*

【2016】川崎記念 / 有力馬考察(サウンドトゥルー、ホッコータルマエなどの徹底分析)

公開日: : 地方レース考察・予想

今日は1/27(水)に行われる川崎記念のレース考察を行います。川崎2100mで行われるGI戦です。その前に余談を少し。

 

先日、友人と話していて「そういえば最近TIMってテレビに出てないよね」と言われてびっくりしました。

競馬ファンならグリーンチャンネルに加入されていない方なら、毎週TIMの姿は見ていることでしょう。私自信は、TIMはテレビから姿を消していない、という認識でしたが、冷静に一般視聴者の目線で見ているとTIMって確かに最近テレビに出ていない気がします。

地上波で必ず出ているという番組って、「とんねるず王のスポーツ王は俺だ!」の野球盤企画くらいだと思うんです。あとこれといってTIMが出ている番組が記憶にない・・・

ただ、競馬ファンは「BS11競馬中継」で毎週見ているので、そういう印象は持っていないですよね。こういう事例は結構あると思っています。

 

例えば、うじきつよしって世間で言えば完全に過去の人だと思うんですが、欧州サッカーファンは、スカパーの「UEFA チャンピオンズリーグハイライト」で毎週見ているわけです。思い起こせばこの番組はうじきつよしの前の司会はGAKU-MCでした。

そもそも、うじきつよしという名前を知らない人が5割くらいになってきたことも感じるわけです。子供ばんどの存在を知らない人もほとんどでしょうし・・・歳を取ったと痛切に感じます。

 

DonDocoDonの平畠だって、世間でいうと完全に消えた人になっていると思いますが、スカパーのJリーグ中継では毎週出ていますからね。

 

つまり何を言いたかったというと、自分が見ている世界は全てじゃなくて、少し視点を変えると全く新しい世界があるということです。一般人と話す時は「TIMは最近テレビでないよねー」という感覚で話す方が良いかもしれません。

 

徹底分析メルマガ「競馬をビジネスにする」

arg1  全レースデータ

サイトだけでは伝えきれない筆者の競馬予想のメソッドを皆さんへお届け。競馬予想の真髄をあなたへ伝授いたします。詳細はコチラから。  

↓↓↓ココからが本題↓↓↓  

川崎記念 有力馬考察

早速、有力馬の考察に入ります。上位人気想定の5頭を取り上げてみます。

 

サウンドトゥルー

日本テレビ盃の勝利を皮切りに、JBCクラシック2着、チャンピオンズカップ3着、東京大賞典1着、と一気にダート界の頂点に上り詰めた馬。

オープン時代から「この馬は相当強い」とメルマガでは評価していましたが、まさか一気に中距離ダートの主役になるとは到底思えませんでした。

これも今のダート界が世代交代の真っ只中で抜けた馬がいないというのが大きいでしょうが、それでも今のダート界では間違いなくトップクラスの存在。決して能力を過小評価してはいけないでしょう。

ただ、今回に関してはちょっと疑いの目を持っています。

ジュライCと日本テレビ盃の間の3ヶ月を休養と取るかはわかりませんが、この馬はほとんど休みなくずっと戦い続けています。チャンピオンズカップの時のコメントでも「メイチに作った」類のコメントが出ていましたし、東京大賞典でも状態面が心配されましたが、展開も上手くハマって差し切れた印象。

それでもホッコータルマエを差し切ったということから強い馬ということは間違いないんですが、今回はさらなる使い詰めに加えて、2100mという距離で左回りで直線が短い舞台。あんまりコーナーで加速できる馬にも見えないので、今回はちょっと危険視しています。

 

ホッコータルマエ

秋の復帰以降は、JBCクラシックが休み明け初戦でコパノリッキーを完全マークしての3着。チャンピオンズカップがハイペースを前付けしての5着。東京大賞典もコパノリッキーを潰す競馬をしにいっての2着。

どれも言い訳ができるといえばできる結果。ただ、この馬の全盛期なら言い訳ができる舞台でもこの3戦のうち2勝はしていたと思います。それだけ能力は落ちてきているのは事実でしょう。

川崎記念は2連覇している舞台ですが、どうもホッコータルマエを避けて有力馬が登録してこなかった感じもありますし、それでいてムスカテールやカゼノコという2つくらい格の落ちる伏兵にあと一歩まで迫られました。どうもホッコータルマエはこの条件は得意にしていない気はします。

ただ、今回は前を行くマイネルバイカはたいして気にしなくて良いレースになるでしょうし、サウンドトゥルーだけを考えて脚を残せる競馬になるのは良いはず。あとはどれだけ衰えているかが鍵にはなると思いますが、まず3着は外さないんじゃないでしょうか。

 

アムールブリエ

前走の名古屋グランプリは牡馬相手に馬なりで追わずに突き抜けての圧勝。常々この馬は「ゆったり走れる長距離向き」と言ってましたが、陣営もようやくそれを理解してその条件を狙い澄まして使うようになってきた感じ。

どうもこのヘヴンリーロマンスの血統は、アウォーディーやラニなどのようにノッシノッシ走るタイプが多く、短い距離ではスピード負けする傾向。この馬も牝馬ですが完全にそのタイプで、ギアチェンジの問われないこの舞台はベストでしょう。

能力的にもJBCレディスクラシック上位組は相当強そうで、サンビスタは次走でチャンピオンズカップ制覇。ホワイトフーガもあっさりと次走でTCK女王杯を勝ちました。現在のダート界は世代交代の真っ只中で、普通は厳しい牝馬でもGIで戦えてしまうレベル。

唯一不安なのは浜中騎手がちゃんと追える状態なのか、という部分。日曜の中京1Rで派手に落馬して肩を打撲したとのことで落馬直後は「肩が上がらない」とのコメントを出していました。こういう状況ですとあんまり狙いにくいですねぇ。。。

 

カゼノコ

正直、昨年は完璧に展開が向いたというのが妥当か。テンに遅く、かといってゆったり行かないと最後に脚が使えない馬で、昨年はその特徴がカバーできる展開で、4コーナーから脚を使ってあわやの2着。

ただ、この馬はそもそも展開がハマらないとそんなに強くない馬。前走にしても展開がハマらずにアムールブリエに完敗。恐らく長距離戦であれば完全にアムールブリエ>>>カゼノコなはずで、それでいて昨年の好走実績から同じくらいの人気にはなりそう。後ろから行く馬でもサウンドトゥルーとは能力差が相当ある気がしています。

 

マイネルバイカ

まず間違いなくこの馬の逃げになるでしょう。そしてその2番手にホッコータルマエという展開になるか。恐らく玄人人気は相当しそうで、前日オッズでもこの馬はカゼノコより人気しそうな感じ。もう前に行けるというだけで、ある程度の人気はしそうというのは頭に入れておいたほうが良い感じも。

確かに距離は伸びた方が良いタイプだとは思いますが、一線級と比べるとかなり能力面は劣る印象。それでも4コーナー3番手を取れた馬は確実に馬券に絡むレースだけに、穴を開けるならこの馬かなという印象もあります。

 

 

上位勢の評価はこんな感じでしょうか。

展開面の予想は、明日の予想発表時にあわせて行いたいと思います。

 

というわけで、今日は今回紹介した馬でちょっと危ないと思っている馬を紹介しましょう。

その馬の名はブログランキングで公開中

まぁ能力でカバーされる可能性は結構あると思うんですが、明らかにここ数戦に比べると条件面は悪くなりますし、状態面も不安。それをカバーできるほど圧倒的な能力上がるとは正直思えないんですよね。ですので、この馬が連を外すという妙味を今回は取りたいかなと思っています。

 

関連記事

東京プリンセス賞2019の予想を公開!

東京プリンセス賞2019(大井ダート1800m)の予想です。 4月23日に大井競馬場で開催され

記事を読む

エンプレス杯2022の予想を公開!

エンプレス杯2022(川崎ダート2100m)の予想です。 3月2日に川崎競馬場で開催され発走時

記事を読む

【2016】JBCレディスクラシックの予想を公開!

今日は11/3(木)に行われるJBCレディスクラシックのレース予想を行います。川崎1600mで行われ

記事を読む

平和賞2018の予想を公開!

平和賞2018 (船橋ダート1600m)の予想です。 11月7日に船橋競馬場で開催され発走時刻

記事を読む

関東オークス2017の予想を公開!

関東オークス2017(川崎2100m)の予想です。 6月14日に川崎競馬場で開催され発走時刻は

記事を読む

マリーンカップ2017の予想を公開!

マリーンカップ2017(船橋1600m)の予想です。 4月12日に船橋競馬場で開催され発走時刻

記事を読む

レディスプレリュード2020の予想を公開!

レディスプレリュード2020(大井ダート1800m)の予想です。 10月8日に大井競馬場で開催

記事を読む

埼玉栄冠賞の予想を公開!

リプライサミット大阪開催ですが、昨日18名の定員に達しましたので応募を締め切らせていただくことになり

記事を読む

東京2歳優駿牝馬の予想を公開!

朝から武豊のGI100勝→競馬タイムスリップとオフなのに結局競馬番組をずっと見ています。もう病気なん

記事を読む

黒船賞2020の予想を公開!

黒船賞2020(高知ダート1400m)の予想です。 3月10日に高知競馬場で開催され発走時刻は

記事を読む

青葉賞2024の予想を公開!

青葉賞2024(東京芝2400m)のレース予想です。 4月27日

【クイーンエリザベスII世カップ2024の予想ヒント】過去データや血統などを分析考察します

クイーンエリザベスII世カップ2024(シャティン芝2000m)のレー

4月4週の中央競馬レースプレビュー 〜天皇賞(春)の枠順確定!今週末からオシェア騎手が短期免許で騎乗します〜

4月4週の中央競馬レースプレビューです。 この記事は週末に行われ

【ユニコーンステークス2024の予想ヒント】過去データやラップ、血統などを分析考察します

ユニコーンステークス2024(京都ダート1900m)のレース考察です。

【青葉賞2024の予想ヒント】過去データやラップ、血統などを分析考察します

青葉賞2024(東京芝2400m)のレース考察です。 4月27日

→もっと見る

  • arg1

    競馬予想の真髄をメルマガにて公開!ご興味ある方はコチラから!

  • Amazonでの購入ページはコチラから

PAGE TOP ↑