | ▲ | ヤマノファイト | インで脚を溜める競馬ならここでもやれる。 |
3 | 消 | ゴーレンマッハ | テンがワンテンポ遅い。前走内容からもここでは。 |
4 | 消 | シェーンリート | ただの的場応援人気。平和賞は超低レベル。 |
5 | △ | セイヴェルビット | レベルスリーとは力差。ハナを切ってどこまで。 |
6 | ◯ | レベルスリー | 前走は超チグハグな競馬で勝つ。2秒短縮できる。 |
7 | ◎ | ハセノパイロ | 超ハイレベルの全日本2歳で3着。力が違う。 |
8 | 消 | クロスケ | 3走前見る限り浦和の外枠で一線級相手では厳。 |
9 | 消 | ドンビー | 評価の指標となっている平和賞が超低レベル。 |
10 | △ | トーセンブル | 末脚の破壊力は凄い。この枠でも中野なら少し。 |
印まとめ
◎7 ハセノパイロ
◯6 レベルスリー
▲2 ヤマノファイト
△5 セイヴェルビット
△10 トーセンブル
勝負度C
推奨馬券
三連複 7→6,2→6,2,5,10 本線ベース
三連複 7,6→2,5,10 重ね買い
三連複 7,6,2 大本線重ね買い
三連単 7→6→2,5,10 ボーナス
三連単 7→2→6 ボーナス
三連単 7→6→2 大本線ボーナス
※前日オッズでは三連複が9倍スタート。もしこんなオッズで本当に買えるならば、まず三連複ベースを買いつつ、スムーズならレベルスリーが相手として堅軸とみて2頭軸を重ねて購入。そして3席目もヤマノファイトがインからスルスルと見てその三連複一点ドカン。
そして三連単もハセノパイロが圧勝、2着にこれまた能力上位のレベルスリー、3着に印の馬、でもやっぱりヤマノファイトがその中でも強いよね、というボーナス馬券を買ってみたい。明確に当日のオッズが下がったら買い目を買えるのではなく勝負度をDに下げます。
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