【2016】川崎記念 / レース考察(川崎2100mで行われるGI戦を徹底考察します)
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地方レース考察・予想
今日は1/27(水)に行われる川崎記念のレース考察を行います。川崎2100mで行われる地方交流GI戦です。なお、こちらは地方交流GIになりますので、メルマガ限定ではなくサイト上で予想を公開する予定です。今日はその考察を行いますが、その前に余談を少し。
昨日、今年のSUMMER SONIC’2016の第一弾の発表がありました。
ここ3年くらいのサマソニはもうロック色が薄れて、ほぼポップなメンツだったんですが、今年の第一弾はとんでもないですね。ここ10年の日本のフェスの第一弾発表で一番凄かったかも。
恐らくこれだけでも相当なギャラが発生しているので、第二弾以降はしょぼくれたメンツになりそうですが、これだけ見れるだけでもチケット買います。
サマソニは都市型フェスなのでWIFIは入るし、特にサイト更新やメルマガ更新に影響はないと思います。フジロック期間中だけは山奥に篭るので、そこは例年通り「夏休み」ということで温かい目で見守っていただけますと幸いです・・・
それにしても今回のメンツは凄い。レディオヘッドがヘッドライナーのは当然ですが、アンダーワールドとウィーザーだって普通にトリ張れるレベルですし、実際フジロックなら間違いなくトリでしょう。
そこに若手の中ではトップクラスのTWO DOOR CINEMA CLUBとTHE 1975ですから、ちょっと半端ないですね。地味にファーギーもいますし、これでBLACK EYED PEASなんて来ちゃってたら祭りでした。
TWO DOOR CINEMA CLUB / I CAN TALK
地味にレディへやアンダーワールドと同じくらいTWO DOORが見たいです。久しく見ていないのですが、今のUKの若手と言えるバンドで可能性を感じさせるバンドがあまりいないので、期待しています。
あぁ、夏が楽しみ・・・
過去5年のレース傾向
ここ5年を見ても1、2番人気が2頭とも馬券に絡んだのが4回。地方馬で穴っぽいのが絡んだのも昨年のサミットストーンのみ。そのサミットストーンにしても前年の地方の年度代表馬でしたから、好走も理解できる感じ。基本的に荒れないレースとしてデータ的には見えるレースです。
今年は1番人気のサウンドトゥルーと2番人気のホッコータルマエが断然人気を被る形になると思いますが、その2頭とも馬券に絡むのか。そういう想定なら極限まで点数を絞って買う必要がありますし、どちらかが飛んだ時点で結構な配当になると思っています。
脚質的に面白いのは、ここ5年全てが4コーナーの通過順位が3番手以内の馬で3着内が独占されているということ。もう差し馬でもコーナーで捲って行って3番手以内を取れるような馬でなければこのレースでは馬券に絡めません。
血統傾向
普段は地方交流戦では血統はあんまり気にしませんが、川崎記念は結構極端な傾向が出ているので見てみましょう。
上の図で茶色系統で示したのがミスタープロスペクター系(その中でも濃いのがキングマンボ系)
上の図で青色系統で示したのがヘイロー系(その中でも濃いのがロベルト系)
一目瞭然ですが、川崎記念はとにかくキングマンボ系とロベルト系が強いレース。これは明確な理由があると思います。
それは何かというと、、、
コーナーをたくさん通るスタミナ戦はキングマンボ、ロベルトが芝ダート関係なく強いのです
キングマンボ系=キングカメハメハがどういうレースに強いかは、先週の若駒Sの考察時に書きましたので省略。とにかく平均ラップの立ち回り持続力戦はキングカメハメハ産駒は強いのです。
そしてロベルト系も夏競馬の2000mでやたらと好成績を収めるように、小回りの2000mの流れが得意なんです。極端なギアチェンジ力を求められずに、スタミナを活かして走れる舞台が得意ということでしょう。
そのキングマンボ、ロベルトの大系統であるミスプロ、ヘイローもこのレースでは好走傾向にあり、川崎記念はこの2系統しか走っていません。
どちらの大系統にも言えることは、極端なダート血統ではないということ。芝も走れるタイプが多く、ダート特化型よりもスタミナに秀でている部分もあるんでしょう。川崎記念は少し血統面も気にしてみたほうがいいと思います。
レースラップ傾向
血統面のところでも書いた通り、コーナーをたくさん通る長距離戦だけあってギアチェンジ力は問われません。
それでも2週目の向こう正面では一気にスパートがかかってペースが上がります。これは通常時であればどの馬もギアチェンジできるレベルのペースアップですが、1300m走った上でここで一気にペースアップしてついていけるか、というのが鍵になります。
そしてここがGIだなぁと思う部分なんですが、川崎の4コーナーは厳しいのでここではペースが上がらないのはわかるとしても、最後の1ハロンはほぼ間違いなく加速ラップになっているわけです。
これが普通の南関重賞だったりすると、最後の1ハロンもかかり通しの超消耗戦になるはず。それが川崎記念は最後の1ハロンがかからない加速ラップで終わる。それだけ最後まで余力を残した強い馬たちの直線の叩き合いになるので、こんなラップになってしまっては4コーナーで3番手以内にいない馬は馬券に絡めないのです。
レース傾向まとめ
今日のところはこの辺りにしておきます。出走メンバーはこんな感じ。
東京大賞典の内容を見ても、1番人気はサウンドトゥルーで、2番人気はホッコータルマエで堅いでしょう。ただ、この2頭はかなり接近したオッズになるはず。
上位2頭がかなりオッズを引き離しての3番人気はアムールブリエでしょうか。4番人気がカゼノコ、5番人気がマイネルバイカ、6番人気がパッションダンス、7番人気がサミットストーンと見ています。
簡単な想定オッズを。。。
1 サウンドトゥルー 2.0倍
2 ホッコータルマエ 2.3倍
3 アムールブリエ 6.3倍
4 カゼノコ 7.5倍
5 マイネルバイカ 13.3倍
6 パッションダンス 18.5倍
7 サミットストーン 44.8倍
8 グルームアイランド 93.2倍
9 ケイアイレオーネ 99.5倍
10 アスカリーブル 184.5倍
11 タッチデュール 225.3倍
12 エアラフォン 312.0倍
13 クレバーサンデー 342.0倍
こんな感じでしょうか。恐らく競馬ファンの8割くらいはサウンドトゥルーとホッコータルマエを2頭絡めた馬券を買うはずです。このどちらかが飛べば、上位決着でも一気に跳ね上がるはずです。馬連も1点しか売れないはずなので、2着から飛んでも同じはず。
2強は信頼できるのか?
不安点はあるのか?
一角崩しができるとしたらどの馬か?
という視点で考えるレースと言えるんじゃないでしょうか。
最初に言いますが、私はこのレースはあんまり買う気がしません。というのも、ホッコータルマエがどれくらい衰えているのかが判断しにくいから。
今回、東京大賞典より展開面が楽になることは認めますが、川崎記念は過去2年の敵なしのホッコータルマエが一番伏兵に迫られたレースでもあります。若干、衰えはあるだろうこの馬が、その状態でも好走できるのかというのが非常に微妙。
ですので、恐らくブログをやっていなければ回避していたレースでしょう。ただ、予想する限りはちゃんと考えます。
一角崩しがあるとしたらこの馬しかないかなと見ています。
どれくらい人気するのかで勝負度を決めようと思いますが、そこまで人気しないのならこの馬は勝ちまであると思います。オッズ次第ではこの馬からなら買えるレースになるかも、、、という現時点での印象です。
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