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凱旋門賞2022の予想を公開!

公開日: : 最終更新日:2022/10/06 海外レース考察・予想

凱旋門賞2022(パリロンシャン芝2400m)の予想です。

10月2日にパリロンシャン競馬場で開催され発走時刻は日本時間23:05です。出走馬はタイトルホルダー、ドウデュース、ディープボンド、ルクセンブルクなど。パリロンシャン競馬場の芝2400mで行われるGIです。

 

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2頭目:2 6 10 11

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───────────
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《3連複》フォーメーション
1頭目:4 12
2頭目:4 12 14

3頭目:1 4 5 9 10 11 12 14 16

推奨馬券:300円19点(5700円)
─────────────
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2着[12]レシステンシア
3着 [1]シヴァージ
3連複払戻:1-4-12 9050円

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凱旋門賞はどんなレースになりやすいのか?

※2016年〜2017年はシャンティイ競馬場開催のため除いています。

パリロンシャン競馬場で行われる欧州芝2400m路線の最高峰レース。近年は競馬の主流が芝2000m路線に移りつつあり、今年もバーイード、アダイヤーといった大物たちはチャンピオンステークスを選択。ただ、それでも世界最高峰のレースであることは間違いなく、日本競馬の悲願として追い続ける価値があるレースでしょう。

 

パリロンシャン競馬場は向こう正面スタートのワンターン条件。4コーナー部分からフォルスストレートのような形状になっており、そこで上手く脚を溜めて直線で末脚を爆発できるかがこのコースのポイント。勾配は大きく日本競馬よりは間違いなくタフな条件ですが、英国の競馬場ほど勾配がタフではなく、ちょうど日本と英国の中間ぐらいの適性が問われる条件と言っていいか。

日本と英国の中間ぐらいの適性となると、日本馬も英国馬も適性が少しズレるのは致し方ないところで、逆に適性がドンピシャに合うのはホームのフランス調教馬。凱旋門賞は昔からフランス調教馬が非常に強いレースですし、その中でも特にファーブル厩舎の馬の活躍が非常に目立ちます。ファーブル調教師は戦績的に少し足りないかなという馬でも凱旋門賞で激走させることが良くありますし、それだけ「凱旋門賞に合いそうな馬を見極める」ことに長けているんじゃないでしょうか。

基本的には日本と英国の中間ぐらい、フランス調教馬に合う条件と言っていいですが、凱旋門賞は雨の影響を受けることが多く、雨が降ると求められる適性が変わります。雨の量が多いほど英国競馬寄りのスタミナレースになってしまうことが多く、そうなると英国調教馬やアイルランド調教馬、昨年のトルカータータッソのようなドイツ調教馬向きのレースになります。

 

だいたいヨーロッパの芝長距離戦はどれも10頭以下の少頭数で行われることが多いですが、この凱旋門賞は総賞金500万ユーロということもあって毎年フルゲートの多頭数になります。多頭数のレースに慣れていない馬ではスムーズさを欠くことが多く、道中で馬群の外を回って差し込むような芸当は至難の業。逆にそんな競馬でほぼ勝ちに等しい2着に走ったオルフェーヴルは本当に化け物だったんでしょう。

凱旋門賞当日は直線部分の仮柵を解放するオープンストレッチになりますし、基本的には馬群をスムーズに捌いて立ち回れるような馬を狙いたいです。

 

ロンシャン競馬場で行われた過去5年の血統傾向はこんな感じ。

※2016年〜2017年はシャンティイ競馬場開催のため除いています。

サドラーズウェルズの系統の好走が多いのはそりゃヨーロッパ競馬のサンデーサイレンスのようなものなので当然と言った感じ。それに2019年〜2021年はどれも道悪馬場でしたから、よりサドラーズウェルズ=ガリレオが走りやすい馬場になっていたと思います。

 

というわけで、良馬場での開催(走破時計2分30秒を切った年)の血統傾向をまとめてみました。

圧倒的な好走率を見せるのはダンジグ=デインヒルの血統。もう良馬場開催時には毎年2頭は父or母父ダンジグ=デインヒルの馬が走っていますし、それだけ良馬場開催時にはスピードが要求されるレースだということでしょう。

またミルリーフを持っている馬の好走も目立っていますし、良馬場開催時にはダンジグ=デインヒルとミルリーフと覚えておいていいと思います。

逆に道悪開催時はガリレオ=サドラーズウェルズの血が濃い馬や、ドイツ血統(アドラーフルグやブランドフォード)を持っている馬を狙うのがいいと思います。

 

今年はどんなレースになりそうか?

当初は晴れるかもと言われていたロンシャン競馬場も、結局は雨の影響を受けて10段階中7番目の重馬場。昨年のような道悪タフ馬場適性だけで決まるようなレースにはならなそうだが、粘っこいロンシャンの雨馬場をしっかりとこなせる適性は必要だろう。すでにフランスの芝や重い馬場を走っている馬は有利になりそうだ。

今年は過去最高の日本馬4頭が参戦。エネイブル級の歴史的な強さを持つ馬は登録しておらず、昨年のレース前時点でのアダイヤー、ハリケーンレーン、タルナワほど強いと思わせる馬も不在。バーイード、デザートクラウン、アダイヤーなどの不在で今年は欧州勢の層は薄いと思います。

今年の出走メンバーや枠並びを見るとレースを作るのは日本調教馬になりそう。大外枠ということでルメール騎手ならステイフーリッシュで逃げを打つ可能性が高そうですし、それをタイトルホルダー、ディープボンドあたりがいかける展開か。これら日本馬が揃って展開に恵まれる可能性もなくはないが、やはり経験したことないロンシャンの芝に苦戦して失速する可能性も考慮に入れなければいけない。その直後の好位から中団ぐらいをスムーズに立ち回れそうで能力を過小評価されている馬を狙いたい。

 

考察まとめ

【レース質】基本は日本と英国の中間の適性が問われる多頭数の瞬発戦。<■□□■>

【狙えるタイプ】フランス調教馬(特にファーブル厩舎)。

【狙えるタイプ】雨が降ると英国調教馬やドイツ調教馬が有利に。

【狙えるタイプ】馬群をスムーズに捌いて立ち回れる馬。

【狙えるタイプ】良馬場ならダンジグ=デインヒルが圧倒的。

【狙えるタイプ】道悪馬場ならガリレオやドイツ血統を重視。

 




 

凱旋門賞 2022の印

【本命 ◎18 ウエストオーバー】

今年の凱旋門賞はもし出走してきていればバーイードかデザートクラウンが主役で1番人気に推されていたはず。そのデザートクラウンは今年の英ダービーを勝ったことで凱旋門賞の事前オッズで1番人気に推されたわけだが、この馬はスムーズならおそらくデザートクラウンを差し切って英ダービーを勝っていたはず。

英ダービーは4コーナーから直線に向くところで絶好の手応えだったが、直線半ばまで前が詰まって全く抜け出せず。最後にようやく捌いてからは凄まじい末脚を見せており、最後の脚色からしてもスムーズだったらデザートクラウンと僅差の勝ち負けには持ち込んでいただろう。そりゃ騎乗騎手が英国メディアにケチョンケチョンに叩かれたのも頷けるという感じ。愛ダービーは相手が弱かったとはいえ好位追走からのワンサイドゲームでしたし、まともに走ればこの馬は今年の欧州3歳馬の中でもナンバーワンクラスじゃないだろうか。

古馬初対戦のキングジョージは何も見せ場のない結果に終わったが、序盤に押し出されてハナに立たされると終始折り合いを欠いて制御できず。世界一過酷とも言えるアスコットの芝2390mで折り合いを欠いてしまえば惨敗するのも仕方がないはずで、前走だけでこの馬が通用しないと判断するのは早計。

自在に競馬ができるタイプなので凱旋門賞のような多頭数競馬は合いそうですし、折り合いを考えれば前に壁を作れる内枠も絶好。この枠ならスッと好位〜中団のポジションが取れると思いますし、能力最上位の可能性がある馬がオープンストレッチを活用してスムーズな競馬ができれば十分にやれていいのでは?ちょっと人気がなさすぎだと思います。

 

【対抗 ◯15 ヴァデニ】

スピード豊かなチャーチル産駒でフランスダービーを見ても勝負所での一瞬の加速力が武器。そのフランスダービーでは勝負所の手応えからしてまるで違っての圧勝でしたし、今回人気になるオネストあたりを子供扱いしての勝利なんだから普通に強いはず。実際にエクリプスステークスでも古馬相手に勝ち切りましたし、2着ミシュリフが詰まったおかげとはいえそのミシュリフが良馬場の芝2000mならワールドクラスの馬ということを考えても評価できるはず。

前走の愛チャンピオンステークスは3着に終わったが、好スタートからわざと下げて直線でインでごちゃついた分の差という感じでルクセンブルクやオネストと大した差はないだろう。オネストに対してはフランスダービーで圧倒的な差をつけていますし、走り慣れたフランスの芝に戻ればこちらの方が上という可能性は十分にある。

血統やこれまでのスミヨンの発言(2000mでこその馬)からも距離不安を挙げられているが、凱旋門賞は勝負所での加速力が重要なのでこれぐらいスピードがある馬の方が逆に向きそう。自在性あるタイプなので内枠も味方にできそうですし、スッと中団〜好位ぐらいが取れればオープンストレッチを味方に突き抜けてもいいか。

 

【△4 シリウェイ】

昨年のフランスダービー2着馬で、昨年の凱旋門賞はぶっつけで見せ場十分の5着。何よりも評価したいのがその後の英チャンピオンステークス勝利の価値で、このレースはミシュリフ、アダイヤー、アデイブなど超豪華なメンバーが揃う中を完勝。このレースを見てもとてもこの馬が弱いとは思えない。

今年はなかなか結果が出ていないが、どれもフランスの良馬場の2000m路線ばかりを走っており、レースぶりを見ても距離不足で脚を余している印象。今回はシーズン初の2400m戦で雨の影響もあればこの馬の良さが活きる馬場になりそう。昨年よりもメンバーレベルは落ちると思いますし、昨年5着ぐらい走れば足りてもいいんじゃないでしょうか。

 

【△16 アルハキーム】

フランスダービーは2番人気に支持されたが、大外から1頭だけ別次元の脚を使って最も強い内容だった感じ。今年のフランスダービーは勝ち馬ヴァデニがエクリプスステークスを制して、5着馬オネストが愛チャンピオンステークスで2着という点からもメンバーレベルは高かったはずで、その中でこの競馬を見せていれば普通に評価できそう。

前走のギヨームドルナノ賞は好位から追い比べを制して勝利。あんまり派手なレースぶりではないので日本オッズは舐められそうだが、オネストとの比較で考えてもここでやれちゃってもいいんじゃないだろうか。フランス調教馬の3歳で父はスピード血統のシユーニなんていかにも凱旋門賞で走りそうな馬に見えます。

 

【消1 ミシュリフ】

前がどん詰まりになりながらも差し込んだインターナショナルSを見ても普通に力はある馬。ただ血統イメージ通りで軽い馬場の芝2000mでこその馬で、2400m及びタフな条件は苦手。今回はロンシャンの芝2400mではキングジョージのようにパフォーマンスを落とすと思います。

 

【消2 トルカータータッソ】

昨年は不良馬場の恩恵を存分に受けて大外から差し切り勝ち。いかにもなドイツ血統のアドラーフルグ産駒に見えますし、馬場が渋って低速戦になればなるほど強いタイプか。今年は昨年ほどの道悪馬場ではないですし、あんまり妙味があるようには見えません。

 

【消3 マレオーストラリス】

サンクルー大賞ではアルピニスタに完敗。今回のメンバー相手では厳しいだろう。

 

【消5 アレンカー】

エクリプスステークスや愛チャンピオンステークスで完全に差をつけられるレース内容。ここでは厳しいか。

 

【消6 ディープボンド】

昨年は重馬場で目標にされる形で何もできず。今年のGI2戦をみてもタイトルホルダーには完敗していますし、今年の凱旋門賞も雨の影響を受けるとなるとどこまでやれるか・・・

 

【消7 ブルーム】

キングジョージや愛チャンピオンステークスで上位につけられた着差を考えても、ここでは厳しいんじゃないだろうか。

 

【消8 ステイフーリッシュ】

海外競馬の長距離戦で結果が出ているので欧州の馬場自体は合いそう。ただ、活躍しているレースはどれも相手が弱くて展開に恵まれている。今回は大外枠から逃げる競馬をしそうだが、さすがにこの相手ではきついか。

 

【消9 モスターダフ】

ブリガディアジェラードSではベイブリッジ、ハードウィックSではアレンカーに完敗。今回のメンバー相手では厳しいだろう。

 

【消10 メンドシーノ】

バーデン大賞でトルカータータッソに勝利しているが、バブルギフトあたりにシャンティで普通に負けている存在。昨年の結果があるだけに、雨馬場ならアドラーフルグ産駒のドイツ馬は怖いが、どこまで馬場が渋るかも微妙なだけに・・・

 

【消11 タイトルホルダー】

今年に入ってからの天皇賞、宝塚記念は掛け値なしに強いパフォーマンス。母父モティヴェイターで欧州向きの血統背景ですし、これまでのレースぶりからもスタミナは相当。あとは初めて走る本場ヨーロッパのタフな馬場、レースでどこまでやれるか。馬券妙味的にこの馬を買っても仕方ないので、馬券の買い方を工夫した上でしっかりと応援したいです!

 

【消12 バブルギフト】

近走レースレベルを考えても今回のメンバー相手では厳しいだろう。

 

【消13 グランドグローリー】

プリンスオブウェールズステークスでは本命を打ったが、それは少頭数でメンバーレベルも低かったから。ヴェルメイユ賞大敗がこの馬の本当の実力だろう。

 

【消14 アルピニスタ】

欧州の12ハロン路線で破竹の連勝を誇っているが、近走で倒した相手がチューズデイ、バブルギフト、メンドシーノとなるとどこまで評価していいものか。安定して毎回末脚は使えるのである程度の評価はしたいが、人気の中心になりそうなので妙味は薄い。

 

【消17 オネスト】

パリ大賞典と愛チャンピオンステークスを激走したことで今回は人気になりそうだが、不器用な末脚タイプなのでどちらも6頭立て、7頭立ての頭数が向いた感じあり。凱旋門賞は多頭数で馬群を捌いて差してこなければいけませんし、実際にそういう多頭数レースになったフランスダービーでは5着。その時のレースぶりを見てもヴァデニには完敗でアルハキームに脚色で負けていましたし、それでいてその2頭よりもこれだけ人気になるなら妙味重視で印は打ちません。

 

【消19 ドウデュース】

今年の3歳牡馬は日本ダービーの走破時計やレースラップを見ても間違いなくハイレベル世代。そんなハイレベル世代の頂点に立ったんだから弱い馬のはずはないが、ニエル賞は休み明けだったにしても不甲斐ない競馬。瞬時の加速力は見せたが最後はバテたように見えましたし、おそらくヨーロッパの馬場への適性がないんじゃないだろうか。武豊騎手の凱旋門賞制覇を応援したい気持ちは多分にあるが、馬券の面でこの馬を買う必要はないように見えます。

 

【消20 ルクセンブルク】

故障離脱で英ダービーは出走できなかったが、そこから復帰して2連勝。前走の愛チャンピオンステークスは普通にレベルが高かったと思いますが、道悪馬場の超スロー戦でかなり特殊なレース条件だった感じも。2000ギニーでは3着に負けていて、復帰初戦とはいえインシュニエンドウと僅差だった馬が人気の中心になるというのはちょっとやりすぎじゃないでしょうか。

 

【推奨買い目】

単複 18 ウエストオーバー 本線

単複 15 ヴァデニ 本線

ワイドBOX 18,15,4,16 (18→15は重ね買い) 本線

三連複 18,15→4,16 ボーナス

 

【買い目及び予想のポイント】

今年のメンバーは大混戦。それだけ日本馬が勝つチャンスがあるともいえますが、一方でそこまでオッズほど全頭の能力差がなさそう。日本オッズではタイトルホルダー、ドウデュース、オネスト、アルピニスタ、ルクセンブルクあたりが人気になりそうですが、それよりもロジカルに考えて強い可能性がある馬が2頭いるのでその2頭◎◯のダブル本命にします。

◎ウエストオーバーと◯ヴァデニはそれぞれダービーでのパフォーマンスを見せればあっさり突き抜けても良さそう。どちらともその時に見せた強さからすると人気がなさすぎなのでシンプルに単複。あとは△を2頭打ちましたが、これは人気馬より強いというよりも大穴の中で人気馬と能力的に差がない可能性があるという意味合い。基本的には◎◯の2頭に期待しつつ、大穴で△のどちらかも引っ掛かってくれたら最高です。

 

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